映画:フランケンウィニー

「フランケンウィニー」のネタバレあらすじと結末

フランケンウィニーの紹介:ティム・バートン監督が手がけるストップモーション・アニメ映画。1984年の自身の同名短編映画のリメイク作品で、モノクロの映像で3D上映がおこなわれた。日本公開は2012年。

あらすじ動画

フランケンウィニーの主な出演者

ヴィクター・フランケンシュタイン(チャーリー・ターハン)、エドガー・"E"・ゴア(アッティカス・シェイファー)、エルザ・ヴァン・ヘルシング(ウィノナ・ライダー)、ボブ(ロバート・キャプソン)、トシアキ(ジェームズ・ヒロユキ・リャオ)、スーザン・フランケンシュタイン、フシギちゃん、体育の先生(キャサリン・オハラ)、エドワード・フランケンシュタイン、ブルゲマイスター町長、ナソル(マーティン・ショート)、ジクルスキ先生(マーティン・ランドー)、スパーキー(フランク・ウェルカー)

フランケンウィニーのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- フランケンウィニーのあらすじ1

フランケンウィニーのシーン1 少年ヴィクター・フランケンシュタインが制作した3D映画を、家族で楽しみながら観ています。
主演は彼の愛犬であり親友のスパーキーで、途中でフィルムが途切れてしまいます。ヴィクターはスパーキーを連れて、再び部屋で映画制作を始めます。
ヴィクターの両親は、友達を作らずスパーキーと遊んでばかりの息子のことを心配していました。このままではヴィクターが変な大人になってしまうと父親のエドワードが言うと、母親のスーザンは「人と少し違うだけ」と安心させるのでした。

ある日、ヴィクターの通う小学校に、臨時の理科教師ジクルスキ先生が赴任してきます。
ジクルスキ先生は「雷の正体は電気である」と、小学生相手に科学を熱く語り、ヴィクターは先生の授業の虜になってしまいます。
ヴィクターたちは、科学コンテストに向けて研究をおこなうことになりました。科学好きのヴィクターは、陰険なクラスメイトのエドガー・"E"・ゴアに目をつけられ、一緒に研究しないかと誘われますが断ります。
その後、いつも猫のおひげくんと行動するクラスメイトのフシギちゃんに声をかけられます。
フシギちゃんは、おひげくんが昨日ヴィクターの夢を見たと話し、彼のフンを差し出します。おひげくんの夢に予知夢のような不思議な力があることを聞かされたヴィクターは、少し気にします。

ある日、エドワードの強い勧めで、ヴィクターは野球の試合に参加させられることになります。
ヴィクターがバッターボックスに立つと、スパーキーが飛んできたボールをキャッチしてしまいます。スパーキーを一旦つなぎ、ヴィクターはバッターボックスに戻ります。
観客席にはフシギちゃんがおり、ヴィクターは予言の話が気になり始めます。空振りを続けますが、憧れのジクルスキ先生が言っていた「失敗は気にするな」という言葉を思い出して、ヴィクターはバットを振り上げます。
するとボールが高く飛び上がり、見事ホームランとなりました。それを見ていたスパーキーはヒモをすり抜けて、車道までボールを追いかけていきます。
スパーキーはボールをキャッチしますが、球場へ戻るときに車に轢かれてしまいます。

【承】- フランケンウィニーのあらすじ2

フランケンウィニーのシーン2 親友のスパーキーを失ったヴィクターは、茫然自失の状態に陥ります。
久しぶりに学校に行くと、ジクルスキ先生が科学の授業でカエルの蘇生実験をしていました。生き物が死んでも電気を使えば動くことを習ったヴィクターは、あることをひらめきます。

ヴィクターはペットセメタリーからスパーキーを掘り起こして、家に持ち帰り体を縫い合わせます。そして、屋根裏の窓を開けてスパーキーを吊るします。
ヴィクターの住む町は夜になると天候が悪化し、落雷が降り注ぎます。ヴィクターはスパーキーの亡骸に雷を当てて、禁断の蘇生実験をおこなうことにしたのです。
雷はスパーキーに命中し、ヴィクターはしばらく様子を観察します。やがてスパーキーの尻尾が動き出し、ヴィクターに向かって元気に鳴いたのです。
実験が成功し、大喜びでスパーキーを抱きしめるヴィクターでしたが、尻尾が外れてしまいました。

