「ラストボーイスカウト」のネタバレあらすじと結末の感想

ラスト・ボーイスカウトの紹介:1991年公開のアメリカ映画。私立探偵がフットボール賭博に絡む陰謀に巻き込まれるという、サスペンス・アクション。タイトルのボーイスカウトは、“正義漢”といった意味で用いられており、『ビリーズブートキャンプ』のビリー隊長ことビリー・ブランクスも出演している。

予告動画

ラストボーイスカウトの主な出演者

ジョー・ハレンベック(ブルース・ウィリス)、ジミー・アレクサンダー・ディックス(デイモン・ウェイアンズ)、サラ・ハレンベック(チェルシー・フィールド)、ダリアン・ハレンベック(ダニエル・ハリス)、シェリー・マーコン(ノーブル・ウィリンガム)、マイロ(テイラー・ネグロン)、コリー(ハル・ベリー)、マイク・マシューズ(ブルース・マッギル)、カルヴィン・ベイナード議員(チェルシー・ロス)、ベッサロ刑事(ジョー・サントス)、マッカスキー刑事(クラレンス・フェルダー)、パブロ(フランク・コリソン)、チェット(キム・コーツ)、ヒットマン(ジョン・セナティエンポ)、ビッグ・レイ・ウォルストン(トニー・ロンゴ)、ビリー・コール(ビリー・ブランクス)

ラストボーイスカウトのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①探偵・ジョーが仲間のマイクから頼まれたのは踊り子・コリーのボディガード。しかし依頼主マイクもコリーも殺される。コリーの恋人・ジミーとジョーはコリーがアメフトLA.スタリオンのオーナー・マルコンを脅していた事実を突き止める。 ②マルコンは議員を買収しスポーツ賭博を合法にしようとし、金額の吊り上げを要求するベーナード議員を殺そうと計画。未然に防いだジョーとジミーはコンビを組んで探偵家業を続けることに。

【起】- ラストボーイスカウトのあらすじ1

アメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルス。
雨の夜、アメリカンフットボールの試合が行なわれていました。試合は前半戦を終え、休憩中です。
LA.スタリオンとクリーヴランド・キャッツの試合でした。LA.スタリオンは今期はずっと不調で、この試合も17:10で負けています。
LA.スタリオンのオーナーの初老男性シェリー・マルコンは、決め手は選手のビリー・コールだと観客の誰もが思っていると考えていました。
裏では試合結果が賭けられており、LA.スタリオンが勝たなければマルコンに金が入りません。
オーナーのマルコンは休憩中のビリーに電話をかけ、「タッチダウンを稼げ」と迫りました。
後半戦が始まります。
ビリーはアメフト業界が腐敗していることに、絶望を隠しきれずにいました。
後半戦でボールを手にしたビリーは、走りながら懐に隠した銃を手にして相手方チームに乱射します。
突然の出来事に観客席で悲鳴が響き渡りました。
駆け付けた警備に囲まれながら、ビリーは持っていた銃を自らのこめかみに突きつけ、引き金を引いて自殺します…。

…中年男性のジョー・ハレンベックは、さえない私立探偵でした。かつてジョーはシークレットサービスに所属し、カーター大統領の命を救ったこともあります。
ジョーはその後、ベーナード議員に雇われました。ところがベーナード議員は私生活に問題があり、売春婦に暴力を振るう性癖がありました。
それを見かねたジョーはベーナード議員を殴って歯を4本折り、解雇されました。
ジョーは探偵仲間のマイク・マシューズと連携し、依頼された仕事をこなします。
しかしジョーはやさぐれていました。酒を飲んでは車で寝て、ビバリーヒルズにある自宅にも時々しか帰らないので、妻のサラも13歳の娘・ダリアンもジョーに呆れていました。
車で起きたジョーが探偵社に行くと、「500ドルの仕事依頼がある。1時間後に行く」というマイクからの電話を受けます。
自宅に一度戻ったジョーは、自分の留守中のトイレの便座があがっており、風呂場に湯気が残っているのに妻・サラの髪が濡れていないのを不審に思い、浮気を問い詰めました。
浮気相手は、長らく仕事で一緒にやってきたマイクでした。マイクは、依頼主はコリーという踊り子だと告げて、家を退散しようとします。
マイクが車に乗り込むと、マイクの車が爆発炎上しました。誰かがマイクの車に爆弾を仕掛けていたのです。

