「パイレーツオブカリビアン2デッドマンズチェスト」のネタバレあらすじと結末の感想

パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェストの紹介:2006年公開のアメリカ冒険映画。同シリーズの2作目にあたる。前作から3年後という設定で、今作品のラストでは、シリーズ3作目「ワールド・エンド」に続くというスタイルが取られている。

予告動画

パイレーツオブカリビアン2デッドマンズチェストの主な出演者

ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)、ウィリアム・ターナー・ジュニア(オーランド・ブルーム)、エリザベス・スワン(キーラ・ナイトレイ)、デイヴィ・ジョーンズ(ビル・ナイ)、ティア・ダルマ(ナオミ・ハリス)、ビル・ターナー(ステラン・スカルスガルド)

パイレーツオブカリビアン2デッドマンズチェストのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①東インド貿易会社のベケット卿がウィル、エリザベス、ノリントンに逮捕状を出す。釈放の条件はジャックのコンパスで、コンパスは欲しいものを指す。ベケット卿はフライング・ダッチマン号(さまよえる幽霊船)の船長デイヴィ・ジョーンズの心臓を手に入れ、権力を拡大させようと考えていた。 ②ジョーンズは心臓を「死者の宝箱(デッドマンズ・チェスト)」に隠していた。心臓はノリントンがベケットに渡し、ジャックはジョーンズの巨大ダコ・クラーケンと戦って死亡。ジャックを取り戻したい船員は、蘇ったバルボッサの力を借りることに。

【起】- パイレーツオブカリビアン2デッドマンズチェストのあらすじ1

18世紀のカリブ海、港町のポート・ロイヤル。
総督の娘エリザベス・スワンは、幼少期に海賊の少年ウィリアム・ターナーことウィルを助けました。海賊だと捕らえられるので、ウィルが持っていたドクロマークの金貨のペンダントをエリザベスは隠します。
年頃になったエリザベスとウィルは愛し合うようになりますが、エリザベスが総督の娘であるのに対し、ウィルは孤児で鍛冶屋をしているので、身分の差を気にして愛を口にできません。
ある日、ポート・ロイヤルを海賊船・ブラックパール号のバルボッサ船長が襲撃しました。目当てはウィルの金貨です。
持っていたのはエリザベスだったため、エリザベスが拉致されました。ウィルはエリザベスを助けるために、捕縛されていたジャック・スパロウという海賊を脱獄させます。

ジャックはブラックパール号の、元船長でした。バルボッサの裏切りに遭い、船と船長の座を奪われたのです。
ジャックは、ウィルの父ビル・ターナーを知っていました。船中、ウィルが海賊の息子だと話します。
ジャックとウィルは協力して戦い、ジャックは船を、ウィルはエリザベスを取り戻しました。
ウィルは愛を告白し、エリザベスとの仲を認めてもらいます。
ジャックはブラックパール号を取り戻し、ポート・ロイヤルから出ていきました(映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』参照)…。

…3年後。
ウィル・ターナーとエリザベス・スワンは、結婚式を目前に控えていました。
エリザベスに失恋したノリントン提督は、職を辞してどこかへ消えています。
世間では、東インド貿易会社が幅を利かせ始めていました。

結婚式の前日、東インド貿易会社のベケット卿が現れると、ウィルを逮捕します。
猛抗議した花嫁のエリザベスも、その場で逮捕されました。
容疑は「海賊であるジャック・スパロウの逃亡を幇助したから」というものです。行方知れずのノリントンにも、逮捕状が出ていました。
エリザベスは独房に入れられ、ウィルだけがベケット卿に呼ばれます。
ベケット卿はウィルに「海賊ジャック・スパロウが持つコンパスを手に入れれば、ウィルとエリザベスを釈放する」と言いました。
ウィルが「ジャックのコンパスは故障していて、北を指さない」と指摘しますが、ベケット卿はそれでも手に入れて来いと告げます。
ウィルはジャックを探すために、まずは自由港のトルトゥーガに行きました。

同じ頃、ジャックは船員たちに「そろそろ宝を手に入れよう」と催促されます。
ジャックは鍵を描いた絵を見せて、「死者の宝箱(デッドマンズ・チェスト)」の鍵を手に入れようと言いました。船員の士気が揚がります。
ところがジャックは針路を示せませんでした。
実はジャックの持つコンパスは、北を指すものではなく「自分が欲しいものがある方角を示すもの」でした。ジャックが気乗りしないので、コンパスも方角を示しません。

