映画:フランケンジョーズ

「フランケンジョーズ」のネタバレあらすじと結末

フランケンジョーズの紹介:「ビッグフットVSゾンビ」など、学生の自主映画のような腰砕け作品を次々と製作している、ある意味現代の奇跡と言えるマーク・ポロニア監督の、得意とする動物パニックもの。ナチスドイツが長年研究していたフランケンシュタインの心臓と脳を、人食いザメを繋ぎ合せた凶暴なサメに移植するという、奇想天外なサメパニック映画。フランケンジョーズもいいネーミングですが、原題の「シャーケンシュタイン」もナチっぽくてなかなか捨てがたい味のある作品。

あらすじ動画

フランケンジョーズの主な出演者

マッジ(グレタ・ヴォルコヴァ)、デューク(ケン・ヴァン・サント)、クープ(タイタス・ハイメルバーガー)、スキップ(ジェームズ・カロラス)、クラウス博士(ジェフ・カーケンドール)

フランケンジョーズのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- フランケンジョーズのあらすじ1

フランケンジョーズのシーン1 長い時を越え、今も現代人に恐怖を与え続けている伝説、フランケンシュタイン。何度殺されても、その脳みそと心臓は生き続けていました。そして、今・・・。
時は1942年、第二次大戦中のドイツ。死者を蘇生させる実験をしている科学者の元に、ナチスの兵士たちが乗り込みます。総統が実験に興味をお持ちだ、お前SSの許可も得てないよな?と、強引に実験の資料と研究品を奪い取ってしまいます。それは、蘇った死者に必要となるもの、フランケンシュタインの心臓と脳みそだったのです・・・!
そして、現在。カッツマン・コーブという田舎町の入り江で、連続して死者が出ていることに、沿岸警備隊のデュークは頭を悩ませていました。死体の損傷はサメにやられたようなのですが、入り江にサメが出るのか、そしてこんなに続けて被害が出るものか?と考えていたのです。そんな入り江に、若者男女3人組が遊びに来ていました。現地で操縦士つきでボートをレンタル、気ままな海のひと時を過ごそうという計画でした。

【承】- フランケンジョーズのあらすじ2

フランケンジョーズのシーン2 海に出て日光浴などしてのんびりする3人の元へ、デュークがやって来ます。詳しいことは言えないが、危険があるので岸へと引き返して欲しいという嘆願でした。3人はしぶしぶ、指示に従うことにします。しかし引き返す途中、ボートが何かに当たって故障。操縦士は何とか直してみると言いますが、時間がかかりそうなので、3人はちょうどすぐそばに見えていた小さな島まで泳ぎ、時間を潰すことにします。
島の岸辺を散策していた3人は、古いあばら家を見つけます。探検気分で中に入ってみると、誰かがここで生活しているような痕跡が。一体こんな島で、誰が何を?と思っていると、地下から物音がします。恐る恐る見に行くと、地下には海から続くプールがあり、そこには大きなサメが泳いでいました。しかもそのサメは、体を繋ぎ合せているかのように、ツギハギだらけだったのです。

【転】- フランケンジョーズのあらすじ3

フランケンジョーズのシーン3 そこへあばら家の住人、白衣に身を包んだ怪しげな博士がやってきます。彼は1942年にナチスが奪った使者を蘇らせる実験を、1人で続けていたのでした。博士はまず蘇生させる土台として、ホホジロサメやシュモクザメなど、凶暴なサメの体を繋ぎ合せ、1匹の恐るべき人食いサメを作り上げていました。入り江での被害はこのサメのせいで、サメを飼いならし人を襲わせていた博士の仕業だったのです。
博士は3人が来たところで、ちょうどいいと実験の最終段階を手伝わせます。継ぎはぎザメに、フランケンシュタインの心臓と脳を移植するのです。3人の協力と、折りしも荒れ模様になった天候による雷の電力で、移殖は成功。博士の野望であった、死の底から蘇りえりし人食いザメ、フランケン・ジョーズが誕生したのです。
博士は今までのようにフランケン・ジョーズを飼いならそうとしますが、しかしなかなか言うことを聞きません。移殖された新しい脳が、博士の指示を拒んでいたのです。博士は電気ショックを与えて強引に言うことをきかせようとしますが、逆に返り討ちにあってしまいます。この隙に3人は逃げ出しますが、1人はサメに襲われ死亡。残る2人は行方を探しに来たデュークと合流、なんとか入り江の岸へと戻ります。

