映画:ブラッドファーザー

「ブラッドファーザー」のネタバレあらすじと結末

ブラッド・ファーザーの紹介:2017年6月3日公開のフランス映画。メル・ギブソンがひとり娘のために無法者たちに立ち向かうワイルドな父親を演じるバイオレンスアクション。ギブソンがかつてのキレを取り戻し、アクション俳優として存分に暴れ回る。

あらすじ動画

ブラッドファーザーの主な出演者

ジョン・リンク(メル・ギブソン)、リディア・リンク〔リディア・ジェーン・カーソン〕(エリン・モリアーティ)、ジョナ・ピンセラ(ディエゴ・ルナ)、説教師〔プリーチャー〕(マイケル・パークス)、カービー・カーティス(ウィリアム・H・メイシー)、アルトゥーロ・リオス(ミゲル・サンドバル)、チェリーゼ(デイル・ディッキー)、ジョーカー(リチャード・カブラル)、シュープ(ダニエル・モンカダ)、掃除屋(ラウル・トルイロ)、ジェイソン(トーマス・マン)

ブラッドファーザーのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①仮釈放のジョンは、家出中の行方不明の娘・リディアから連絡を受ける。リディアは、麻薬カルテルの集団に命を狙われていた。 ②ジョンは命を賭して娘を守ると決意、リーダーのジョナらを一掃して死んだ。リディアは父のためにクスリを断つと決意。

【起】- ブラッドファーザーのあらすじ1

少女リディア・ジェーン・カーソンは2012年、14歳で失踪しました。
母が行方不明者としてチラシを作りますが、リディアは家出したので見つかりません…。

…3年後、2015年。
アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス。
17歳のリディアは、恋人のジョナ・ピンセラと行動を共にしていました。
彼氏であるジョナは、自分の家に隠した金を盗んだとして、ある家の夫婦に押し込み強盗をしようとしていました。ジョナは3人の男性を連れており、リディアもそこにくっついています。
しかしリディアは直前になって、家に入るのをためらいました。それを見たジョナはリディアにクスリを吸わせ、緊張を解くよう諭します。
先に家に押し入った一味は、夫の方を殺害していました。残った妻に対し、金のことを聞いています。
その女性を殺すよう恋人のジョナに命令されたリディアは、拒否しました。ジョナは銃でリディアを脅します。(リディアに罪を犯させて、同レベルまで落としたかった)
女性が急に逃げ出したので、驚いたジョナは反射的に撃ってしまいました。その弾が恋人のジョナの首に命中し、ジョナは首から盛大に出血しました…。
(先にネタバレ。ジョナの大量出血を見て、リディアは殺してしまったと思った。
しかしジョナは闇医者にかかり輸血で命を取り留め、後で復讐にやってくる)

…ジョン・リンクは獄中から数えて、すでに2年断酒を続けていました。
今までの人生、酒のせいで人間関係をズダボロにし、娘・リディアは行方不明のまま、そのせいで元妻は冷たいので、金輪際、酒は口にしないと、断酒の会で宣言しています。
ジョンはトレーラー・ハウスで、タトゥーを彫る仕事をしていました。トレーラー・ハウスが集まる一角は「トレーラー・パーク」と呼ばれ、ジョンと似た仲間が集まって助け合っています。
中でもカーヴィーという眼鏡をかけたやせぎすの初老男性と、ジョンは仲良くしていました。
ジョンの誕生日を祝ってくれるとカーヴィーは言いますが、ジョンは「めでたいことなどない」と慎んで辞退します。

そんなジョンのところへ、コレクトコールで電話がかかりました。相手はなんと、行方不明の娘からです。
繋いでもらうと、本当に娘・リディアからでした。
助けを求める娘からの電話に、ジョンは迎えに行くと答えます。
3番街のブロードウェイを指定され、ジョンは車で急ぎ向かいました。
雑踏の中で娘のリディアを見つけたジョンは、車に迎え入れます。
そして自分の住むトレーラー・ハウスまで連れて行きました。

ジョンはリディアが8歳の頃、強盗の罪で7年の求刑を言い渡されました。仲間の名前を売らなかったため、重い罪を課されています。
さらに刑務所の中で刃傷沙汰を起こしたので、さらに2年刑務所に留まりました。9年間刑務所の中にいたのです。
現在は仮釈放の身でした。
ジョンが刑務所に入っている間、リディアの母(ジョンの元妻)は夫を次々に乗り換えて、今では成金マダムになっています。それが嫌で、リディアは3年前に家出しました。
ピンチに陥ったリディアは、母よりも父の方を頼ります。

トレーラー・ハウスに娘を案内すると、リディアは眠りました。ジョンはリディアのバッグを開け、酒は捨てて銃は弾倉を外して隠します。
クスリが入っているのを見て、娘が手を染めているのか心配しました。

