映画:こんぷれっくす×コンプレックス

「こんぷれっくす×コンプレックス」のネタバレあらすじと結末

こんぷれっくす×コンプレックスの紹介:2015年公開のアニメ。全編flashアニメーションで構成され、背景以外のアニメは監督のふくだみゆき自身が制作した。プロデューサーはふくだの夫で映画監督の上田慎一郎。自主制作の短編作品としては初となる毎日映画コンクールアニメーション映画賞の受賞を皮切りに、数多くの賞に輝いた。中2のゆいは、男性のワキ毛に興味を抱くことに“こんぷれっくす”を感じていた。ワキ毛の濃い同級生・武尾を目で追ってしまうゆいだったが、一方彼は、そのワキ毛の濃さこそがコンプレックスだった…。

あらすじ動画

横浜で暮らす中学2年のゆいは、ごく普通の女の子。だけど彼女には人に言えない「こんぷれっくす」がありました。大人に憧れるゆいは、男の人のワキ毛に無性に興味を抱いているのです。ワキ毛が濃いほどゆいの好み。水泳の授業中には、クラスで一番ワキ毛の濃い武尾のそれを見つめてしまうのでした。 ある日の放課後。ゆいが忘れ物を取りに教室へ行くと、武尾が1人で居残りをしていました。ゆいは勇気を出して武尾に声をかけてみると、彼はゆいの前髪について尋ねてきます。大人に憧れているのに、前髪を切りすぎて幼く見えることを気にしていたゆいは動揺して慌てふためきました。ところが武尾は「マチルダ(映画『レオン』の登場人物)みたいだね」との何となしの感想。帰宅したゆいはマチルダの正体を調べると、早速父にレンタルビデオ店へ連れて行ってもらうのでした。

こんぷれっくす×コンプレックスの主な出演者

小谷ゆい(林泰絵)、武尾マサト(上妻成吾)、中村ふみ(春名風花)、ゆいの母(広江美奈)、ゆいの父(武田直人)、ゆいの姉(山口遥)、先生(岡田昌宜)

こんぷれっくす×コンプレックスのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- こんぷれっくす×コンプレックスのあらすじ1

横浜で暮らす中学2年のゆいは、ごく普通の女の子。だけど彼女には人に言えない「こんぷれっくす」がありました。大人に憧れるゆいは、男の人のワキ毛に無性に興味を抱いているのです。ワキ毛が濃いほどゆいの好み。水泳の授業中には、クラスで一番ワキ毛の濃い武尾のそれを、じっと見つめてしまうのでした。

ある日の放課後。ゆいが忘れ物を取りに教室へ行くと、武尾が1人で居残りをしていました。ゆいは勇気を出して武尾に声をかけてみると、彼はゆいの前髪について尋ねてきます。大人に憧れているのに、前髪を切りすぎて幼く見えることを気にしていたゆいは動揺して、慌てふためきました。ところが武尾は「マチルダ(映画『レオン』の登場人物)みたいだね」と、何となしの感想。帰宅したゆいは、マチルダの正体をネットで調べると、早速父にレンタルビデオ店へ連れて行ってもらうのでした。

【承】- こんぷれっくす×コンプレックスのあらすじ2

翌朝。緊張しながらもゆいは、映画の感想を武尾に伝えてみます。すると映画好きの武尾は、すぐに話に乗ってきました。特にカンフー映画がお気に入りだという武尾は、好きな作品のディスクをゆいに貸してくれました。

ゆいは武尾が貸してくれた作品を見てみたものの、夢中になるのは映画の内容ではなく、やはり出演者のワキ毛でした。
翌日ゆいはとりあえず、「楽しかった」と武尾に報告します。カンフー映画が好きな女子は少なく、話が合う相手が出来たと思った武尾もまた、嬉しさを覚えました。以来武尾がディスクを貸しては、ゆいが感想を述べることで2人は盛り上がり、交流を深めていきます。ゆいは武尾との会話中も、彼の制服の半袖の隙間から見えるワキ毛に、つい視線を送ってしまうのでした。

