映画:ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー

「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

アクション映画

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバーの紹介:2022年11月11日公開のアメリカ映画。マーベル・スタジオ製作で2018年に公開され、ヒーロー映画として初めてアカデミー賞7部門にノミネート、3部門で受賞を果たした『ブラックパンサー』の続編。監督と脚本を担当したのは前作同様、ライアン・クーグラー。レティーシャ・ライト、ルピタ・ニョンゴ、マーティン・フリーマンらが続投するほか、新たに『フォーエバー・パージ』のテノッチ・ウエルタが参加する。

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバーの主な出演者

シュリ – レティーシャ・ライト、日本語吹替 – 百田夏菜子 ナキア – ルピタ・ニョンゴ、日本語吹替 – 皆川純子 オコエ – ダナイ・グリラ、日本語吹替 – 斎賀みつき エヴェレット・K・ロス – マーティン・フリーマン、日本語吹替 – 森川智之 エムバク – ウィンストン・デューク、日本語吹替 – 木村昴 リリ・ウィリアムズ / アイアンハート – ドミニク・ソーン(英語版)、日本語吹替 – 早見沙織 アヨ – フローレンス・カサンバ アネカ – ミカエラ・コール ラモンダ – アンジェラ・バセット、日本語吹替 – 幸田直子 ネイモア – テノッチ・ウエルタ(英語版)、日本語吹替 – 浪川大輔 ナモーラ(英語版) – メイベル・カデナ フェン王女 – マリア・メルセデス・コロイ(英語版) アットゥマ(英語版) – アレックス・リヴィナリ カマル・ウスマン、リチャード・シフ

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバーのネタバレあらすじ

【起】– ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバーのあらすじ1

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバーのシーン1

画像引用元:YouTube / ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバートレーラー映像

ワカンダ国のラボで、国王ティ・チャラの妹・シュリは焦っていました。「神(バースト)よ時間がありません」と呟きながらシュリが開発を進めているのは、ブラックパンサーの特別な能力を宿せる、ハート形のハーブの合成でした。かつてハーブは王国にたくさんあったのですが、一時的にワカンダ国の王座に就いたキルモンガーことエリック・スティーヴンス、ウンジャダカが焼き払ってしまったのです。

ティ・チャラが病に倒れてしまったので、天才科学者・シュリは兄のためにハーブを急いでいるのです。試行錯誤でようやく29.1%にまで成功率の精度を高めたハーブを3Dプリンターでプリントしたものの、母であるラモンダがラボに入ってくると「あなたの兄は今、先祖たちといるわ」と言いました。兄が他界したと聞いて、シュリは泣き崩れます。

ティ・チャラの葬儀がしめやかに営まれます。国民たちはみな国王の死を悼み、ティ・チャラの棺を取り囲んでいます。みんなが見守るなか、ティ・チャラの棺は飛行船に吸い上げられました。みんなそれを見送ります…。(映画タイトル)

【1年後】

【国際連合 スイス ジュネーブ】

国際連合の総会の会場に、ワカンダ国のラモンダ女王が入りました。ワカンダ国はティ・チャラの死後、母であるラモンダが女王として君臨しています。

ティ・チャラは生前、国連総会でワカンダ国にヴィブラニウムの鉱山資源があることを明らかにしていました。ティ・チャラは世界のみんなでその資源を有効活用するつもりでしたが、それを具現化する前に病に倒れました。ヴィブラニウムの存在は明かされたものの、ワカンダ国は諸外国にまだ引き渡していません。

ワカンダ国のラモンダ女王に対し、フランス国やアメリカ国の代表は冷ややかな視線を送ります。ワカンダはヴィブラニウムを国際的に共有する努力を怠っていると、フランス代表が口火を切りました。それに対し、ラモンダ女王は反論します。

【ワカンダ支援センター マリ共和国】

それは前夜のこと。ワカンダの支援センターを何者かが急襲したのです。武装した兵士たちは支援センターに侵入するとヴィブラニウムの入った部屋の扉を開けろと要求しますが、国王親衛隊「ドーラ・ミラージュ」らが撃退しました。

ラモンダ女王はそれを総会で話すと、捕まえた襲撃者を総会の会場に連行しました。彼らはフランス国から派遣されていました。

いまの段階だとヴィブラニウムを渡したところで争いの種にしかならないと言い、ラモンダ女王はワカンダ国がヴィブラニウムを他国に渡すつもりはないと宣言しました。

一部の国ではワカンダ国外にヴィブラニウムを探しているようだけれども、その可能性も薄いだろうと言いました。

【大西洋】

ヴィブラニウムはワカンダ国以外にないと思われていました。しかし、実はあったのです。

ヴィブラニウム探知機が発明され、米軍が巨大な掘削船で海洋上を捜索していました。大西洋の洋上で反応が見つかり、CIA局員2名も掘削船にやってきます。

調査隊の女性・サラダーと男性・ジャクソンが、深海に潜ります。水圧に耐えられるよう着用した潜水服には、彼らの心音が計測できる機械が取りつけられています。サラザー捜査官らが海底に到着しヴィブラニウム探知機もおろして海底を調べていると、突然電源が落ちてしまいます。

艦上で復旧作業をしていると、ジャクソンの心音が消失しました。サラザーが見ると、ジャクソンを繋ぐケーブルが切断されていました。それを見たサラザーが、直後に悲鳴を上げます。

サラザーの悲鳴と同時に、掘削船にも接近した者があります。三角形の隊列を組んだ者たちは、青い肌をしており音波による攻撃で艦の米軍隊員30名を催眠状態にし、海に飛び込ませていました。CIA捜査官のスミッティとウェストは最初、ワカンダ国の兵士らの攻撃だと思っていたのですが違いました。

スミッティはヘリコプターに乗り込んで脱出しようとしますが、ヘリの尾翼が引っ張られて回転し、会場に墜落しました。掘削船に乗り込んでいた米軍の隊員は全滅します。

誰もいなくなった艦の上方に浮かんでいるのは、ネイモア(後述)でした。

ワカンダ国のラボでは、兄の死を受け止め切れないシュリが研究に打ち込んでいます。そこへ母・ラモンダ女王がやってくると、今日は何日か判っているのかと問いかけました。シュリは「兄の命日」と答えます。

ラモンダは研究三昧のシュリをラボから連れ出して、川へ息抜きに出かけます。そこでラモンダは葬儀で着用した白い服を取り出すと、焚き火にくべようとシュリに呼びかけます。喪服を燃やすことで喪を明けさせるというわけです。ラモンダは服を燃やしましたが、シュリは拒みました。

そこへ目の前の川から何者かが陸に上がってきました。ワカンダ国のシールドを破って入った侵入者です。その人物は大西洋の掘削船を襲った隊の長でした。青い肌をしており、ラモンダに名を問われて「ククルカン、敵対する相手にはネイモアと呼ばれる」と答えました。

次のページで起承転結の「承」を見る

次のページへ
1 2 3 4 5

「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」と同じカテゴリの映画

関連記事はこちら

×