「ミッションインポッシブル(ゴーストプロトコル)4」のネタバレあらすじと結末の感想

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコルの紹介:2011年制作のアメリカ映画。「ミッション・インポッシブル」シリーズの第4作目。「ゴースト・プロトコル」とはアメリカ政府が非合法の秘密作戦に対して一切の関与を否定する取り決めのこと。

予告動画

ミッションインポッシブル(ゴーストプロトコル)4の主な出演者

イーサン・ハント(トム・クルーズ)、ウィリアム・ブラント(ジェレミー・レナー)、カート・ヘンドリクス(ミカエル・ニクヴィスト)、ジェーン・カーター(ポーラ・パットン)、ルーサー・スティッケル(ヴィング・レイムス)、ジュリア・ハント(ミシェル・モナハン)

ミッションインポッシブル(ゴーストプロトコル)4のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①核ミサイルの発射コードが過激人物〝コバルト〟に盗まれた。クレムリンが爆破され、モスクワとアメリカ間の緊張が高まりゴースト・プロトコルが発令される。IMFを頼れないままイーサンは独自に任務開始。 ②コバルトの正体はストックホルム大の物理学教授カート・ヘンドリクス。ミサイルは発射されるが核弾頭を無効化することで、危険は回避された。

【起】- ミッションインポッシブル(ゴーストプロトコル)4のあらすじ1

〔ブダペスト(ハンガリー)〕
極秘組織IMF(Impossible Mission Force)所属の諜報員の男性トレヴァー・ハナウェイは、〝コバルト〟と呼ばれる人物に渡される機密ファイルを奪う任務に当たっていました。
屋上に追われたハナウェイは、仲間とコンタクトを取って屋上からダイブし、仲間が用意していた救命クッションの上に着地します。
3人の狙撃手をかわしたハナウェイですが、通りの先に待ち受けていた若い女性の殺し屋サビーヌ・モローにサイレンサーで殺され、ファイルを奪われてしまいました…。

〔モスクワ(ロシア)〕
ハナウェイの作戦の陣頭指揮を執っていたのは、若い女性ジェーン・カーターでした。ジェーンはハナウェイが命を落としたことを嘆きます。ハナウェイは死の間際、ジェーンに愛の告白をし、ジェーンもハナウェイに思いを寄せていました。
ジェーンは作戦の続行にあたり、優秀な諜報員イーサン・ハントの力を借りようと思います。
ところがイーサンは現在、モスクワの刑務所に収監されていました。そこでジェーンはイーサンの脱獄を計画します。
今回、現場諜報員の試験に合格し、初の現場を踏む中年男性ベンジー・ダン(過去のシリーズにも出ている)が遠隔操作をし、2号棟の男性を解放しました。看守は房に戻れと命令しますが、他の房のロックも解除されたために、混乱が起きます。

その混乱に乗じ、ベンジーはディーン・マーティンの曲を刑務所内に流します。
単なる余興ではなく、タイミングを図るためです。
ジェーンは地下の排水溝に爆弾を設置し、曲が終わる時までに作戦を終了する(爆発させる)ことを計画していました。
イーサンも曲を聞き、IMFが脱獄に一役買っていることに気付きます。
脱獄計画を知ったイーサンは、混乱に乗じて情報屋の男性・ボグダンの房へ行き、逃亡幇助をしました。
行きどまりの地下室にジェーンが穴を開け、そこからイーサンとボグダンは逃げます。
曲が終わる瞬間に、イーサンは「点火しろ」と言いました。爆弾の導火線に火が点けられます。
(これがオープニング映像に繋がる)

ボグダンを逃がしたものの、自分の正体は知られたくないので、イーサンはボグダンの首に麻酔銃を撃ち、別の車に渡します(あとでボグダンは役に立つ)。
イーサンはジェーンから、詳しい事情を聞きました。ハナウェイは運び屋の男性マイク・ステファンスキーをブダペストの駅構内で、コンタクトレンズの網膜検索にて発見し、指に仕込んだ薬品で眠らせて(殺したのかも)ファイルを手に入れていました。
ところが直後から、同じファイルを狙う組織に追われます。
盗んだファイルは「核ミサイルの発射コード」でした。
最終的にファイルを手に入れたのはモローで、彼女は報酬をダイヤモンドで受け取る殺し屋です。
IMFは過激人物の〝コバルト〟を追跡していました。核兵器の使用を企んでおり、モローは以前にも〝コバルト〟からの依頼で仕事をしています。

