映画:ホンドー

「ホンドー」のネタバレあらすじと結末

ホンドーの紹介:ジョン・ウェイン主演の西部劇。ルイス・ラムーアの短編を映画化した作品で、アパッチ族の襲来が迫る中、一人で牧場を切り盛りする女主人と恋に落ちる通信兵の姿を描いていく。映画のラストを飾る戦闘シーンは、ジョン・ファロー監督のスケジュールの都合の関係で巨匠ジョン・フォードが演出した。1953年アメリカ製作。

あらすじ動画

ホンドーの主な出演者

ホンドー(ジョン・ウェイン)、アンジー(ジェラルディン・ペイジ)

ホンドーのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- ホンドーのあらすじ1

舞台は西部開拓時代のアメリカ。騎兵隊のホンドーは任務中にアパッチ族に襲われて馬を失い、相棒の猟犬サムとともに平原をさまよっていました。はポツンとたたずむ小さな牧場を見つけたホンドーは、そこに暮らすアンジーという女性と幼い息子ジョニーに助けを求めました。事情を知ったアンジーはホンドーをもてなし、馬を提供しますが、心の中ではホンドーを警戒していました。アンジーは夫がたまたま留守にしていると繰り返し、ホンドーがおかしな行動に出ないよう牽制しました。

しかし、その嘘はホンドーにすぐに見抜かれてしまいます。ホンドーから追及され、アンジーは夫が行方をくらませていることを明かしました。ホンドーはアパッチ族に殺されたのではないかと尋ねますが、アンジーはその可能性を否定しました。この一帯の白人はアパッチ族と友好協定を結んでおり、アンジーはアパッチ族に悪い印象を持っていなかったのです。そんなアンジーに、ホンドーはアパッチ族の脅威が近づいていることを教えました。新たな族長ビットリオが戦支度をしているといい、ホンドーの任務もその知らせを軍に届けることでした。

その夜、ホンドーが牧場の手伝いを終えると、アンジーはホンドーのために家の中に寝床を用意しました。アンジーはホンドーを信頼し、文明人としてもてなしたいと考えたのです。ところが、アンジーはホンドーのライフルを見て驚愕しました。そこにはホンドー・レーンと刻まれており、それは昨年三人の命を奪ったガンマンの名前と同じだったのです。アンジーは思わずホンドーに銃を向けますが、ホンドーは弾が装填されていないことにすぐ気づき銃を奪いました。ジョニーが誤って銃を撃たないようにアンジーは弾を入れてなかったのです。ホンドーは奪った銃に弾を装填してアンジーに引き渡しました。アンジーは紳士的なふるまいをしてくれたホンドーに失礼な態度を取ってしまったことを謝罪しました。文明人に紳士と、ホンドーはアンジーに立派な言葉で評され、「一日で大物気分だ」と笑顔を見せるのでした。

【承】- ホンドーのあらすじ2

その翌朝、ホンドーは出発の準備をしながら、アンジーとの会話を楽しみました。ホンドーはアンジーに亡くなった先住民の妻の話をし、妻がアンジーに似ていると語りました。漆黒の髪の妻と金髪の自分がどうして似ているのか、とアンジーが不思議がっていると、ホンドーは見た目なんて関係ないと返答しました。そして、「真心の伝わってくる人たちこそ、信用に値する」と言って、ホンドーはアンジーにキスをしました。アンジーは表情を固くしたまま、去りゆくホンドーを見送るのでした。

それからすぐのことでした。ビットリオが率いるアパッチ族の一団が突然現れ、アンジーの牧場を取り囲みました。ビットリオはアンジーにこの牧場から去るよう要求してきましたが、アンジーは恐怖を抑えながらビットリオに反論しました。そのときでした。ジョニーが銃を持ってその場に現れ、発砲したのです。銃弾はアパッチ族に命中しなかったものの、ビットリオはジョニーの勇敢な姿に感心し、アパッチ族の戦士として迎え入れることを決めました。ビットリオはアンジーに戦士の母として世話をするよう言いつけ、去って行くのでした。

しばらくすると、再びビットリオが仲間を連れてアンジーの牧場に現れ、新たな夫を選ぶよう強要してきました。アンジーは自分には夫がいると説明しますが、ジョニーを立派な戦士にするためには教え導く父親が必要だとビットリオは語り、聞く耳を持ちません。こうして、次の作付けの雨が降るまでにアンジーは新たな夫を選ばねばならなくなってしまいました。

一方、ホンドーは騎兵隊と合流し、アパッチ族が次々と白人を襲っていることを知ります。ホンドーが被害者の中にアンジーとジョニーがいないことに一安心していると、ひどく短気な男にからまれてしまいます。その男を軽く返り討ちにするホンドーでしたが、後からその男がアンジーの夫エドであることに気づき、少なからず驚きを覚えるのでした。

