「たまこラブストーリー」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

アニメ映画

たまこラブストーリーの紹介:2014年製作の日本アニメ映画。とある町にある商店街の餅屋の娘が、人の言葉を話す不思議な鳥と出会った事から巻き起こる出来事をつづった、京都アニメーション制作のアニメ「たまこまーけっと」。テレビシリーズのその後を描く初の劇場版では、高校3年生に進級し、将来の事を考えなければならなくなったヒロインたちの揺れ動く心情が丁寧につづられる。

たまこラブストーリーの主な出演者

北白川たまこ(洲崎綾)、大路もち蔵(田丸篤志)、常盤みどり(金子有希)、牧野かんな(長妻樹里)、朝霧史織(山下百合恵)、北白川あんこ(日高里菜)、北白川豆大(藤原啓治)、北白川ひなこ(日笠陽子)、北白川福(西村知道)、大路吾平(立木文彦)、大路道子(ゆきのさつき)

たまこラブストーリーのネタバレあらすじ

【起】– たまこラブストーリーのあらすじ1

たまこラブストーリーのシーン1

画像引用元:YouTube / たまこラブストーリートレーラー映像

〔南の島のデラちゃん〕という映像を、デラは映写機のように目からスクリーンに出してみせました。デラ・モチマッヅイは、おしゃべりが得意な白くて丸い鳥です。デラは故郷の南の島へ戻り、いまはメチャという王子と、チョイという少女と平和に暮らしています。

メチャとチョイは、南の島でお餅を作っていました。2人がお餅を作るのを見たデラは、かつて暮らしていたうさぎ山商店街と、たまこのことを思い出します。

デラは王子のメチャには偉そうに振舞いますが、チョイには頭が上がらず敬語で応対します。チョイは王子のメチャには敬意を表し、デラを叱りました。メチャはデラとチョイが口論するのを制止します。

餅がつきあがったので、丸めはじめます。チョイといっしょに餅を丸めたデラはピーチ餅を見せますが、お尻の形に似ていたのでチョイは勘違いして顔を赤らめました。意地悪をしたくなったデラは、さらにデラもちを作ります。角度によってはお乳に見えるのでチョイは真っ赤になりました。チョイからビンタされたデラは、メチャにたしなめられながらも「耐えて忍んで青い空」と言いながら、空を仰ぎました。またしても、たまこのことを思い出します…。

北白川たまこは、うさぎ山商店街にある餅屋『たまや』の娘です。お餅が大好きなバトン部所属の高校3年生の女子生徒です。大路もち蔵は、たまこのお向かいに住む少年です。もち蔵の家も餅屋で、『大路屋』あらため『RICECAKE Oh!ZEE』という店を出しています。たまことは幼馴染で、もち蔵はたまこのことが昔から大好きでした。しかしたまこはにぶくて、もち蔵のそんな気持ちには全く気づきません。

うさぎ山商店街では、今日もたまこの父・北白川豆大ともち蔵の父・吾平が店先で言い争いをしています。彼らの口論はよくあることで、日常茶飯事といってもかまいません。豆大と吾平はよく衝突しますが、決して仲が悪いわけではありません。むしろ時折ふたりで酒を飲み交わす仲でした。

たまこももち蔵も、互いの親の喧嘩を止めます。たまこの顔を見ながら、もち蔵はたまことまた糸電話で話がしたいと思っていますが、なかなかそんな時間を作り出せずにいました。

たまこともち蔵は高校3年生になっています。バトン部の部活動でバトンの練習をするたまこは、トスが苦手でした。いつも受け止めるタイミングを失敗して、バトンを落としてしまいます。たまこが夢中なのは、バトンと自宅の餅屋で出す新メニューでした。

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