「マグニフィセントセブン」のネタバレあらすじと結末の感想

アクション映画

マグニフィセント・セブンの紹介:2016年製作のアメリカのアクション西部劇。黒澤明の名作「七人の侍」、同作のリメイク作品の「荒野の七人」を原案とした作品で、「トレーニング デイ」で知られるアントワーン・フークアがメガホンを取った。デンゼル・ワシントン、クリス・プラット、イーサン・ホークら豪華俳優陣が出演している。

予告動画

マグニフィセントセブンの主な出演者

サム・チザム(デンゼル・ワシントン)、ジョシュ・ファラデー(クリス・プラット)、グッドナイト・ロビショー(イーサン・ホーク)、ジャック・ホーン(ヴィンセント・ドノフリオ)、ビリー・ロックス(イ・ビョンホン)、ヴァスケス(マヌエル・ガルシア=ルルフォ)、レッド・ハーベスト(マーティン・センズメアー)、エマ・カレン(ヘイリー・ベネット)、バーソロミュー・ボーグ(ピーター・サースガード)

マグニフィセントセブンのネタバレあらすじ

【起】- マグニフィセントセブンのあらすじ1

舞台は1879年のアメリカ。田舎町のローズ・クリークは強欲な資本家バーソロミュー・ボーグにより苦しめられていました。街の金鉱を狙っているボーグは街の人々から土地を奪おうと考えていたのです。ボーグは抵抗する人々を次々と殺害し、人々の心の拠り所である教会までも焼き払ってしまいます。夫をボーグに殺されたエマは、次にボーグがローズ・クリークに戻ってくるまでの間に強力なガンマンを探し出すことを決意します。

エマは訪れた街でサム・チザムという凄腕の委任執行官を見出しました。エマは早速サムにボーグへの正義の復讐の協力を求めると、サムはボーグという名前に反応しこれを承諾します。軍隊並の兵力を持つボーグに対抗するためには7人のガンマンが必要だとサムは考えていました。そこでサムはギャンブルで馬を奪われ困っているガンマン、ジョシュ・ファラデーに協力を依頼します。サムの銃の腕前を目の前で見ていたジョシュは、無茶な依頼だと知りつつも仲間に加わることを決めます。

サムたち一行は街を出て新たな仲間を探す旅に出ました。ジョシュと別行動を取ったサムとエマは立ち寄った森の中でメキシコ人の賞金首のヴァスケスと出会います。サムは賞金首の手配書を破る代わりに仲間に入るよう求めると、ヴァスケスはその求めに応じるのでした。

【承】- マグニフィセントセブンのあらすじ2

一方、ジョシュはサムの指示でグッドナイト・ロビショーという狙撃手を探していました。その男は南北戦争で「死の天使」と恐れられていた人物でした。ところが、ジョシュが出会ったグッドナイトは相棒の東洋人ビリー・ロックスの早撃ち術で銭を稼いでおり、「死の天使」の面影は感じられませんでした。それでも、グッドナイトは古い友人のサムの頼みと聞いて協力を快諾、ビリーとともに仲間に加わりました。

合流を果たした一行は仲間探しの旅を続行します。その夜、野営中にサムはグッドナイトにあることを指摘されます。自分の妹とエマを重ね合わせているのではないかというのです。サムはその言葉に答えようとはしませんでした。

翌朝、一行の前に流浪のネイティブ・インディアンのレッドが現れました。サムはネイティブ・インディアンの言葉を操りレッドに接触、信頼の証として差し出された獲物の心臓を食べると、レッドは仲間に加わることを承諾しました。道中出会ったジャック・ホーンという斧と銃の使い手のハンターも仲間に加わり、こうしてサムは七人のガンマンを集めることに成功します。

サムたちは早速ローズ・クリークの街に乗り込みますが、街には人気がなく、いるのはボーグに買収された保安官だけでした。サムたちは当初「ワルが集結か」と馬鹿にされますが、ひとたび銃撃戦が始めるとサムたちは保安官たちを圧倒します。そして、サムは一人の保安官にボーグに街に来るよう伝えるよう命じます。それは、ボーグへの侮辱も込められた伝言でした。一方、ジョシュはグッドナイトに不安感を覚えていました。銃撃戦の中、グッドナイトだけが一発も銃を撃たず、その結果、敵を一人取り逃してしまっていたのです。

【転】- マグニフィセントセブンのあらすじ3

サムからの挑発的な伝言を聞いたボーグは怒りに震え、強力な兵力の準備を開始します。サムもまたボーグの襲来を予想し、そのための準備を開始しました。サムたちは街の地理を生かした作戦を考え、さらには街の奥にある金鉱を解放し、男手の増強と爆薬の調達を行いました。しかし、街の人々への銃やナイフの訓練は難航します。これに苛立ちを感じていたのはグッドナイトでした。ジョシュがあえてグッドナイトに見本を見せるよう促すと、グッドナイトはためらった表情を見せながらも百発百中標的に弾を命中させました。ジョシュはグッドナイトの腕が鈍っていないことに安心感を覚えるのでした。