街にある公衆電話で身元確認のうえ、指示を仰いだイーサンは、〝コバルト〟の正体を暴くためにクレムリンへの侵入を告げられました。
現段階でIMFが掴んでいる情報は「〝コバルト〟はロシア情報局の核戦略担当者」ということだけです。
しかも〝コバルト〟が自分のデータを抹消するのも時間の問題で、急がねばなりません。
イーサンが電話で指示を受け取っている時、ジェーンがベンジーに基本的な疑問「なぜイーサンはモスクワの刑務所に入っていたのか」と口にしました。
ベンジーは詳しい事情は知らないものの、「奥さんと別れて姿を消した。配置換えか、長期休暇か、いろんな噂があった(要は知らない)」と答えます。
(イーサンの妻・ジュリアは前作品で登場。なぜ刑務所にいたかは後に登場するブラントが知っている)

イーサンはベンジーと共に、クレムリンに「フェデロフ将軍」に変装して侵入しました。
フルマスク装着の変装に憧れていたベンジーは、部分変装だけでご不満の様子です。
クレムリンに入った2人は、奥のフロント警備員にばれぬよう、廊下にスクリーンを張りめぐらせ、警備員の虹彩照合で「無人の廊下の景色」を見せました。
保管室に入ったイーサンですが、すでにデータは消された後でした。
しかもIMFと同じ無線周波で、傍受されることを目的で先手を打たれ、クレムリンを爆破するという先回りの手を打たれます。
逃走する途中に、イーサンは怪しい風体の男性とすれ違いました。
イーサンは爆発に巻きこまれ、病院へ運ばれます。

目覚めたイーサンは、ストレッチャーに手錠で拘束されていることに気付きました。
先の無線によりアメリカ側の仕業だと決めつけられ、ロシア諜報員の中年男性アナトリー・シディロフに、すっかり犯人扱いされています。
表向き、クレムリンの爆破は「地下のガス管が爆発して、穴が陥没した事故」ということになっていました。
イーサンはカルテのクリップを使って手錠を外します。シディロフが一瞬目を離した隙に病室の窓から逃げようとしますが、高層階でした(5階くらいか)。
シディロフは降りないと思い、余裕の表情で煙草を吸いながらイーサンを観察します。
イーサンは、真下にあるゴミ捨て場までは距離があるので、ベルトを電線に伝わせて発進するトラックの上に降りました。
想像していなかったシディロフは、慌てて煙草を捨てると追跡を開始します。
(その後もシディロフは何度か登場。愛すべきキャラ)
イーサン逃亡でパトカーが出動し、意識がそちらへ向いた男性の携帯電話を盗むと、イーサンは連絡を取って仲間と落ち合う場所を決めました。

同じ頃、クレムリンの爆破のテレビニュースを見た暗号専門家の男性レオニド・ライセンカーは、自分が狙われる可能性を考え、妻のアーニャにすぐ逃亡しようと話します。
しかしすでに家に侵入者がいました。2名の侵入者は妻子を人質にとり、レオニドに同行を求めます。

【承】- ミッションインポッシブル(ゴーストプロトコル)4のあらすじ2

イーサンを迎えた車中には、なんとIMF長官が乗っていました。騒動の余波でアメリカとロシアの関係が悪化し、自身が帰国せねばならないと言います。
ロシア情報局では、今回の爆破事件をアメリカ側の仕業だとみていました。そのために「ゴースト・プロトコル」を大統領が発令したと、イーサンに言います。
「ゴースト・プロトコル」とは「政府は一切関知しない」という意味です。つまりは、IMFは機能停止に追いやられていました。
ところでIMF長官以外に、車中にもう1人男性が乗っています。イーサンが聞くと、彼はウィリアム・ブラントという分析官でした。
(嘘ではなく、この段階では分析官。しかし後にドバイでイーサンに元諜報員だったと看破される)

