映画:狂い咲きサンダーロード

「狂い咲きサンダーロード」のネタバレあらすじ動画と結末

アクション映画

あらすじ動画

狂い咲きサンダーロードの主な出演者

仁(山田辰夫)、英二(中島陽典)、忠(戎谷広)、茂(小島正資)、幸男(大池雅光)、健(南条弘二)、典子(北原美智子)、岩見剛(小林稔侍)、氏岡(木村明宏)、久米(神谷忠)、小太郎(大森直人)、マッドボンバー(吉原正皓)

狂い咲きサンダーロードのネタバレあらすじ

【起】- 狂い咲きサンダーロードのあらすじ1

近未来の日本の都市サンダーロード。
そこでしのぎを削っていた暴走族たちが、業を煮やした警察によって取り締まられます。警察は新たな法律を制定し、勢力の鎮静化を図ることにしたのです。
暴走族グループの「魔墓呂死(以下:マボロシ)」も、休戦協定を結んでいました。というのも、リーダーの健が恋人の典子のために、堅気になろうと決意していたのです。
そんな健に猛反発したのが、特攻隊長の仁でした。仁は走ることこそが、自分の生き様だと思っていたのです。
しかし、健は仁の説得に耳を傾けません。怒った仁は、自分がマボロシのリーダーになると宣言します。そして、「百姓は田んぼで耕運機に乗ってな!」と捨て台詞を吐き、同じ志の特攻隊メンバーである英二、忠、茂、幸男らを連れて、法律を無視した暴走を繰り返します。

さらに、仁はマボロシの特攻隊を率いて、休戦協定の会合を開いていた暴走族を襲撃します。
敵味方入り乱れた大乱闘となり、不意打ちをかけられた幹部たちは重傷を負います。仁たちは頃合いを見計らって逃走しますが、それ以来複数の暴走族の恨みを買うことになってしまうのでした。

健は暴走する仁たちを心配して、マボロシの創設者であり、現在は「スーパー右翼」というグループのリーダーを務める剛に協力を求めます。
剛はマボロシのアジト「バックブリーカー砦」に侵入して、君が代を歌いながら待つことにしました。仁たちは突然現れた剛を威嚇しますが、彼は少しも怯えた様子を見せません。
それどころか、「よりよい社会を作るために、命を預けてみないか」と謎の演説を始めるのでした。仁たちは剛が言っていることの半分も理解できず、追い返すだけでした。
去り際、剛は茂に自分の連絡先を渡します。

【承】- 狂い咲きサンダーロードのあらすじ2

休戦協定によって、「エルボー連合」という暴走族の連合組織が誕生します。
彼らは自分たちのメンツを潰したマボロシに報復するため、仁の舎弟である幸男を拉致し、「デスマッチ工場跡」まで来るように要求するのでした。
仁はすぐに仲間と共に幸男を助けに行くことを決意しますが、多勢に無勢という状況下で逃げ出すマボロシメンバーは少なくありませんでした。
結局逃げずに残ったのは、英二、忠、茂だけでした。茂は忠と英二に助っ人を呼ぶように指示され、剛に連絡をとります。

覚悟を決めた仁は、英二と忠と共にデスマッチ工場跡に向かいます。
そこには100名近くの暴走族が集っており、エルボー連合の圧倒的優位でした。果敢にも戦いを挑む仁たちでしたが、当然の如く歯が立ちません。
そこへ茂に助けを求められた健と、スーパー右翼を引き連れた剛が止めに入ります。剛はエルボー連合を拳銃で脅し、「マボロシは自分たちが教育する」と説得します。
騒ぎはどうにか鎮静化しますが、散々暴行を加えられた幸男は命を落としてしまっていました。

仁は幸男を助けられなかった後悔でふさぎこみます。
剛はエルボー連合との衝突を避けるためにも、マボロシのメンバーをスーパー右翼に誘います。仁は乗り気ではありませんでしたが、身の安全を考えて渋々加入するのでした。
剛は仁を評価しており、幹部に招き入れようとしていました。しかし、厳しい訓練と洗脳に近い政治教育に、仁はまるで馴染むことができませんでした。
ある日、ふてくされながら街宣車の前でチラシを配っていると、エルボー連合のメンバーに遭遇します。馬鹿にされた仁は彼らに殴りかかり、乱闘騒ぎを起こしてしまいます。
そして仁は、危険を承知でスーパー右翼から脱退します。剛が止めるのも聞かずに施設を飛び出し、英二と忠も仁の後を追います。
茂はスーパー右翼に留まりました。彼は剛の愛人となって、隊員として生きる道を選んだのです。

