「修羅雪姫」のネタバレあらすじと結末の感想

アクション映画

修羅雪姫(2001年)の紹介:2001年公開の日本映画。暗殺集団、建御雷家の血を引く女性の復讐を描いた作品。アクション監督にドニー・イェンを招き、釈由美子で贈るアクション・エンターテイメントの傑作。

修羅雪姫の主な出演者

雪(釈由美子)、隆(伊藤英明)、城所(佐野史郎)、彩(真木よう子)、双磨(長曽我部蓉子)、檮(六平直政)、蓮去(松重豊)、安嘉(園岡新太郎)、剪(塚本高史)、亞空(雅子)、松尾(城戸裕次)、ターゲットの男(渕野俊太)、運転手(博通哲平)、空暇(沼田曜一)、白雷(嶋田久作)

修羅雪姫のネタバレあらすじ

【起】- 修羅雪姫のあらすじ1

その国では500年に及ぶ鎖国が今も続いていました。静かだけれども、淀んだ空気が支配していました。
法改正を求めた運動は武力衝突となりますが、国家によって徹底的に鎮圧されました。反政府組織の制圧に政府が雇った暗殺集団が、建御雷家一族でした。
ミカドに古来より仕えてきた近衛兵の一族で、近代化の中で帝政が崩壊し、彼らは祖国を追われてたどり着きました。
一族の血を引く雪は、首領の白雷に呼ばれます。仲間の案嘉が裏切って逃げ出したのです。
始末を命じられた雪は、隠れている案嘉を見つけ出します。彼は丸腰となり、殺したことにしておいてくれと頼んできます。隠している短刀を手にしようとし、雪によって殺されます。
雪の前に一人の老人が現れます。彼の名前は空暇。死んだ雪の母・亞空に仕えていた者でした。
空暇は亞空を殺した犯人が白雷だと告げてきます。信じようとしない雪に、オルゴールのペンダントを渡します。
雪は明日で20歳となり、継承者の道をとるか抜ける道をとるか問いかけられます。空暇はもしも抜け出すなら、鉱山跡に来いと言い、亞空の遺言を果たしたと去っていきます。
真相を白雷に聞きに行き、母は命乞いをしたのかと雪は彼に刃を向けます。本当のことを言うと傷つけるため、白雷は隠していたと言います。
亞空は一族を裏切り、逃げ出したから殺されました。信じられない雪と白雷の戦いとなり、腕に傷を負った雪は逃亡を図ります。
追手がやって来る中、雪は森の中を逃げていきます。一台のトラックが通り、荷台へと乗り込みます。運転手は反政府組織の隆でした。

【承】- 修羅雪姫のあらすじ2

隆には、言葉を発することができない妹の彩がいました。他の家族は彩が8歳の時に殺されました。犯人たちは証拠不十分で無罪となり、隆は自らの手で彼らに手を下しました。
懲役をくらって4年が経って出所すると、昔みたいに世の中を見ることができなくなりました。それから反政府組織のリーダー、城所に拾われて色々なことをしてきました。
自宅でもある給油店に到着し、彩が雪の存在に気づきます。隆は雪の手足をロープで縛ります。
目が覚めた雪は、隆から殺しに来たのかと聞かれます。一族であることも気づかれていました。
信用できない隆に、殺すならとっくにやってると刀を蹴って縄を解きます。雪は火で炙ったナイフを傷口に押し当てて処置をします。それから眠りにつきます。
翌日、雪は空暇に会いに行きます。空暇は雪に真相を語ります。雪が2歳の頃に、彼女の父は謀反人として白雷に殺されました。白雷は一族を我が物にすることを考えていました。
一族には多くの仲間がいましたが、白雷から逃げられずに命を落としていきます。亞空は雪が一族を去ることを望んでいました。
なぶられ、殺されかけた亞空に止めを刺したのは空暇でした。自責の念から殺して欲しいと頼む空暇に、雪はもういいと言います。
二人の前に現れたのは、白雷の手下たちです。白雷は空暇が関わっていることや、亞空が死んだ鉱山跡に来ていることを推理していました。
2対多数の斬り合いとなり、こかされた雪を空暇が助けに行きます。しかし空暇は刺されてしまいます。それでも、この場は任されよと戦い続けます。一人の白雷の手下を殺しますが、滅多刺しにされて空暇は死にます。
森の中へ逃げる雪は、白雷の手下・双磨に追われます。刀を落とし、蹴りで応戦します。
双磨が刀を投げてきて、雪は動きを封じられます。そのまま投げられ、木に激突した雪はダメージを負います。
蹴り続ける双磨は、雪の手の甲に短刀を差し込みます。傷みの余り、気絶した雪の血を舐める双磨でした。突然目を覚ました雪は、足で刀を回転させて双磨に突き刺します。手に刺さった刀を抜き、雪は給油所に駆け込みます。

