「ミッションインポッシブル1」のネタバレあらすじと結末の感想

ミッション:インポッシブルの紹介:1996年のアメリカ映画。アメリカのテレビドラマ『スパイ大作戦』を映画化。映画の邦題は原題のままである。2017年7月現在、シリーズが5作目まで作られており、2018年に6作目が公開予定の超人気映画シリーズ。

予告動画

ミッションインポッシブル1の主な出演者

イーサン・ハント(トム・クルーズ)、ジム・フェルプス(ジョン・ヴォイト)、クレア・フェルプス(エマニュエル・ベアール)、ウィリアム・ダンロー(ロルフ・サクソン)、アレクサンドル・ゴリツィン(マーセル・ユーレス)、ジャック・ハーモン(エミリオ・エステベス)、サラ・デイヴィス(クリスティン・スコット・トーマス)、ハンナ・ウイリアムズ(インゲボルガ・ダクネイト)、フランツ・クリーガー(ジャン・レノ)、マックス(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)、ユージーン・キトリッジ(ヘンリー・ツェニー)、ルーサー・スティッケル(ヴィング・レイムス)

ミッションインポッシブル1のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①極秘組織IMFのスパイであるイーサンはある作戦で二重スパイの疑いをかけられた。濡れ衣を晴らすためイーサンは逃亡しながら本物の内通者を探す。 ②内通者はリーダーのジム、その妻・クレア、CIAの解雇職員・クリーガー。取引相手のマックスもあぶりだしたイーサンは、疑いを晴らした。

【起】- ミッションインポッシブル1のあらすじ1

若い男性イーサン・ハントは極秘組織IMF(Impossible Mission Force)所属の諜報員(スパイ)です。
変装を得意とし、不可能だと思われることも可能にするのが、イーサンの仕事でした。もちろん、諜報員としては一流です。
キエフで潜入捜査に入っていたイーサンは、作戦終了後、すぐさま次の任務にかかります…。

初老男性ジム・フェルプスが移動中の機内で、ウクライナの映画を勧められます。
再生すると、それはIMFからの依頼のメッセージでした。
ターゲットはプラハの米国大使館のアレクサンダー・ゴリツィンです。
ゴリツィンは裏切り者で、東欧に潜入しているCIAの情報員リスト、通称〝NOC(ノック)〟を盗んでいました。
ところがこのリストは二部構成になっており、先に盗まれたのは暗号名の部分だけです。これだけだと意味をなしません。
もう片方の本名が書かれているリストは、明日の夜のパーティで盗まれるはずでした。
そこで、ジムたちに課せられた任務は「盗みの現場を証拠写真として撮影」「ゴリツィンを尾行し、買い手ともども逮捕すること」でした。
チームの一部は既に潜入しています。

・ジム・フェルプス…作戦を請け負った人物。
・サラ・デイヴィス…黒髪ショートカットの若い女性。工作実行員。
・ジャック・ハーモン…茶髪の若い男性。ハッカー。
・ハンナ・ウィリアムズ…金髪ロングヘアの女性。ゴリツィンの監視役。
・クレア・フェルプス…ロングヘアの女性。ジムの妻。
・イーサン・ハント…黒髪の若い男性。チーム・リーダー。

「例によって君たちが捕まったりあるいは殺されたりしても、当局は関知しないからそのつもりで。このテープは5秒後に自動消滅する」
それを聞きながらジムは葉巻に火をつけました。テープは5秒後、小さな煙を吐きながら再生できないようになります。その煙をごまかすため、ジムは煙草を吸ったのでした。

チェコ共和国・プラハ。
メンバーがアジトに集まり、作戦の打ちあわせをしていました。
そこへ、遅れてジムが到着します。ジムはその前に、シカゴのドレイク・ホテルで新人研修をしていました(ここ大事)。
作戦ではイーサンとサラがゴリツィンの盗みの現場を撮影しに行き、ハンナにバトンタッチする手はずに決めます。
何か異変があればみんな散って、午前4時にアジトへ戻ることを決めました。
イーサンはワルツァー上院議員に似せたマスクをつけてなりすましました。テレビで話し方などを勉強します。
ジャックがイーサンに便利グッズを渡しました。板ガムの形状をしたものですが、赤色と緑色の半々になっており、その2色を混ぜると5秒で爆発するそうです。

23時に行動開始します。
ジャックはエレベーターのシャフト内で開閉の操作をし、イーサンとサラが盗みの現場に入るのをサポートします。
ハンナはその間、ゴリツィンを監視しました。特殊なスプレーでゴリツィンに細工してからは、車に移動してクレアと共にゴリツィンを尾行する予定です。
ジムは外でみんなの持つ道具から見える映像を元に、指示を飛ばしていました。
イーサンはカメラをつけた眼鏡を置き、ゴリツィンが部屋に侵入してフロッピーディスクにデータをコピーする現場を盗撮します。
ここまでの作戦は順調でした。盗みの現場の撮影には成功します。