ブラントのペンを借り、イーサンは簡単な人相を描くと「50歳台、身長180cm、体重80kg、目はブルー」と、クレムリン内で見た不審人物の特徴を述べます。
ブラントは、カート・ヘンドリクスという人物が該当すると答えました。知能指数が190で、元スウェーデン特殊部隊に所属していた人物です。
ヘンドリクスはストックホルム大学の物理学教授でしたが、核による終末説を唱えており、その内容が過激すぎるということで大学を追われていました。
「ヘンドリクス」=〝コバルト〟と判明します。

IMF長官は車中でイーサンに交渉しました。イーサンがデータを持って、自分たちの隙をついて逃げ、その後の行動は謎、表向きはテロリストの濡れ衣を着せられてしまうが…と暗にイーサン独自での任務をほのめかします。
イーサンだけでなく、ブラントも発言の意図に気付きました。ブラントは驚きますが、イーサンはデータが入ったUSBを受け取ります。
(イーサンがUSBを受け取ったことで、任務を受けたということを意味する。またIMF長官がイーサンに寄せる信頼は、相当強いことを裏付けている)

直後、IMF長官の眉間に銃弾が当たり、長官は即死しました。同時に一斉射撃がなされ、運転手も死んでイーサンたちが乗った車は川へ転落します。
シディロフの部下が、早まった行動を行なったのでした。シディロフは狙撃中止を命令しますが(生きたまま捕まえたい)、伝達がうまくいかず、発砲は続けられます。
イーサンは長官の遺体の袖に照明弾(発煙筒)を忍ばせ、遺体を流しました。狙撃隊は照明弾を狙い、その隙にイーサンとブラントは逃亡します。
部下の狙撃中止を命令したシディロフの元に、2名の脱獄犯の知らせが入りました。シディロフはイーサンがIMFの諜報員だと知ります。

イーサンはブラントを連れ、歩いていました。照明弾をとっさに利用するイーサンの手際のよさを、ブラントは褒めます。
貨物列車の横を歩いていると、合図のホーンが鳴りました。ジェーンとベンジーが待機していると知ったイーサンは、網膜スキャンで貨物列車の一室に入ります。
そこは最新鋭の機器が揃った、ハイテクの部屋でした。イーサンは長官からもらったUSBで、ヘンドリクスの演説を再生します。

ヘンドリクスは「核攻撃で地球を破滅させることで、生き残ったわずかな人類は進化を遂げるだろう」という講義を行なっていました。論理がかなり飛躍したものですが、ヘンドリクスはそう信じているようです。
イーサンはブラントを紹介し、ゴースト・プロトコルが発令されたことと、長官の死を告げました。IMFが機能停止に陥ったことも言います。
イーサンが指揮を執り、ここにいる4人…イーサン、ベンジー、ジェーン、ブラント…でヘンドリクスの計画阻止を行なうと宣言します。
イーサンは電話で情報を得て、モローが36時間後にドバイへ行くと知りました。
そこでヘンドリクスの部下・ウィストロムと取引する可能性が大だと踏み、イーサンたちは移動します。

〔ドバイ(アラブ首長国連邦)〕
ジェーンはハナウェイの復讐のため、モローを殺そうと主張します。しかしイーサンは、モローが貴重な情報源のため、泳がせて利用してから復讐しても悪くないと、ジェーンを諌めました。
かといって直接取引させるのは危険なので、モローとヘンドリクスの部下・ウィストロムを別のフロアに移動させて、ジェーンがモローに、イーサンがウィストロムになりすますことにします。
取引が行なわれるブルジュ・ホテルへ移動しました。そこは世界一高いホテルです。
しかしファイアウォールが厳重すぎ、サーバを直接いじらないと操作ができないと発覚しました。
イーサンはガラスを切り、ホテルの外からサーバ室へ侵入を試みます。
密着する手袋でホテルの外壁をのぼり始めますが、砂嵐が接近していました。手袋が砂のために不調になり、イーサンは左手の手袋のみでのぼります。

サーバ階に到着したイーサンは、レーザー光線でガラスを切り侵入しました。これでなんとかエレベーターや監視カメラを操作できるようになりましたが、早くもモローがホテルにチェックインしています。
ウィストロムのフルマスクを製作していたのですが、今回は後手後手に回りました。フルマスクも使えません。
(IMFの機能停止により、バックアップが一切望めないため)
続いてウィストロムが到着しました。ウィストロムは、レオニドを同伴しています。
これも計算外でした。
ブラントがレオニドの顔を見て、暗号の専門家で核保安システムのプロだと指摘します。