夜、ジャックのいるところへウィルの父である、靴紐のビルことビル・ターナーがやってきました。
ジャックは13年前に、デイヴィ・ジョーンズと「血の契約」を交わしていました。
それは、ブラックパール号の船長となる代わりに、13年が経過するとジョーンズの手下として、フライング・ダッチマン号(さまよえる幽霊船)に乗船してこき使われる…というものです。
ジャックは「船長を務めていたのはたった2年(バルボッサの裏切りで、船長の座を追われていたから)」と言いますが、聞き入れられません。
ビルはジャックの左のてのひらに黒い呪いの印をつけ、期限内に戻ってこないと、ある怪物(クラーケンという巨大ダコの怪物)に襲われると告げました。

【承】- パイレーツオブカリビアン2デッドマンズチェストのあらすじ2

急がねばならないと思ったジャックですが、ブラックパール号はある島に留まります。
そこでジャックとギブスら船員は、原住民に捕らえられました。
ギブスたち船員は、巨大な球形の檻に入れて崖に吊るされます。
ジャックは…首長のように崇められました。「人間の姿をした神」と言われますが、原住民は「神を焼いて食べることで、神を自らに取り込む」という独自の宗教観を持っています。
歓迎されているように見えるジャックは、その直後に原住民に食べられる運命にありました。

そこへブラックパール号を見つけたウィルが立ち寄り、原住民の罠にかかります。
飾り立てられたジャックと再会したウィルは、コンパスを寄越せと訴えますが、ジャックからの返答は「助けて」でした。ジャックはジャックで、これから食べられる予定ですから。
ウィルはギブスたちと同じ球体の檻に入れられ、協力して脱出を図ろうとします。
崖に吊るしたギブスたちが脱走した知らせを受け、原住民たちが向かったのは、ちょうどジャックを火にかけようとしていた時でした。これ幸いとばかりに、ジャックも逃げようとします。
ギブスやウィルとジャックは同じ頃にブラックパール号へ辿り着きますが、ジャックはおおぜいの原住民の追っ手を連れていました。
原住民がジャックを逃がすと、後方で鍵束を持つ犬(注:前作から出てくる犬。監獄の鍵束を持っている犬で、今回は脱獄した義眼コンビと共に、島へ遅れて辿り着いていた)が吠えると、いっせいに犬を追いかけ始めます。
(犬の運命はエンド後に!? さらに、次の作品でも出てくる!)

監獄に囚われたエリザベスですが、父のスワン総督が逃がそうとしました。
スワン総督はベケット卿に見つかりますが、エリザベスはそこから逃れ、ベケット卿に「北を指さなくても欲しいのか」と詰め寄ります。
ベケット卿は頷くと、釈放書にサインするとエリザベスに渡しました(釈放する者のところは空欄にしている)。エリザベスもコンパスを探しに、ある船に男装して船員として密航しました。
船でドレスが見つかったため、「女性が乗っているのではないか」と騒ぎになります。船乗りの間では「女性を船に乗せると縁起が悪い」という言い伝えが、昔から話題になっていました。
怪談を逆手に取ったエリザベスは、ドレスを幽霊に見立て、トルトゥーガへ寄港させるようにします。

ウィルと話をしたジャックは、ベケット卿がコンパスを欲しがっているのを聞いて「鍵を探すためだ」と言います。
ジャックたちは川の上流へ行き、ティア・ダルマという女性預言者と会います。
船内にいた不死身の猿(注:バルボッサ船長のペット)を渡して、ジャックは鍵のありかを聞きました。ティア・ダルマは鍵にまつわる話を始めます。

フライング・ダッチマン号の船長ジョーンズは、ある女性と恋に落ちたものの、その恋は実りませんでした。
ジョーンズはそれを嘆き、自らの心臓を取り出して箱に入れ、どこかに隠しました。鍵は肌身離さず持っています。
ダッチマン号の船長が陸に上がれるのは、10年に1度だけ…と言いながら、ティア・ダルマは土が入った瓶をジャックに渡しました。そしててのひらの黒い呪いの痣を消します。

ジャックはウィルに「ベケット卿がコンパスを欲しがるのは、ダッチマン号を手に入れるためだ」と言い(これは真実)、そのためには船に乗り込んで鍵を手に入れるべきだと告げました。

