映画:狂獣欲望の海域

「狂獣欲望の海域」のネタバレあらすじと結末

狂獣 欲望の海域の紹介:マックス・チャン、ショーン・ユー主演のアクションクライムスリラー。深海に眠る金塊をめぐり、熾烈な戦いを繰り広げる刑事の姿を描いていく。2017年中国・香港合作映画。

あらすじ動画

狂獣欲望の海域の主な出演者

サイガウ(マックス・チャン)、グァイセン(ショーン・ユー)、アダ(ウー・ユエ)、グァイ(倉田保昭)、チャン(ラム・カートン)

狂獣欲望の海域のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- 狂獣欲望の海域のあらすじ1

狂獣欲望の海域のシーン1 舞台は香港。刑事のサイガウは相棒のアダとともに日々悪人どもを追う日々を送っていました。サイガウは悪を憎み、犯人逮捕のためならどんな危険も恐れない男で、ときには犯人を死に追いやってしまうこともありました。サイガウは逃走中に転落死した男の娘を養女にしていました。娘は父を殺したことでサイガウを責めることもありましたが、心の底では信頼を寄せていました。娘はあと少しで18歳となり、サイガウの養育義務は終わりを迎えようとしていました。

そんなある日、サイガウは情報屋から「密輸品の荷揚げがある」という情報を得ました。サイガウはすぐに現場に行こうとしますが、相棒のアダが突然辞表を出し、今日限りで刑事を辞めると言い出しました。しかし、サイガウは今日の12時までは刑事だと言って、嫌がるアダを無理やり連れ出すのでした。

その夜、サイガウとアダが荷揚げの場所と思しき現場を回っていると、そこでは闇組織の男たちが仲間割れをしていました。サイガウは迷わず男たちに襲いかかり、アダも援護に加わりました。男たちは刃物を持っていましたが、サイガウは表情一つ変えずに次々と男たちを殴り倒していきました。しかし、サイガウが倒したのは下っ端だけで、組織の幹部を捕まえることはできませんでした。

現場に残された海産物の荷を調べてみると、そこから刻印なしの金塊が何枚も見つかりました。漁業を隠れ蓑に、堂々と金塊密輸が行われていたのです。その後もサイガウは闇組織の男を執拗に追いかけ、乱暴な尋問を実行、その結果、スイシンという組織幹部の名前が浮上しました。

【承】- 狂獣欲望の海域のあらすじ2

狂獣欲望の海域のシーン2 サイガウはすぐにスイシンがいる船へと向かいますが、そこにはひどく痛めつけられたスイシンと、残虐に殺されたスイシンの息子の死体がありました。スイシンはすぐに病院へと運ばれましたが、サイガウは相手が病人であっても容赦なく尋問を続けました。しかし、その姿が上司のチャンの目に留まり、サイガウは厳重注意を受けてしまいました。チャンはサイガウが過去に同僚を死なせたことを引き合いに出し、身勝手な行動を慎むよう叱りつけますが、サイガウはチャンの言うことを素直に聞くつもりはありませんでした。

一方、スイシンは息子の仇を取るためにサイガウと手を組もうと考えていました。スイシン親子をこんな目に遭わせたのはグァイセンといいう男で、スイシンが息子同然に育ててきた男でした。一連の騒動は、スイシンの息子がグァイセンの台頭を脅威に感じたことから始まりました。スイシンの息子はグァイセンを殺そうとしましたが、グァイセンはそれを予期し、逆に息子を痛めつけた末に殺害。サイガウとアダが目撃した仲間割れは、グァイセンとスイシンの息子との争いだったのです。スイシンはひそかにサイガウにグァイセンが出没する場所を伝え、グァイセン逮捕を手助けするのでした。

アダはすでに刑事を辞めていましたが、サイガウのためにグァイセン逮捕の協力を承諾しました。こうして、サイガウとアダはスイシンの情報に基づき、とある海鮮市場に向かいました。しかし、グァイセンの方が一枚上手で、次々と市場内で爆発が発生、サイガウはグァイセンを取り逃がしたうえに、アダが人質に取られてしまいました。

グァイセンはアダの解放と引き換えに、スイシンの引き渡しを要求してきました。グァイセンがスイシンを必要としていたのには理由がありました。スイシンは香港裏社会の大物グァイとコネクションを持っており、グァイセンはスイシンを利用してグァイと直接取引をしたいと考えていたのです。

サイガウはアダ解放のためにチャンとやむなく協力することを決め、グァイセンとの取引の準備に臨みました。もちろん、サイガウたちは素直にスイシンを引き渡すつもりはなく、なんとかグァイセンを出しぬきたいと考えていました。

その後、サイガウはスイシンを連れ、グァイセンが指定した街中の駐車場に向かいました。サイガウはそこでグァイセンが車に乗っているのを見つけると、猛スピードで突っ込んでいきました。サイガウはグァイセンの車に追突すると、すぐにグァイセンに手錠をつなぎ動きを封じ、アダの居場所を吐くように迫りました。しかし、グァイセンはアダがシルバーの車に乗っていることしか明かさず、そのうえ、アダには事件爆破装置が仕掛けられていると口にしました。

【転】- 狂獣欲望の海域のあらすじ3

狂獣欲望の海域のシーン3 サイガウは必死に駐車場内の車を探しますが、そこに突然グァイがスイシンを救うために放った刺客が現れました。残された時間がわずかな中、サイガウは刺客と格闘、なんとか倒すことに成功しますが、そこに新たにグァイセンの恋人シュエがサイガウを襲撃しました。この間にグァイセンは手錠を外し、車のエンジンをかけていました。グァイセンは逃亡のためにやむなくシュエを轢き、シュエは重傷を負ってしまいます。一方、サイガウはアダの解放も叶わず、グァイセン一味を捕まえることもできず、そのうえ、スイシンまでこの騒動で死なせてしまい、悔しさを覚えるのでした。