【転】- ミッションインポッシブル(ゴーストプロトコル)4のあらすじ3

本来であれば1階ずらせた部屋で別々の取引をし、偽物のコードを掴ませるつもりでした。しかし暗号の専門家がやってきたことで、イーサンは計画の変更を余儀なくされます。
核発射コードよりも、今は〝コバルト〟を捕まえる方が大事だと考えたイーサンは、下手に偽物をつかませたことによる報復が恐ろしいと思いました。本物を渡すと決断します。
マスクを作る時間も足りませんでした。「お互い初対面なのだから、相手の顔を知らない」とイーサンが指摘し、素顔のまま全員が取引に臨むことにします。

118階で待つモローには、イーサンとブラントが赴き、そのちょうど真上の119階にはウィストロムとレオニドに対し、ジェーンとベンジーが対応します。
ジェーンはルームサービスを頼んだとベンジーを通し、ベンジーがお茶を淹れる振りをして、受け取ったダイヤモンドを下の階に運びます。
まばたき2回でシャッターを切れるコンタクトレンズを、ブラントが装着しました。モローから受け取った発射コードを撮影し、モローが渡すケースにプリントアウトするようにしています。
ジェーン側の取引は円満に終えました。ところがモローが、ブラントのまばたきを不審に思い、別れ際にブラントの目を凝視して気付きます。

ブラントはモローを捕まえて、ジェーンらのところへ連れていきました。イーサンはウィストロムらを追跡して、発射コードを奪取しようとします。
ウィストロムは部屋を出ると、廊下でレオニドに発砲しました。不要になったので処分したのです。
モローは部屋に入ると、抵抗を始めました。ジェーンが反撃し、モローは開いた窓(サーバ室に侵入するために開けた窓)から墜落死します。
イーサンはウィストロムに追いつきかけますが、エスカレーターで思わぬ邪魔が入りました。ロシア情報局のシディロフです。
シディロフの相棒が発砲したために、ウィストロムが逃げ始めました。イーサンはシディロフを素早く倒し(シディロフは鼻筋に負傷)、追跡します。

外に出ると砂嵐が街を襲っていました。ゴーグルと布のマスクをつけて、イーサンは追います。
カバンにGPSをつけていますが、砂嵐のために反応が悪くなります。
ウィストロムの乗った車にしがみついたイーサンは、引きはがされた際に、相手がフルマスクの変装をしていたと知りました。
ウィストロムではなく、ヘンドリクス本人が取引に来ていたのです。
車で追走劇を展開しますが、ヘンドリクスはトラックにしがみついて逃亡しました。ヘンドリクスはイーサンをあざ笑うかのように、変装のフルマスクを放って寄越します。

イーサンがホテルに戻ると、ジェーンとブラントが揉めていました。
モローが暴れた時のブラントの動きが、ただの分析官ではなく、諜報員並みに反射神経がよかったのです。どこかのスパイではないかと、ジェーンは疑いをかけていました。
イーサンが銃を向けると、ブラントはすぐに奪いました。反射神経抜群です。
ブラントは、かつてIMFの諜報員だったことを告白し、「誰にも秘密がある」と答えました。
イーサンは脱獄させたボグダンに連絡を取り、単身で、従兄弟の武器商人に会いにいきます。

イーサンが留守の間、ブラントはベンジーとジェーンに事情を説明しました。
…実はブラントはかつて、クロアチアでイーサンとその妻・ジュリアを隠れて護衛する任務に就きました。
イーサンとジュリアは仲睦まじくしており、ブラントはそれを好もしく見ていました。
3日目、セルビア人がイーサンたちを狙撃する計画の情報が入ってきます。
イーサン夫妻に警告を促せばよかったのですが、ブラントは極秘任務だったため、伝えませんでした。
そしてイーサンのジョギングにブラントがつき、ジュリアの護衛に部下が臨んだ際に、狙撃があります。
ブラントが帰ってきた時には部下は殺され、ジュリアはいませんでした。後日、ジュリアの遺体の一部と思しきもののみ、発見されます。
その後、イーサンは6人のセルビア人を殺害して逮捕され、モスクワの刑務所に収監されました…。

