映画:眼下の敵

「眼下の敵」のネタバレあらすじと結末

眼下の敵の紹介:1957年にアメリカで製作された戦争映画。第二次世界大戦を舞台に、戦いを通じて次第に尊敬の念を互いに抱き合うアメリカ軍とドイツ軍の司令官の姿を描いていく。D・A・レイナー原作、ロバート・ミッチャム主演。大海戦のスペクタクルな映像は高い評価を受け、第30回アカデミー賞では特殊効果賞を受賞した。

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眼下の敵の主な出演者

マレル(ロバート・ミッチャム)、フォン・ストルベルグ(クルト・ユルゲンス)、ハイニ(セオドア・バイケル)

眼下の敵のネタバレあらすじ

【起】- 眼下の敵のあらすじ1

舞台は第二次世界大戦さなかの南大西洋。アメリカの駆逐艦ヘインズ号の乗組員たちは、新たに就任した艦長のマレルが軍での経験が浅く、艦長室にこもってばかりいることに不安感を覚えていました。そんなある夜、ヘインズ号のレーダーに怪しげな影が映り込みます。報告を受けたマレルは乗組員たちの前に久しぶりに姿を現し、次々と的確な指示を下していきました。マレルはレーダーがとらえたのはドイツのUボードの可能性が高いと判断、敵にさとられぬよう粘り強い追跡を開始します。マレルの意外なリーダーシップに、乗組員たちは少しずつ考えを改めるようになっていきました。

一方、追われる身のドイツ軍のUボードも、ヘインズ号の慎重な尾行に感づいていました。Uボードを指揮する艦長のストルベルグは暗号文を本国に無事持ち替えるため、ヘインズ号を攪乱させる作戦に出ます。その対応に追われながらも、ストルベルグは乗組員たちが熱心にナチスを信奉する姿を心配してもいました。「この戦争は間違ってる」…ストルベルグは側近のハイニにそう打ち明け、人間味が失われた戦争に失望していることを打ち明けました。

【承】- 眼下の敵のあらすじ2

夜が明けてもヘインズ号による追跡は続いていました。その間、マレルは繰り返される戦争のむなしさを部下に語っていました。妻を敵の魚雷攻撃で失ったマレルは、戦争の勝利に希望を見出すことができなかったのです。

それから間もなく、部下から追跡している船がUボートであるとの報告が入りました。敵の捕捉に興奮気味になる乗組員たち。しかし、すぐにUボードは潜水し、ヘインズ号の前から姿を消してしまいました。乗組員たちは魚雷攻撃を恐れていましたが、マレルはUボードが魚雷を発射する方向を正確に見抜き、ヘインズ号を危機から救いました。

マレルが魚雷の軌道を完璧に読んだことは、ヘインズ号の乗組員だけでなくUボードのストラスバーグも驚かせました。ストラスバーグはヘインズ号の艦長がただ者ではないと警戒し、最大限の注意を払いつつさらなる潜航を開始。ヘインズ号はUボードに爆雷攻撃を加えますが、ストラスバーグの指示もマレルに劣らず的確で、Uボードはそのままレーダーから姿を消してしまいました。

マレルは今回の戦闘を通じて、Uボードが重要な任務を帯びているのではないかと疑い始め、その後もUボードの追跡を継続しました。そんな中、マレルは先の戦闘で爆弾の装填中に左手の指を失った兵士の見舞いに向かいました。この兵士が元は時計職人だったことを知り、マレルは一瞬表情を固くしてしまうのでした。

それからすぐのことでした。再びマレルの読みは当たり、ヘインズ号はUボードを捕捉、爆雷を命中させることに成功しました。Uボードはこの攻撃によって船体に大きな損傷を受けてしまいます。

【転】- 眼下の敵のあらすじ3

絶体絶命の危機の中、ストラスバーグは危険を覚悟で潜航を決断、船内への海水の侵入を最小限に抑えつつ、ヘインズ号が諦めて去るときを待ちました。しかし、マレルはUボードのほぼ真上の海上で粘り強く待ち続けていました。そして時間が経ち、Uボードが無音航行を開始すると、マレルはすぐに追跡を再開。追跡にすぐに気づいたストラスバーグはヘインズ号の指揮官の優秀さに感嘆しつつ、「やつを振り切るか、殺すかだ」とハイニにつぶやきました。

マレルはこのままUボードと距離を保ち続け、タイミングを見て急接近し爆雷を浴びせる作戦を思いつきます。緊張感が漂う中、ヘインズ号は少しずつUボードを追い詰めていきました。一方、Uボードの若き乗組員たちはヘインズ号の執拗な追跡に精神的に追い詰められてしまっていました。そんな乗組員たちを励ますために、ストラスバーグは陽気なドイツ音楽を船内に流し始めました。

音楽の力で一気に活気づいたストラスバーグたちはその後の攻撃をなんとか耐えしのぎ、ついに反撃の機会を得ます。Uボードの魚雷はヘインズ号に命中し、ただちに船は火に包まれ乗組員の退避が始まりました。その一方で、マレルはトドメを刺すべく浮上してきたUボードに大打撃を与える方法を思いつきました。それは、ヘインズ号をUボードに体当たりさせるというものでした。

【結】- 眼下の敵のあらすじ4

ヘインズ号の異変に気づいたストラスバーグはすぐに乗組員の退避を指示し、Uボードの自爆装置を起動させました。そして、両軍の船は激突。ストラスバーグは重傷を負ったハイニを背負って脱出しようとしますが、すでに周りは火の海となっていました。この絶望的な状況の中、ストラスバーグの前に現れたのはマレルでした。マレルはUボード上で孤立するストラスバーグたちにロープを投げ、アメリカ軍の救命ボートに避難させました。マレル、ストラスバーグ、そしてアメリカとドイツ両軍の兵士たちは、救命ボートに揺られながら爆発する船をただ黙って眺めていました。

翌日、アメリカ軍の船に保護されたストラスバーグたちは、ハイニの葬式を船上で行ないました。その後、マレルとストラスバーグは会話する機会を持ちました。ストラスバーグのような勇敢で部下思いの敵将と出会えたことは、マレルにとって戦争に対する考えを改めさせる出来事でした。「次はロープを投げない」と語るマレルに、ストラスバーグは「いや、投げるさ」と返答しました。奇妙な信頼関係に結ばれたマレルとストラスバーグの目の前には、広大な海と澄んだ空が広がっていました。

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みんなの感想

ライターの感想

爆雷や魚雷が激しく大海原で爆発するシーンの数々はとても見応えがあり、同時に戦場の恐怖感も伝わってきます。また、両軍の指揮官の戦争に対する考え方や部下への接し方などを通じて、戦争の愚かしさを確かに伝えてくれる作品でもあります。その一方で、ロバート・ミッチャム、クルト・ユルゲンス演じる両軍の指揮官が異なる立場にありながらも、人道的な考えを示す姿は非常に感動的でした。

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