【承】- ブラッドファーザーのあらすじ2

父の元に身を寄せたリディアは、何日かはおとなしく過ごしていました。タトゥーを彫る父の仕事の横で、5つしかないテレビのチャンネルを変えます。
携帯に脅しのメールを受け取ったリディアは、危険だと感じました。ジョンに長居はできないと言います。
それをきっかけに、ジョンはリディアに事情を聞きました。リディアは素直に話します。

家出した後、リディアは優しい男性・ジョナと知り合いました。家を提供してくれるというのでついていき、ジョナに示された家で暮らしていました。
ところがある日、その家が襲われ、クスリが盗まれます。リディアはジョナがクスリを隠し持つ、家のひとつに匿われていたのでした。
出会った時には「不動産関係の管理部門の仕事をしている」と言っていたジョナは、メキシコの麻薬カルテルのボスの甥っ子でした(ここまでは、リディアは知らない)。
法律上有利になるから結婚したがっていた、ジョナという恋人を誤射してしまったために、裏社会の連中に追われているとリディアは言います。

最初、ジョンはリディアの話を本気にしませんでした。自分から金を巻き上げるための嘘だと思っています。
「1週間ヤクと酒に手を出すな。そしたら金を与える」とジョンはリディアに言います。
元妻に連絡を取りますが、話をする間もなく一方的に切られました。
リディアはクスリに手を伸ばそうとしてジョンに見つかり、1か月前から使用していると答えます。
ここへきてやっと、ジョンは娘の言うことが本当だと思い始めました。
ジョンはお向かいのトレーラー・ハウスに住むカーヴィーに電話して、娘を見つけたがトラブルに巻き込まれているようだと告げます。
カーヴィーはトレーラーから出てくると、向かいにいるジョンに「病院に連れていけ」と言いました。ジョン自身も断酒に励んでいるところなので、娘の薬物依存症は専門家に任せろということです。
ジョンは、もう二度と娘を手放したくないと思いました。

深夜に1台の車がやってくると3人の男たちが降り立ち、ジョンにタトゥーを彫ってくれと頼みます。すでにタトゥーだらけなのに、です。
ジョンが無視すると、銃撃が始まりました。トレーラー・ハウスに無数の銃弾が撃ち込まれます。
さらに車ごとトレーラーに突っ込まれますが、トレーラー・パークの自警団10名余りが武装して現れたので、3人の男は退散しました。
ジョンはカーヴィーたちに礼を言い、娘・リディアを連れて普通乗用車で逃げます。
やってきたパトカーから逃げるように、その場を去りました。仮釈放の身だから、捕まると自由を束縛され、娘を守れなくなるからです。

やってきた3人組を、ジョンは「メキシコ系が2人、PEN1(白人至上主義者)が1人」と見ていました。
なぜ追われるのか、改めてジョンはリディアに質問します。今度は信じる気持ちです。
リディアは、案内された家がクスリの隠し場所で、自分も麻薬がらみのことに巻き込まれかけ、その時に恋人のジョナを殺してしまったとぶちまけました。

【転】- ブラッドファーザーのあらすじ3

ジョンとリディアは、ホテルにチェックインします。
フロントの男性がリディアに好感を持ち、ジョンに「どこで会った」と聞きました。売春かと思っていたようですが、ジョンが「分娩室だ」と答えるに至り、親子だと納得します。
眠れないリディアは部屋を抜け出し、フロント係のところへ行きました。そこで、リディア自身だけではなくジョンも、サンタクラリタで発生した殺人事件の容疑者として、指名手配されていると知ります。
フロントから部屋に電話したリディアは、ジョンにすぐ逃げる用意をしてと頼みました。ジョンはすぐ部屋を出てきます。
警察がやってきました。ジョンの車を調べています。
フロントの男性が216号室のキーを渡してくれ、その部屋に裏口があって出られると教えてくれました。
ジョンの借りた部屋に入った警察官たちが、麻薬カルテルの殺し屋に銃撃されます。
(ジョンとリディアは、警察と麻薬カルテルの両者から追われる身となった)
裏口から逃げたジョンは他の車を奪い、逃走します。

ジョンはこうなった以上、娘・リディアを徹底的に守ると決めました。
まず刑務所の看守に電話をし、囚人にメモを渡してもらいます。そこには「ジョナ・ピンセラ(リディアの)を知っているか」と書かれていました。
メキシコ移民のトラックに乗せてもらって移動した2人は、カリフォルニア州の南部エル・セントロに到着します。
そこでかつてのジョンの仲間・説教師(プリーチャー)の居場所を探し、尋ねました。
親友のカーヴィーにも連絡を入れ、追われていてエル・セントロまで逃げていることを告げます。

