映画:ボーンアイデンティティー1

「ボーンアイデンティティー1」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(4件)

アクション映画

ボーン・アイデンティティーの紹介:マット・デイモン主演の新境地のスパイアクション映画です。ヨーロッパの街を縦横無尽に滑走するミニクーパーのカーチェイスは迫力満点。主人公のジェイソン・ボーンは果たして逃げ切れるのか、そして一体何者なのか。

あらすじ動画

ボーンアイデンティティー1の主な出演者

ジェイソン・ボーン(マット・デイモン)、マリ―・クルーツ(フランカ・ボテンテ)、テッド・コンクリン(クリス・クーパー)、ブライアン・コックス(ブライアン・オーウェン)

ボーンアイデンティティー1のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①ジェイソン・ボーンは背中を銃で撃たれ、瀕死の状態で漁船に救助される。目覚めると記憶がないボーンは、尻の皮膚に埋め込まれたカプセルでスイスの銀行に貸金庫があると知り、自分が何者か突き止めるため銀行へ行った。直後から、ボーンは狙われ始める。 ②ボーンはCIAのトレッドストーン計画で要請された、殺人兵器(殺し屋)だった。ウォンボシという亡命した政治家の暗殺任務の最中、記憶を喪失していた。ボーンは追うなと告げて去る。上司・コンクリンは責任をかぶせられ暗殺された。 ③「トレッドストーン」=「暗殺者を世界の主要都市に配置する計画」「有事の際には都市に近い工作員が出動し、暗殺して回る」

【起】– ボーンアイデンティティー1のあらすじ1

〔地中海 マルセイユの南100キロ〕

夜の海に浮かぶ男を、たまたま甲板に出た男性・ジャンカルロが見つけます。

ジャンカルロたちは地元の漁船で、沖合に漁で船を出していました。

船員6名ほどでその若い男を助けると、背中に銃痕があります。

うつぶせにして手術台に乗せると、ジャンカルロは男の背に食いこんだ銃弾を取り出していきました。

ほかにケガはないかと探っていると、尻の皮膚に何か違和感があります。

それを注意深く取り出して水で洗うと、小さなカプセルでした。ジャンカルロはルーペで観察します。

カプセルはレーザーポインターで、スイッチを押すと赤い光で「チューリヒ相互銀行」という名と、番号が書かれていました。

その時、気絶から目覚めた男が「僕に何をした!」とジャンカルロを襲います。

ジャンカルロは「漁船で助けた。撃たれていたから、手当てをした」と冷静に答え、「私はジャンカルロ、君は?」と聞きます。

聞かれた男は、自分が記憶を失っていると気付き、愕然としました…。

〔米国 ヴァージニア州 CIA(中央情報局)本部〕

その頃CIAの上官アレクサンダー・コンクリンは、任務が失敗したという報告を受けています。

その手には、黒人男性N・ウォンボシのフェリーの写真がありました。

(先にネタバレ、記憶を喪失した男は、通称ジェイソン・ボーン)

…救出された男ジェイソン・ボーンは、漁船で手伝いをしながら、記憶を取り戻そうと必死になっていました。

漁船が港に着くまでの2週間、地図を見ているのですが一向に記憶が戻る気配がありません。

上陸した際に、船長がスイスまでの旅費を渡してくれました。ボーンはありがたく受け取ります。

今のところ、手掛かりは尻の皮膚に埋め込まれていたカプセルが表示する、スイス・チューリヒ相互銀行しかありませんでした。

ボーンはそこへ行き、自分の正体を探るつもりです。

夜にベンチで寝ているボーンを、警察官が職務質問します。

身分証明の提示を求められたボーンですが、当然のことながら持っていませんでした。

連行されそうになったボーンは、考えるよりも先に身体が動き、一瞬のうちに2人の警官をねじ伏せてしまったことに気づきます。

おそれをなしたボーンは、警官の銃の弾倉を抜くと、全速力で逃亡しました。

(弾倉を抜くことで、発砲までの時間を稼ぐことができる。逃亡時に警官に後ろから発砲されるのを恐れ、カートリッジを抜いた)

世間では、アメリカの権力の座を追われ亡命した黒人男性・ウォンボシが、「CIAの暴露本を出版する」と発言し、話題になっています。

ウォンボシは護衛に守られながら、2日前にフランス・パリに出没していました。

暴露本を出すと宣言し、CIAを脅すことで政権に復帰する腹積もりだろうと、長官は反対しています。

CIAでは「トレッドストーン(踏み石作戦)」なるものを進めており、誰かがウォンボシを殺害する予定でした。

ところが予定が狂い、暗殺者が消息を絶って2週間が経過しています。

〔スイス チューリヒ相互銀行〕

移動したボーンは、銀行に貸金庫があるはずだと受付嬢に言い、指示されたとおりに口座番号などを記入します。

貸金庫の入り口で掌紋チェックを受けた後、渡された金庫をボーンは開いてみました。

金庫の中身は米国のパスポートが入っており、「ジェイソン・ボーン」という名と、パリ住まいだということが分かりました。

(ここでジェイソン・ボーンの名が明らかになる。…尤もこれは本名ではない。本名が分かるのは次作)

自分の名と住所を知って安堵したボーンですが、金庫をさらにあらためて驚きます。

中には銃、各国の通貨、偽造パスポートが山ほどありました。中には「ジョン・マイケル・ケイン」という名義のパスポートまであります。

おろおろしつつ、金庫の中身を全部、用意した赤いリュックに押し込んだボーンは、銃だけは金庫に残しました。

金庫を返しながら、銀行の人に「僕が最後に来たのはいつ?」と聞くと、3週間前だという答えが返ってきます。

ボーンを見送った後、銀行の頭取はCIAに連絡を入れました。

銀行を出たボーンはパリの自宅に電話をかけてみますが、留守番電話が流れます。

警察や救急隊などの人目が気になるボーンは、地元警官に追われて、交わすためにパスポートを提示しながら、米国領事館へ駆け込みました。地元警官は治外法権で、入り口で止められます。

領事館内では、2日前に家を追い出されたと声高に訴える女性がいました。26歳のアメリカ人、マリー・H・クルーツで、学生ビザの申請をしています。

乗り込んできた警官を制圧したボーンは警察無線を手に入れ、階段に貼ってある領事館の見取り図を手に逃げ始めます。

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