映画:SPIRIT

「SPIRIT」のネタバレあらすじと結末

SPIRITの紹介:清代末期の時代にいた実在の武術家、霍元甲を描いたカンフー映画です。ただし人物の設定を借りているだけで、ノンフィクション映画ではありません。ストーリーそのものは史実をベースにしているわけではなく、映画オリジナルのものとなっています。ですがいくつか史実にまつわるエピソードが挿入されています。霍元甲の孫にあたる人物が名誉棄損だと訴えたという話もありますが、「この映画はフィクションです」と銘打たれていることから、何の問題もないとされたそうです。

あらすじ動画

SPIRITの主な出演者

フォ・ユァンジア(ジェット・リー)、霍恩第(コリン・チョウ)、翠(スー・アイリン)、ノン・ジンスン(ドン・ヨン)、ユエツー(スン・リー)、田中安野(中村獅童)、ミスター三田(原田眞人)、チン師匠(チェン・ツィーフィ)

SPIRITのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- SPIRITのあらすじ1

SPIRITのシーン1 フォ・ユァンジアは武家の名門出身でしたが、幼い頃は病弱だったせいで、父親の霍恩第から武術を習うことができませんでした。しかし彼は好奇心ゆえに親友のノン・ジンスンと共に、こっそりと武術の練習をしていたのです。父の弟子の練習を盗み見ては独学で武術を習得していったユァンジアは、いつしか天津一の武術家と呼ばれるまでに成長していました。
しかしあまりにも勝ちすぎるために次第に傲慢になっていき、誰の挑戦も受けるようになっていったのです。ユァンジアはライバルの趙と櫓の上で戦い、滅多打ちにしました。
その後、弟子の一人がチン師匠にやられたことでユァンジアは怒り、誕生会の席に乗り込んだのです。天津でも有名なチン師匠とユァンジアの対決は熾烈を極めました。激しい戦いの末、ユァンジアは勝利しますが、誤ってチン師匠を殺してしまいます。
弟子がぼこぼこにされた本当の理由は、チン師匠の妾にちょっかいを出してしまったことにありました。そうチン師匠とのいざこざの原因は弟子自身にあったのです。
ですがユァンジアは原因を知りませんでした。傲慢な性格ゆえに親友のジンスンの言葉にも耳を貸さず、武術の技で人を殺してしまったのです。そのせいでチン師匠を慕う者たちから報復を受け、ユァンジアの母と娘は殺されてしまいました。
家族を失ったショックで抜け殻のようになったユァンジアは天津を離れ、どことも知れぬ場所をさまよい続けます。そうして辿り着いたのは辺境にある山村でした。

【承】- SPIRITのあらすじ2

SPIRITのシーン2 山村にたどり着いたユァンジアは以前とは別人のように疲れ果てていました。黒色だった髪が白髪になるほど、彼は絶望に陥っていたのです。
ユァンジアは山村でスンおばあさんと孫娘のユエツーに助けられました。ユエツーは目が不自由な少女でしたが、それでも前を向いて、一生懸命に生きています。
過去の名を捨て、彼は山村で農民として働くようになります。山村で生活を送るうち、ユァンジアは強さとは何かを考えるようになりました。スンおばあさんとユエツーとの触れ合いが、傲慢だった彼の心に変化をもたらしたのです。
生きる意味を見失っていた彼は彼女たちとの生活の中で、未来への明るい希望を見出すようになります。天津一の武術家に上り詰め、傲慢に振る舞っていた彼はもうどこにもいませんでした。

そんなある日のこと、ユァンジアは村人が襲われていることに遭遇します。彼は武術の腕を使い、村人を救い出しました。ただ人を傷つけることにしか使ってこなかった技を、彼はようやく他者を守る力として使ったのです。こうしてユァンジアは本当の強さとは何かを知ったのです。

彼は天津に戻る決意を固めました。天津に戻った先で待っていたのは、数年前と何ら変わらない我が家でした。
親友のジンスンが自らの家財道具を売ってまで、ユァンジアの自宅を元の状態のまま残しておいてくれていたのです。
父はもう亡くなっていました。ユァンジアは父の墓参りに訪れます。彼は「本当の強さがようやく分かった」と父に語りかけました。

【転】- SPIRITのあらすじ3

SPIRITのシーン3 ユァンジアが天津に戻ってきた頃、中国では世界的な武術大会が開催されていました。その武術大会で猛威を振るっていたのが、アメリカ人プロレスラーのヘラクレス・オブライアンです。
オブライアンは中国人武術家を次々と蹴散らし、中国人をバカにするような発言を繰り返していました。中国人の誇りを守るため、ユァンジアは武術大会に出場することを決意します。

世界的な武術大会、その会場でユァンジアとオブライアンの対決が始まりました。ユァンジアはカンフーの技を、オブライアンはプロレスの技を用いて、熾烈な争いを繰り広げます。この激闘を制したのはユァンジアでした。

武術大会を終えた後、ユァンジアは1910年の6月1日に上海精武体操学校を設立します。彼は絶望を乗り越えた先で見つけた本当の強さというものを教えるつもりだったのです。
しかしユァンジアの前に新たな壁が立ちはだかりました。アメリカ人プロレスラーのオブライアンが負けたことで、日本人の三田と中国外国商会などが危機感を覚えたのです。彼らは試合の結果が中国人の反欧感情を後押しすると考えました。そこで彼らは世界初の異種格闘技大会を開くことにしたのです。

ユァンジアは外国人4名との異種格闘技戦の申し出を受けて立ちます。親友は試合に出ない方が良いと止めましたが、ユァンジアは世界中の人々に武術の何たるかを教える機会としてはうってつけだと出場を決めました。

そして1910年9月14日、世紀の決戦が幕を開けました。

【結】- SPIRITのあらすじ4

SPIRITのシーン2 世界初の異種格闘技戦の会場には1000を超える観客が集まっています。誰もが固唾を飲んで見守る中、ユァンジアと外国人たちの戦いが始まります。
ユァンジアはまずヨーロッパから派遣された武術家と戦いました。武器ありの格闘試合は熾烈を極めたものになります。
ですがユァンジアは中国外国商会たちの予想を上回るほどの強さを持っており、圧倒的な強さで次々と撃破していきました。
残るは日本人の田中安藤だけです。田中は柔道家で、ユァンジアの気高き精神を尊敬しています。彼ら二人は試合前の交流として、お茶を嗜みました。
ユァンジアと田中は三節混と日本刀を用いて、互角以上の戦いを繰り広げます。優勢なのはユァンジアでした。
試合の行く末に危機感を覚えた日本人は休憩のときに、ユァンジアのお茶に毒を混ぜたのです。毒を入れられたことに気付かないまま、ユァンジアはお茶を飲んでしまいます。
試合は再開されました。ユァンジアはすぐに体の異変に気付きます。それでも諦めることなく、田中相手に死闘を繰り広げました。
ユァンジアは田中に止めの一撃を指す寸前に動きを止めます。彼は血を吐いて倒れてしまいました。
ここで田中もようやくユァンジアが毒を盛られたことに気付いたのです。田中は毒を持ったであろう日本人に対し、「貴様は恥だ」と怒鳴りました。
日本人の中でも田中だけは武術家としての誇りを持っており、敵であるはずのユァンジアを抱き起こします。
ユァンジアは毒に苦しみ、そのまま意識を失っていきました。

みんなの感想

ライターの感想

ジェット・リーの華麗なアクションの数々を楽しめる最高のカンフーアクション映画です。もちろんストーリーも感動的です。

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