映画:きみと、波にのれたら

「きみと、波にのれたら」のネタバレあらすじと結末

きみと、波にのれたらの紹介:2019年6月21日公開。日本アニメーション会では名匠として知られており、劇場版「クレヨンしんちゃん」シリーズでも数作品を手掛けた湯浅政明が監督を務める劇場用長編アニメーション映画。声優には、雛罌粟港役には、若い世代から絶大な支持を誇っているGENERATIONS fromEXILE TRIBEの片寄涼太。ヒロインの向水ひな子役には、女優の川栄李奈。

あらすじ動画

きみと、波にのれたらの主な出演者

雛罌粟港(片寄涼太)、向水ひな子(川栄李奈)、雛罌粟洋子(松本穂香)、川村山葵(伊藤健太郎)

きみと、波にのれたらのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- きみと、波にのれたらのあらすじ1

きみと、波にのれたらのシーン1  大学に進学し、一人暮らしを始めたひな子。幼い頃からサーフィンをやっていて、海が大好きだったひな子は、実家を離れて、幼いころに住んでいた海が見える地域のアパートを選び、大学でも海洋学を学ぶことになっていました。片づけも全く済んでおらず、部屋中が段ボールだらけの中、一人でオムライスを作り食べるひな子。そして食べ終わるとすぐにサーフボードを持って海へ向かいました。そして海につくとすぐに水着になり、波乗りを始めました。幼い頃からやっていただけあり、かなりの腕前です。ひな子がサーフィンをする様子を近くの建物の屋上から眺めている一人の男がいました。そこは消防署。「港先輩!」と呼ばれ振り返ると、そこには後輩の男がいました。「どうした、山葵」「先輩何を見てるんですか」と山葵が聞くと、港は「僕のヒーロー」と言って笑いました。

 消火の訓練を行う消防隊員たち。山葵は放水を行いますが、うまく操ることが出来ずに水をまき散らしてしまいました。すると、偶然通りかかっていた自転車に乗った女性にかかってしまいました。慌てて山葵が駆け寄ると、その女性は「大丈夫です。この下水着なんで」と気にしていない様子。更に「家の場所わからなくなっちゃって」と山葵にマンションまでの道を聞いてきます。道を教えながら、彼女がサーフボードを持っていることに気づき、港の「ヒーロー」であることに気づきました。山葵は道を教え、礼を言って去っていく彼女に「頑張ってください、ヒーローさん!」と声を掛けました。

 その夜、ひな子が寝ていると、突然外から花火の音が聞こえてきました。最初は花火大会でもやっているのだろうと気にも留めませんでしたが、音がかなり近いことに気が付きます。起きると、今度はマンションの廊下が騒がしくなってきました。いよいよおかしいと思い始めたとき、マンションの火災報知器が鳴り始めました。どうやら、隣の空きビルで無断で打ち上げ花火をした若者がおり、その火がひな子のマンションに引火したようでした。ひな子は、財布と携帯、そしてボードを持って部屋を出ました。しかしエレベーターも既に下で止まっており、階段を降りようとしても下は煙でいっぱいになっています。パニックになったひな子は、屋上に向かって駆け上がっていきました。しかし当然、屋上に行ってもどうすることもできません。ひな子はどうすることもできなくなってしまいました。するとそこへ、一台のクレーンが。通報を受けた消防隊員たちが到着し、屋上にいる彼女を発見してはしご車で救出に来たのです。ひな子には、そのはしご車にのる一人の青年と、後ろで打ちあがる花火が重なり魅力的に見えました。その青年に見惚れていると、青年は「ヒーローさん、早く!」と言いました。よくわかりませんでしたが、とにかくひな子は乗り込み、無事に救出されました。地上に降りた二人。青年は「いつもサーフィンされてますよね。屋上から見えるんです」と伝えました。ひな子はどぎまぎしながら「今度、一緒に波乗りしませんか?」と思い切って誘うと、彼も喜び「ぜひ」と答えました。