【転】- パイレーツオブカリビアン2デッドマンズチェストのあらすじ3

ウィルはジャックの言うことをうのみにし、座礁した船に向かいます。
本当はこの座礁した船は、巨大ダコのクラーケンにやられたものです。ジョーンズは船を座礁させ、瀕死の船員を捕まえては「死にたくないか」と聞き、自分と血の契約を交わす…ということを繰り返していました。
血の契約を交わすと「100年間デイヴィ・ジョーンズの手下として働く」ことを余儀なくされます。それでも、目先に迫った死よりも手下として働くことを選ぶ船員が多いのです。

ウィルはジャックの代わりに向かい、ジャックに言われたとおり「ジャックの借りを返しに来た」と言いました。
それを聞いた瞬間、ジョーンズはジャックの元にテレポートします。
ジョーンズはジャックに「契約を白紙にするために、船員を100人用意しろ。猶予は3日」と言いました。ウィルは人質として捕まります。

ジャックは自由港のトルトゥーガに行き、船員を募りました。しかし集まったのは4人だけです。
5人目が名乗り出たかと思うと、それはジャックのせいで職を追われ、すさんだノリントンでした。
騒動の最中にエリザベスも駆け込みます。
エリザベスもジャックのところへ来て、ウィルの行方を聞きました。エリザベスは結婚が決まってから、ウィルに教わって剣の腕前が上達しています。
ジャックはエリザベスにも、「死者の宝箱」についての説明をしました。
エリザベスに「君が一番欲しがっているものは?」と聞き、ダッチマン号へ針路を向けさせます。
ノリントンも船に乗り込みました。

ウィルは船内で、父・ビルと再会を果たしました。
ビルが警告しますが、ウィルはジョーンズと賭けをすると言い出しました。その際に、ジョーンズが鍵をタコのようなヒゲの中に隠し持つことを知ります。
父のビルも賭けに加わり、息子を助けるためにわざと負けました。ウィルとジョーンズの賭けは無効になります。
その後ウィルは、パイプオルガンを弾きながら眠ってしまったジョーンズのヒゲの間から、鍵を手に入れます。
父・ビルに「必ず助けに戻る」と言い、ボートで抜け出しました。ビルは感激し、この言葉は強く心に残ります。

ウィルはエリザベスが密航していた船に助けられ、そこに乗船しました。尤も、エリザベスはもう脱走し、ジャックと合流しています。
目覚めたジョーンズは、鍵がないことを知りました。ウィルのいる船を、巨大ダコのクラーケンに襲わせます。
船は座礁して生存者は殺されました。ウィルはジョーンズの船にしがみつき、隠れています。
鍵を奪われたジョーンズは、宝箱が心配になり、「十字架島へ向かえ」と言いました。そこに箱があります。

ジョーンズのダッチマン号も十字架島を目指しますが、先に着いていたのはブラックパール号でした。
ジャック、エリザベス、ノリントンはコンパスを頼りにし、砂浜を掘って宝箱を見つけます。
そこへウィルが到着しました。ジョーンズの手下も、少し遅れてやってくるはずです。
(注:ジョーンズは10年に1度しか陸に上がれないが、手下の船員は上陸可能)
宝箱を前に、一同は決裂しました。
ウィルは父のために、ジャックは自分のために、ノリントンはその心臓をベケット卿に渡して、身分を取り戻すためにです。
互いに剣を向け合っているジャックたちを見た義眼コンビは「元凶となる誘惑を取り除いてやろう」と言い、宝箱を持って移動しました。エリザベスがそれを見て追跡します。
さらにそこへジョーンズの手下が到着し、三つ巴の戦いになりました。

【結】- パイレーツオブカリビアン2デッドマンズチェストのあらすじ4

ジャック、ウィル、ノリントンは鍵の争奪戦を展開します。剣で戦い、取れて回転し始めた水車に乗りながら戦います。
宝箱の方はエリザベスと義眼コンビが協力し、ジョーンズの手下たちから逃げ始めました。
ジャックは隙をついて鍵を手に入れ、宝箱を開けます。中身の心臓を見たジャックは、土の瓶に心臓を入れ替えました。
鍵を追ったノリントンは、宝箱に鍵が刺さり、土が落ちているのを見て、ジャックが心臓を移し替えたと気付きます。心臓を盗み、エリザベスの持っていた釈放書と共に持ちました。