【結】- フランケンジョーズのあらすじ4

フランケンジョーズのシーン2 そしてここで、2人を追ってきたフランケン・ジョーズが、桟橋へとジャンプ。そこに落雷が落ち、フランケン・ジョーズは更に進化、前ビレが前足のようにたくましくなり、さながら恐竜の如き外見になったフランケン・ジョーズは凶暴化もパワーアップ、陸地の人々を襲い始めます。
若者2人のうち1人は恐竜化したジョーズにやられ、残った女子1人がデュークと共に、フランケンジョーズを倒す方法を考えます。デュークは、今は無人となっている、昔軍が武器庫に使っていた古い灯台があるのを思い出します。そこへジョーズをおびき寄せ、爆弾で始末しようという作戦でした。デュークは自分の手を切り、血の匂いでジョーズを灯台へおびき寄せます。デュークは自分の身を犠牲にして、灯台をジョーズと共に爆破。フランケン・ジョーズの脅威は、去ったかに思われましたが・・・?

みんなの感想

ライターの感想

「ビッグフットVSゾンビ」など、学生の自主制作のようなテイストの腰砕け映画を、しかし年に何本も精力的に作っている驚異の監督、マーク・ポロニアの監督作です。それだけで見る前から過度な期待はかなぐり捨てて、上映時間70分をいかに耐え抜くかがポイントになってくるのですが、メインとなるフランケンジョーズの見てくれは、大袈裟な縫い後がちょっとキュートでなかなかいい感じ。
なんですが、人を襲うシーンのCG合成が、あまりにぞんざいで・・・どう見ても、人に噛み付いてるようには思えない。もうちょっとなんとかならなかったのかなあと、結構何本も映画撮ってるわけだし。海中シーンなんかは明らかに「どこか他所から持ってきたもの」を流用していて、明らかにそこだけ映像の出来が綺麗。そんな綺麗な映像に、ぞんざいなCGサメが「うにっ」と絡む襲撃シーンは、何かもののあわれを感じたりもします。
と思いつつ、こういう例えはアレですが、「○○は3日経てば慣れる」のごとし、30分くらい頑張って見てると、なんとなく面白く思えてくるから不思議なものです。特に終盤、フランケンジョーズが「恐竜化」してからは、結構楽しめちゃいました。本作も、「ビッグフット~」と同じく21世紀にストップモーション・アニメにこだわり続ける男、ブレッド・パイパー監督が特殊撮影で参加しているのですが、恐竜化したジョーズの特殊効果を担当するのと同時に、終盤は演出にも加わったんじゃないですかね?
入り江付近の住民たちが、銃を持って勇んでフランケン退治に出かけるところなんかは、ブレッド・パイパー監督の「ビッグ・クラブ・パニック」と似た展開なんですよ。「ビッグフット~」にも出演していたヒロインが、何の前フリもなく急に「フランケンシュタイン映画には、ユニバーサルとハマー・プロの作ったものがあって・・・」なんて、マニアな映画のウンチクを語り出しますし、「ブレッド・パイパー演出説」は、我ながらかなり真実味があるのでは?と思っております。
そんなこんなで、沿岸警備隊のデュークが自分の手を傷つけて、「血の匂い」でジョーズをおびき出そうとすると、ヒロインが「やらなくて良かったのに、あたし今生理だから」などと言い出したり、小ネタでそこそこ笑わせてくれるのもいい感じではありました。ただまあ、「サメパニック映画」としては、完全に「残念賞」な映画ですけどね!でも、それ以外の要素が悪くないというか、最悪と言うまではいかないかなという感じなので、全体的な印象としてはまあまあ捨てたほどではないと言うか・・・サメ映画としてダメだったらダメですよね、やっぱりね。ポロニア監督、更なる精進を期待しております!

映画の感想を投稿する

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

映画「フランケンジョーズ」の商品はこちら