ヴィクターは、つぎはぎだらけの状態で生き返ったスパーキーのことを、誰にも言えませんでした。両親にも内緒で飼うために、ヴィクターは学校へ行っている間、彼を屋根裏に隠すことにしました。
スパーキーが屋根裏で遊んでいると、窓辺からおひげくんがやってきて、一緒に外に出て行ってしまいます。自分が死んだことに気づいていないスパーキーは、水を飲むと傷口から漏れ出したり、ハエにたかられたりして不思議がります。
スパーキーは隣家のプードルの女の子ペルポセネと遊んで楽しみますが、その様子をエドガーに見られてしまうのでした。

あるときヴィクターは、エドガーに「知っているぞ」と迫られます。何のことかわからないヴィクターでしたが、エドガーはスパーキーのことをバラされたくなければ、生き返らせた方法を教えるように脅してきたのです。
ヴィクターは科学コンテストのために実験をおこなったわけではなく、大好きなスパーキーに会いたくてやったのだと説明します。
結局ヴィクターは、スパーキーのことを内緒にするという約束で、エドガーに雷を使った実験を披露します。
死んだ金魚を実験台にして、よみがえらせることに成功しますが、何故か透明になって見えなくなってしまうのでした。
エドガーは透明の金魚ならコンテストに優勝できるはずだと喜びます。そして、誰にも言わないというヴィクターとの約束を破って、クラスメイトの秀才であるトシアキに金魚を見せてしまいます。
トシアキは金魚を見て驚き、科学コンテストに勝利するための作戦を練り直すのでした。

【転】- フランケンウィニーのあらすじ3

フランケンウィニーのシーン3 クラスメイトのナソルは透明の金魚のウワサを聞きつけて、エドガーに詰め寄ります。しかし、金魚は水槽の中から消えてしまっていました。
「ひょっとすると寿命が短いのか?」というエドガーの言葉に不安になるヴィクターでしたが、スパーキーは元気に帰りを待ってくれていました。

その後、トシアキとクラスメイトのボブは、科学コンテストのための飛行実験中に、屋根から転落してしまいます。
ボブは骨折してしまい、PTAでその責任を問われたジクルスキ先生は「無知が悪い」と断言し、保護者たちからの反感を買います。
ジクルスキ先生は発言が原因で解雇されてしまい、ヴィクターは学校を去る先生の後を追いかけて質問します。
「1回目の実験は成功したのに、2回目は失敗したのは何故ですか?」と尋ねると、ジクルスキ先生は「2回目の実験には愛があったか?」と問います。ヴィクターは「早く終わらせたいと思っていた」と答えます。
するとジクルスキ先生は、ヴィクターが無意識のうちに変数を変えていたことを指摘します。「科学自体は善でも悪でもないので、常に慎重でなければいけない」と告げて、学校を後にするのでした。

実験に失敗して途方に暮れていたトシアキたちは、エドガーを捕まえて透明の金魚の作り方を聞き出そうとします。
エドガーは透明の金魚を作ったのがヴィクターであること、スパーキーも同じ方法でよみがえらせたこともバラしてしまうのでした。

ヴィクターの留守中、スーザンは屋根裏に入り、スパーキーの蘇生実験のときに用いた計算式が書かれた黒板を見つけます。
そこへ死んだはずのスパーキーが姿を現し、驚いたスーザンは悲鳴を上げます。駆けつけたエドワードも、つぎはぎだらけのスパーキーを見て驚愕します。
帰宅して状況を察したヴィクターは、パニックに陥るスパーキーを落ち着かせようとします。しかし、スパーキーは鏡にぶつかり、割れた鏡に映った自分の姿に驚いて、家を飛び出してしまったのです。
ヴィクターは追いかけようとしますが、エドワードに止められてスパーキーのことを問われます。エドワードは大変なことをしたと叱りますが、ヴィクターはスパーキーを失いたくなかったとうなだれるのでした。
見かねたスーザンは、まずはスパーキーを見つけてから話を聞かせてほしいとヴィクターと約束し、一家で町に出かけます。

エドガー、トシアキ、ボブ、ナソル、そしてフシギちゃんとおひげくんは、フランケン一家が家を出たのを確認してから、こっそり侵入します。
そして屋根裏へ行き、勝手にスパーキーを生き返らせた計算式をメモしていったのです。