警察の聴取に対し、ジョーは「仕事の話で来ていた」と嘘をつきました。マイクと妻のサラが浮気していたことを話すと、事態がややこしくなるからです。
マイクから引き継いだのは、踊り子のコリーのボディガードでした。コリーの職場のバーへ行き、マイクから引き継いだことを話します。
それを快く思わなかったのは、コリーと真剣に交際している元アメフト選手のジミー・アレクサンダー・ディックスでした。ジミーはかつてアメフト界で大活躍したクォーターバックの選手でしたが、賭博容疑で選手生命を絶たれたのです。
ジミーは恋人のコリーから何も聞かされていませんでした。ジョーに詰め寄ったジミーですが、ジョーは話せないと断り、知りたいならば本人に聞けと言います。
殴ろうとした拳をかわされたジミーは、ジョーをいけすかない奴だと思います。

【承】- ラストボーイスカウトのあらすじ2

コリーに聞こうとしたジミーですが、コリーは「うまくいけばジミーが選手として復帰できる」と言うだけで、狙われる理由を教えてくれませんでした。
ジョーはバーを出たところで後ろから殴られて気絶し、殺されそうになります。相手を油断させて返り討ちにして戻ったものの、バーを出たコリーはマシンガンを連射され、殺されました。ジョーは相手を二丁拳銃で撃退します。
警察で事情を聞かれたジョーは、マイクから譲られた仕事であるという話をしました。
警察署を出たジョーは、なぜコリーが殺害されたのか調べようと思います。恋人を殺されたジミーも、協力すると言いました。

コリーのアパートへ行くと、荒らされたあとでした。何者かがすでに侵入し、物色した模様です。
ジミーは、死ぬ前にコリーが自分の復職をにおわせていたことを思い出し、LA.スタリオンのオーナーのマルコンを脅していたのではないかと踏みました。コリーは一時、マルコンと付き合っていました。
洗面所を探ると、筒の中に脅しのネタの証拠品があります。マルコンとベーナード議員が会っている写真と通話記録の一覧、通話を録音したと思しきカセットテープです。
車中で会話を聞こうとしたジミーが早送りしたために、テープが絡まってしまいました。証拠品が台無しになります。
いずれにせよ、この証拠品でコリーがマルコンを脅し、ジミーを選手として返り咲かせようとしていたことが発覚しました。同時に、コリーが命を狙われた理由も分かります。
コリーが所有するもう1台の車に、ジョーが仕掛けられた爆弾を見つけました。解除し、トランクへ入れます。
そこへマルコンの手下がやってきて、銃で脅しました。ジョーはだましてトランクを撃たせ、爆弾でやっつけます。

にわかにジョーの周囲で殺人事件が起きたことで、警察のベッサロ刑事とマッカスキー刑事にジョーは注意を受けますが、話すつもりはありません。
ジミーを連れて家に帰ったジョーは、反抗期の娘・ダリアンと会いました。ダリアンが父親のジョーに罵詈雑言を浴びせるのは、ボーイフレンドのトミーとのデートを反対されたからです。ジョーは「デートは17歳になるまで駄目」と叱ります。
大統領とジョーのツーショット写真を見たジミーは「ボーイスカウト面だ(正義感あふれる表情だ)」と言います。
ジミーは自分が落ちぶれた過去を話しました。かつてジミーには妊婦の妻がいましたが、身重の妻はトラックに撥ねられて死んだのです。
自分が試合している間に起きた悲劇に耐えられず、ジミーは薬物に手を出しました。そして賭けに手を染め、選手を辞めさせられたのです。
クスリを打とうとしたジミーは、ジョーに家から追い出されました。家の外でダリアンが待っていて、サインを所望します。
ジョーはおくびにも出しませんでしたが、かつてジョーはジミーの大ファンでした。ジミーが引退してからは、アメフトの試合も見なくなったそうです。
娘のダリアンから話を聞いたジミーは、ジョーも照れ隠しをしていることに気付きました。