ブラントは「あの時に警告しておけばよかった」と失敗を悔い、諜報員を辞して分析官になっていました。
イーサンがモスクワの刑務所にいたことや、妻のジュリアと別れたという噂などの真相が一本の線となり、ベンジーは納得します(ベンジーは3のラストで、ジュリアと面識あり)。

イーサンはその頃、ボグダンの従兄弟の武器商人に会います。
闇商人なのでたやすく情報を漏らしてくれませんが、イーサンの「核戦争が迫っている」という言葉で事態の深刻さを知り、話します。
核ミサイルを発射するには、3つのものが必要です。
「核起動装置」「核の発射コード」「軍事衛星」
1つめは〝コバルト〟ことヘンドリクスがクレムリンに侵入して、得ていました。それを隠すための爆発です。
2つめはモローとの取引で、手に入れました。
3つめの「軍事衛星」が必要ですが、ロシアが先日、ムンバイの仲介業者の男性ブリッジ・ナスに売ったという情報を、ボグダンの従兄弟はもたらします。
この軍事衛星が、ヘンドリクスに悪用される可能性大でした。
イーサンが帰った後、ボグダンの従兄弟はロシア情報局のシディロフに電話をし、イーサンがムンバイへ移動する情報を与えます。
(従兄弟が情報を流すことも、イーサンは計算に入れている)

【結】- ミッションインポッシブル(ゴーストプロトコル)4のあらすじ4

ベンジーらのところへ戻ったイーサンは、専用ジェットを調達したので、いまからムンバイへ飛ぶと言います。
機内でベンジーとブラントはサーバ室侵入の打ち合わせをし、イーサンはジェーンに「亡くなった者は戻らない」と、ハナウェイの死について語りました。ブラントからイーサンの妻・ジュリアの死の話を聞いているので、ジェーンもしんみりします。

〔ムンバイ(インド)〕
仲介業者のブリッジ・ナスが開く派手なパーティーに、イーサン、ジェーン、ブラントが潜入します。
ブラントはそのまま裏方へ入り、サーバ室に入ろうとしていました。今回ジャンプするのはブラントです。
(注:この映画シリーズの名物は、ジャンプして水平に身体を保つというもの。今回イーサンはホテルの壁のぼりをしたので、珍しくブラントがジャンプする。またイーサンもラストで「車でジャンプ」する)
着用した磁気スーツに反発するローバー(小型の装甲車)を操作するのは、ベンジーの役目でした。
ブラントはおじけづきながらも、イーサンから何度も「ジャンプ、ジャンプ」とせかされるので、決死の覚悟でジャンプします。

並行して、ジェーンはハニー・トラップ(色仕掛け作戦)でブリッジ・ナスの気を惹き、オーバーライド・コードを聞き出そうとしていました。
すでにヘンドリクスは軍事衛星にウイルスを仕込んでおり、衛星を操作し始めています。
あと5分で発射されると聞いたジェーンは、個室に案内したブリッジを蹴り、拷問してコードを聞き出しました。
コードを聞いてブラントに伝えたものの、すでにウイルスで無効化されています。
方針を切り換えて、イーサンは核起動装置を直接、ヘンドリクスから奪おうと考えました。
軍事衛星を使うには、ヘンドリクスも近くにいなければなりません。
逆探知し10km先のテレビ局に潜伏すると知ったイーサンは、パーティー会場に顔を見せたロシア情報局のシディロフに手であいさつをし、移動を開始しました。
シディロフは追跡します(イーサンがわざと追いかけさせている)。

〔マゼラン海嶺 中央太平洋〕
潜水艦内の軍人は、指令部からの発射指令を確認し、実行しました。
核ミサイルが、アメリカに向けて発射されます。
発射されても「核弾頭を無効化すればよい」と考えたイーサンは、ヘンドリクスの持つブリーフケースを奪おうとします。
ヘンドリクスもイーサンたちが来たのを察知し、コード回線を破壊して銃で迎えうち、逃亡しました。この時、ジェーンが腹に被弾します。