【転】- 修羅雪姫のあらすじ3

城所と会っていた隆が家に帰ると、血まみれで倒れている雪の姿がありました。人工呼吸をするなど処置して、雪をベッドに寝かせます。
目を覚ました雪は、手に包帯がされていることに気づきます。お腹がなった雪に、隆はご飯をあげます。
虫の料理を食べさそうとして、雪はひどく嫌がります。隆は友人がガソリンを入れに来ていて、クラクションに気づいて向かいます。その間にこっそりと雪は虫を食べてみます。意外と美味しくて驚きます。
隆は友人から杉本さんが追放ではなく、殺されたと聞きます。城所に気をつけるように言われます。
雪のところに戻った隆は、彼女を彩のいる部屋に連れていきます。過去に家族が殺されたことや、自分が起こした事件などを説明します。自分の行動に悩む隆でした。
城所から見取り図を送ったと、隆に連絡が来ます。10日後に実行したいと言われますが、隆はもう無理だと答えます。
しばらく月日が経ち、雪の手の包帯はとれます。隆の仕事の手伝いをして、その様子を彩は見ています。平和な日々が続きます。
雪は死んだ母が幹石を集めて、首飾りにしようとしていたことを話します。隆は今までのことを忘れて生きられる場所があると、一緒に国を出ようと言います。
湖の前で考え事をする雪の背後に、白雷と手下が現れます。雪は土を払いあげ、白雷の手下を蹴りで吹き飛ばします。
そこから1対多数の斬り合いとなります。転がって逃げる雪は、3人を瞬く間に切れ伏せます。
蹴り飛ばした敵から刀を奪い、雪は2刀流へとなって次々と殺します。白雷の腹心をも瀕死にさせ、彼の後を追うと白雷の姿がありました。

【結】- 修羅雪姫のあらすじ4

雪は刀を鞭のように振り回しながら攻撃しますが、白雷は鞘から抜くことなく応戦します。雪を蹴り飛ばし、反動で刀を抜くと、彼女の刀を一本切って折ります。雪のもう一本の刀を吹き飛ばして木に刺さります。
雪は白雷の攻撃をジャンプして避け、木と木の間に足を置きます。そして背後に回って、白雷の背中に攻撃を仕掛けますが、吹き飛ばされてしまいます。
ペンダントが落ちて音が鳴り響くと、雪は母に代わって斬ると断言します。白雷の鞘をとって、彼の刀に挿し込み、猛烈に押し付けていきます。
打撃を行った後、雪は木に刺さった自らの刀をとって、白雷に渾身の一撃をくらわします。肩から腹近くまで切られた白雷は倒れます。生き残った白雷の手下が戦いに挑んできますが、雪はもう終わりだ散れと命令します。
その頃、城所が隆と彩の前に現れていました。隆を政府に売るつもりです。本当はこの間頼んだ計画で、隆を殺すつもりでした。
城所は隆の腹を銃で撃ち、喋れない彩を撃ちまくります。隆の悲痛な叫びが聞こえます。
雪が隆たちの家に戻ると、薬莢と倒れている二人がいました。隆はかろうじて生きていて、彼の手には雪の母の幹石が握られていました。
俺がもらうよと言って、隆は生きて幸せになれと言葉を遺します。雪は隆を抱きかかえて泣きます。そして湖のほとりで刀を見つめます。

みんなの感想

ライターの感想

この映画は、ドニー・イェンがアクションを担当していて、迫力のあるシーンが見所です。剣技のスピード感だけでなく、体術やジャンプなどもあって楽しめます。
また、日本の美しい山や森、湖などが映し出されて綺麗です。その綺麗な場所で血みどろの戦いが繰り広げられるので、そのギャップが恐ろしくも美しいです。
幻想的な景色が多数あり、湖のほとりの場面では芸術的な絵のように思えるシーンもあります。川井憲次の音楽が壮大でドラマチックに展開されていきます。ストーリーと合っていて、今作の魅力を高めています。
最後まで見終わって、男性顔負けの釈由美子のアクションが印象的でした。彼女の演技とダークな雰囲気が魅力的で面白い映画です。

映画の感想を投稿する

映画「修羅雪姫」の商品はこちら