映画:フルリベンジ

「フルリベンジ」のネタバレあらすじと結末

フルリベンジの紹介:カナダのファンタジア映画祭で話題になったチリ映画「Hidden in the woods」を、作品を見て衝撃を受けたというマイケル・ビーンが映画化権を獲得し、オリジナルの監督であるパトリシオ・バラダレス監督を起用して、マイケル・ビーン自らの主演でリメイクした作品。社会の裏側や底辺で生きている人々が次々巻き起こす、常軌を逸した予測のつかない行動がジェットコースター・ムービーのように展開する、「実話を基にした」というのが信じられないほどの壮絶なバイオレンス劇。

あらすじ動画

フルリベンジの主な出演者

オスカー(マイケル・ビーン)、アナ(ジャニーン・カスパー)、アニー(エレクトラ・アヴェラン)、スティーブン(マシュー・アラン)、アンクル・コステロ(ウィリアム・フォーサイス)

フルリベンジのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- フルリベンジのあらすじ1

フルリベンジのシーン1 アメリカの、とある片田舎の町で。
アナとアニーの姉妹は、幼い頃から父親のオスカーに虐待されて育ちました。姉妹の母親は浮気をとがめられ、2人が小さい頃に父親に殺されていました。そして2人が10代の娘に成長した頃、父親は姉のアナが寝ているところへ忍び込み、実の娘であるアナを犯します。アニーもその横で寝ていたのですが、父親への恐怖のあまり、逆らうことが出来ませんでした。アナは父親との子供を身ごもり、自宅で出産します。生まれた男の子・マイケルは、家の納屋で監禁されるようにして育ち、まともな生活も教育もされませんでした。その影響か、マイケルは自閉症で、言葉を喋ることも出来ませんでした。
時は経ち、アナとアニーも成人し、マイケルも小学校に通うような年齢になりましたが、暴力的な父親の支配下にある悲惨な生活は変わりませんでした。ある日父親は、今度はアニーを犯そうとします。アナは妹だけはなんとか助けようと、警察へ通報します。父親はそれを知って逆上し、アナとアニーをマイケルのいる納屋に監禁します。

【承】- フルリベンジのあらすじ2

フルリベンジのシーン2 通報を受けた警官が家にやってきますが、父親は警官の尋問にも全く動じません。逆に、持っていたチェーンソーで、警官を八つ裂きにしてしまいました。その隙にアナとアニーは、マイケルを連れて逃げ出します。父親は警官に撃たれた傷をかばいながら、仕事のボスであるコステロに電話します。父親は、マフィアを仕切るコステロが取引で使う麻薬の、保管役をしていました。父親はコステロに、自分が警察に捕まったらあんたもヤバいだろうと、助けを求めます。コステロもそれを認め、自分の部下を父親の元へ向わせます。
父親は指定された待ち合わせ場所のバスターミナルへ向いますが、そこで声をかけて来た親切な青年に、ショットガンをぶっ放して撃ち殺します。すぐさま警官隊がバスターミナルへ駆けつけ、コステロの部下も成すすべなく、父親を逮捕します。コステロは、父親が警察で自分たちのことを喋らないように、刺客を差し向けます。刑務所に入っていたホレスという男が留置場にいる父親の元へ向いますが、父親は逆にホレスを返り討ちにして殺してしまいます。父親は更に看守も殺害、刑務所を脱走します。

【転】- フルリベンジのあらすじ3

フルリベンジのシーン3 その頃アナとアニーは、父親と昔行ったことのある、森の中にある山小屋に身を潜めていました。アナは皆で西海岸へと逃げようと考えますが、手持ちのお金では旅費が足りません。そこで街角で通りがかりの男を次々と誘い、体で旅費を稼ぎ始めます。そんな中で、アナはスティーブンという青年と知り合います。スティーブンはアナのことを気に入り、足りない旅費を出してくれます。そして、皆でサンディエゴへ行こうと誘ってくれるのでした。
アナが町で稼いでいる間に、マイケルが山小屋を抜け出します。森の中でマリファナを吸っていた若者2人の傍へ近寄り、悪戯心でマリファナを奪って逃げようとしますが、すぐに見つかってしまいます。若者2人は、マイケルを追って山小屋へ。アニーを見つけると、2人かがりで犯し始めます。マイケルが若者に飛びつきますが、軽く跳ね飛ばされてしまいます。その勢いで、マイケルは棚に激突。棚の奥には、父親が隠してた麻薬が積んでありました。麻薬を頭から浴びて、ハイになってしまったマイケルは、アニーを犯している若者に飛びつき、首筋を食い千切ります。驚くもう1人の若者を、アニーはナイフで刺し殺します。
そこへアナが帰って来て、若者2人の死体を見て驚きます。アナはアニーと一緒に、なんとか死体を裏庭に埋めます。その頃脱走した父親は、コステロに電話します。父親は、俺の娘たちが戻れば、他は何もいらないとコステロに告げます。コステロは手下たちに、アナとアニーの行方を探すよう手配するのでした。

