映画:破門ふたりのヤクビョーガミ

「破門ふたりのヤクビョーガミ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

破門 ふたりのヤクビョーガミの紹介:2017年1月28日公開の日本映画。直木賞受賞の黒川博行によるベストセラー小説を、佐々木蔵之介と関ジャニ∞の横山裕の主演で映画化したコミカルなアクション。出資詐欺に巻き込まれたイケイケなやくざと建設コンサルタントの凸凹コンビが詐欺師を追って、関西やマカオを奔走する姿が描かれる。

破門ふたりのヤクビョーガミの主な出演者

桑原保彦(佐々木蔵之介)、二宮啓之(横山裕)、渡辺悠紀(北川景子)、木下(濱田崇裕)、セツオ(矢本悠馬)、玲美(橋本マナミ)、多田真由美(中村ゆり)、初見(木下ほうか)、中川(高川裕也)、牧内(佐藤佐吉)、村居(勝矢)、金本(山本竜二)、内藤(佐藤蛾次郎)、森山組長(月亭可朝)、二宮悦子(キムラ緑子)、滝沢(宇崎竜童)、嶋田勝次(國村隼)、小清水隆夫(橋爪功)

破門ふたりのヤクビョーガミのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①建設コンサルタントの二宮とイケイケやくざの桑原は互いを疫病神と思っている。映画プロデューサー・小清水に出資金を持ち逃げされ、追跡すると影には本家筋の構成員が。組同士の込み合いに発展。 ②小清水を追ってマカオ、愛媛県今治市に行った桑原、二宮は金を取り戻すが、釣り合いを取るため桑原は破門になった。

【起】– 破門ふたりのヤクビョーガミのあらすじ1

大阪府大阪市。

二宮啓之は33歳の、建設コンサルタントをする男性です。中央区の西心斎橋に『二宮企画』という会社の事務所を立ち上げています。

二宮の父は二蝶会のヤクザの幹部でした。その関係で二宮は暴力団とつながりがあります。

二宮の仕事は、主にヤクザと土建屋の仲介をしていました。いわゆる「サバキ」と呼ばれるものです。

(注:サバキを知らなくても映画を理解できるが念のため。ビルやマンションなどを作る建設現場には、よくヤクザがまとわりつく。下請け工事の強要、難癖をつけて怒鳴りこむ、工事の妨害など。その対策のため「毒をもって毒を制す」…つまりヤクザを使ってヤクザを抑え込む対策を、建設業界では〝前捌き〟と呼び、略してサバキという。二宮企画は建設会社からサバキの依頼を受けて適当な粗筋を斡旋し、仲介料で事務所を維持している)

ところが2011年から厳しくなった暴排条例(暴力団排除条例)によって、どんどん仕事は減っていました。今年の上半期の収入はとうとう55万円で、事務所の家賃すら払えないありさまです。

従姉妹の悠紀にもときどきバイトに入ってもらっていますが、そのバイト代すら払えていませんでした。

二宮の知り合いに桑原(くわはら)保彦という男がいます。桑原はイケイケやくざでした。

桑原は若い頃に抗争で鉄砲玉のような真似ごとで殺人未遂をおかし、六年の刑期を終えた後、二蝶興業の幹部に取り立てられていました。指は五本揃っています。

桑原は主に倒産整理と建設現場のサバキという金絡みの仕事に関わり、そのためなにかと二宮と顔を合わせることになりました。粗暴ゆえに「イケイケ」です。

二宮と桑原は互いを「疫病神」だと思っています。思っていながらも、腐れ縁で付き合いが続いています…。

…二宮は奇妙な夢を見ていました。空を飛んでいるのか、落ちているのか悩んでいると、行く先に腐れ縁の桑原の顔が見え、水に落ちて溺れる…というところで、従姉妹の悠紀に起こされます。

昨日、映画のプロデューサーという人が来ていたと、悠紀が話しました。裏稼業の取材と出資の話が用件だそうです。

悠紀は「お見合いに行く」と言って出かけていきました。従姉妹の悠紀に淡い好意を寄せる二宮は、複雑な思いで見送ります。

代わりに入ってきたのは、先ほど夢に出てきた桑原でした。サバキの残金を要求しに来た桑原は、二宮について映画プロデューサーに会いに行きます。

映画の事務所は、日本橋のうらびれたビルの4階にある『フィルム&ウェーブ』という会社でした。二宮が訪ねていくと、やたら色っぽい女性がコーヒーを出します。

出て来たのは小清水隆夫という、初老の男性でした。3人は名刺交換をします。

小清水は、今度『フリーズムーン』という作品を映画化するので、サバキについて知りたいと言いました。

桑原が二蝶興業の者だと知ると、小清水は露骨に持ち上げ始め、コーヒーではなくビールも出せと美人秘書に言います。

小清水は1階下にある俳優学校も自分のところのものだとにおわせ、先にお茶を出しに出た女性のことは、娘の玲美だと言いました。

映画をリアリズムに徹したものにしたいという小清水でしたが、帰りのエレベーターの中で、桑原は冷静に「出資が2億も集まるとは思えない」と冷静に踏んでいました。玲美も娘ではなく、小清水の愛人だろうと言います。

二宮が母・悦子のいる実家に帰宅すると、仏壇に線香をあげに嶋田勝次が来ていました。嶋田は二宮の亡き父のよき友人であり、今は二蝶会の若頭(通称:カシラ)を務めています。

嶋田に映画の話をすると、意外にも嶋田は乗り気でした。嶋田もバブルの頃には2回ほど出資の経験があり、「わしが出したろ。プロデューサーの連絡先教えて」と言いました。

…それからしばらく経過して。

事務所で寝ていた二宮は、桑原に蹴り起こされます。

プロデューサーの小清水がいなくなったというのです。事務所はもぬけの殻で、連絡もつかなくなっているそうです。

嶋田が出資した金額は3000万円でした。尤も納めたのは前金の1500万円で、残りの1500万円はクランクインのときに払う予定でした。桑原も半金の150万円やられたとぼやきます。

次のページで起承転結の「承」を見る

次のページへ
1 2 3 4 5

「破門ふたりのヤクビョーガミ」と同じカテゴリの映画

関連記事はこちら

×