映画:ビッグバグズパニック

「ビッグバグズパニック」のネタバレあらすじと結末

ビッグ・バグズ・パニックの紹介:2009年製作の、コメディタッチのB級昆虫パニック映画。B級とはいえ襲ってくる昆虫の造詣や動きのクオリティは高く、安心して見ていられます。監督も出演者も日本では馴染みの薄い面々ですが、ドラマ「ツイン・ピークス」でローラ・パーマーの父親役を演じたレイ・ワイズが、主人公の父親役で出演しています。

あらすじ動画

ビッグバグズパニックの主な出演者

クーパー(クリス・マークエット)、サラ(ブルック・ネヴィン)、イーサン/クーパーの父(レイ・ワイズ)、シンディ(キンジー・パッカード)、ヒューゴ(E・クインシー・スローン)、デボラ・ゲフナー(モーリーン)

ビッグバグズパニックのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- ビッグバグズパニックのあらすじ1

ビッグバグズパニックのシーン1 とあるアメリカのオフィス街。遅刻常習者のクーパーは、今日も始業時間を過ぎてから仕事場へ滑り込みます。しかし基本お気楽な性格のクーパーに反省する色はなく、早速同僚とくだらないゲームに興じる始末。しかし今日は、上司から呼び出しがかかります。会社の最高責任者である、モーリーン女子がお呼びだと。
ある程度覚悟を決めつつ、それでも最後のあがきで仕事に忙しいフリをしながらモーリーン女史の部屋へ行きますが、あっさりとクビを宣告されます。その時急に、耳をつんざくような、叫び声のような轟音が響き。クーパーも女史も、気を失います。
それからどれくらい経ったのか、目を覚ますとクーパーは、なにやら白い糸でぐるぐる巻きにされていました。なんとか糸を振りほどくと、まだクーパーは会社の中にいて、ほかの社員たちもぐるぐる巻き状態でした。そこに、巨大なクワガタのような生物が襲ってきます。驚きながらも、社内の裁断機などで反撃し、巨大な虫を撃退します。
クーパーはぐるぐる巻きのモーリーンを助け出しますが、彼女の娘が会社の外に車で迎えに来ていると、モーリーンは外へ出て行ってしまいます。娘のサラは車の中で、ぐるぐる巻きにされていました。そこへ先ほどの巨大クワガタの仲間が飛来してきて、モーリーンを連れて行ってしまいました。

【承】- ビッグバグズパニックのあらすじ2

ビッグバグズパニックのシーン2 クーパーはサラを助け出し、会社の中へと避難。とりあえず2人で、ぐるぐる巻きの他の写真たちを救い出します。信じがたいが、でかい虫たちに襲われて町は壊滅状態だという現状に対し、このまま救助を待つ派と、逃げ出す派と意見が分かれます。逃げ出す派のマッチョな男が、俺の車は頑丈だからと、賛同した人たちと走り出しますが、たちまち虫の襲撃に合ってしまいました。
サラはそこで、車のエンジンの音に虫が反応したのではないかと推察します。歩いて逃げようとしたサラたちを、虫たちは追いかけてこなかったからです。虫たちは目が見えず、人々が出す音を頼りに襲ってきていたのでした。クーパーは、軍に勤めていた父親が、家にシェルターを作っている、そこまで行って避難しようと提案します。途中家族の無事を確かめるため、一緒にいる面々の家へと立ち寄りながら、一行はクーパーの家を目指すことにします。
まずは黒人の親子、アルとその息子ヒューゴの家へと立ち寄りますが、家に1人残っていたアルの母親は死亡していました。アルは母親を弔うと、自宅から猟銃を持ち出します。続いて、昨夜から少し様子がおかしかったシンディという女性の家へ行くと、シンディの兄が現れますが、その下半身は巨大なクモのようになってしまっていました。アルが思わず銃で撃ち殺し、銃声を聞いて虫たちが集まってくる前に、皆は逃げ出します。

