映画:K-20 怪人二十面相・伝

「K-20 怪人二十面相・伝」のネタバレあらすじと結末

K-20 怪人二十面相・伝の紹介:佐藤嗣麻子が監督・脚本をつとめ、2008年に公開された作品です。第二次世界大戦が回避された1949年の日本を舞台に怪人二十面相と明智小五郎、そして二十面相の濡れ衣を着せられてしまう軽業師を主人公に、アクションとドラマチックな構成で描かれた映画となっています。主演は金城武がつとめ、主題歌にはOasisの「The Shock Of The Lightning」が起用されています。

あらすじ動画

K-20 怪人二十面相・伝の主な出演者

遠藤平吉(金城武)、羽柴葉子(松たか子)、明智小五郎(仲村トオル)、源治(國村隼)、シンスケ(今井悠貴)、小林芳雄(本郷奏多)、デザイナー(嶋田久作)、殿村弘三(鹿賀丈史)、羽柴会長(大滝秀治)、南部先生(小日向文世)、牢屋の囚人(松重豊)、菊子(高島礼子)

K-20 怪人二十面相・伝のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- K-20 怪人二十面相・伝のあらすじ1

K-20 怪人二十面相・伝のシーン1 1949年。
第二次世界大戦が回避された日本では、華族制度が続いており、極端な格差社会が広がっていました。
そんな日本で世間を騒がせている泥棒がおり、誰も素顔を見たことのないその泥棒は「怪人二十面相」と呼ばれていました。
裕福な人々の持つ財宝を狙う二十面相には警察も手を焼いており、探偵・明智小五郎も彼の行方を追っているのでした。
帝都では革新的な送電システムである「テスラ装置」の学術会議が行われており、怪人二十面相はそこに現れ、テスラ装置の模型を奪って姿をくらまします。
二十面相は博士の助手に変装して会場内に潜入し、まんまと装置を奪って逃走したのでした。
サーカス団の一員として聴衆を沸かせていた遠藤平吉は、低い身分ながら仲間たちと細々と暮らしていました。
軽やかな身のこなしで新しい技を成功させた平吉のもとに、雑誌記者の殿村弘三という男が訪ねて来ます。
彼は平吉の身体能力を見込んで大企業・羽柴財閥の令嬢・羽柴葉子とその婚約者である明智小五郎との結納の様子をカメラで撮ってきてくれないかと依頼するのでした。
平吉はカメラを持って羽柴ビルに上り、天井の窓から中の様子を撮影します。
しかし当日は怪人二十面相が犯行予告を行なっていたことで厳戒態勢が敷かれており、姿を気づかれてしまった平吉は怪人二十面相と間違えられてとらえられてしまうのでした。
まったく身に覚えのない容疑で逮捕されてしまった平吉は自分が二十面相ではないことを訴えますが、刑事たちは暴力的な取り調べに終始し、まともに取り合ってはくれません。
そのまま牢屋に入れられてしまった平吉は、そこで怪人二十面相の素顔を見たことがあるという囚人から話しを聞きます。
二十面相の顔には傷があることを知った平吉は、自分のもとにやって来た雑誌記者の顔にも傷があったことを思い出すのでした。
自分がはめられたことを悟る平吉のもとにサーカスで飼っていた鳩が手紙を携えてやって来ます。
そこには仲間たちからの脱走計画が記されており、平吉は移送される途中で仲間たちの協力により自由の身となることができたのでした。

【承】- K-20 怪人二十面相・伝のあらすじ2

K-20 怪人二十面相・伝のシーン2 平吉の脱走の手助けをしてくれたのは、かつてサーカスの道具を作ってくれていた源治でした。
彼は裏稼業として泥棒をやっており、悪い富裕層からお金を巻き上げていたのでした。
平吉はサーカス団に戻りたいと話しますが、今や指名手配されている平吉は自由に外を出歩くこともできずにいました。
人目を忍んで自分たちの家があった場所に戻るとそこは焼き払われ誰の姿もなく、瓦礫だけが残っているのでした。
途方に暮れて街をさまよっていると、一緒に暮らしていたサーカス仲間の子ども・シンスケに出会います。
貧しい子どもたちとバラックで身を寄せ合うように暮らしているシンスケを見て、平吉は源治に頼み込み、泥棒としての技術を学ぼうとするのでした。
平吉は泥棒長屋に代々伝わり、怪人二十面相も学んだと噂される修行ノートを源治から授かります。
それを読みながら泥棒修行に励んだ平吉は、もともと持ち合わせていた身のこなしと修行ノートによって、めきめきと泥棒としての技術を身につけていくのでした。
ある日、葉子のもとにウエディングドレスのデザイナーに扮した二十面相が現れます。
彼は羽柴財閥に隠されたテスラ装置を狙っており、そのありかを葉子から聞き出そうとするのでした。
葉子はその場から逃げ出し、街中を走っているときに平吉と遭遇します。
平吉は葉子の後を追う二十面相の姿を見て、自分に濡れ衣を着せた本物の二十面相を追うのでした。
驚異的な身体能力を見せる二十面相に押されてしまう平吉ですが、警察が来たことで二十面相は姿をくらまし、平吉と葉子も姿を隠します。
途中で気を失ってしまった葉子を平吉は源治たちのいる長屋まで連れて帰り、彼女がなぜ二十面相に追われていたのかを確かめようとするのでした。
しかし大財閥の令嬢であり住む世界の違う葉子の言動に、源治や平吉は振り回されてしまいます。
世間知らずの葉子を平吉はシンスケたちが住むバラックへと連れていき、格差の広がった社会の現実を見た葉子は愕然とするのでした。

