映画:さよなら、ティラノ

「さよなら、ティラノ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

アニメ映画

さよなら、ティラノの紹介:2021年12月10日公開の日本アニメーション映画。劇場版「名探偵コナン」を手がける静野孔文監督が絵本『ティラノサウルス』シリーズをアニメ映画化。暗闇が怖いティラノサウルスのティラノ、飛べなくても前向きなプテラノドンの少女プノン、親とはぐれたトリケラトプスの子供トプスは、天国を求めて旅立つ。音楽を坂本龍一が手がける。ティラノの声を『ポケットモンスター』シリーズの三木眞一郎が、プノンの声を『アイカツ!』の石原夏織が、トプスの声を『幼女戦記』の悠木碧が担当。

さよなら、ティラノの主な出演者

ティラノ(三木眞一郎)、プノン(石原夏織)、トプス(悠木碧)、ゴルゴ(小西克幸)、ルクト(井上喜久子)、ルッチ(森川智之)、ゴッチ(檜山修之)、(宮西達也)、トリケラ村のケラおじいさん(石塚運昇)

さよなら、ティラノのネタバレあらすじ

【起】– さよなら、ティラノのあらすじ1

さよなら、ティラノのシーン1

画像引用元:YouTube / さよなら、ティラノトレーラー映像

昔むかし、大昔。人間たちが生まれるよりも、もっと昔のことです。

地球では恐竜という生き物がたくさんいました。恐竜たちは地球のうえで、自由に暮らします。

植物を食べて生きる、草食の恐竜がいました。草食の恐竜は餌になるものがたくさんあるために、身体を大きくすることができました。

いっぽう、そんな草食の恐竜を狙う肉食恐竜も現れました。肉食の恐竜はするどい牙、大きな爪、がんじょうなあごで草食の恐竜を襲って倒し、餌にしました。

恐竜の世界でも弱いものが死に、強いものが生き残る世界でした。

恐竜が暮らしていた時代は、温暖な気候でした。しかし地球の環境に変化が起きます。

あるときから地球は少しずつ、冷たい空気に覆われ始めました。恐竜たちにも、死の恐怖が迫ります。地球上の植物は枯れ始め、気温がどんどん下がりました。氷河期が近づいてきているのです。

荒れた大地を、翼竜のプテラノドンの少女・プノンが歩いています。プノンは翼にケガをしており、今は飛べません。

プノンは「不思議な力を持つ赤い実」を探し求めて移動していました。チョウのあとを追って移動しています。そのチョウは赤い実を探りあてるので、プノンはずっと追っているのです。

チョウを追って移動したプノンは、前方に雨雲を見ました。また足元には自分よりもはるかに大きな恐竜の足跡を見つけ、怯えます。しかし半分枯れた木に赤い実を見つけると、プノンの心配はどこかに吹き飛びました。小さいと文句をつけながらも、喜びいさんで近づきます。

そんなプノンを見つけたのは、乱暴なゴルゴサウルスの手下、ルッチとゴッチです。2頭はプノンが翼竜なのに飛べないと気づくと、襲って食べようとしました。

そこへティラノサウルスのティラノが現れます。ティラノサウルスといえば地上最強の恐竜です。ティラノを見たゴッチたちは、慌ててその場を逃げました。

ティラノはプノンなど目もくれず、木の上にみのっていた不思議な赤い実をむしゃむしゃと食べてしまいました。プノンはあっけにとられました。ティラノは実を食べ終わると、プノンを無視したままその場を去っていきます。

その様子を見たプノンは、ティラノに興味を持ちました。ティラノに危険性がないと思ったプノンは、ティラノのあとをついていきます。

ゴッチたちは逃げ出したものの、プノンを仕留めたいと思います。ボスであるゴルゴのところへ収穫を持ち帰りたいので、プノンとティラノのあとをついていきました。

ティラノは森の奥にある洞窟のなかに入っていきました。プノンもついていきます。洞窟のなかは寒く、ティラノはくしゃみをします。プノンがしつこくついてきているので、ティラノは「ついてきたら食っちまうぞ」と脅しました。プノンは少しその場に留まりますが、雨が降って雷も鳴り始めたので、またティラノについて洞窟のなかに入ります。

ティラノは洞窟のなかにあるねどこで寝ていました。プノンはそこでいっしょに寝ようとしますが、ティラノのねどこは上も横も大きな穴が空いており、寒く感じます。そこでプノンはよかれと思って隙間を埋めました。寝床をあったかくします。

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