【結】- フルリベンジのあらすじ4

フルリベンジのシーン2 コステロの手下たちは、アナとアニーがヒッチハイクで乗った車の女性から、情報を入手。そして入った町の酒場で、スティーブンが携帯に保存したアナの写真を持っているのを見つけます。スティーブンは脅されて、アナのいる山小屋の場所を手下たちに教え、一緒に山小屋へと向います。山小屋に来た手下たちは、スティーブンを撃ち殺し、小屋を襲撃。手下の1人は早速アニーを犯し始めます。アニーは手下が口に突っ込んできた指を、噛み千切ります。手下がひるんだスキに、アナが銃を奪って手下たちを撃ち殺します。
手下の1人だけは殺さずに、撃ってケガを負わせた状態で、コステロの家へと案内させます。アナたちはコステロの元へ行き、全てを終わらせるつもりでした。コステロの家へ乗りこみ、私たちを自由にしてと訴えますが、コステロは逆に、私がアニーの父親だと告白します。昔コステロはアナの母親と浮気をし、それで生まれた子供がアニーだったのです。それを知った父親が、母親を殺していたのでした。
呆然とするアナから銃を奪い取るコステロ。形勢は逆転かと思いましたが、そこに父親が乗り込んで来ます。父親はコステロとコステロの部下も撃ち殺し、アナとアニーを強引に連れ帰ろうとします。すると、血まみれになりながらまだ生きていたコステロが、父親を射殺。コステロもそのまま息を引き取り、マフィアたちは全滅しました。
こうして「自由」を手に入れたアナとアニーは、念願の西海岸行きのバスに乗り、マイケルと3人で、新しい生活を始めるのでした。

みんなの感想

ライターの感想

ジャケットとタイトルから、いわゆる「レイプリベンジもの」かと思って見始めたら、さにあらず。とにかく冒頭から、「父親」のキャラクターのもの凄さ、常軌を逸してるにも程がある行動に、圧倒されまくる作品です。いきなりヒロインたちの母親を殺害、続いて成長した姉をレイプ、生まれた子供を納屋に隔離する。隔離されたままの生活を送ってたマイケル君、いわゆる「戸籍」みたいなのはないままだと思います。まあ、そういった生活における常識みたいなものは全て振り切っている「家庭」なので、アナとアニーの姉妹もちゃんと戸籍があるのか、教育を受けていたのかは疑問でありますが。
で、今度は妹をレイプ、見かねた姉が警察を呼ぶと、男女コンビの警官の男の方が、「この辺りじゃDVなんてのは前戯のうちだよ」とかトンデモないこと言い出すので、これは「娘の必死の訴えを聞いてもらえず親父の言い訳を信じて警官は帰ってしまう、警官帰ったあと娘たちは更に酷い目に」というパターンかしら?と思ったら、そんな生易しいものではありませんでした。庭でチェーンソーで薪を切っていた親父、警官の訪問に少しもひるまず、どころか警官にチェーンソーをお見舞いする!悲鳴を聞いてアナたちを納屋から助け出した婦人警官もチェーンソーの餌食に!!この辺りで、こりゃあ結構トンデモな映画だと思い始めましたよ。いやはや。
さすがに警官殺しはヤバいと思ったんでしょう、ボスのコステロに助けを求める親父、コステロは部下に金を持たせて親父との待ち合わせ場所へ。長距離バスなんかが走ってそうなバスターミナルで、警官に撃たれた傷の痛みに顔をゆがめる親父さん。そこへ人のいい親切な海兵隊員が、「大丈夫ですか、サー?」と、極めて礼儀正しく聞いてくる。別にバカにしたわけでも様子が変だと疑ったわけでもないんですよ、具合が悪そうだから声かけただけなのに、この海兵隊員を問答無用でショットガンでぶっ殺す親父!もうこの人に、理屈とか常識とかは一切通用しないのねと考えざるを得ない驚愕の展開。
その後も刺客としてやってきたボスの知り合いを返り討ちにするし、あげくボスの元へ乗り込んで皆殺しを始めるし。で、マフィアのボスには銃を突きつけて「あたしたちを自由にして!」と言ってた姉妹が、親父さんには銃を向けられず簡単に奪われちゃうのが切ないんですよね、きっと小さい頃からずっと虐待され続けてきたので、親父さんが前にいるだけで恐怖心が先に立っちゃう、「自分たちが逆らえない存在」だと体が反応しちゃうみたいなね。
そんなわけで、いやあ久々にぶっ飛んだバイレンス劇を見たなあ!と感激していましたら、ネットで検索したら、オリジナルのチリ映画「Hidden in the Woods」は、もっと凄いぞ、こんなもんじゃないぞと。ほんとに?これよりも??と思いつつ見てみましたら、まあ~~本当に心底トンデモないことになってました!そりゃあマイケル・ビーンも衝撃受けてリメイク作ろうと思うよなという、「人としての鬼畜な所業の全てを、この1本にブチ込んだ」かのようなウルトラバイオレンスムービーでした!
まあ、このままアメリカでのリメイクは確かに無理でしょうね、例えるなら、ケッチャムの「隣の家の少女」の小説と映画版のような。鬼畜小説の頂点に立つ原作をソフトに映像化した映画版、最初にそっちを見た人はそれなりに衝撃受けるでしょうけど、原作はこの数十倍悲惨ですよと言いたくなるようなね。オリジナルの「Hidden in the Woods」、日本でのリリースはされてないようなのですが、もし機会がありましたら、鬼畜大好きな方は、ぜひ!そうでない方は、本当にあまりに悲惨で残虐極まりないので、まずはこちらの「リメイク版」の方からどうぞ!ただし、リメイク版もフツーの映画に比べたら相当「キてる」ので、くれぐれもご用心を・・・!

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