【転】- K-20 怪人二十面相・伝のあらすじ3

K-20 怪人二十面相・伝のシーン3 葉子は平吉たちに二十面相がテスラ装置を狙っていることを伝え、その手掛かりとなるのではと明智のもとに保管されているバベルの塔の模写を盗み出そうとします。
平吉は仲間と協力して明智小五郎の留守を見計らい、停電を起こして電力会社に扮装して明智の家へと入り込みます。
明智の助手である小林を引きつけている間に金庫から絵を盗もうとする平吉たちですが、家をあとにしようとしたところで明智が帰宅し、正体がバレてしまうのでした。
葉子は明智に事情を説明し、バベルの塔に手掛かりがあるのではないかと推測します。
平吉たちは絵の中を調べるために電磁波撮影機を用いることを思いつきますが、装置は軍によって保管されており、テスラ装置を軍事転用されてしまうことを危惧していた葉子は、軍に直接相談することを反対するのでした。
そこで平吉は自分を使ってくれと明智たちに提案し、明智と平吉たちは協力して軍の内部に潜入し、電磁波撮影機を利用する作戦を実行します。
二十面相からの犯行予告を作成し、明智が専門家として招かれ警備の状況を聞き出します。
しかしそれは明智に変装した平吉であり、本物の明智が登場したところで平吉は逃走し、軍は平吉を追いかけるのでした。
平吉の陽動によって明智と源治は電磁波撮影機を使用することができ、バベルの塔の模写を撮影して内部を調べます。
絵の内部には幾何学模様がいくつも描かれており、葉子はそれを見て自分がかつて羽柴会長から譲り受けた寄木細工の模様と同じであることを発見するのでした。
平吉がそれを組み立てて現れた模様は、羽柴ビルに描かれている床の模様と同じものでした。
そして気がつくと平吉たちのもとには「テスラ装置を頂戴する」という怪人二十面相からの犯行予告が置かれているのでした。

【結】- K-20 怪人二十面相・伝のあらすじ4

K-20 怪人二十面相・伝のシーン2 平吉と源治は羽柴ビルへと行き、床に葉子の寄木細工をはめ込みます。
するとビル全体が動き始め、床の下から巨大なテスラ装置が現れるのでした。
それはビル自体を利用した世界規模で送電することのできるテスラ装置で、これさえれば日本だけでなく世界中のエネルギーを送ることのできる装置でもありました。
シンスケたちのもとにも電気を送ることができ、貧しい人々の暮らしも一変させることのできる装置ではありましたが、平吉は当初の予定通り、装置を破壊することを選ぶのでした。
しかしそこへ怪人二十面相が現れます。
二十面相によって源治は倒されてしまい、装置を起動させるための鍵を持っている平吉のもとへも迫りますが、平吉と二十面相はお互いに攻防を繰り返しながらビルの屋上へと上っていきます。
熾烈な攻防戦が繰り広げられるなか、平吉が放った一撃は二十面相のマスクを直撃し、マスクが外れて彼の素顔が明らかになります。
頬に傷のある男は彼の変装であり、怪人二十面相の本当の正体は明智小五郎だったのでした。
華族階級の明智ですが、実際は平吉と同じ貧しい境遇に生まれた人間であり、公安によって出自が暴かれてしまう前に平吉に罪を着せようとしていたのでした。
明智は平吉の能力を見込んでテスラ装置を手中に収め、一緒に新しい世界を作ろうと誘いますが、平吉は断ります。
身動きが取れなくなった平吉は、奪われた銃で明智に撃たれてしまうのでした。
邪魔者がいなくなり、世界中に向けてテスラ装置を作動させようとする明智ですが、座標の入力がリセットされてしまい唖然とします。
平吉が時間稼ぎをしている間に源治はテスラ装置に仕掛けをしており、正常に動作しないようにしていたのでした。
そして平吉から奪った銃はサーカス用の偽物で、やられたと思われた平吉も生きていたのでした。
明智が二十面相ではと最初に疑いを持ったのは葉子だと言います。
葉子は二十面相が変装していたデザイナーの手が、明智のものに似ていることを見つけていたのでした。
それでもなおテスラ装置を動かそうとする明智ですが、やはりうまくいかず、やがて機械は暴走し始めます。
明智は最後に自分がいなくなることで平吉が二十面相ではないことを証明できる者がいなくなり、「お前は一生、二十面相として生きていくしかないんだ」と吐き捨てますが、平吉はそれでも構わないと答え、新しい二十面相として生きていくと話して、崩壊するビルから脱出するのでした。
最後に脱出を手助けしてくれた葉子と再会し、無事でいたことを喜ぶ平吉。
葉子と平吉はお互いに思いを寄せていましたが、身分や住む世界が違う2人はそれぞれ別の場所で生きていくことを誓い、平吉は「いつだって見守っている」と葉子に伝えると、消えるようにその場から去っていくのでした。

みんなの感想

ライターの感想

ご都合主義な点はありますが、CGを駆使した東京の街並みや漫画的な展開、アクションシーンなど、見どころの多い映画だと思いました。
パルクールの動きを取り入れて建物を上っていくシーンは爽快で、映画を盛り立てる音楽も効果的に使われていると思います。

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