映画:GANTZ(ガンツ)(前編)

「GANTZ(ガンツ)(前編)」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(2件)

GANTZの紹介:2011年の日本映画。公開日はPART1『GANTZ』が2011年1月29日、PART2『GANTZ PERFECT ANSWER』(ガンツ・パーフェクトアンサー)が同年4月23日。全2部作で前編・後編共にPG12指定。

GANTZ(ガンツ)(前編)の主な出演者

玄野計[くろの](二宮和也)、加藤勝[かとう](松山ケンイチ)、小島多恵[たえちゃん](吉高由里子)、西丈一郎[にしくん](本郷奏多)、岸本恵[きしもと](夏菜)、鈴木良一[すずき](田口トモロヲ)、重田正光(山田孝之)

GANTZ(ガンツ)(前編)のネタバレあらすじ

【起】– GANTZ(ガンツ)(前編)のあらすじ1

玄野計(くろのけい)は就職活動中の平凡な大学生でした。就職面接の本を読み「人には必ず役目があるというのが持論です。人にはそれぞれ力や才能があり、それを発揮できる場所があるのです」と丸暗記していました。

ある日、玄野が地下鉄・城南線のホームで電車を待っていたところ、線路に酔っ払いの中年男性サラリーマンが落ちます。快速電車が通過する構内放送がかかり、玄野はじめ殆どの人が躊躇している時、ただひとり、線路に降りて男性を救助し始めた人がいました。それは加藤勝でした。

玄野と加藤とは幼馴染みで、昔、いじめられっ子だった加藤を、玄野は何度も助けてあげていました。

玄野はその後の加藤の消息を知りませんでしたが、この日久しぶりに2人は再会したわけです。

レールに降りた加藤は群衆の中から玄野を見つけると、昔のように「計ちゃん、手伝ってくれ」と声をかけますが、玄野は気づかない振りをしました。

加藤は独りで何とか酔っ払い男性を救助します。酔っ払いはホームにいる人に引き揚げられて、助かりました。

加藤もホームにのぼろうとして玄野が手を差し伸べますが、一緒に線路に落ちてしまいます。そしてそのまま、2人はやってきた快速電車に轢かれました…。

…次の瞬間、玄野と加藤は明るくて広い、2LDKの部屋にいました。20畳くらいの白い壁紙が貼られたフローリングの部屋で、都会によくあるマンションの一室です。

部屋の中央には直径1mほどの大きな黒い球体がありました。黒い球体は後に「ガンツ」と呼ばれます。歴代の人達がそう呼んできました。

現状が把握できない玄野は部屋のドアを確認し、加藤はガンツを触ってみます。部屋は高層階にあり、窓から東京タワーが見えました。

電車に轢かれて死んだ筈の2人が不思議がっていると、ガンツからレーザー光線が照射され、全裸の女性・岸本恵が転送されてきます。加藤は岸本に上着を着せました。

部屋には他にも複数の人間がいて、いずれも皆死んだ筈の人達でした。「玄野」「加藤」「岸本」「稲森」「山田」「畑中」「鈴木」「西」の8人です。

ガンツから『ラジオ体操の歌』が流れ、球体の表面に文字が現れました。

〝てめえ達の命は、亡くなりました。

新しい命をどう使おうと、私の勝手という理屈なわけだす。

帰りたかったら、この方をヤッつけに行ってください。〟

その後に現れたのは、画素数の荒いイラストと説明です。

〝ねぎ星人 特徴・くさい 好きなもの・ねぎ〟

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