イーサンとサラは裏口から出ました。ハンナも車に移動します。
ハッカーのジャックが忍んでいたエレベーターが上昇を始め、ジャックが圧死しました。
ジムは自分に尾行がついていると言い、「作戦中止だ」と言います。それでもイーサンはゴリツィンのフロッピーディスクを取り戻したくて、ゴリツィンを追いかけようとしました。
サラと一時的に別れ、ジムがいる橋まで走ります。
イーサンはそこで自分を呼ぶ声とサイレンサーの発砲音に、思わず手元のカメラを見ました。そこには腹を押さえたジムの両手が血に染まる様子と、ジムが橋から落ちる現場を見ました。
さらにハンナとクレアの乗ったBMWが爆発炎上します。
(分かりづらいが運転席にクレア、助手席にハンナがいる)

【承】- ミッションインポッシブル1のあらすじ2

イーサンはサラに中止だと言うのですが、サラは無線を切っており(ジムからの指示)、ゴリツィンを尾行しています。
ゴリツィンが壁から動かないので不審に思ったサラは、フェンス越しにナイフに刺されて死んでいました。サラも同じ相手に刺殺されます。
イーサンはサラとゴリツィンの死体を見つけ、ゴリツィンの胸ポケットからフロッピーディスクが抜き取られていると気付きました。
公衆電話を使ってCIA(中央情報局)本部のジーン・キトリッジに連絡を取ります。すると1時間後にグリーン地点で落ち合おうと言われ、不思議に思いました。キトリッジがなぜプラハに来ているのかおかしいと思ったのです。

グリーン地点であるレストランでキトリッジと会ったイーサンは、説明を要求しました。自分たち以外にもIMFのメンバーがいたことを指摘したイーサンに、キトリッジはあきらめて事情を話します。
今回イーサンたちが行なった作戦は「おとり」でした。
実は2年ほど前から、IMFの作戦が外部に漏れていました。内通者がいるということです。
チェコに『マックス』と呼ばれる武器商人がいました。マックスは正体を隠しながら(つまり正体不明)、スパイを寝返らせる才能を持っています。
今回はCIAの工作員をも買収し、NOCリストをマックスが盗ませていました。
マックスは〝Job3-14作戦〟と呼んで、ゴリツィンと交渉していました。
…おとりの作戦なので、リストは偽物なのです。そうやってIMFのメンバーを動かしたところ、生き残ったのはイーサンだけでした。つまり裏切り者はイーサンだと、キトリッジは思っているわけです。
イーサンは自分にかけられた濡れ衣の容疑を晴らそうと思い、そのためには自分で突き止めるしかないと思いました。
そこでジャックからもらった板ガムを机の下で混ぜ、レストランにある水槽のガラスに張り付けて爆発させ、その隙に逃亡します。

アジトに戻ったイーサンは、身の潔白を証明するために、本物の内通者を探すことにしました。マックスなる人物への接触を考えます。
最初イーサンは〝Job3-14〟を「ジョブ(仕事)」と捉えていましたが、アジトにあった聖書の背表紙を見て「ヨブ記」だと気付きました。
Job3-14に関係するところへ片っ端から「マックスへ ファイルは偽物」というメッセージを送ります。
アジトにクレアが姿を現しました。クレアはジムを心配して車を降り、橋のほうへ行っていたそうです。爆発した車に乗っていなかったクレアをイーサンは疑い、ボディチェックをします。
アジトには、午前4時になったから戻ってきたとクレアは言いました。
そこへマックスからメッセージが届きました。

イーサンはマックスの指示どおりにネカザンカ通りの角に行き、マックスに会います。目隠しされたまま移動しますが、目隠しを外してもらいました。
キトリッジはマックスを男性と思っていましたが(「彼」と呼んでいた)、マックスは初老の上品な婦人でした。
自分は解雇された諜報員だとイーサンは告げます。
ヨブという人物が渡したディスクは追尾装置付きで、開くとたぶん30秒から10分でCIAが踏み込むだろうと言います。
マックスがやってみると、イーサンの読み通りに救急車がやってきました。もちろんCIAの変装です。
イーサンは本物のしかも全世界のNOCリストのファイルを盗み出してくると宣言し、それと引き換えに1000万ドル(約11億2300万円)とヨブなる人物を呼んでくれと言いました。マックスはそれを受けます。

