「助太刀屋助六」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

アクション映画

2002年製作の日本映画。仇討ちの助太刀をして生きてきた男が父親の仇討ちに臨む姿を描いた時代劇。久しぶりに故郷の上州に戻って来た若者、助六はある老いた役人が仇討ちにより殺される事件に遭遇する。後にこの役人が実は助六の実の父親と判明、助六は仇討ちを企てる。

助太刀屋助六の主な出演者

助太刀屋助六(真田広之)、お仙(鈴木京香)、太郎(村田雄浩)、棺桶屋(小林桂樹)、オトメ(岸田今日子)、片倉梅太郎(仲代達矢)

助太刀屋助六のネタバレあらすじ

【起】– 助太刀屋助六のあらすじ1

物語の舞台は江戸時代。助六という若者が江戸から故郷の上州に戻ることから、物語は始まります。7年前に故郷を出てから、助六は仇討ちを助太刀する助太刀屋を生業としていました。

助六が他人の仇討ちを手伝うきっかけとなったのは、ある侍に仇討ちの助太刀を頼まれたことがきっかけでした。その報酬として侍から多額の金銭を手にした助六は、「何とも言えないいい感じ」を覚え、以来、病みつきになって他人の仇討ちを進んで協力するようになりました。

そんな日々を過ごしているうちに、助六の懐は豊かになり、故郷に戻ることを決めます。故郷に戻った助六がまず向かったのは、助六が5歳のときに亡くなった母の墓でした。

助六は小さな墓に眠る母に帰郷を報告し、父のような男にはならないと約束しました。助六の父は母と関係を持った後に母を捨てたような男であり、助六はそんなひどい男になりたくないと考えていたのです。

すると、助六は墓のすぐ近くに一輪の小さな菊の花が供えられていることに気づきました。助六の母には親類縁者がおらず、助六は誰がこの花を供えたのか、疑問を覚えました。

その後、故郷の小さな宿場町に出た助六は、そこで幼なじみの太郎と再会しました。太郎は現在番太として働いているといい、これからこの町で仇討ちが行われることを助六に教えました。

仇討ちの相手は片倉梅太郎という老いた元八州廻りの役人で、酒を飲んでいるときに仲間二人を居合い抜きで殺したといいます。片倉に仇討ちをしようとしているのは、脇屋新九郎、妻木涌之助という若い役人であり、この二人は片倉に殺された役人の弟たちでした。仇討ちと聞いて血が騒ぐ助六でしたが、太郎の話によれば、脇屋と妻木はすでに助太刀屋を十分集めており、助六の出番はないようでした。

そんな二人の様子を町の居酒屋の二階から覗き見ている美しい女性の姿がありました。女性の名前はお仙、太郎の妹でした。お仙は幼い頃から助六に好意を持っており、助六の帰還に満面の笑みを浮かべました。

このとき、お仙は知り合いの老女オトメの手配で榊原織部という役人のお酌をすることとなっていました。榊原は今回の片倉梅太郎への仇討ちの検分役であり、間もなく居酒屋に到着する予定でした。

お仙はお酌の相手をするだけでお金がもらえることに喜んでいましたが、これはオトメの策略でした。オトメはお仙を榊原の女にしようとだましていたのです。榊原を満足させるため、オトメはお仙に色っぽい化粧をしたり、布団を用意したりしていました。初めは特に疑問を持っていないお仙でしたが、オトメの様子に次第に違和感を覚えるようになっていきました。

その後、オトメは口を滑らせ、15両と引き換えにお仙が榊原の女になる予定であることをお仙に教えてしまいます。お仙はこの話に兄の太郎が関わっていることを知り、兄と縁を切ってやると激怒しました。

一方、助六は居酒屋に入り、そこで仇討ちのときを待つ脇屋や妻木、助太刀屋たちに陽気に話しかけ、自分を助太刀として使って欲しいと売り込みをしました。しかし、助六はまったく相手にされませんでした。

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