「燃えよデブゴン/TOKYO MISSION」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

アクション映画

燃えよデブゴン/TOKYO MISSIONの紹介:2020年製作の中国映画。「るろうに剣心」などのアクション監督、谷垣健治が監督したドニー・イェン主演のアクション。ある事件がきっかけで閑職に異動させられ、婚約者とも別れた刑事のファーロンは、暴飲暴食がたたって“デブゴン”化。そんな彼が、日本で巨大な陰謀に立ち向かう。「カツベン!」の竹中直人、「孤狼の血」の丞威、「星屑の町」の渡辺哲、「事故物件 恐い間取り」のバービーらが共演。

あらすじ動画

燃えよデブゴン/TOKYO MISSIONの主な出演者

チュウ・フクロン(ドニー・イェン)、ソン・ホーイ(ニキ・チョウ)、ウォン(ルイス・チョン)、香港警察長官(アンソニー・チャン)、シウサー(ウォン・ジン)、フォンワー(テレサ・モウ)、シウフー(チェイニー・リン)、遠藤助三(竹中直人)、マギー(ジェシカ・ジャン)、島倉タカシ(丞威)、東野太郎(渡辺哲)、東野組若頭(島津健太郎)、山本勇二(葉山豪)、築地の人魚(バービー)

燃えよデブゴン/TOKYO MISSIONのネタバレあらすじ

【起】– 燃えよデブゴン/TOKYO MISSIONのあらすじ1

燃えよデブゴン/TOKYO MISSIONのシーン1

画像引用元:YouTube / 燃えよデブゴン/TOKYO MISSIONトレーラー映像

香港、現代。

チュウ・フクロン、通称:ロンは正義感の強い若い熱血刑事です。恋人のソン・ホーイは、売り出し中の女優でした。まだヒット作には恵まれていませんが、女優の仕事をがんばっています。テレビドラマの仕事が来て、ホーイは撮影に邁進していました。

結婚式の写真を撮影するために呼ばれていたロンは、シャワーを浴びた後に体重計にのりました。体重は66.4kgです。クローゼットの衣装を着てくるよう言われたことを思い出し、ロンはそのスーツに着替えて行きます。

ロンがホーイに会いに行く道中、銀行強盗が発生します。強盗犯の運転手は、タバコの火を借りようと中座した際に、車をレッカー車に連れて行かれていました。仕方なく別の車を奪って逃走しますが、それがたまたま、張り込みをしていた相棒の刑事・ウォンの車でした。相棒のウォンからそのことを聞いたロンは、逃走車両を見かけてすかさず車の上に乗りました。車内に飛び移ると、犯人と戦い始めます。

大立ち回りの末、たったひとりで複数の強盗犯を倒したロンは、その車を運転して警察署へ向かいますが、最後の最後にミスをして警察署に突っ込んでしまいました。警察署の建物は被害に遭い、警察署長はロンの運転する車に轢かれそうになります。

写真撮影の現場に来なかったことで、ロンはあとで恋人のソーイに電話で叱られます。せっかく深圳(しんせん)から撮影のために香港へ時間を作ってやってきたのにと話すソーイは、「私より犯人が大事なのね」と言い、ロンに婚約破棄を告げました。口喧嘩はしょっちゅうですが、今回のお別れは本当のようで、ロンはソーイと別れて悲しみます。

ロンの不運はまだ続きます。警察署を大破させたロンは、その責任を負わされたのです。相棒のウォンは手柄を立てたとして昇進しますが、ロンは刑事課から「証拠室保管室」へ異動になりました。いわば閑職です。昇進してロンの相棒から上司になったウォンは「半年くらい待て。自分が引き立ててやる」と言いますが、あてになりません。

失恋もして、デスクワーク中心の仕事になったロンにとって、もうひとつ小さな不運がありました。休みの日に自転車をこいでいて転倒し、足の骨を折ってしまったのです。しばらくのあいだ運動ができなくなったロンにとっては、もう食べることしか楽しみがありませんでした。デスクワークをしつつ、証拠品保管室の横にある自動販売機で食べ物を買っては、仕事中も何かしら口に運んでいました。

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