【転】- ラストボーイスカウトのあらすじ3

翌日、男性3人に路上で襲われ、ジミーは橋の上から車道に落とされました。幸い、大事には至りませんでした。
ベッサロ刑事とマッカスキー刑事は、その後の捜査で「マイクの車が前夜からジョー宅に駐車してあった」=「サラとマイクが浮気していた」=「痴話げんかの末、ジョーがマイクを殺した」という結論に至り、事情を聞くためにマッカスキー刑事がジョーのところへ向かいます。
ジョーは家でスタンガンを押しあてられ、拉致されていました。ジョーを拉致したマルコンの手下・マイロたちは、マッカスキー刑事を射殺して銃にジョーの指紋をつけ、立ち去ります。
マッカスキー刑事が殺されたことで、妻のサラやジミーも聴取に呼ばれました。ジョーが殺人を犯すわけがないと思ったジミーは、ジョーと合流する方法を考え、ベーナード議員の住所を調べて車で行きます。ベーナード議員を見張っていれば、いずれジョーのところへ行きつくと考えたのです。
ジミーは山中に行き、ベーナード議員を見張り始めましたが、護衛がたくさんついているので迂闊に近づけません。
ジミーの車にダリアンが乗り込んできました。ダリアンは、ジミーがメモした電話帳の筆跡から割り出し、尾行してきたのです。
ジミーとダリアンは2人で山中にいるベーナード議員を見張ります。

プールで目覚めたジョーは、マルコンに悪だくみの中身を聞かされました。
このところアメフト業界は振るわず、金が得られませんでした。それを憂えたマルコンは、スポーツ賭博を合法にすることで、巨額の利益を得ようと考えています。
他の議員はすでに買収済みでした。
ところがベーナード議員だけはもっと多額の金600万ドル(約6億6700万円)を要求してきていました。そこでマルコンは、飛んで火に入る夏の虫とばかり、ベーナード議員と過去に確執のあるジョーを使い、ベーナード議員を殺してその罪をジョーに着せようと考えたのです。

ベーナード議員とマルコンが山中で取引を開始しました。
マルコンは600万ドルの入ったアタッシェケースを確認させると、トランクを180度回転させ、爆弾の入ったアタッシェケースにすりかえて渡します。
ジミーとダリアンが護衛に見つかり、引き立てられました。ダリアンはパペット(指人形)の中に拳銃を仕込み、遊びの振りをして父・ジョーに渡します。
ジョーが銃撃し、それと同時にジミーも拳で敵を殴り、3人で車を奪って逃亡しました。山中をカーチェイスします。
追っ手の2台の車の1台は壁に激突し、1台はプールに落ちて炎上しました。
ジョーは娘のダリアンに銃を突きつけ、プールの家の主人の車を奪ってコロシアムに向かいます。ダリアンはその場に残しました。
プールの家の主人は通報しますが、そこへ生きていたマイロが主人を殺し、ダリアンを連れて行きました。

ジョーとジミーは議員の手下の車を追い、中身が爆弾だと知らせようとします。
議員の手下の車は事故を起こし、ジョーは爆弾の入ったアタッシェケースを手に入れました。
車のトランクには現金600万ドルを入れているので、爆弾の入ったアタッシェケースは後部座席に投げ入れます。

