映画:馬上の男

「馬上の男」のネタバレあらすじと結末

アクション映画

馬上の男の紹介:1951年にアメリカで製作された西部劇。アーネスト・ヘイコックスの小説を映画化した作品で、一人の女性を巡る牧場主同士の抗争を描いていく。主演を務めたランドルフ・スコットは製作にも名を連ねた。

あらすじ動画

馬上の男の主な出演者

オーウェン(ランドルフ・スコット)、ローリー(ジョーン・レスリー)、ナン(エレン・ドリュー)、アイシャム(アレクサンダー・ノックス)

馬上の男のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- 馬上の男のあらすじ1

舞台は西部開拓時代のアメリカ。牧場主のオーウェンは仲間たちとともに平和な毎日を送っていましたが、悪徳牧場主アイシャムの台頭によって、その日々は脅かされつつありました。アイシャムは元からこの地に暮らす牧場主から無理やり土地を買い上げ、次々と自らの土地を広げていたのです。牧場主仲間たちはアイシャムの脅威に警戒していましたが、オーウェンは成り行きを静かに見守っていました。

そんな中、オーウェンの恋人のローリーがアイシャムとの結婚を決断します。ローリーは誠実な性格のオーウェンを心から愛していましたが、貧しい生活から抜け出すためにやむなくアイシャムとの偽りの結婚を選んだのです。オーウェンもそんなローリーの決断を尊重し、二人の結婚を祝福しました。アイシャムはローリーに裕福な生活を与え、夫婦生活は順風満帆に見えました。しかし、ローリーがいまだにオーウェンへの思いを断ち切れていないと思い込んだアイシャムは、オーウェンに激しい憎悪を抱き始めました。アイシャムはローリーを自分に振り向かせるため、オーウェンから牧場を奪い、この土地から追い出そうと画策します。

【承】- 馬上の男のあらすじ2

それから間もなく、アイシャムはオーウェンの所有する牧場のすく隣にまで土地を拡大させました。オーウェンに危機が迫っていると仲間たちは心配し、その中でも特にオーウェンを気にかけていたのは、ローリーの親友でもあるナンでした。ナンはオーウェンの仕事を手伝いながら、オーウェンが揉め事に巻き込まれるのでは、と懸念していました。そして、その予想はすぐに現実のものとなりました。ある夜、アイシャム配下の男たちがオーウェンの牧場の牛たちを威嚇射撃し、一気にほとんどの牛が牧場から逃げ出したのです。

オーウェンは仲間たちとともに必死に牛を追いますが、牛は回収することはできず、そのうえ、仲間の一人ジュークが牛にひかれ帰らぬ人となってしまいました。ジュークの兄ジョージはすぐに街に行き、アイシャム配下の男たちが集まるパブに行きました。オーウェンもすぐに駆けつけ、ジョージが早まったことをしないよう注意しますが、ジョージはアイシャム配下の男の一人を撃ち殺してしまうのでした。

翌日、ジュークの死に激しい怒りを覚えたオーウェンはアイシャムに正式に宣戦布告しました。その様子を物陰から見ていたローリーは、その夜、一人でオーウェンの家を訪れました。ローリーはオーウェンに二人でこの土地から逃げようと提案してすぐに帰って行きましたが、ローリーのこの言葉は少なからずオーウェンは戸惑わせるのでした。

ところが、ローリーが去ってからすぐ、何者かに襲われ重傷を負ったジョージがオーウェンの家にやって来ました。オーウェンはすぐにジョージを寝かせますが、すぐにジョージは息を引き取りました。

オーウェンはジョージがアイシャム配下の男たちに殺されたと考え、翌朝すぐに男たちのアジトを襲撃しました。オーウェンは岩陰から何発もの銃弾をアジトに浴びせ、甚大な被害を与えることに成功しました。

しかし、アイシャムの腕利きの用心棒ダッチャーはこの事態に気づくと、すぐに報復行為に出ました。その夜、ダッチャーは部下を引き連れてオーウェンの家を襲撃、オーウェンに深い傷を負わせました。そんな中でもオーウェンはなんとか逃げ切り、ナンの介抱を受けました。ナンはオーウェンを自宅に招き入れ、傷を丁寧に手当てすると、横になるオーウェンに付き添うのでした。