アジトに戻るとクレアが武器を調達していました。仲間だというクレアの言葉を信じ、イーサンはリストを盗むために、CIAの解雇職員から2名スカウトします。
クレアが選んだのはフランツ・クリーガーで、イーサンはルーサー・スティッケルを選びました。

【転】- ミッションインポッシブル1のあらすじ3

2人と会ったイーサンは、アメリカ・ヴァージニア州ラングレーにあるCIA本部からNOCファイルを盗みだすと言います。
ハッカーのキングと呼ばれたルーサーの功名心をくすぐり、説得に成功しました。必要な器具はクリーガーが用意します。

CIAのターミナルは最高峰と呼ばれるほどの厳重な態勢を敷いていました。
入室できるのは職員男性のダンロー・ウィリアムだけで、数段階の警備チェックがあります。声紋スキャン、6桁のアクセス・コード、網膜スキャンです。
さらに人がいない時には音声探知機、温度変化探知装置、圧力変化(重さ)探知装置が作動していました。ダクト口にはレーザー・ネットが張られています。
ルーサーが外でバックアップに回り、3人は消防隊の振りをして侵入しました。
クレアはダンローの飲み物に薬物を入れ、イーサンとクリーガーがダクトから侵入します。
イーサンがデータをコピーしましたが、天井裏にねずみが登場し、クリーガーがくしゃみをした振動でイーサンを取り落としそうになりました。
なんとか引き上げましたが、最後にクリーガーが持っていたナイフが机の上に刺さります。
ナイフの存在で、侵入者の存在が露見しました。
キトリッジは内密にするよう緘口令を敷き、イーサンの母マーガレット・イーサン・ハントと叔父ドナルド・ハントを薬物容疑でFBIに逮捕させて、イーサンを挑発します。

イギリス・ロンドン。
奪ったデータの入ったフロッピーを持ったクリーガーが、「自分も交渉の場に行かせろ」と要求しました。イーサンは手品を見せて、フロッピーを渡すと思うかとクリーガーに言います。
むかっ腹を立てたクリーガーは持っていたフロッピーを捨てて部屋を去りますが、実はクリーガーが持っていたディスクが本物でした。ごみ箱から回収するイーサンをあきれ気味で見るルーサーに、イーサンはフロッピーを渡すと「預かってくれ」と言います。
イーサンが寄せた信頼に、ルーサーも応えようと思います。
アジトから持ってきた聖書に「シカゴ ドレイク・ホテル」というスタンプがあったのを見たイーサンは、ジムが怪しいと思いました。
(劇中すぐに話が移るので分かりにくい。ジムはシカゴで新人研修をした後、みんなから「遅れて」アジトに到着した。そしてみんなの作戦会議に加わる。
キトリッジに疑いをかけられたイーサンがアジトへ戻ってきた時に、すでにこの聖書があった。
ジムがどのタイミングで、この聖書をアジトに置いたかが謎であり鍵でもある。
本当は誰よりも先着してマックスとパソコンで連絡を取り合ったジムは、それをカモフラージュするために「遅れて」アジトに到着した振りをした可能性あり。
つまりはジム・フェルプスが黒幕の内通者だ…と、ホテルのスタンプを見たイーサンは瞬時に思い及んだ)

テレビニュースで母と叔父の逮捕を見たイーサンは、キトリッジをおびき寄せようと考えます。
そこで公衆電話からキトリッジにむけて電話をかけ、最低限の時間数で通話を切りました。細かな場所は分からないながら、イギリス・ロンドンにイーサンがいると知ったキトリッジは、「わざとロンドンに誘っている」と気付きながらも、それに乗ろうと考えます。
通話後のイーサンに、ジムが接触しました。イーサンは驚きます。
ジムはイーサンたちと合流しようと、ずっと足取りを追っていたと言いました。そして「裏切り者はキトリッジだ」と告げます。
イーサンは「つじつまが合う」と言いながらも、心の中では素早く「ジム・フェルプスが裏切り者だったら」という図面を描きました。
ジャックのいるエレベーターを遠隔操作し、発砲音と血のりで偽装して橋から落ち、ゴリツィンとサラを殺したのは恐らくクリーガー…ハンナとクレアの乗った車は…クレアが内通しているのか、あるいはジムだけのことか…想像します。

【結】- ミッションインポッシブル1のあらすじ4

(この時点ではイーサンは、クレアが裏切り者なのか結論を出せず。)
クレアにはまだ生きていることを内緒にしてくれと言われたイーサンは、了解します。
そしてマックスに急遽、翌日のパリ行きの列車TGVの中で取引をすると連絡しました。

