映画:ミラージュ

「ミラージュ」のネタバレあらすじと結末

アクション映画

ミラージュの紹介:幼い頃に両親を殺された男が、あるきっかけから、鍛え続けてきた肉体を、「ヒーロー」として役立たせることを決意する・・・という物語で、「冴えない男が一念発起しヒーローを目指す」映画の走りとも言える作品です。肉体派の主人公の、CGを使わない本気のアクションが見ごたえタップリです。

あらすじ動画

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ミラージュの主な出演者

マコ/ミラージュマン(マルコ・サロール)、カロル(マリア・エレーナ・スウェット)、マコの弟(アリエル・マテルーナ)、モリ( マウリシオ・ペスティク)、相棒志望の男(イバン・ハラ)

ミラージュのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- ミラージュのあらすじ1

ミラージュのシーン1 10数年前、スペインで家族が通り魔に襲われる事件が起きました。両親は殺され、長男も重傷を負い。そして次男は犯人に性的暴行を受け、それ以来精神を病み、病院に収容され病室から出ることも出来なくなっていました。長男のマコはそれからずっと体を鍛え上げ、我流で格闘技も覚え。もしまた何かあったら自分を、そして弟を守ることを心に誓っていました。

マコが青年に成長したある日、夜道を歩いていると、通り沿いの民家から覆面を被った男が盗みを働いている現場に遭遇します。マコは得意の格闘技で覆面男を瞬く間に倒すと、その覆面を被って民家に侵入します。すると、若い女性が部屋の中で縛られ、覆面男の仲間に犯されそうになっていました。マコはその男も倒し、女性を解放すると、名乗ることもなくその場を去って行きます。

数日後、マコはTVのニュースで、女性を助けた事件が報道されているのを見ます。助けたのは、TVのリポーターをしているカロルという女性でした。自分を助けてくれた、顔もわからず名前もわからない男性を、カロルは真のヒーローだと褒め称えてます。その後、マコが弟の入院している病院を訪ねると、いつも塞ぎこんでいる弟が、TVで「ヒーロー」のニュースを見て、タオルを覆面のように被り、見違えるように生き生きと動いているのがわかります。それを見たマコは、密かにヒーローとしての活動を始めようと決意します。

スーパーで覆面や衣装などを買い、ヒーローの名前も、弟が口走っていた「幻の男=ミラージュマン」に決め。準備万端で町に出るマコでしたが、なかなか「事件」には遭遇しません。しかしある日、女性がひったくりに逢うのを目撃し、逃げた犯人の後を追いかけます。ひったくり犯が数名の仲間と合流したのを見て、マコは早速、物陰で用意した衣装に着替えると、犯人たちの前に姿を現します。

【承】- ミラージュのあらすじ2

ミラージュのシーン2 その格好を、スパイダーマンの失敗作かとバカにされながらも、マコは犯人たちをなぎ倒し、これも用意していたメッセージを書いた紙を現場に残します。そこには「何か困りごとがあったら、連絡を」と、マコがヒーロー用に準備したメールアドレスが掲載されていました。マコの活躍は再びTVで報道されますが、事件をリポートするカロルは「自分を救ってくれた人が、また正義の行動を」と伝えますが、ニュースのキャスターには、犯人がヒーローの姿をからかったという証言をもとに、「ヒーローさん、次はぜひ敵に笑われない衣装で」と言われてしまいます。

自前の衣装をTVで笑われ頭を抱えるマコでしたが、小さい頃から自分が遭遇した事件を絵に書いていた弟が、自分の想像したカッコいいヒーローの姿を描いているのを見て、「これだ!」と気付きます。衣装も新調し、用意したメールへの返事を待つマコでしたが、来るのは「飲みに行こう」とか「俺はバットマンの相棒、ロビンだ」など、どれもバカにしたようなメールばかり。しかしある日、子供が学校でいじめられている、助けてというメールが来ているのを発見します。

「明日、伺います」と丁寧に返事をし、翌日マコは、衣装に着替えて指定された学校へ。しかしマコを待っていたのは、TVで話題のヒーローをいじめという名目でおびき出し、自分たちで倒して目立とうと考えた不良学生たちでした。殴りかかってくる十数人の若者を、マコは苦戦しながらも倒します。不良たちは地元でも悪名高い集団だったので、結果としてマコの働きは「活躍」として報道されることになりました。

それからマコは、ひったくりや小さな盗みなど、地道ながらも数々の活動をこなしていきます。それと同時に、「ミラージュマン」の活躍を伝える専門リポーターとなったカロルも、知名度が上がり人気者になっていまいた。そんな折、遂に重大事件と思われるメールの依頼が来ます。最近発生している少女誘拐事件の、犯人グループのアジトを突き止めた、少女を救出して欲しいという依頼でした。指定された場所に行くと、丁寧に書かれた現場の見取り図と、防弾チョッキも入ったバッグがありました。これは「本気」の依頼だと感じたマコは、気を引き締めてアジトに向かいます。

【転】- ミラージュのあらすじ3

ミラージュのシーン3 アジトに潜入したマコでしたが、背後から銃で撃たれ、そのショックで倒れたところを捕まり、ボコボコに殴られてしまいます。そのまま重しをつけて川に沈められそうになったところで、犯人の1人が仲間を裏切って、マコを助けてくれました。なんとか家に帰りついたマコでしたが、いくら格闘に長けていても銃には叶わない、自分は真のヒーローにはなれないんだと落ち込みます。それと同時に、ヒーローの活躍が見られなくなった弟も、また心を閉ざしてしまうのでした。