日々は過ぎ、サムたち七人は街の人々と良好な協力関係を築いていました。しかし、ボーグ襲来の前夜、突然グッドナイトが街を去ってしまいます。南北戦争であまりにも多くの死を見たグッドナイトは心に深い傷を負っており、今回の戦いに協力できないというのです。仲間たちはグッドナイトの突然の失踪に落ち込み、相棒のビリーはやけ酒を飲んでいました。焼け残った教会の祭壇の前で考え込むサムに、エマは私がグッドナイトの代わりになると言葉をかけるのでした。

【結】- マグニフィセントセブンのあらすじ4

いよいよボーグの大軍勢が街に押し寄せてきました。しかし、ローズ・クリークの目の前に広がる草原には爆薬や奇襲隊が隠れており、サムたちの思惑通りボーグの騎馬隊は街に入る前から戦力を削がれていきます。ボーグの軍勢は街に侵入しますが、今度はサムたち凄腕のガンマンやジャックが率いる銃撃部隊、そしてレッドが弓矢で迎え撃ち、数的劣勢を覆していきます。互角の戦いを演じる両者でしたが、そこに突然グッドナイトが馬に乗って街に現れました。ボーグがガトリング砲を用意しているというのです。グッドナイトの呼びかけでサムたちは身を隠しますが、ガトリング砲の銃弾は無残にも敵味方問わず人々の命を奪っていきました。

そんな中、ボーグの配下のネイティブ・アメリカンのデナリが街に侵入し、ジャックを殺し、次にエマたちに襲い掛かってきました。しかしそこにレッドが現れ、デナリを打ち倒します。レッドはボーグの手下になり果てた同胞に強い怒りを感じていたのです。

ガトリング砲の装填が行われている間、ジョシュはガトリング部隊への決死の攻撃を決意し、サムたちに援護を依頼しました。サム、ヴァスケスは地上から、グッドナイト、ビリーは教会の塔から射撃し、ジョシュは遠く離れたガトリング砲に向かって走り始めました。しかし、再び銃撃を開始したガトリング砲の破壊力によりグッドナイトとビリーは死亡、ジョシュもまたガトリング砲を目の前にして力尽きてしまいます。ボーグの部下の前で最後の葉巻を吸おうとするジョシュ。この姿に敵が油断したところを見計らい、ジョシュは隠し持っていたダイナマイトを爆発させ、自分もろともガトリング部隊を壊滅させました。

銃撃が止み、街に沈黙が訪れました。高みの見物をしていたボーグは教会の前までやって来ました。しかし、その背後から現れたサムに早撃ち試合を持ち掛けられ、銃弾を受けてしまいます。少しずつ教会に追い詰められたボーグは教会の祭壇を前にして命乞いを始めました。サムはボーグの首を縄で締めながら、自分の家族について語り始めました。サムの母と妹二人はローズ・クリークの街の人々と同様、ボーグに殺されていたのです。それも、首吊りという残虐な方法でした。ボーグは忍ばせたピストルでサムを殺そうとしますが、そのとき一発の銃弾がボーグの命を奪いました。撃ったのはエマでした。

ローズ・クリークはついにボーグに勝利を収めました。エマは生き残ったサム、ヴァスケス、レッドに死んだ四人を手厚く埋葬することを約束します。サムたちは街を去って行きましたが、エマは崇高な男たちの物語を決して忘れまいと心に決めるのでした。

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みんなの感想

ライターの感想

原案となった「荒野の七人」は伊達と酔狂で人助けをするという印象が強く、農民にも焦点を当てた内容でしたが、本作は主役の七人の人間ドラマがとても味わい深い作品です。また、本作の七人はそれぞれ様々な人種、考え方を持っており、まるでハリウッドの多様性を象徴しているかのようです。対する悪役のボーグは強欲な資本家で、トランプ大統領を彷彿とさせるキャラクターです。そこまで考えての脚本だったかはわかりませんが、ハリウッド対トランプの構図が明白になった今観てみるといろいろと勘ぐってしまいたくなります。
  • 匿名さんの感想

    全体的にのんびりした空気があり
    頭に靄がかかった時もありましたが
    展開そのものはサクサクしてます

    守るべき町がもうボロボロになっちゃって
    そもそも戦い自体が愚かな行為だったのではと
    感じさせられるぐらい何かもう最後はグチャグチャして
    まさに戦争のような様相を呈していて圧巻でした

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