巨大立体駐車場に追いつめたイーサンは、ヘンドリクスと銃撃戦になりました。
ブリーフケースがヘンドリクスの手から離れますが、駐車場の板に乗ってあちこちに移動するために、奪うのに時間がかかります。
先にブリーフケースを手にしたのは、ヘンドリクスでした。
ヘンドリクスは時間稼ぎのため、ケースを抱いたまま高さ100mのところから身を投げます。
イーサンは手近な車に乗り、エアクッションで衝撃を和らげて、這いながらケースに近づきました。
ボタンを押すのですが、ベンジーらの回線復帰に時間がかかります。
ぎりぎりのところで、なんとか解除に成功しました。
核弾頭ミサイルは、無効化された状態でサンフランシスコのビルをかすめ、沖合に落下します。

イーサンのところへシディロフがやってきました。
シディロフは解除されたケースを見て、イーサンがテロリストではなく、むしろ「阻止しようとしていた側」だと瞬時に気付きます。

〔シアトル(アメリカ合衆国)〕
川に面した店でイーサン、ベンジー、ジェーン、ブラントが卓を囲み、任務成功の乾杯をしていました。
アメリカとロシア相互間の誤解が解け、アメリカはサンフランシスコ沖に落ちたものを「隕石」と主張しています。
イーサンと長年の付き合いをする黒人男性ルーサー・スティッケルがテーブルに現れると、「シスコの海底掃除をしたぞ」と言います。次はアフガニスタンで会おうとイーサンに言って、立ち去りました。
腹に被弾したジェーンのケガは、大したことはないそうです。ベンジーは作戦のあと、変な寝汗をかくようになったとぼやきました。
次のミッションをとイーサンが携帯電話を並べ、ベンジーとジェーンはそれを持って立ち去ります(任務を受けたということ)。

ブラントはおりると言いました。クロアチアにいたことを告白し、失敗したから資格がないと答えます。
イーサンは、「(ジュリアが)死んだ確証があるのか」と聞きました。

…実はそのクロアチアの狙撃計画も、すべて任務の一部でした。
イーサンは妻・ジュリアを生かすために「一度死んだことにする」ことを考え、IMF長官に交渉していました。
クロアチアで妻のジュリアが殺され、イーサンがその私怨のためにクロアチア人を殺害すれば、すんなりとモスクワの刑務所に収監されます。
そうやって、イーサンはヘンドリクスの一味に接近しようとしていたのでした…。

イーサンはムンバイの作戦の後、ブラントの過去を調べていました。そしてブラントが自分の妻・ジュリアの護衛を失敗したと悔いていることを知り、ジュリア生存をほのめかします。
ブラントは驚きながらも、ジュリアの生存を喜びました。任務を受けます。

ブラントが去った後、イーサンは対岸にいる妻・ジュリアを見つめます。
ジュリアも視線を感じ、イーサンの方を向きました。
イーサンが任務についている間は堂々と会えないので、2人は川越しに笑顔で見つめ合います。
イーサンに「〝シンジケート〟という組織が動き出した」と、早くも次の指令が入りました。
電話を受けながら川面からたちのぼる水蒸気の中にまぎれたイーサンは、姿を消します…。

みんなの感想

ライターの感想

映画の中で、一番見ごたえがあるのが、世界一高いビル、ブルジュ・ハリファを舞台に主演の、トム・クルーズが、ノースタントで宙づりになるシーンです。映画の画面越しにも、圧倒的な高低差に、見ていて思わず体を揺らしてしまいました。その見たことのないような映像的快感があるアクションシーンです。
また、このシーンだけで20分あるのですが、この場面だけ15k・一億画素のIMAXカメラという超高画素のカメラで撮影しているで、他の場面との映像のクオリィティーの違いも見どころです。

ライターの感想

もしかしたら、シリーズ中、最も面白いかも。
IMFの後ろ盾がなく、極度の制限が強いられるなか、イーサンたちが奮闘するという内容。
確かに誤算が多く、しかも最終的にミサイルが発射されちゃってるし! ハラハラどきどきの展開。
たぶんシリーズ知らなくても理解はできるのだが、知っていると嬉しい要素が満載。
ベンジーは3作目でIMF本部におり、イーサンの逆探知にひと役買うという役どころ。初の現場ということで、いろいろ笑わせてくれる。
1作目から出ているルーサーも、ラストにちょい役だけど出てくれるのは、嬉しいかぎり。
3作目からの妻のジュリアもちらっと登場。
今作品で新たに登場したブラントは、次作品でも強力な助っ人になってくれる。
スパイ映画ならではの、あちこちへ移動する展開も楽しい。

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