その後マコはしばらく、ヒーローとしての活動を中断します。カロルがTVで復活を呼びかける中、メールで相棒になりたいと書いていた男が、単独で行動を起こします。特に格闘技など身に付けていない男は、ひったくり犯を追いかけるものの、犯人に酷く殴られてしまいます。インタビューで「なぜそんなことをするのか」と問われると、彼は「殴られはしたが、盗まれたものは取り返した。逆になぜ、そんな風に言われるのか」と言い返します。加えて、ミラージュマンに戻って来て欲しいと願う男を、マコは複雑な心境で見るのでした。

すると、マコの元にカロルを誘拐したというメールが届きます。10時間以内に救出に来なければ彼女の命はないという挑戦的なメールに、マコは再び立ち上がります。バイクを持っているという「相棒志望」の男に連絡を取り、2人で誘拐犯のアジトに向かいます。相棒志望は思った通り、見張り番に簡単に倒されますが、ミラージュマンに扮したマコは現れる見張りを次々なぎ倒していきます。

最後に待ち受けていた強敵を倒したあと、マコはカロルを救い、家に送り届けます。案内された部屋にはカメラが仕掛けられており、その前でカロルはミラージュマンのマスクを取ろうとします。マコが抵抗すると、カロルはカメラを背中で隠すようにし、「私にだけ素顔を見せて」と頼みます。マコはカロルの目の前でそっとマスクを外すと、すぐに家を出て行きます。

再び活躍を見せたマコでしたが、TVで衝撃の事実を知ります。カロルの誘拐事件は、TV局の仕掛けた「やらせ」だったのです。アジトに侵入したミラージュマンの動きは逐一カメラに録画されており、カロルの部屋で彼女の背中越しに、マスクを外したミラージュマンの素顔がチラリと映るところまで放送されていました。ショックを受けたマコは、怒りのあまりTVを蹴り倒し、号泣します。

【結】- ミラージュのあらすじ4

ミラージュのシーン2 失意に暮れるマコは屋上に上り、そこから身を投げようとします。すると後ろから、声をかけられます。そこにいたのは、少女誘拐犯のアジトでマコを救ってくれた、モリという男でした。男は潜入刑事で、被害の続く誘拐事件の解決を再びミラージュマンに依頼しに来たのです。「君の正体はTVにはバレていない、私が情報を管理している。気持ちはわかるが、君はこれしきでくじける男じゃない。人々は君の姿を見て、初めて希望を持てた。子供たちを救おう、戦いはまだ終っていない」と、マコを励まします。

以前銃で撃たれて捕まったマコは、弾を弾くような鉄板を腕に装着し、更に仕掛けナイフを作るなど、格闘の腕だけでなく確実に「相手を仕留める」ことを考え、モリから渡された防弾チョッキを再び着て誘拐犯のアジトに向かいます。アジトに潜入すると、ナイフを投げたり相手の銃を奪って撃つなど、倒すだけでなく相手の命をも奪いながら、奥へと進んでいくマコ。そして遂に組織のボスと対決、自らも傷を負いながら、捕らわれていた少女を逃がします。

マコもアジトを脱出しますが、組織の部下に追われ、銃で撃たれて川に転落します。そこへモリも駆けつけますが、マコの姿はそれきり浮かび上がってきませんでした。誘拐犯の組織は壊滅しましたが、ミラージュマンは川に落ち死んだのだと、TVや雑誌は悲しみの報道を展開します。カロルも事件の起きた現場で、レポートを始めますが、途中で局からの指示を聞くイヤホンを外し、自分の言葉で語り始めます。

カロルはカメラに向かい、ミラージュマンを騙したことを詫び、自分にだけ素顔を見せてくれたことに感謝の言葉を述べます。その後、カロルは局の指示を無視したことで、解雇の可能性があると報道されます。その頃マコの弟がいる病院では、ミラージュマンの勇気を受け継ぐかのように、精神を病んで以来初めて外に出た弟が、マコに教わった武術の練習に励むのでした。

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みんなの感想

ライターの感想

本作はメキシコ映画ですが、大ヒットした「キック・アス」や、今やマーベルユニバースにも参加するメジャー監督となったジェームズ・ガンの「スーパー!」など、「市井の人間が一念発起し、ヒーローになることを目指す映画」の走りとも言える作品です。前述した2作品と違うのは、ヒーローになろうと決意する主人公が、実際に体を鍛えていて格闘技も習得しており、「本当に強い」という点でしょうか。むしろ、「相棒志願」の無鉄砲な男が、前述の映画の主人公に似ているかもしれません。

主人公がヒーローを目指す決意をするのも、心を病んでしまった唯一の肉親である弟が、元気になるためというのも泣かせる設定です。少女誘拐犯のアジトに乗り込むくだりは、潜入刑事らしき人が単独で主人公=ミラージュマンに組織壊滅を依頼しているようにも思え、ちょっと強引かなあとも感じますが。

ヒロインである女性リポーターと主人公が結ばれないまま終るのもいいですし、弟が第二のミラージュマンになるのかも?と思わせるラストも素敵です。主人公は川に沈んで死んだのだと思いますが、「もしかしたら、まだ生きるかもしれない」という想像も出来ますしね。ミラージュマンが地道な仕事を重ねる序盤はドキュメントタッチのような映像になったりするのもいいですし、個人的にはかなり好きな作品です!

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