映画:おもひでぽろぽろ

「おもひでぽろぽろ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(2件)

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【転】– おもひでぽろぽろのあらすじ3

世のみんなは素直にひっくりかえしてかけていました。

しかしタエ子は「納得がいかない」のです。なぜ割り算なのに掛け算を使うのかが理解できず、もっというと「分数を分数で割るとはどういうことなのか」が分かっていませんでした。

それを指摘すると姉のヤエ子は言葉に詰まり「とにかく、ひっくりかえしてかければいいのだ」と言います。それでもタエ子はぶつぶつ文句を言うのです…。

素直にその説明を受け入れた同級生の少女は、その後の人生もすんなり結婚し、今では母親となっていました。

そのタエ子の説明を聞いたトシオは笑い、農業ももっとこだわるべきなのだと言いました。

今度は冬に田舎へ来てくれと、トシオは声をかけます。冬場トシオはスキーの指導員のバイトをしていました。

田舎の景色を見てタエ子は懐かしいと言いますが、トシオがいうには、「田舎の景色」というのはすべて百姓が作ったもので、人間と自然が一緒に暮らしていった結果、できあがったものだということでした。

タエ子は田舎の生活を満喫し、田舎を知った気になって有頂天でいました。

そんなタエ子が動揺することが起きます。

タエ子が東京に帰る前の夜。

田舎を気に入ったかと聞いた「ばっちゃ」が、タエ子にトシオの嫁になってくれと頼みます。ばっちゃは本気です。

聞いていたカズオは制止しますが、カズオの妻・キヨ子も歓迎ムードです。

カズオ、キヨ子、ばっちゃが揉めるのを聞いたタエ子は、いたたまれなくなって、思わず本家から飛び出してしまいました。

自分が農家の嫁になるという選択肢が、タエ子自身の人生で存在しうるという感動もありました。

しかし圧倒的にタエ子が感じたのは、自分の浮ついた田舎好きや、真似ごとの農作業が、いっぺんに後ろめたいものとなったことでした。

厳しい冬があることも、農業の現実も知らずに、「いいところですね」と連発していた自分が、恥ずかしくなったのです。

自分には何の覚悟もできておらず、それをばっちゃやカズオ、キヨ子たちみんなに見透かされていたのだと思うと、いたたまれない気持ちになりました。

タエ子は、降り出した雨の中、それでも本家に帰れずにいます。

漬物を持ってきたトシオがタエ子を車に乗せますが、タエ子は「本家へ行かないで」と思わず言いました。車中で、昔の話をします。

…小学5年生のタエ子のクラスに、転校生がいました。アベくんという男の子です。

アベくんは貧乏な家の子でした。体育着も持っておらず、服も垢じみています。

転校してきたアベくんは、タエ子の隣の席になりました。みんなはアベくんのことを不潔だと嫌いますが、タエ子はそういう差別はよくないと思い、平等に接します。

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