ノリントンは「自分がおとりになって戦う」と言い、ジャックたちを逃がします。
その後ノリントンは心臓と釈放書を持ってベケット卿のところへ行き、交渉し始めました。
ベケット卿の真の目的は、ジャックのコンパスではなく、ジョーンズの心臓だったので、ノリントンは爵位を取り戻します。

ダッチマン号から逃げたブラックパール号を、巨大ダコのクラーケンが襲いました。
ジョーンズは宝箱を手に入れたものの、中に心臓が入っていないのであせります。
ジャックは心臓を持っていることを誇示しようとしますが、揺れで瓶が割れ、中身がないと気付きました。
ウィルはクラーケンの足を攻撃させますが、致命傷は与えられません。
弾薬とラム酒で、クラーケンにダメージを与えようと考えます。
船長のジャックは自分だけボートで逃げようとしていましたが、仲間を見捨てることに後ろめたさを感じ、ブラックパール号に戻りました。
ブラックパール号を捨て、船員たちと共にボートで逃げる決意をします。

ところがエリザベスは、気づいていました。クラーケンが狙っているのは船ではなく、ジャックなのです。ジャックの手のひらの痣は、狙う相手を示したものです。
エリザベスはジャックにキスし、その隙に手錠をかけてマストに拘束しました。
ボートへ避難した船員たちには「ジャックは自分が犠牲になると言った」と嘘をつき、避難させます。エリザベスがジャックにキスするのを、ウィルは目撃しました。
(エリザベスはウィルが好きなのだが、海賊であるジャックにも惹かれつつある。
しかしジャックに惹かれては駄目だという自制が働いた。
クラーケンの狙いがジャックであることは真実なので、ジャックを差し出すことで、自分の気持ちをウィルだけに向けようと考えた。そのためにジャックを犠牲にしている。
ウィルも、エリザベスの気持ちの揺れに気づいているが、彼女の意思を尊重していた。
なぜエリザベスがジャックにキスしたのかは、この段階ではウィルは知らず。
ジャックを死においやるための罠だったとウィルが知るのは、次作品)

船に残ったジャックはランタンの油で手錠を外しますが、背後にクラーケンが迫っていました。
振り返ったジャックは、牙がたくさん生えたクラーケンの口に突撃し、死にます。

ウィルやエリザベスたちは、預言者ティア・ダルマのところへ行きます。
名誉の戦死を遂げたジャックを取り戻したいと船員が言い始め、ウィルもエリザベスも肯定しました。
ティア・ダルマは、そのためには海をよく知る男が必要だと言います。
奥から現れたのは、肩に猿を乗せたバルボッサでした…(映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』へ続く)。

(バルボッサは前作品で死亡したが、ただ死んだだけなので、ティア・ダルマが蘇らせた。
ジャックが落ちたのは死の世界ではなく「生と死のはざま」なので、ティア・ダルマの魔術では蘇らせられない)

(フライング・ダッチマン号の果たす役割は「死者をこの世からあの世へ引き渡す際の、水先案内人」のようなもの。だから必ず船長が必要。船を壊せばいいという問題ではない)

(エンド後)ジャックらが捕らえられていた原住民の場所。その椅子に君臨するのは、鍵束を守る犬! 犬が神として崇められ、これから食べられるかも!?
(いえ、次作品にも出てきます、この犬)

みんなの感想

ライターの感想

『パイレーツ・オブ・カリビアン』の第2弾。
第1弾は比較的易しめだったのに対し、今作品から徐々に難易度が高くなってくる。それでも娯楽性は高い。
あまり物事を突き詰めて考えず、らく~な気持ちで見るのがいちばんかもしれない。
書いたとおり、ダッチマン号は死者をあの世に送る水先案内人的な役割を果たすものなので、なくすことはできない。必ず船長が必要。
今作品で沈没したブラックパール号だが、厳密には「ジャックと共に、この世とあの世の境目」に落ちているので、復活を果たすことができる。
話があっちこっちに飛ぶのと、登場人物が多いのとで、ややこしくなりそう。
私は個人的にバルボッサが大好きなので、この2のラストが大好き!

映画の感想を投稿する

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

映画「パイレーツオブカリビアン2デッドマンズチェスト」の商品はこちら

パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト スペシャル・エディション [DVD]