【転】- ビッグバグズパニックのあらすじ3

ビッグバグズパニックのシーン3 その夜シンディに「共に一夜を」と誘われたクーパーでしたが、サラの存在が気になっていたクーパーは、これを断ります。翌朝、飛び交う虫たちに見つからぬよう息を潜める一同でしたが、この時に仲睦まじく手を繋いでいるクーパーとサラを見て、シンディは裏切られたと思い込み、虫に向って「ここにいるわよ!」と大声を出します。
アルは仕方なく叫び続けるシンディを撃ち、飛んできた虫にも対処しますが、そのうち1匹がなんとサラを捕まえ、飛び去ってしまいました。
残ったクーパー、アル、ヒューゴの3人は、なんとかクーパーの家にたどり着きます。幸いクーパーの父親は無事でしたが、会社にいる時に虫の尻尾に背中を刺されていたアルが、シンディの兄のような「人と虫のあいのこ」に変身してしまいます。ヒューゴは泣きながら、変身した父親を撃ち殺します。
クーパーは、町の外れの山から赤い煙がもうもうと立ちこめている場所があり、そこが虫たちの棲み家だと考え、サラを救出に行こうと考えます。しかし父親は猛反対。クーパーは父親の反対を押し切り、1人で出発します。途中で警官に捕まってしまいますが、クーパーの後を追ってきた父親とヒューゴも捕まり、3人で協力し警察署を脱出。実はクーパーの父親も、虫に刺されていたのです。どうせ「あいのこ」に変わってしまうなら、最後に虫たちの棲み家を壊滅させようと、クーパーを追ってきていたのでした。

【結】- ビッグバグズパニックのあらすじ4

ビッグバグズパニックのシーン2 しかし父親は、ヒューゴを殴って気を失わせ、クーパーを手錠で木に繋ぎ、ヒューゴが目を覚ましたら2人で逃げろと、倒れているヒューゴの傍らに手錠のカギを置き、1人きりで虫の巣へと向います。単独で虫の巣に潜入した父親は、巣の中で目を覚ましたサラと合流します。
サラから、巣の中で卵を産んでいる「虫の女王」を見つけたと聞き、父親は「君はこのまま逃げなさい」とサラに言うと、一人で女王退治に向います。しかしサラは、父親と共に女王の元へ向う決意でした。「息子が君に惚れたのが、わかるよ」と、父親はサラに微笑みかけます。2人は女王のいた場所に向いますが、そこはもぬけの空になっていました。
女王はどこかへ移動したのか?と思いきや、女王は巣の天井に張り付いて隠れていました。天井から落下し、父親に襲い掛かる女王。持っていた爆弾が手から離れます。そこへ、意識を取り戻したヒューゴと共に、巣へと潜入していたクーパーが現れ、女王に銃撃。父親が女王を爆破しようとしますが、父親はここで「虫とのあいのこ」に変身してしまいます。
クーパーはサラとヒューゴと協力し、女王の口の中へ爆弾を投げこみ、巣から脱出。巣は女王と共に大爆発を起こし、虫たちも燃え尽きるのでした。

みんなの感想

ライターの感想

いわゆる「B級動物パニックもの」映画なんですが、「ビッグフットVSゾンビ」とか「ロスト・ジョーズ」などを見た後ですと、なんと「ちゃんとした映画」であることか!と感動してしまいますけども。実際、かなりよく出来た作品で、でかいクワガタみたいな虫の造詣も動きも素敵ですし、「B級の上」といったランク付けをしていい映画かと思います。
主人公のクーパーもいいキャラですしね、遅刻常習犯にして仕事が適当、でも彼が言い出したゲームを社内みんなで楽しんでるあたり、社会人としては失格かもだけど「愛されキャラ」なんですよね。んで意外としっかりしていて、状況がまた掴めない中でも、サラを進んで助け出しに行ったりね。
またクーパーの、これまでのサバイバル系映画を踏まえての「ボケ」も素敵です。サラに自分の「分析」をされ、お返しに「君は小さい頃、殺される羊を助けようとして出来ずそれがトラウマとなり、大人になってから・・・」とか言い出すものの、サラに「で、FBIに入ったと」と言われちゃう。実は「羊たちの沈黙」のパクリだったことを、アッサリ見破られたりして。
また、虫の尻尾に刺されると「虫とのあいのこ」になってしまうと知り、サラに「もし万が一、僕があんな姿(あいのこ)になったら・・・」と、ゾンビものなどでもお約束のセリフかと思いきや。「・・・撃たないでね。逃げてもいいから、撃たないで!」なんてお願いするのは、「ツボを心得てる」と言えましょう!で、その後しっかり、母親が虫に連れてかれたサラの心境をフォローするのが、頼りないながらもさすがは主人公。
この「虫のあいのこ」の造詣が、日本の往年のホラーファンには懐かしい「ヒルコ 妖怪ハンター」に出てくる怪物「ヒルコ」に似ているのがまた嬉しい限り。監督さん、「ヒルコ」のファンだったのでは?と思うくらい。途中から様子がおかしくなっちゃうシンディさんは、しっかりヌードを披露して「見せ場」を作ってくれてますが、対してアジア人学生の出番が後半なかったのが残念だったでしょうか。
「精神薄弱っぽいけど力持ち」なヒューゴが、中盤で使っていた補聴器が壊れて耳が聞こえにくくなっちゃうという設定が、最後の逆転に繋がるというオチも素敵です。やっぱり年に1本くらいは、こんな「しっかりと作られたB級パニック」を見て、心癒されたいものですね!

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