【転】- 狂い咲きサンダーロードのあらすじ3

スーパー右翼から脱退した仁たちは、バイクにまたがりサンダーロードを暴走していました。
あるとき、元エルボー連合で警官となった氏岡と久米に見つかります。仁たちは幸男を拉致して殺害したメンバーがたむろするディスコに殴り込みに行きます。
激怒したエルボー連合は、スーパー右翼に協力を要請します。すぐさま暗殺部隊が送り込まれ、仇討ちから戻ってきた仁たちは為す術もなく捕らえられてしまいます。
拘束された仁は、右手と右足をチェーンソーで切断されてしまうのです。

仁は病院に運ばれて一命を取り留めますが、二度とバイクに乗れない身体となってしまいました。また、一緒に襲われた英二は、脳死状態に陥っていました。
幸い忠は軽傷でしたが、エルボー連合への恐怖を募らせていました。そして、仁を病院から連れ出してから、一人街を去ります。

天涯孤独となってしまった仁は、絶望のあまり酒と麻薬に溺れてしまいます。
自暴自棄になり、街を徘徊する生活を送りますが、それでもエルボー連合への憎しみを忘れることはありませんでした。
放浪の末、仁は闇マーケットに辿り着きます。そこで麻薬密売人をしているジャンキーの小学生・小太郎と知り合います。
小太郎は「すごい薬がある」と言って、仁をマーケットの奥へ連れて行きます。

小太郎が連れてきた先には、一人の老人がいました。
老人は連続爆破事件の指名手配犯であるマッドボンバーでした。彼はショットガンやダイナマイト、バズーカなどを秘密裏に売買しており、仁に大量の武器を売りつけます。
仁の目は光を取り戻します。バイクに乗れなくなった無念と、仲間の復讐を果たすために、「街中のヤツら全員ぶっ殺してやる」と意気込むのでした。
こうして仁は強力な武器を携えて、サンダーロードに舞い戻ります。

【結】- 狂い咲きサンダーロードのあらすじ4

漆黒のバトルスーツに身を包んだ仁は、小太郎やマッドボンバーと共に、サンダーロードに参上します。
そこへ剛が率いるスーパー右翼とエルボー連合、警察が完全武装して現れます。こうして三つ巴の戦いが始まります。
仁は全ての敵にバズーカを撃ち込み、多くの死者を出します。小太郎とマッドボンバーも、物陰に身を潜めながらダイナマイトで加勢します。

こうして大多数の者が銃弾に倒れた頃、仁はかつての舎弟である茂と再会を果たします。仁は「かっこよくなったな」と茂に語りかけ、武器を捨てて一騎討ちとなります。
そこへマシンガンを持って潜んでいた剛が、攻撃を仕掛けてきます。剛の銃弾によって茂は死亡し、仁も虫の息となります。
仁にとどめを刺しにやってきた剛でしたが、何者かが背後から銃弾を浴びせます。剛はその場に崩れ落ち、息を引き取ります。剛を撃ったのは小太郎でした。

こうして最終決戦が終結します。満身創痍の仁は、小太郎にバイクを持ってくるように頼みます。
仁は身体をバイクのボディに巻き付けてまたがります。小太郎が「ブレーキはどうするんだよ」と尋ねると、彼はニヤリと笑ってアクセルを踏みます。

その頃、典子は健と別れて別の男と街を歩いていました。「私がいると彼はダメになる」とつぶやきます。

仁はサンダーロードを抜けて、ハイウェイを疾走しました。
段々と小さくなっていく仁の後ろ姿に、火山噴火の煙が重なり、泉谷しげるの「翼なき野郎ども」が流れる場面で、物語は幕を閉じます。

みんなの感想

ライターの感想

冒頭は登場人物の大半がヤンキーで、見分けがつかず混乱しましたが、観終わった後はヤンキーのかっこよさにしびれていました。最初は仁の無鉄砲さに感情移入できなかったのですが、片腕片足を失ってもアイデンティティーを失わない彼のことが、段々とてもかっこよく思えてくるのです。ラストの「ブレーキどうすんだよ?」と問われたときの仁のすがすがしい笑顔には、言葉では説明できない感動がありました。全編を通して無理がありすぎる展開のオンパレードでしたが、熱狂的ファンが多いのも頷ける魅力があります。「スーパー右翼」や「デスマッチ工場跡」などの、馬鹿馬鹿しいネーミングも最高でした。

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