 後日、早く仕事を終えた港は車でひな子を迎えにいきました。二人で海に向かう車中で、ひな子は車に飾られているスナメリの人形に気づきました。ひな子のオレンジ色のサーフボードにもスナメリの絵が描いてあり、ひな子は港に「スナメリ好きなんですか?と聞くと、港は頷きます。港は、練習するために買ったボードにもスナメリが書いてありました。そして、カーラジオから流れてくる曲を二人ともしっており、二人で歌ったりと、良い雰囲気が流れていました。海に到着し水着に着替えた二人。港はひな子の指導で波乗りの練習をしますが、なかなか上手く乗れません。休憩に入ると、港はコーヒーを淹れるセットを出し、コーヒーを淹れ始めました。港はコーヒーが好きで、よく自分で淹れるのだと言います。ひな子がそのコーヒーを飲んでいると、さらに港はフライパンを出し、卵を焼いてサンドイッチを作りました。「港さんってなんでもできるんですね」と言うと、港は「そんなことないですよ。全然波乗りできないし」と笑いました。ひな子が消防士になった理由を聞くと、「小さいころに溺れたことがあったんだけど。その時に、同じくらいの年の女の子に助けられたことがあって。それで人を助ける仕事に就きたいと思ったんです」そして「『港』でいいよ」と言いました。その日から波乗りの練習に二人で行くようになり、次第に距離が近づき、結局二人は付き合い始めました。
 正式にカップルにあり、港はカフェに自分の妹を呼びました。ひな子を紹介するためです。高校生の妹洋子は、少し素直になれず、口が悪い性格でしたが、ひな子はすぐに洋子に対しての免疫がつき、港は安心しました。港は、洋子はかつて性格からなかなか友達ができず、学校に行けない時期があったが、最近ようやく行けるようになったのだと話を聞きました。洋子は二人のラブラブの様子を見て腹を立て、「恋なんてアホのすることだよ!」と叫んで出て行ってしまいました。

 夏も過ぎ、クリスマスがやってきました。カップルが集まるビルでは、ラジオのスタジオがあり、メッセージカードを応募すると、付き合っている相手にメッセージが送れるという場所でした。そしてハート型の紙にお互いの名前を書くと、一生一緒にいれるというものも。まず港が「向水ひな子」と書き、ひな子にペンを渡しますが、ひな子は「雛罌粟」という港の苗字を感じでかけず、「ひなげし港」と書きました。その夜、二人はテントを張りキャンプをしました。「冬は波乗りしないの?」と聞く港に、ひな子は「冬の波も良いんだよね」と言いました。

 

【承】- きみと、波にのれたらのあらすじ2

きみと、波にのれたらのシーン2  ひな子が寒い中、花屋でバイトをしていると、港からメールが来ました。「一人で波乗りに行ってくる」というものでした。それを読んだひな子は「ずるい!」と一人で叫び、急いでバイトに戻りました。
 海では港が一人で波乗りの練習を行っていました。休憩するために浜へ戻り、海を眺めていました。海では、モーターボートに乗った数人の若者がはしゃいでいました。それを眺めていると、そのうち一台のモーターボートが転覆しました。それを見て慌てて助けに行く港。サーフボードに乗りポイントへ向かいました。

 バイトを終えたひな子が急いで海に向かうと、そこには救急車が。さらに山葵など消防隊員の姿も。何事かと思い急いで浜へ降りたひな子は、海辺に折れた港のサーフボードが浮いていることに気が付きました。そして事態の深刻さに気が付いたところで、山葵がひな子に気づきます。「ひな子さん!」と山葵が叫んだ瞬間、ひな子は気を失い倒れてしまいました。

