「GONIN」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

アクション映画

GONINの紹介:1995年製作の日本映画。バブル崩壊で世間からはみ出してしまった五人の男たちが仕組んだ強盗計画の顛末をスタイリッシュな映像で描くバイオレンス・アクション。監督・脚本は今回は名美と村木の愛の物語を離れた「夜がまた来る」の石井隆。撮影は石井とのコンビが冴える佐々木原保志。五人に紛するのは、「プ」の佐藤浩市、「RAMPO」の本木雅弘、「ゴト師株式会社スペシャル」の根津甚八、「EAST MEETS WEST」の竹中直人、「新宿黒社会 チャイナ・マフィア戦争」の椎名桔平。LD化の際再編集され119分の<特別版>が製作された。また2007年には121分の<REAL EDITION>が製作されている。

あらすじ動画

GONINの主な出演者

万代樹彦 – 佐藤浩市 三屋純一 – 本木雅弘 氷頭要 – 根津甚八 荻原昌平 – 竹中直人 ジミー(山路美治) – 椎名桔平 京谷一郎 – ビートたけし 柴田一馬 – 木村一八 久松茂 – 鶴見辰吾 大越康正 – 永島敏行 式根 – 室田日出男 ナミィー – 横山めぐみ キム – 川上麻衣子 アケミ – 滝沢涼子 早紀 – 永島暎子 未来(みき) – 五十嵐瑞穂 荻原京子 – 夏川加奈子 荻原ひろみ – 栗山千明 荻原健一 – 山田哲也 ピンキーのマスター – 不破万作 式根専属ドライバー – 松岡俊介 木崎 – 伊藤洋三郎 野本 – 飯島大介 トイレの男 – 岩松了 高速バス運転手 – 小形雄二 暴力団組員 – 津田寛治 ディスコの客 – 渡辺真起子  

GONINのネタバレあらすじ

【起】– GONINのあらすじ1

GONINのシーン1

画像引用元:YouTube / GONINトレーラー映像

1990年代前半、東京都。

水がしたたる音を聞きながら、万代樹彦は夢を見ていました。ディスコで女と踊り狂う三屋純一を見つめていた万代は、路地裏で三屋の免許証を拾いました。

物音を聞きつけて奥へ進むと、三屋が狭い路地で金属バットを男に何度も振り下ろすと、しゃがんでナイフを取り出します。そこでふいに振り返った三屋は、万代の方を見てナイフを舐めると突っかかってくる…というところで目覚めた万代は、ディスコの事務所で起き上がるとカーテンを開きます。(映画タイトル)

万代はディスコクラブ『Birds』を経営していますが、バブルがはじけて多額の借金を抱えています。ディスコは現在も続けていますが、ヤクザの大越組に借りた借金は1億円に膨れ上がっており、返済のめどが立っていません。

近所のバッティングセンターへ行ってバットを振っていると、携帯に着信がありました。大越組からだと判っているので万代は電話に出ませんが、隣のブースの中年サラリーマン男性・荻原昌平が「鳴ってますよ」と声をかけてきます。万代が「うっせえんだよ。出ようが出まいが勝手だろ」と呟くと、荻原は「なんて言った?」と食ってかかりました。

万代が速足でバッティングセンターをあとにしますが、荻原は追いかけてくると駐車場で万代が乗ろうとした車にバットを振るいました。万代は反射的に荻原を殴り返すと、荻原は泣きだします。

号泣する荻原を車に乗せて走り出すと、荻原は助手席で自宅に電話をかけ始めました。娘へ猫なで声で「今日も大阪で泊まる」と嘘をついています。荻原は会社にリストラされたのですが、住宅ローンがまだ3000万残っているので家族に言い出せないと答えました。出張続きという設定で、カプセルホテルに泊まっているそうです。立派な車に乗っている万代に、雇ってくれと言って荻原はカバンから履歴書を取り出して渡します。

万代がディスコに顔を出すと、すっかり客の少なくなった店に大越組がたむろしていました。彼らは金の取り立てに来ています。荻原も店についてきて、バットを振り回しました。店には客として三屋が来ており、構成員の野本に絡まれてナイフを取り出しました。野本が応戦して銃を取り出したので、一気にその場は緊張感に包まれます。

大越組若頭・久松茂がその場で一喝して動きを止めさせると、万代に「携帯出ろよな」と注意しました。万代が金策に走っていたと謝り、その場はおさまります。久松は、組事務所へ明日来いと言って去ります。

次のページで起承転結の「承」を見る

次のページへ
1 2 3 4 5

「GONIN」と同じカテゴリの映画

関連記事はこちら

×