「かぐや姫の物語」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

アニメ映画

姫の犯した罪と罰 「竹取物語」を原作としたスタジオジブリ、高畑勲監督最後の名作。 誰もが知る昔話「かぐや姫」を題材に、かぐや姫というひとりの女性の心理描写にクローズアップした、人間味溢れる長編アニメーション作品です。  

あらすじ動画

かぐや姫の物語の主な出演者

朝倉あき(かぐや姫) 高良健吾(捨丸) 地井武男(翁) 宮本信子(媼) 高畑淳子(相模) 田畑智子(女童) 立川志の輔(斎部秋田) 上川隆也(石作皇子) 伊集院光(阿部右大臣) 宇崎竜童(大伴大納言) 古城環(石上中納言) 中村七之助(御門)

かぐや姫の物語のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

誰もが知る昔話「かぐや姫」を題材として、同様のストーリーを展開していきますが演出など子供だけでなく大人も楽しめるつくりになっております。哲学的で、キャッチコピーにもある「姫の犯した罪と罰」とは?と観客がそれぞれ自分の答えを探すような作品です。 ストーリーの流れは大まかに存じているであろう「かぐや姫」のストーリーだと考えて良いと思います。しかし昔話では語られない余白を埋める登場人物たちの想いや心理描写が繊細で、月の世界についても昔話よりも深く描かれています。

【起】– かぐや姫の物語のあらすじ1

かぐや姫の物語のシーン1

画像引用元:YouTube / かぐや姫の物語トレーラー映像

むかしむかしあるところに、子どものいない翁と媼が竹を取って暮らしておりました。生業にしている竹を取りに、いつものように翁が竹林を歩いていると、光り輝く不思議な筍を見つけ、その中から美しい姫君が現れました。驚いた翁が姫を連れて媼のもとへ帰ると、姫は媼の手の中であれよあれよという間に人間の赤ん坊のへと姿を変えました。これは天からの授かりものだと、二人は娘として姫を大切に育てます。

不思議なことに姫は人間の子供よりも成長が早く、あっという間に小さな少女に育ち、周囲の子供たちと共に野山で遊ぶようになりました。その中にいた少年、捨丸は姫を「たけのこ」と呼び姫はすっかり子供たちの輪の中に馴染んでいきます。

子どもたちが時折歌うわらべ歌を、姫はどこかで聞いた気がしますがよく思い出せません。しかし口ずさむとなぜか涙がこぼれてしまうのです。

そうしている内、翁は竹から金粉を手にしはじめ姫を高貴なお方として育てたいと考え暮らしていた山ではなく、都へと3人の住まいを移しました。新しい住まいは立派なお屋敷でした。

その様子に当初は喜んでいた姫でしたが、次第に都での暮らしの堅苦しさが窮屈に感じられるようになり嫌気がさしてきます。習い事にも身が入らず、茶化したりふざけたりして相模を困らせてしまいます。都よりも、野山で捨丸や子供たちと遊んでいたころが懐かしく、その方が楽しかったと思うようになってしまいました。翁はそんな姫の気持ちもつゆ知らず、相変わらず教育熱心に接しますが、媼は姫の心にある寂しさに気が付きそっと寄り添ってくれました。

姫が成長すると、名を改める祝い事が開かれます。新しい姫の名は「かぐや姫」と言い、光り輝くという意味がこめられました。どこか姫の心を置いてけぼりにしているような賑やかな宴に、より一層暮らしていた野山が恋しくなってしまい屋敷を飛び出してしまいます。しかしかぐや姫の思いも空しく、かつて3人で暮らし子供たちと遊びまわった野山はかつての姿ではなく、捨丸や子供たちはおろか村も無くなってしまっておりました。

それを見たかぐや姫は、そっと心を閉ざし、一人で過ごすようになります。

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