 それから数週間後。ひな子は再び引っ越していました。海を見るとあの日のことを思いだしてしまうからです。ふさぎ込み、家から出られないひな子元へ、山葵と洋子が訪ねてきました。洋子は、初めて会った日と変わらぬ強い口調で段ボール箱をひな子に渡し、「これ全部お兄ちゃんのもの。あっても困るから。全部捨てちゃっていいから!」と言ってすぐに出て行ってしまいました。山葵はひな子に自分の連絡先を渡し「何かあったら連絡ください!」と言い、急いで洋子を追っていきました。

 それからは、洋子もひな子と出かけるなどするようになりました。それによりひな子も少しずつ元気を取り戻していきました。大学にも行けるようになり、生活が戻り始めた頃。カフェでふと、港といつも歌っていた歌を口ずさむと、コップの水の中に港が浮かび上がりました。驚いてコップを倒すと、港も流れて行ってしまいました。幻覚かと思いますが、その後も水がある場所でその歌を歌うと、決まって水の中に港が現れるのです。そしてとうとう会話もできるようになり、ひな子は再会を喜び、水筒の中に港を入れて消防署に行ったり、洋子の様子を見せたりしていました。ひな子はそれだけでは満足できず、港からプレゼントされていたスナメリの空気を入れる人形に水を入れ、その中の港とデートを楽しむようになりました。しかし、ひな子以外の人間には港は見えないようで、周りから見ると、大きな人形としゃべるおかしな人間に見えてしまっていました。山葵も、そんなひな子を心配していました。

【転】- きみと、波にのれたらのあらすじ3

きみと、波にのれたらのシーン3  ある日、山葵がカフェに行くと、洋子がバイトをしていました。洋子は休憩に入り、山葵の話を聞くことにしました。山葵は、最近のひな子の様子を心配して洋子に相談します。そこで、山葵は実は自分もひな子のことが気になっていたということを打ち明けます。すると、洋子はそれを聞いた途端に機嫌を損ねてしまい、バイトに戻ってしまいました。
 夜、ひな子がバイトをしていると山葵が店にやってきました。山葵はひな子に花束を作ってもらい、それを買うとそのままそれをひな子にプレゼントしました。そしてひな子に「実は、ひな子さんのことが好きだったかもしれません」と告白しました。それを聞いたひな子は慌ててトイレに逃げ込み、トイレの水に港を呼びました。ひな子は港に、山葵に告白されたことを伝えました。港は、少し考えて、「ひな子はどうしたいんだ」と聞きました。ひな子は「ずっとこのままでもいいから、港といたい」と言いました。港は、「僕はひな子と触れ合うこともできない。僕は、ひな子に新しく一歩を踏み出してほしい」と伝えます。ひな子は、山葵に自分の想いをしっかり伝えようと、店をでて山葵の後を追っていきます。山葵の背中が見え始めたとき、山葵の目の前で小型自動車と大型トラックが正面衝突、炎上し始めました。山葵は後ろにいたひな子に気づき、ひな子を守るように立ちふさがりますが、ひな子は自動車の中の人を心配し、「港なら助ける」と言い出します。そして歌を歌い、近くの海から港を呼び出しました。港は大量の水を引き連れて燃え盛る炎に飛び込んでいきました。それにより無事に消火されますが、港は元気を失ってしまいました。ひな子は急いで家に戻り、港を呼んで謝りました。

 砂浜をトレーニングがてらにランニングする山葵。そこへ洋子がコーヒーセットを持ってやってきました。洋子は、兄譲りの手際でコーヒーを淹れ、山葵に飲ませました。山葵が「俺は先輩みたいにはなれないな」と呟いたのを聞いた洋子は「別にお兄ちゃんみたいにならなくていいんだよ?山葵は山葵なんだよ?」と言いました。その言葉に胸を打たれた山葵は「すごくいい言葉」と呟くと、洋子は「バカ。これ山葵が私に言ったことばだよ?」と返しました。かつて洋子が学校に行けなかったとき、洋子の母親が「この子は全然学校に行けなくて。港とは大違いなのよ」と言ったのを聞いた山葵が「それが洋子ちゃんの個性ですから。無理して学校にいくことないですよ。洋子ちゃんは洋子ちゃんなんです」と言ったのでした。そして洋子は、「バイトに戻る」と言ってカフェに戻ろうとしますが、途中で足を止め山葵に「私、ずっと山葵のこと好きだから!」と叫び、戻っていきました。

