映画:カブールのツバメ

「カブールのツバメ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

アニメ映画

90年代、アフガニスタンのアフガン政権中、首都カブールで自由を抑制された夫婦と、それに抗おうとする女性たちの姿と悲劇と運命を描いたアニメ作品。2019年・第72回カンヌ国際映画祭ある視点部門出品。日本では2021年に改めて劇場公開となる。今、改めて上映されるその意義を大きく考えたい一作。ザブー・ブライトマン、エレア・ゴべ=メベレック監督。82分。

あらすじ動画

カブールのツバメの主な出演者

ジタ・アンロ スワン・アルロー シモン・アブカリアン ヒアム・アッバス

カブールのツバメのネタバレあらすじ

【起】– カブールのツバメのあらすじ1

カブールのツバメのシーン1

画像引用元:YouTube / カブールのツバメトレーラー映像

1998年、アフガニスタン、首都カブール。

タリバンの圧政が強かった時代、厳格なイスラム法が人々の生活を脅かしていた。

男性は髭を剃ることを禁止され、音楽や娯楽も規制された。屋外で笑ってはいけない、そして男性は一夫多妻制で選ばれれば”どんな年齢の女性”でも妻として娶ることができた。女性の自由はなく外に行く際には顔を見せないよう”ブルカ”を着用するよう命じられた、働くことは禁止され夫と生まれる子供のためにひたすら家を守り働くことを強要された。

家で働くこと前提であったので、教育も強く抑制された。女性には教育は不要だと学校へ行くことすら禁止されたのだった。

ほんの少しだけおしゃれがしたくて、白い靴で外出したブルカの女性は途端にタリバンの兵士たちから石を投げつけられた。

そんなことが日常茶飯事の閉鎖された世界が、約20年間続いていたのだ。

この映画の主人公は2人の男性である、1人は圧倒的男性主義本意のタリバン政権を自覚しながらもその中で生きて、自由を愛する妻ズナイラを持つ普通の男性モフセン。

もう一人は拘置所で働くアティクは、もともと兵士であったがソ連軍との戦闘で負傷し、その時に献身的に看病してくれたムラサトと心を通じ合わせる。その後、二人は結婚したが、身体が既に末期ガンに侵されたムラサトは自宅で病弱で床に伏せがちであった。アティクは献身的に看病していた。ムラサトは普通の妻としての家事や勤めもできないことを悔やみ、自分を恥じていた。ムラサトが夫に抱く思いは、愛というより彼への恩義のみで、彼のことで自分の人生にまるで安心が生まれることがなかった。彼がどこにいても気になる。

次のページで起承転結の「承」を見る

次のページへ
1 2 3 4 5

「カブールのツバメ」と同じカテゴリの映画

関連記事はこちら

×