「ファイナル・レベル エスケイプ・フロム・ランカラ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想（1件）

ファイナル・レベル エスケイプ・フロム・ランカラ [DVD]

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価格・情報の取得：2020-06-25

画像引用元：YouTube / ファイナル・レベル エスケイプ・フロム・ランカラトレーラー映像

今から10年前、ゲーム好きな青年・ジェイクは、同じくゲーム好きの妹・サラと共にゲームセンターで遊んでいましたが、買い物をしていた母親から帰る時間だと声をかけられます。サラは兄のゲーム好きをよく理解していて、ジェイクに「あと1ゲームだけね」と言い残して、自分は母親の元へ戻ります。

そこでジェイクは、レトロな表示の「ランカラ」というゲームがあることに気付きます。このゲームセンターには「キング」という名の猛者が通っているらしく、ほとんどのゲームのトップスコアはキングが占めていて、ランカラは表示されているベスト10の全てがキングの名前になっていました。

闘志を燃やしたジェイクがランカラを始めてみようとすると、「スタートボタンを押せ」の表示の次に、「さあ、ジェイク」とゲーム画面が呼びかけて来ます。ジェイクが驚きながらスタートボタンを押すと、ジェイクの体はゲーム機の中に吸い込まれるように消えてしまいます。

そして、10年後の現在。美しく成長したサラは、自分とジェイクの好きだったレトロなゲームを集めたゲームセンターを、新しくオープンする予定でした。オープンまでこぎつけるにあたり、むかしジェイクやサラと共にゲームセンターでよく遊んだ仲である、友人のレイとクリッシーも手伝ってくれます。レイは主にゲームを店内に配置する技術的な役割を、クリッシーはSNSでの宣伝を担当していました。

そしてオープン前日となり、サラは10年前に行方不明になったジェイクのことを思い出します。このゲームセンターの稼働が始まれば、いなくなった兄が戻って来るのではないか、そんな淡い期待も抱いていました。レイとクリッシーも駆けつけ開店準備に追われる中、新しい荷物が届きます。

早速レイが荷物を解いて店内にゲームを設置すると、それはランカラというゲームでした。電源を入れると、「人生を賭けた旅に出かけよう」という謳い文句の後に、3人のプレイヤーが参加可能と表示されます。しかしこのゲームは最大4人まで参加出来るかのように、つまり「1人はすでに参加中である」という表示が出ていました。

電源を入れたばかりなのに、誰が参加しているのかとサラたちが思っていると、なんと画面に「プレイヤー1 待機中」の文字に続けて、ジェイクの顔がデジタル表示されます。レイは、以前プレイしていた画面がずっと保存されているのではと主張しますが、クリッシーはそんなのあり得ないと反論します。

何か不気味だと怯えるクリッシーに対し、レイは自分達がちょうど3人で、ジェイクが「参加中」のゲームが起動したのは偶然ではないと考え、3人でゲームに参加することを提案します。サラもまた、もしかしたらジェイクと再会出来るのかもと思い、クリッシーを説得します。こうして3人は景気付けにアルコールで乾杯をして、ゲーム機の前に並びます。

まずレイがスタートボタンを押すと、眩い光がレイを包み込み、そのまま姿が消えてしまいます。サラもクリッシーもさすがに驚きますが、ゲーム機の画面にはジェイクと並んで、「プレイヤー2 レイ」と表示されます。それを見たサラは、ジェイクもレイと同じようにスタートボタンを押した時に姿が消え、ゲーム機に飲み込まれたのではないかと考えます。

ゲーム機に吸い込まれたジェイクとレイを助けるには、自分たちもゲームに「参加」するしかないとサラは覚悟を決めます。クリッシーは最後まで「あたしは嫌」と参加を拒んでいましたが、いま行かなければジェイクもレイもこのまま戻って来れないとサラに説得され、半ばヤケクソのようにスタートボタンを押します。

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