 あの日以来、ひな子はあまり港を呼ぶことを少なくなっていました。そして、ひな子にはひとつ悩みがありました。港の携帯電話の暗証番号がわからず、開くことができなかったのです。港の誕生日、自分の誕生日など様々な日付を入れますがなかなか開きませんでした。ある日、ひな子は港の家に線香を上げに行きました。そこでひな子は、洋子に港の部屋に案内されました。そこには膨大な量の本や、トレーニング器具が置いてありました。洋子は「お兄ちゃん天才に見えるけど、すごい努力家だったんだよ」と教えました。そして、幼いころに港が書いていた日記のようなものを見せてくれました。その中には、港が小さいころに海で溺れ、女の子に助けてもらったときのことが書いてあるページがありました。そこには新聞の見出しのようなデザインで「ミナト、奇跡の復活!」と書いてあり、溺れたこと、女の子に助けてもらったことが記されていました。するとひな子は、それを読んであることに気づきます。そして港の家を出て、自分の実家に急いで向かいました。ひな子は母親に「私、昔表彰されたことあったよね?」とききました。ひな子は昔、小さいころに海で溺れている男の子を助けたことがあったのです。その助けた男の子というのが、港だったのです。そしてその日付が2006年8月8日。ひな子は港の携帯のパスワードに”2688”と入力すると、携帯のロックが解除されました。そして港の携帯にはひな子への想いが記されていました。「ひな子は僕にとってのヒーロー」とかいてありました。その言葉を受け止めたひな子は、自分も人の命を助ける仕事に就きたいと思い始め、ライフセーバーを目指して勉強を始めました。

【結】- きみと、波にのれたらのあらすじ4

きみと、波にのれたらのシーン2  ある日、洋子がカフェでバイトをしていると、若者の会話が聞こえてきました。内容を聞くと、彼らは一年前にひな子のマンションが火事になった原因の花火をした面子でした。そして彼らは、かつて大きなクリスマスツリーがあった廃ビルでもう一度花火をするというのです。それを聞いた洋子はバイトを早退し、ひな子をつれてビルに向かいました。山葵に電話をしても、勤務中だからか出ません。ひな子は「警察に通報しよう」と言いますが、洋子は「証拠がないと相手にしてくれない。花火を打ち上げたところを写真に収める」と言い、ビルの中へ入っていきました。ひな子も仕方なく後を追っていくと、やはり数名の若者が打上げ花火の準備をしていました。洋子は携帯を構え花火に備えていると、大きな音と共に花火が打ち上がりました。洋子はその瞬間を写真に収めますが、かつてクリスマスツリーだった木に引火し、火が広がってしまいます。その頃、山葵が洋子とひな子の連絡に気づき、声を上げた瞬間に、消防署にも通報が入りました。
 ビルに山葵ら消防隊員が駆け付けた頃にはかなり大きな火になってしまっていました。中に洋子とひな子がいることを知っている山葵は大急ぎで消火活動を行いますが、全く火が消える様子はありません。上の階では、洋子が足を火傷して歩けなくなっていました。ひな子は悩みますが、歌を歌い港を呼びました。今回は洋子と山葵にも港が見えるようで、二人も港と会話を交わし、ひな子は洋子を救命用のボードにのせ、サーフィンの技術で港が操る水の流れに乗って下へ降りていきます。そして無事に、火は消えました。しかし、港は力を使いきったのか、満足そうな表情を浮かべ、天に昇っていきました。ひな子も、悲しい表情ではなく、笑顔で港を見送ったのでした。

みんなの感想

ライターの感想

切ないながらも、しっかり笑いどころもあり、素晴らしいアニメ作品だと思います。

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