映画:仁義なき戦い

「仁義なき戦い」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

【結】– 仁義なき戦いのあらすじ4

その後、広能が死んだ組員の山方の家に行くと、そこで坂井と鉢合わせします。話を聞くと、坂井は山方の未亡人と恋人関係にあり、子どもまでもうけているといいます。坂井は今後の山守組の事業展望を熱く語りますが、そんな坂井に広能は生き残った者同士でやり直すべきと諭し、さらに組長の山守から坂井を殺すことを依頼されたことを告白してしまいます。広能は坂井に山守と話し合うことを提案しますが、これが逆効果となり坂井は山守に造反する姿勢を明確にし、新たな事業を独断で進めてしまうのでした。

その後、坂井は山守に近い幹部の矢野を殺害、広能は長年の仲間の死に強いショックを受けます。そんな中、広能は山守と側近の槙原に呼び出しを受け、山守から矢野の死の責任を追及されてしまいます。広能は仁義をなくしてしまった坂井を殺すことを承諾したものの、それと同時に山守組を抜けることを宣言します。広能は坂井だけでなく、山守にも非難されるべき点があったと考えていたのです。

坂井殺しを引き受けた広能に槙原は坂井の隠れ場所が書かれた地図を渡しました。この用意周到な様子を見て、広能は兄貴分の若杉の隠れ場所を書いた地図を警察に引き渡した人物の正体が山守らであったことを確信します。兄貴分の若杉が死ぬ原因を作った張本人たちを前に強い怒りを覚えつつも、広能はそのまま坂井の隠れ場所へ単身乗り込んで行きました。

しかし、すぐに広能は坂井の部下たちに取り押さえられてしまいました。広能が山守側についたと決めつける坂井を目の前にして、広能は山守組との契りの証である盃を割ってみせました。坂井は広能に仲間になるよう説得しますが、広能は死んだ者は帰ってこないと悲しげに返答するだけ。やむなく坂井は広能を殺すべく車に乗せますが、車中で広能と本音で会話を重ねて行くうちに広能を殺す気を失い広能を解放することを決めます。ところが、途中で一人車を降り我が子のために玩具屋に立ち寄っていると、坂井は何者かから襲撃され、銃弾に倒れてしまうのでした。

その後行われた坂井の葬式の最前列には、山守や槙原の姿がありました。そこに広能が突然現れ、憮然とした表情で祭壇まで歩いて行くと、睨みつけるような表情の坂井の遺影に一人話しかけ始めました。「鉄ちゃん、こんな、こがなことしてもろうて満足か?満足じゃなかろうが、のう、わしも同じじゃ」。遺影への語りかけが終わると、広能は拳銃を取り出し祭壇に向かって何発もの銃弾を発射しました。その場は大混乱に陥り、間近にいた山守は広能を激しく叱りつけました。しかし、広能の返答は「弾はまだ残っとるがよ」という冷静な一言だけ。広能の迫力に圧倒される山守や槙原を尻目に、広能はその場を静かに立ち去って行くのでした。

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