【転】- 馬上の男のあらすじ3

その後、ナンは山奥の隠れ家にオーウェンを移動させましたが、その間にナンに思いを寄せるヒューがナンの家を訪れました。その日、ヒューはナンとダンスパーティに行く約束をしていましたが、家に残された包帯から、ナンがオーウェンの介抱をしたことにすぐに気づきました。ヒューはナンの裏切りとオーウェンへの嫉妬で正気を失い、二人を殺すことを決意しました。

ヒューはすぐにナンの隠れ家に行き、オーウェンに襲いかかりました。傷を負っていたオーウェンは劣勢に追い込まれてしまいますが、ナンが援護したおかげで、なんとかヒューを追い払うことに成功しました。

その後、ヒューはアイシャムの元へ行き、オーウェンのために平気で裏切る女がいるとナンのことを暗に批判しました。しかし、アイシャムはヒューが言う女をローリーと勘違いし、ヒューを射殺してしまいました。不幸な思い違いではありましたが、アイシャムにとってそれだけローリーへの侮辱は許しがたい行為だったのです。しかし、当のローリーはアイシャムの行き過ぎた行いに呆れ果てていました。ローリーは何度もオーウェンと争うのをやめるよう言いますが、アイシャムはローリーの言葉を無視し続けるのでした。

一方、オーウェンは仲間たちと合流し、アイシャムに反撃する機会を窺っていました。そこで、オーウェンたちはアイシャム配下のレップという男を誘拐しました。オーウェンたちが拷問しようとすると、レップは簡単に口を割りました。アイシャムはジュークとジョージ、そしてヒューの殺害の黒幕だと証言したのです。決定的な証言を得たオーウェンは、アイシャムを追い詰める最大の好機を手にしました。

【結】- 馬上の男のあらすじ4

その翌日、厳重な警備をくぐり抜け、オーウェンはアイシャムが滞在するホテルへの潜入に成功しました。オーウェンがアイシャムの部屋に押し入ると、そこにはローリーの姿もありました。オーウェンはレップの証言を突きつけ、ある取引を持ちかけました。それは、この証言によって絞首刑になりたくなければ、牧場を売ってこの土地を去れ、というものでした。ローリーはすぐにこの土地を去る道を選ぶべきだとアイシャムに進言し、自分もついて行くと約束しました。二度と夫婦の契約を破らないと口にするローリーに驚きながらも、アイシャムは静かに妻の決意に感激していました。

その後、すぐにアイシャムは出発の準備のためにホテルを出ようとしますが、フロントにはオーウェンの命を狙うダッチャーの姿がありました。アイシャムはダッチャーに拳銃をしまうよう指示しますが、ダッチャーはアイシャムの後ろにいたオーウェンを狙って銃弾を撃ってしまいます。その銃弾は、雇い主であるアイシャムに命中しました。オーウェンはすぐに応戦し、ダッチャーと銃撃戦を繰り広げました。

その間、ローリーはアイシャムに寄り添い続けていました。アイシャムはローリーに土地を相続することを約束すると、ローリーは決して土地を売らないと口にするのでした。

一方、オーウェンとダッチャーは近くに居合わせたナンを巻き込みながら銃撃戦を続けていました。緊張感漂う戦いの末、最後に勝ったのはオーウェンでした。オーウェンがダッチャーの死体を確認していると、そこにナンが「またケガ?学ばない人ね」と声をかけてきました。オーウェンはナンを抱き寄せながら、笑顔で「教えてくれ」と返答するのでした。

みんなの感想

ライターの感想

元恋人を巡って悪徳牧場主と戦う男を描いた作品かと思いきや、その途中で別の三角関係も描かれており、男の嫉妬の恐ろしさがよく伝わってきました。その一方で、大量の牛が脱走するシーンや、大砂塵の中の銃撃戦など、アクションシーンが数多く登場します。こうした場面が丁寧に描かれることで、牧場を舞台にした愛憎劇がより迫力のあるものとなっていると思いました。

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