【転】- こんぷれっくす×コンプレックスのあらすじ3

ゆいは仲良しのふみから、武尾と最近仲がよいと冷やかされます。しかし「武尾くんが好きなの?」と聞かれたゆいは、恥じらいながら必死に否定しました。生徒会の先輩と交際しているふみは、ゆいから見れば大人っぽくて憧れの女子です。ゆいは“好きになる”とはどんなことなのか、ふみに聞いてみました。ふみ曰く、気付けば相手を目で追っていたり、その人のことを考えてしまうことが、“好き”とのこと。それを聞いてもゆいには、“好き”の感覚が今一つ理解できません。ゆいは周囲の人間や、映画の登場人物にワキ毛の濃さでポイントを付けています。ポイントでは武尾がダントツ1位なのですが、それが恋か否かが分からずにいました。

再び水泳の授業時。ふさふさだった武尾のワキが、つるりとしていたため、ゆいは衝撃を受けました。なぜワキ毛がきれいさっぱり無くなったのかと、ゆいは武尾を激しく問い詰めます。武尾は先日ゆいが、自分のワキ毛をじっと見ていたことが気になって処理したのでした。それでも納得できないゆいは、半泣きしながらその場から走り去ってしまいます。武尾にはゆいの言動が理解できず、困り果てました。

【結】- こんぷれっくす×コンプレックスのあらすじ4

ゆいと武尾に気まずい雰囲気が流れます。それでもゆいは本心を伝えることを決心し、借りていたディスクに「放課後、教室で待っています」とメモを添えて、武尾の机に置きました。
夕暮れ時の教室。ゆいはワキ毛が好きで、どうしても見てしまうことを告白し、なかでも武尾は大人や外国人と比べてもダントツ一番だと打明けます。ゆいは武尾に引かれると思いきや、意外にも彼は「嬉しかった」と答えました。武尾は堪えきれず涙を零しながら、ワキ毛の濃さをコンプレックスに感じていたと吐露したのです。それを聞いたゆいも嬉しくなって、思わずもらい泣き。
何だかんで分かり合えたと感じた武尾は、夏休みに映画に行こうとにゆいを誘いました。いわゆる、デートのお誘いです。そのうえ武尾はゆいにねだられて、少しずつ伸びてきたワキ毛を触らせました。武尾からもワキを見せて欲しいと頼まれたゆいは、躊躇いながらも5秒間だけ見せます。一般的には、今の2人は非常にいい雰囲気。ワキを見せたゆいが恥じらっていると、武尾はゆいに抱きつき「好きだ」と告白します。ゆいは驚いて「違うの、ごめん!」と武尾を突き飛ばし、教室を走って出て行きました。

夏休みになると、ゆいは武尾から借りたビデオをぼんやりと自宅で見る日々が続きました。武尾と一緒に行くと約束していた映画は、叶わぬまま…。
9月。新学期が始まり、ゆいは武尾が他の女子生徒と仲良くする姿を目撃しました。直後廊下で彼とすれ違ったゆいは、互いにたどたどしい挨拶を交わします。映画を1人で見に行ったと話す武尾でしたが、ゆいは彼の目が泳いでいるのを見逃しませんでした。ゆいは自分にもワキ毛が生えてきたことを報告すると、あっさりとその場をあとにします。ゆいは伸びた前髪を触りながら「ガキ」と言い捨ててみます。だけどじんわりと涙がこみあげてくるのでした。

みんなの感想

ライターの感想

コマ送りのようなflashの動きが、風変わりなゆいの性格や、緊張してうまく話せない思春期の少年少女の様子とぴったり!フレッシュな声優陣の声も、登場人物の心情と見事にマッチしていました。コミカルな映像と脚本に基本はニヤニヤさせられながら、誰しもがコンプレックスを抱えているんだなと共感すると、図らずもうるっとしてしまいました。
思春期のみずみずしさやドギマギ、青春のほろ苦さ、そして葛藤。それら全部がぎゅっとつまった傑作でした!

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