プリーチャーはナチスとアメリカ独立戦争時の南軍のアイテムを、ネットで売りながら生活していました。それは表の顔で、裏ではどうやらまだ現役のようです。
ジョンはプリーチャーから犯罪のノウハウを教わりました。いわば犯罪界の師匠がプリーチャーです。
ジョンが捕まった時、共犯者の名を明かさなかったため、プリーチャーは無罪放免で暮らしていました。ジョンはそれを指摘しますが、プリーチャーは涼しい顔をしています。
プリーチャーはリディアにかけられた報奨金3万ドル(約340万円)のために、裏社会の人物に連絡を取っていました。
それを知ったジョンは、預けていたバイク(もともとはジョンのもの)を奪い、リディアを乗せて逃走します。
バイクの2人組が追って銃撃してきましたが、一旦停車したジョンはライフルで迎え討って1人を倒しました。もう1人は車に轢かれて死亡します。

ここに至っても、ジョンはリディアに銃の扱い方を教えませんでした。それは、リディアに犯罪の世界に手を染めてほしくないからです。
自分が入っていた刑務所の近くまで移動したジョンは、ひげを剃り背広を着込みました。
娘には髪を金髪に染めろ、ホテルから出るなと釘を刺し、囚人・リオスに会いに行きます。
リディアはカーヴィーから電話をもらい、「危ないから人のいるところへ移動しろ」という助言を得ました。

【結】- ブラッドファーザーのあらすじ4

父に電話をしますが、ジョンは面会中で携帯を預けているので、出ません。
リディアは映画館に移動しました。
ジョンはリオスから、「ジョナの叔父は麻薬カルテルのボス。父はメキシコで受刑中で、ジョナは叔父から大金を盗み、その罪を住人に着せて殺害していた」と聞きます。
娘のリディアも、いずれ殺される予定だったのです。
リオスは、ボスには自分から話をつけてやると言いました。

映画館に足を運んだリディアですが、気付くと周囲を裏社会の人間に囲まれていました。
死んだと思っていたジョナが姿を現し、リディアに話しかけます。
リディアは腹を殴られて、拉致されました。
面会を終えたジョンがリディアからの着信を見てかけますが、電話に出ません。
カーヴィーにも電話をすると、ジョナが出ました。
ジョナはジョンの保護観察官・カーヴィーを拉致し、リディアに外へ出るように助言させたのです。
ジョナは電話越しに、車のトランクに入れていたカーヴィーを始末する様子を聞かせました。
ジョンはジョナに麻薬カルテルのことを知っているとちらつかせ、取引をもちかけます。
会うまでに絶対に娘のリディアを生かしておけと、ジョンは念押ししました。

ジョンはプリーチャーのところへ行くと円形の小型地雷と手榴弾を手に入れ、制止するプリーチャーを射殺します。
待ち合わせ場所には、銃を持って来るなと言われていました。
バイクで移動したジョンは、2台の車が待つ場所へ行きます。
バイクを停めた時にバイクスタンドに地雷を仕掛けたジョンは、その場で上着を脱いで銃がないことを示しました。
ボディ・チェックもクリアしたジョンは、手首を拘束されます。
そのまま車を発進させようとしたジョナは、道の真ん中に停車したバイクが邪魔だと思いました。手下にどけるよう指示します。
ジョンは娘のリディアに「身を低くしろ」と囁きました。
バイクをどけた瞬間に地雷が爆発し、手下が巻き込まれました。

ジョンはその瞬間、横にいた手下の耳を噛みちぎり、手下が持った銃で運転手を撃たせます。
さらに頭突きして手下から銃を奪い、とどめを刺しました。ジョナが逃亡します。
車の外に出ると、後続車に乗っていた男が、少し離れた高台から狙撃してきました。
ジョンはリディアに、自分が引きつけるから、その間に後続車フォードに移動しろと言います。しかしリディアは見捨てられないと拒否しました。
ジョンはリディアの盾になりながら一緒に移動し、撃たれます。

リディアは車に乗り込んで車中の銃を手に入れ、発進して倒れた父・ジョンの脇で停車します。
撃たれたジョンは狙撃手を見失っていました。しかし車の下から見える足で気付き、互いに至近距離で撃ちあいます。
狙撃手を仕留めましたが、ジョンも胸を撃たれました。重傷です。
金髪に染めた娘の髪を褒めたジョンは、そのままリディアの腕で息絶えました。
リディアは涙を流します。

警察がやってきて、逃げたジョナを逮捕しました。それでもジョナは命があっただけ、ましと思います。
喜んで刑務所に送られたジョナですが、ジョンの旧知の囚人・リオスとその一派が待ち受けていました。ジョナは刑務所内で殺されそうです。
リディアはクスリを断つ会に参加し、父のおかげで今こうしてリハビリに打ち込めていると、仲間に告白しました。

みんなの感想

ライターの感想

ほんとに久々にメル・ギブソンの本格アクション。
ひげむさバージョンのメル・ギブソンは、正直「だれ、この人」だった(笑)。
映画の後半でひげを剃ったら「あ、おなじみの顔!」(笑)。
話自体は非常にシンプル。娘を守り通す父の話。
しかし見終わった後の満足度は高い。

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