【結】- ラストボーイスカウトのあらすじ4

コロシアムに到着したジミーは、マルコンの車を見つけてコインで車体に傷をつけました。「一度やってみたかった」と言います。
ジョーとジミーは武装してマルコンの元へ行きますが、マルコンは娘のダリアンを人質に取っていました。コロシアムの奥の部屋で対峙します。
ジョーは600万ドルの金を車に乗せてあることを告げますが、マルコンは金が燃えたものと思っていました。ジミーは投降する振りをし、車のキーを渡すと言います。
ジョーとジミー2人が言うので、本当に600万ドルは燃えずに存在するのかと、マルコンは動揺しました(実際、600万ドルは燃えずに存在する)。
白いBMWに置いてあると言ったジョーは、さらに「証拠のカセットテープも存在する」と言いました(これは壊れたので証拠にならないが)。
ただし警察ではなく、マフィアに持っていくと言いました。もしスポーツ賭博が合法になると割りを食うのはマフィアで、警察よりもマフィアからの攻撃のほうがマルコンにとって脅威でした。
ジミーが車の鍵だと言いながら暖炉に放ったのは銃弾でした。弾が爆発した隙に、ジョーはダリアンを助けて手下を倒しますが、マルコンは逃走します。
車に逃げたマルコンは、白いBMWの後部座席に本当にアタッシェケースがあるのを見て、600万ドルと疑わずに窓ガラスを割って奪い、持ち帰ります。

ベーナード議員が狙われるのは、コロシアムの特別観客席で、でした。マルコンが話していました(その後、ジョーに罪をなすりつけるつもり)。
ジミーはコロシアムにいるイベント用の馬に乗ってスタジアムに乱入し、時間を稼ぎます。
その間にジョーは、マルコンが言ったヒント「光の当たる場所」を手がかりに、照明塔からマイロが狙撃すると踏みました。
マイロはベーナード議員を狙撃しますが、ジミーが投げたボールに弾が当たり、ボールをよけようとしたベーナード議員は無事でした。暗殺は失敗します。
露見したマイロは乱射を始め、警官隊も駆け付けました。予備のバッグを奪ったジョーは、マイロを追いつめます。
マイロは狙撃隊に撃たれて死亡しました。
成功した暁に踊るといっていた下手なジグを、ジョーは照明塔で踊ります。観客は見上げますが、それがジグだと分からず、何をしているのかと囁きました。

事件は落着します。
ベーナード議員にいたずら電話の文句をつけられたジョーは、顔と腹を殴ってチャラにしました(人間的にもクズのベーナード議員をかばう義理などないのだが、かばってやったという意味)。
妻のサラが迎えにきて、浮気を謝罪します。ジョーは優しく罵って(罵ってくれと妻が言っていたから)、和解しました。
警察が車のトランクから600万ドルを見つけます。ジョーとジミーが見ると、マルコンは間違って後部座席の爆弾の方を持って行っていました。
ビバリーヒルズのマルコン宅から、派手な爆発が起こりました。

翌日。
一緒に歩きながら、ジミーはジョーに「探偵をするのもいいかも」と言います。
ジョーも相棒となるマイクを亡くしていました。
2人はコンビを組んで探偵家業をしようかと話します…。

みんなの感想

ライターの感想

正義と悪の線引きがはっきりしていて、見ていてすっきりする映画。
今回、見直して初めて気付いた。売れてない頃のハル・ベリーが出てる!(しかも今とほとんど変わらないのが驚き!)
そしてビリーズブートキャンプのビリー隊長は、序盤の、後半戦で銃を乱射して自殺するという、びっくりな役を演じている。
いやこのオープニング、ド肝を抜かれるよ。何が起きるのかと思うもん。
スポーツ賭博の合法化、それに関しての議員の買収といった脅しのネタの詳細について明らかになるのは、かなり後半になってから。
濡れ衣を着せるジョーに、ぺらぺらとマルコンが話すという…ま、このへんの不自然さは許そう。
見たあと爽快な気分になれる。娘のダリアンちゃんがキュートなのだが、これ以降特に当たり役に恵まれていないのが残念。

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