【転】- ホンドーのあらすじ3

その後、ホンドーは借りた馬を返すためにアンジーの牧場に向かいますが、その後をエドがひそかについてきました。エドはホンドーに仕返ししたいと考えていたのです。ところが、その道中にホンドーはアパッチ族に襲われ、エドもその巻き添えを受けてしまいました。ホンドーとエドはそれぞれの案内人を失いながらもアパッチ族を倒しますが、戦士の一人を取り逃がしてしまいました。ホンドーが他のアパッチ族に自分たちの存在を知られるのを懸念する一方、エドは静かに銃口をホンドーに向けていました。エドの不審な動きに気づいたホンドーはすぐにライフルを向け、エドを撃ち殺しました。ホンドーはエドが持っていた写真にジョニーが写っているのに気づくと、自分のライフルを地面に叩きつけるのでした。

その後、ホンドーは単身旅を続けていると、その道中にアパッチ族の集団に襲われ、捕われてしまいました。ホンドーはビットリオの尋問を受けますが、拷問されても騎兵隊の情報を決して明かそうとしませんでした。すると、ビットリオはホンドーがジョニーの写真を持っていることに気づきました。ビットリオはホンドーがジョニーの父親だと勘違いし、拷問をやめるよう指示しました。そして、ビットリオはアパッチ族の戦士と戦うようホンドーに命令、ホンドーはナイフを持って戦い始めました。ホンドーは左肩を刺されながらもこの戦いに勝利し、戦士を打ち負かしました。

ビットリオはホンドーの勇敢さを認め、ホンドーをアンジーの牧場に連れて行きました。アンジーは負傷したホンドーの様子に驚き、ビットリオにホンドーが夫だと嘘をつきました。ビットリオはホンドーにジョニーを勇敢な戦士として育てるよう命令し、牧場を去って行きました。そのとき、サムはビットリオの手下たちによって残虐に殺されてしまいました。

その後、ホンドーは傷を癒しながらアンジー、ジョニーと家族のような時間を過ごしました。ホンドーはアンジーにエドの死を告げましたが、自分が殺したとなかなか言い出すことができずにいました。アンジーは夫の死に少しだけショックを覚えますが、深く悲しむ様子は見せませんでした。いつしかアンジーはホンドーを愛するようになり、二人は相思相愛の関係となっていきました。

【結】- ホンドーのあらすじ4

しかし、三人にとって幸せな時間は長く続かず、騎兵隊とアパッチ族との緊張関係は日に日に悪化していきました。そんなある日、騎兵隊がアンジーの牧場に到着し、ホンドーは仲間たちと再会を果たしました。しかし、そこにはエドの友人も同行しており、ホンドーがエドを闇討ちしたと大きな声で語り、その声はアンジーにも届いてしまいました。ホンドーはすぐにアンジーに釈明しますが、アンジーは気持ちの整理がつかず、ホンドーを避けるようになるのでした。

その後、ホンドーは騎兵隊とともに牧場を出ることを決めます。別れ際、ホンドーが話しかけると、アンジーはホンドーを愛する気持ちが変わっていないと口にし、エドがホンドーとは真逆の下劣な男だったことを明かしました。ホンドーはジョニーにも真実を伝えようとしますが、アンジーは泣きながら止めに入りました。ホンドーはそんなアンジーをただ抱きしめるのでした。

その直後、先行していた騎兵隊が牧場に帰還してきました。騎兵隊はアパッチ族に襲われたといい、多くの兵士が負傷していました。その後、ホンドーは騎兵隊を率い、アンジーら一般人を連れてアパッチ族の土地からの離脱を目指しました。

ところが、その道中にビットリオたちが大群で襲いかかり、ホンドーたちはたちまち取り囲まれてしまいます。そこで、ホンドーは砲兵隊を乗せた馬車で一点突破をはかり、ビットリオたちを撹乱しました。ホンドーたちは少しずつビットリオたちの戦力を削いでいき、ホンドーは仲間とはぐれながらも勇敢に戦い続けました。

やがてアパッチ族はその場から去って行き、ホンドーはその後ろ姿を眺めました。間もなく将軍の兵がこの地に到着することとなっており、ホンドーはアパッチ族の終わりを予感して、「一つの生き方が消える。残念だが理だ」と口にした。その後、ホンドーたちは馬を走らせ、アパッチ族の土地から離れて行くのでした。

みんなの感想

ライターの感想

本作最大の見所は、クライマックスの砂埃舞う中での戦闘シーンです。戦局が一目でわかるようなロングショットや、猛スピードで突進してくる先住民や孤軍奮闘する主人公の姿など、臨場感たっぷりで戦いが描かれています。ジョン・ウェインの頼りがいのあるキャラクターも相変わらずかっこよく、改めてそのスター性が実感される作品でした。

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