イギリス・ロンドンに到着したキトリッジは、自分宛に列車のチケットと腕時計が送られているのを知り、イーサンの仕業だと気付きます。もちろん本物の内通者をキトリッジに知らせるために、イーサンはわざと招待しているわけです。
マックスに連絡を取ったイーサンは、座席の下にディスクがあることを告げました。
マックスは隣に座る秘書に中身を確認させ、本物だと知ります。それと同時に、金は倉庫にあり、そこにヨブも姿を現すだろうと言いました。
ディスクを手に入れたマックスは、すかさず転送処置を取ろうとしますが、送信できません。というのも、斜め後ろにルーサーが座り、携帯電話で妨害電波を送信しているからです。
しかしキトリッジ到着で、ルーサーは席を外さねばならなくなりました(ルーサーは元解雇職員なので、列車に乗っているとあれこれ質問されるから)。
気を利かせたつもりの乗務員が、席を外すルーサーを追いかけてきて、携帯電話を渡します。携帯電話が座席から離れたので、マックスの転送処置が開始されました。ルーサーは顔をしかめますが、席に戻ることはできません。

イーサンはクレアに連絡を取って、荷物車両に行かせました。その銀色のブリーフケースに金があると、クレアに言います。
クレアは荷物車両にいるジムを見ると、「イーサンを殺す必要はないのではないか」と言いました。ただ罪を着せるだけでいいのではないかと告げます。
しかしそのジムは、イーサンの変装でした。クレアが内通者なのか確かめるため、イーサンは変装していたのです。
本物のジムもやってくると、イーサンに銃を向けました。
イーサンは背広に入れた眼鏡をかけ、眼鏡についたカメラ映像をキトリッジに送った腕時計に転送し、ジムの生存を知らせます。
腕時計の映像を見たキトリッジは、ジムが本当の内通者だと知りました。

クリーガーはヘリを調達し、イーサンたちの乗る列車を追跡します。
ジムは制止しようとする妻・クレアを撃ち、イーサンを殴って逃亡すると、車両の外へ出てヘリに乗り移ろうと考えました。イーサンも追跡します。
列車がトンネルに近づいているのを知ったイーサンは、ヘリコプターから伸びるケーブル(ジムが掴むように伸ばしている)を列車にくくりつけ、離脱できないようにしました。
列車はヘリごとトンネルに入ります。
トンネルに入ったことで通信が途切れ、マックスはデータの転送に失敗しました。
ジムはヘリに乗り移りました。イーサンもヘリに飛び付くと、2色の板ガム爆弾をヘリコプターにつけ、爆破します。
爆破の反動を利用して、イーサン自身は列車に戻りました。列車は緊急停止します。

キトリッジはマックスを逮捕しました。「裁判する気はない(つまり極秘裏に処刑!?)」と言うキトリッジに、マックスは交渉を持ちかけます。
イーサンは身の潔白を証明し、イーサンの母たちは釈放され、法務省から正式に謝罪されました。ルーサーは働きを買われて復職します。
ルーサーに今後のことを聞かれたイーサンは「つくづく嫌になった」と、IMFを立ち去ることを告げました。イーサンとルーサーはかたい握手を交わして別れます。
飛行機で旅に出たイーサンですが、機内で客室乗務員の女性に映画を勧められました。
イーサンは断りますが、「カリブ海の映画です。カリブのアルーバです」と、やけに細かな情報をたたみかけてくる乗務員に、イーサンはまさかという顔をするのでした。
(イーサンの「まさか」は当たっており、以後もIMFから一方的に依頼を送られる。
また実行部隊のリーダーだったイーサンが、ジムのように作戦全体のリーダーに昇格したこともラストで暗示されている。
ルーサーとの長い友情もこの時からスタート。)

みんなの感想

ライターの感想

今見ても、まさか20年以上も前に作られた作品とは思えないほど、すばらしい出来。
最初から最後までハイテンションで続くストーリー。はらはらどきどきの連続。イーサン・ハントに肩入れしっぱなしの110分。
本来はテレビドラマだった『スパイ大作戦』のリメイク、テーマ曲やオープニングの導火線にマッチで火が点く映像、「当局は関知しない」などの文言が踏襲されている。
しかし現在では『スパイ大作戦』ではなく『ミッション:インポッシブル』のほうが、あまねく知られているのではないか(世代的に)。
かく申す私もその1人で、恥ずかしながらテレビドラマ版のほうは全く知らない(生まれてなかったから、すみません!)。
いつか見てみたいとは思いつつ、テレビのほうは、ちゃちいんだろうな。
映画はトム・クルーズのまま回を重ねて5作品。来年には6作目も作られる予定。楽しみ。

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