「ファイナル・レベル エスケイプ・フロム・ランカラ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想（1件）

画像引用元：YouTube / ファイナル・レベル エスケイプ・フロム・ランカラトレーラー映像

すっかり人が変わってしまったようなジェイクは、レイやクリッシーを見ても名前を思い出せませんでした。サラが「私は妹よ」とジェイクに歩み寄りますが、ジェイクは感激したフリをしながら、サラを捕まえます。サラたちはキングの前に引き出され、金網のオリに監禁されることになります。

そこで隣のオリにいた女性が、サラたちに話しかけて来ます。その女性は以前キングに勝負を挑んだ「挑戦者」でしたが、敗北して捕虜になっていたのでした。キングはランカラの大ボスを倒すことで現在の支配者となり、それ以来ゲームの中で独裁を続けていたのです。

「現在の王であるキングを倒せば、現実へ戻る扉が開く。しかし制限時間が過ぎれば、それまでの記憶を失い、ゲーム内に永遠に閉じ込められる。ジェイクはキングに負けたが、彼の右腕となることで、捕虜になることを免れた」

キングに負けたことで、自分の名前も思い出せない状態になった挑戦者の姿を見て、サラたちはこのまま記憶を失うよりはと、キングへの挑戦を申し出ます。キングはまず自分の部下たちを3人に差し向けますが、レベルの上がっていたサラたちは部下をなんなくなぎ倒し、キングの前に進みでます。

そしてサラは、キングもジェイクも大事なことを忘れていると告げます。本来マルチプレイヤーゲームのランカラを1人でクリアしたキングは、「仲間と戦うこと」の重要さを知らなかったのです。そしてサラはジェイクに、現実世界ではゲームセンターをオープンさせ、そこであなたを待つ予定だったと語ります。

サラの訴えにジェイクは自分を取り戻し、サラやレイたちのことも思い出します。そしてジェイクはこれまでのお返しにと、キングに一対一での対決を挑みます。クリッシーは「サラが、仲間と戦うことが大事だと言ったばかりなのに」と止めようとしますが、ジェイクは1人でキングに立ち向かい、キングを倒します。

しかしラスボスを倒したはずなのに、現実世界への扉が開く気配はありませんでした。そこでキングが起き上がり、更にパワーアップした「真のラスボス」としての姿を現します。サラたちはジェイクも含めた4人でキングに立ち向かいますが、覚醒したキングは手強く、一度は4人とも地面に倒れ込みます。

そこに挑戦者の女性が現れ、キングに強烈な蹴りをお見舞いします。これで形勢が逆転し、5人がかりでキングを抑え込み、ようやくラスボスを倒すことに成功します。目の前の空間にぽっかりと「扉」が開き、サラたちはこれで家に帰れると喜びますが、挑戦者は「誰かがボスの跡を継がなきゃ」と、ゲーム内に残ると皆に告げます。

こうしてサラたちは元のゲームセンター内に戻り、そしてジェイクも行方不明になった時の若々しい姿で店内に戻っていました。ジェイクの横には、「ゲームマニアの青年」だったキングの姿もあり、サラたちは改めてゲームセンターのオープンに取り掛かります。

準備が進む中、騒動の元になったランカラのゲーム機には「故障中」の張り紙が貼られ、電源が落とされていました。しかしランカラに自然とスイッチが入り、密かに「スタートボタンを押せ」の表示が画面に映し出されていました・・・。