「ビースト（2022年アメリカ Beast）」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想（1件）

ビースト (吹替版)

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価格・情報の取得：2023-03-13

画像引用元：YouTube / ビースト（2022年アメリカ Beast）トレーラー映像

南アフリカ、ナミビア共和国のモパニ。

モパニの森の茂みを、足を忍ばせて夜中に歩く女性がいます。女性は何かを見つけたらしく「来て、あそこだ」と仲間に声をかけました。英語ではない現地のことばです。すると女性の周囲に銃を構えた仲間が何人も現れます。彼らは密猟者のようで、みな手に猟銃を構えています。

彼らはそのまま静かにサバンナを進むと、大きな樹木の下に向けて発砲を始めました。けものの断末魔が聞こえ、樹木の下でやすんでいた野生動物たちが銃弾に倒れました。

死骸に近づいた密猟者たちは「1頭逃げた」と騒ぎ出しました。「もう一度罠を仕掛けろ」と言って動物を捕らえる大きな罠を樹木近くに設置し始めます。

アブドゥラという男は警戒しつつライトをつけて前進すると、逃げた動物の足跡を見つけました。「デカいぞ。仕留めないとこっちがやられる」と言いながら、仲間のチポと周辺を探します。左右を見ながらチポに呼びかけますが、応答がないのでアブドゥラは不審に思います。

樹木のそばでは仕留めた野生動物をトラックに乗せ終わると、「〝学校〟で合流しよう」と言い合います。先にトラックで獲物を運ぶ組と、残って罠を仕掛けて逃げた獲物を探す組に分かれました。遠くからアブドゥラの悲鳴が聞こえて罠を仕掛けていた男が駆け付けると、そこには血だまりがありました。男が声をかけると、茂みの奥から首を血で染めたアブドゥラがまろびつつ出てきました。奥に獣を見た男は慌てて逃げて、設置した罠にかかります。そのまま男は襲われ、ライオンの吠え声が響きます…。

（映画タイトル）

ネイト・サミュエルズは夢を見ていました。視界の悪い黒い森のようなところを歩くと女性が複数います。ネイトは妻を探していますが、見つかりません。「お前が必要だ」と思いながらなおも探していたネイトは、「着陸の許可を」という声ではっと目覚めました。

ネイトはセスナ機のなかでうたたねをしていたのでした。起きたネイトは操縦士の女性に聞かれて、アフリカは初めてではないが来たのは遠い昔だと答えます。

セスナの後部座席に座っているのは、ネイトの娘・メレディスとノラです。メレディスは通称：メアと呼ばれています。医師のネイトの妻・アマーレがガンで他界し、2人の娘たちもネイトと心の距離を取っていました。ネイトは妻・アマーレと出会いの場でもある南アフリカへ長期旅行に来ることで、母の死に傷つくメアと心の病にかかりそうなノラとの関係修復に努めようと考えていました。

ネイトがノラとメアに「外を見てみろ」と声をかけると、眠っていた2人は憮然とした顔をしますが眼下に広がる景色を見ると大はしゃぎしました。

3人は着陸したセスナから降りると、ネイトの友人のマーティン・バトルズを待ちます。

ネイトたちはアメリカ・ニューヨークから南アフリカへやってきていました。しばらくするとマーティンがジープでやってきて、3人と再会を喜びます。生物学者のマーティンは、この地で野生動物保護区の狩猟管理人の仕事もしていました。密猟者から野生動物を守る役目です。

マーティンは3人を車に乗せて運転しながら、メアとノラに話をします。ネイトの死んだ妻・アマーレとマーティンは幼馴染の旧友で、ネイトとの橋渡しをしたのもマーティンでした。そんな話をしながら自分の家に3人を連れて行きます。

メアがWi-Fiについて聞きますが、マーティンの家には電波が通じていませんでした。これから滞在する10日間は電波なしでいてくれとマーティンが答えます。

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