その頃、色々なところを逃げ回ったスパーキーは、いつのまにかペットセメタリーに来ていました。
自分の墓を見つけたスパーキーは、疲れ果ててそこで眠り始めます。

【結】- フランケンウィニーのあらすじ4

フランケンウィニーのシーン2 この日はヴィクターの住む町の創立記念日で、フェスティバルが開催されていました。
フランケン一家の隣人であるブルゲマイスター町長が祭りを取り仕切っており、彼の姪のエルザ・ヴァン・ヘルシングも、ステージで嫌々歌わされていたのでした。

トシアキとナソルは、ペットセメタリーにやってきます。
トシアキはペットの亀のシェリー、ナソルは棺桶からペットのハムスターのコロッサスの墓を掘り起こします。
エドガーは町で死んだネズミを拾い上げ、ボブはプールでシーモンキーを生き返らせようとします。
フシギちゃんはおひげくんが拾ってきたコウモリを蘇生させようと試みます。

エルザが歌い終わると、いつものように町全体に雷が降り注ぎます。
そして、皆が蘇生させようとした動物たちにも雷が命中しますが、おひげくんは誤って蘇生中のコウモリに噛みついてしまったのです。その瞬間、おひげくんはコウモリと融合して背中から羽根が生え、凶暴化して飛んで行ってしまいます。
その頃、エドガーが学校で生き返らせたネズミも、凶暴化して体育の先生に襲いかかります。
ボブのシーモンキーは小型の悪魔のような姿となり、大量発生して町へと繰り出します。
トシアキが蘇らせたシェリーは、ガメラのように巨大化して、祭り会場へ向かっていきました。
何故かナソルが復活させたコロッサスだけは、さほど巨大化せずにミイラ姿として復活するのでした。

一方、ヴィクターはようやくスパーキーと再会を果たせました。そこへトシアキたちがやってきて、ヴィクターに助けてほしいと泣きつきます。
祭り会場は巨大化したシェリーや無数のシーモンキーが大暴れして、大混乱に陥っていました。
ヴィクターはまず淡水で育ったシーモンキーの弱点が塩であることを見つけ出し、ポップコーン用の塩を使って絶滅させます。
それから皆で協力し合ってネズミをノックアウトし、シェリーやコロッサスも倒すことに成功するのでした。
ところが、町の人々は蘇生されたスパーキーのことも、凶暴なモンスターだと非難し始めます。

その矢先、コウモリと融合したおひげくんが、エルザとペルポセネをさらっていってしまいます。
彼女たちを助けるために、ヴィクターは風車小屋に飛び込みます。すると、たいまつの火が風車に飛び火してしまいます。
スパーキーがおひげくんと戦い、どうにかエルザたちを救い出せたヴィクターでしたが、炎の海と化した小屋の中に閉じ込められてしまい、大ピンチに陥ります。
スパーキーはヴィクターを助けるために、小屋の中に飛び込みます。気絶していたヴィクターを外へ出したスパーキーでしたが、おひげくんに小屋の中へ引き戻されてしまったのです。

風車小屋が崩れて、スパーキーが発見されますが、すでに力尽きていました。
ヴィクターは悲しみ、町の人々もエルザたちを助けたスパーキーを非難したことを悔やみます。
するとエドワードが、スパーキーをもう一度生き返らせることを提案します。ヴィクターが驚くと、エドワードは「大人は時折変なことを言うのだ」と返すのでした。

町の人々が車を集めて、スパーキーをバッテリーにつなぎます。
一斉にエンジンをかけてアクセルをふかすと、スパーキーに電流が送られます。しかし、時間が経っても動かないままでした。
ヴィクターはスパーキーを抱き上げて、「戻ってこなくてもいいよ、心の中にいるから」と語りかけます。その瞬間、スパーキーは元気に尻尾を振って、再びよみがえるのでした。
町の人々は拍手をして、スパーキーはガールフレンドのペルポセネとキスをします。すると電流が走り、それが「The End」とかたどられる場面で、物語は幕を閉じます。

みんなの感想

ライターの感想

犬が好きということもあって、犬が登場する映画は異様に感情移入して観てしまいます。スパーキーが事故で死んでしまうシーンから、大好きなヴィクターとのやりとり、そしてラストシーンまで、ずっと泣いていました。ヴィクターとスパーキーがそれぞれ相手に持っている愛情が切ないほどに伝わってくるので、動物(特に犬)を飼ったことがある方なら、共感できると思います。スパーキーを再び生き返らせるというラストの展開は、賛否両論あるかと思います。個人的には息絶えたスパーキーに語りかけるヴィクターの台詞に成長が感じられて、感動しました。また、ジクルスキ先生の「科学にも愛情がなければならない」という教えも印象的でした。

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