その後警察署に戻ると、サイガウは驚きの事実をチャンから知らされました。グァイセンは現在公海上におり、手を出せないといいます。そのうえ、アダが借金まみれであることが判明し、グァイセンに寝返っている可能性が高いというのです。サイガウは相棒の知られざる一面に驚きと怒りを覚え、自分自身の手でアダを捕まえるためにも、グァイセンを追う必要があると訴えるのでした。

その後、サイガウは養女の娘と会い、驚きの事実を伝えられました。娘は現在妊娠しているというのです。サイガウは事情を聞こうとせず、産まれてくる子どもをちゃんと育てるよう不器用に娘を励ますのでした。

その後、サイガウはグァイセンがグァイと接触するとにらみ、グァイの所有する豪華客船に潜入するための準備を始めました。すると、そこにチャンも捜査を手伝うと言って現れ、二人は小型ボートをグァイの船に向けて出発させました。

グァイの客船近くに到着すると、二人はそこにグァイセン一味が次々と海に潜り、海に眠る金塊を回収している光景を目撃しました。グァイセンはグァイに金塊密輸の取引を持ちかけたものの交渉は決裂、グァイセンは金塊をすべて回収しようとしていました。しかし、海の中にはグァイが放った刺客が潜んでいました。グァイセンたちは刺客を倒しながら海を進んでいきますが、そこに今度はサイガウたちが乱入、グァイセンを海中から引きずり出すことに成功します。

サイガウはグァイの船の無人の一室を使ってグァイセンの尋問を始めました。しかし、グァイセンはどんなに痛めつけられてもアダの居場所を吐かず、相棒の友情を信じるサイガウを嘲笑ってきました。サイガウはそんなグァイセンをさらに痛めつけました。すると、そこにシュエが乱入、爆弾を爆発させました。シュエはグァイセンからタイに逃げるよう指示を受けていましたが、恋人の危機を救うために駆けつけたのです。シュエはこの混乱に乗じてグァイセンを連れ出しますが、自身も爆発を受け重傷を負っていました。サイガウはあと一歩のところでグァイセンを逃してしまうのでした。

その後、金塊密輸事件は大々的に報道され、公海に眠る金塊をめぐって新たな争いが起ころうとしていました。それと時を同じくして、グァイセンとシュエと思しき男女の遺体が発見されましたが、サイガウはその報道を信じていませんでした。遺体の顔はめちゃめちゃに潰されており、グァイセンが遺体の偽装をした可能性が高かったからです。

【結】- 狂獣欲望の海域のあらすじ4

狂獣欲望の海域のシーン2 サイガウはグァイセンがこの海域に現れ、必ず金塊を回収すると確信し、金塊が眠る海域に船を待機させました。このサイガウの読みは当たっていました。シュエは帰らぬ人となっていましたが、グァイセンは生き残り、金塊回収の機会を伺っていたのです。

サイガウが一人船で生活をしていると、そこに養女の娘がやって来ました。娘は強力な台風が来る前に戻るよう願っていましたが、サイガウはこの台風のときにこそグァイセンがやってくると予想していました。娘は二度も父親を失いたくないと語り、子どもを堕ろすつもりであることをサイガウに打ち明けました。サイガウは娘の肩に手をやり、子どものために何が一番大切かを考えるよう諭し、娘を帰らせるのでした。

それから間もなく、台風が近づき、海は大荒れとなりました。そんな中、サイガウの予想通りグァイセンの船が近くに現れました。サイガウはすぐにグァイセンの船に飛び移りますが、そこにはグァイセンだけでなく、アダの姿もありました。悪い予感は当たり、アダはグァイセンに寝返っていたのです。海水で水浸しになりながらグァイセン、アダと戦うサイガウ。アダに自首するよう説得を試みるサイガウでしたが、アダは金塊に目がくらみ、聞く耳を持ちません。

やがてグァイセンはアダにサイガウの相手を任せ、金塊の回収のために海に潜って行きました。金塊の欲望を断ち切らせるため、サイガウは長い戦いの末にアダを打ち倒しました。そのときでした。巨大な波が船を襲い、金塊を詰めた箱がアダの頭に直撃、アダは帰らぬ人となりました。

サイガウは相棒の死にショックを受けますが、こうしている間にもグァイセンは金塊を次々と回収しており、このまま野放しにするわけにはいきませんでした。サイガウは海の中から戻ったグァイセンに襲いかかり、金塊が大量に入った網を切り、再び海の中に沈めました。グァイセンはすぐにまた海の中に潜りますが、サイガウから執拗な妨害を受け、ついに力尽きてしまいます。サイガウは動かなくなったグァイセンが静かに海の底に沈んでいくのを見届けました。

それから時が経ち、サイガウはあの娘とともに産婦人科を訪れました。近くに座っていた女性たちは二人をチラチラ見て陰口を叩いていました。サイガウと娘は会話をしようとせず、時折互いの目を見つめ合うのでした。

みんなの感想

ライターの感想

マックス・チャンのアクションがかっこよく、無表情で次々と敵を倒していく姿は見応えがあります。その中でも驚かされたのは、嵐の船上で繰り広げられる格闘シーンです。シチュエーションとしてもおもしろく、水浸しになりながらも格闘する主人公の姿は圧巻でした。ただ、アクションシーンは素晴らしいのですが、物語の展開が少し早いように感じました。もう少し主人公や敵の人間ドラマを観たかったです。

映画の感想を投稿する

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

映画「狂獣欲望の海域」の商品はこちら