映画:マッケンナの黄金

「マッケンナの黄金」のネタバレあらすじと結末

マッケンナの黄金の紹介:1969年にアメリカで製作された西部劇。アメリカ先住民族の間に伝わる伝説の黄金を求める男たちの冒険を描く。黄金の場所を唯一知りながらもその存在を信じず、帰還を訴える保安官を名優グレゴリー・ペックが演じ、主人公とは対照的に欲深く黄金を探す無法者をオマー・シャリフが演じた。

マッケンナの黄金の主な出演者

マッケンナ(グレゴリー・ペック)、コロラド(オマー・シャリフ)、インガ(カミラ・スパーヴ)、ヘシュケ(ジュリー・ニューマー)、ティッブス(テリー・サバラス)

マッケンナの黄金のネタバレあらすじ

【起】- マッケンナの黄金のあらすじ1

舞台は西部開拓時代のアメリカ。保安官のマッケンナがパトロール中に先住民の襲撃を受けることから物語は始まります。マッケンナは銃撃戦の末、奇襲を仕掛けた老いたアパッチ族の男に深手を負わせました。マッケンナの介抱を受けながら、男は黄金が眠ると言われる伝説の谷について語り出しました。男は黄金の番人をしており、黄金を探し歩く人間を見つけるたびに襲撃をしているといいます。しかし、マッケンナ自身はその伝説をまったく信じていませんでした。マッケンナは若い頃黄金の採掘で各地を渡り歩いた経験があり、黄金の谷の伝説自体に懐疑的になっていたのです。

話をしているうちに老人は死に、マッケンナは埋葬の準備に取り掛かりました。そのとき、マッケンナは老人が持っていた伝説の谷の地図を目にしますが、かまわず燃やしてしまいました。すると、そこに悪党コロラドが率いる一団が現れました。伝説の谷を目指していたコロラドは地図がすでに燃やされてしまっていたことに絶望しますが、その代わりにマッケンナを案内役として連行することを決めます。マッケンナと長い因縁のあるコロラドは、マッケンナが常人離れした記憶力を持っていることを知っており、地図の詳細も必ず頭に入っていると確信していたのです。

コロラドの隠れ家に着くと、そこには街の判事の娘インガが閉じ込められていました。コロラドはインガの素性に気づいておらず、マッケンナは決して判事の娘であることがばれないようインガに注意しました。

【承】- マッケンナの黄金のあらすじ2

その翌朝、コロラドが伝説の谷を探しているという噂を聞きつけて、数人の男たちがコロラドを訪ねてきました。仲間に入れなければ騎兵隊に密告すると脅され、しぶしぶ求めに応じるコロラド。男たちの中には、初めて伝説の谷を発見したアダムスがいました。アダムスはアパッチ族に目を焼かれ、今では老いた盲人となっていましたが、伝説の谷を夢見る思いは今も変わらずにいました。

新たに仲間に加わった男たちは普段は街で平和に暮らす人々で、烏合の衆であることは明らかでした。マッケンナは彼らの身の危険を案じ、伝説の谷など存在しないと説得しますが、皆黄金に目がくらみ聞く耳を持とうとしませんでした。

その夜、一行は騎兵隊の追跡から逃れるべく隠れ家を出発、その中にはマッケンナに昔から思いを寄せる先住民の女ヘシュケの姿もありました。コロラドは騎兵隊の野営地に酔っ払った先住民の女を送り込み、騎兵隊の動きが鈍っている間に逃亡する計画を立てました。しかし、コロラドの思惑通りにはいかず、アダムスを含む新たに加わった仲間たちは騎兵隊の執拗な追跡を受け離散してしまいました。

そんな中、無事に生き残ったのはコロラド、マッケンナ、インガ、そしてコロラドの部下で先住民のサンチェスとヘシュケだけでした。一行は少しずつ地図に記された場所へと近づいていきましたが、親しくし合うマッケンナとインガの様子を見てヘシュケは激怒、やがて隙を見てはインガを殺そうと目を光らせるようになっていきました。

【転】- マッケンナの黄金のあらすじ3

それから時が経ち、マッケンナは騎兵隊の人数が徐々に少なくなっていくことに気づきました。そして、ついにその数が3人になったとき、マッケンナはコロラドにインガを騎兵隊に引き渡すよう提案しました。インガを足手まといにも感じていたコロラドは時間を稼ぐためにこの案を受け入れ、インガを解放し旅を続行しました。

しかし、その夜マッケンナたちの元に意外な人物が現れました。それは銃を持った騎兵隊の長ティッブスとインガでした。ティッブスはコロラドが送り込んだ酔っ払い女から黄金の話を聞き、仲間に加えるよう脅迫してきました。また、ティッブスは同行していた部下二人を殺しており、その馬を黄金の運搬に使うことも提案。コロラドは苦しい立場に追い込められ、渋々ティッブスと手を組むことを決めました。

その後、一行はアパッチ族の襲撃を受けながらも地図に記された場所へと到着します。そこには巨大な岩があり、地図の記述によれば伝説の谷は日の出の時刻に現れるといい、一行はその夜は岩の近くで過ごすことにしました。

野営中、マッケンナはインガの様子がおかしいことに気づきました。インガまで黄金に目がくらみ始めていたのです。いつもの聡明さを取り戻すようインガを諭し、優しくキスをするマッケンナ。その様子をヘシュケは見逃してはいませんでした。

【結】- マッケンナの黄金のあらすじ4

その翌朝、地図の記述通りに日の光によって生じた岩の影をたどると、そこには伝説の谷の入り口がありました。一行は早速その細い道を進んで行くと、その先には黄金に輝く谷が見えてきました。一行は夢中になり谷を下りますが、そんな中ヘシュケはインガを転落死させようと企てました。ところが、ヘシュケは勢い余って逆に自身が崖から転落してしまいました。

谷に辿り着くと、コロラド、ティッブス、インガは無我夢中で金の採掘に乗り出しました。しかし、何か危険を感じ取ったマッケンナはインガを連れて逃亡を開始。一方、昨夜から精霊の言葉を聞いていたサンチェスは突如豹変し、黄金を盗もうとするティッブスを殺害。しかし、サンチェスは隙をつかれコロラドに殺されてしまいました。

コロラドはマッケンナたちの逃亡に気づき、すぐにその後を追いました。激しい戦いを演じるマッケンナとコロラドでしたが、その最中にアパッチ族が襲来。それと同時に、谷の崩壊も始まりました。出口へと繋がる道が次々と崩落する中、マッケンナたち三人はなんとか馬に乗って谷から脱出することに成功します。

砂と埃まみれになりながら、コロラドは悔しそうな表情を浮かべながらマッケンナたちの前から去って行きました。その後ろ姿を見送ると、マッケンナとインガは笑顔で互いを見つめ合っていました。インガのポケットには大量の金砂が詰まっており、マッケンナが乗る馬にはティッブスが詰め込んだ黄金が積まれていました。大冒険を終えた二人は馬を走らせ、その場を去って行きました。

みんなの感想

ライターの感想

オマー・シャリフの悪役ぶりがよくはまった作品です。また、その部下のヘシュケの個性も強烈で、女の嫉妬の恐ろしさを見せつけられます。それだけに、グレゴリー・ペック演じる主人公がおいしいところを持っていくという結末は痛快なラストでした。壮大な冒険を予期させるクインシー・ジョーンズの音楽も耳に心地よい作品でした。

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