「カンフーパンダ2」のネタバレあらすじと結末の感想

アニメ映画

カンフー・パンダ2の紹介:2011年公開のアメリカ映画。ドリームワークスによる最新CGアニメの『カンフー・パンダ』シリーズ第2弾。前作でカンフーをマスターして「龍の戦士」となったパンダのポーが、カンフーを抹殺して中国の支配を目論むシェン大老を相手にマスター・ファイブと共に戦う。

予告動画

カンフーパンダ2の主な出演者

ポー(ジャック・ブラック)、シーフー老師(ダスティン・ホフマン)、マスター・タイガー(アンジェリーナ・ジョリー)、マスター・モンキー(ジャッキー・チェン)、マスター・ヘビ(ルーシー・リュー)、マスター・カマキリ(セス・ローガン)、マスター・ツル(デヴィッド・クロス)、マスター・サイ(ヴィクター・ガーバー)、マスター・ウシ(デニス・ヘイスバート)、マスター・ワニ(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)、ミスター・ピン(ジェームズ・ホン)、ウルフ隊長(ダニー・マクブライド)、予言おばば(ミシェル・ヨー)、シェン大老(ゲイリー・オールドマン)

カンフーパンダ2のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①クジャクのシェン大老が大砲をたくさん作り、中国全土を支配しようとしていた。ポーとマスター・ファイブはシェン大老に立ち向かうが、シェン大老の羽根のマークを見るとポーは動けなくなってしまう。どうやら過去の因縁が関係しているらしい。 ②シェン大老はパンダが自分を倒すという予知を受け、パンダの村を全滅させていた。ポーは両親にかばわれて野菜箱に入り、育ての父ミスター・ピンのところへ来たのだった。過去を知ったポーは新たに技を覚え、シェン大老を倒した。

【起】- カンフーパンダ2のあらすじ1

…古代中国では、クジャク大老がゴンメン市を治めていました。クジャクは街に喜びと繁栄をもたらし、花火を発明します。
ところがクジャク大老の息子・シェンは花火の持つ魔力に惹かれました。明るい花火には、闇と破壊をもたらす力があります。
シェンの両親が老ヤギ・予言おばばに相談すると、彼女は「シェンがこのまま進むと、『白と黒の戦士』に倒されるだろう」と予言しました。
それを聞いたシェンは自分の運命を変えるために、「白と黒の戦士」すなわちジャイアントパンダを全滅させます。
シェンの暴挙を知った両親は息子を街から追放し、シェンは「いつの日か故郷に戻り、中国全土を足下にひざまずかせる」と、復讐を誓いました…。
…30年後の中国。
カンフーオタクのジャイアントパンダのポーは、ひょんなことから伝説の龍の戦士となりました。レッサーパンダのシーフー老師の下で修行を積んでいます。
仲間にはマスター・ファイブと呼ばれる5頭の戦士がいました。メスのトラのマスター・タイガー、オスのサルのマスター・モンキー、メスのヘビのマスター・ヘビ、オスのカマキリのマスター・カマキリ、オスのツル、マスター・ツルです。
最初はバカにされていたポーですが、そのぷよぷよした腹を利用して、相手からダメージを受けることなく、相手の力を利用して攻撃する方法で頭角を現しました。マスター・ファイブからも認められ、ナンバーワンのマスター・タイガーからも信頼されています。
ポーは食べ物がからむと強くなるので、修行の際にも食べ物を使っていました。シーフー老師はポーに次の段階「内なる平和を見いだせ」とアドバイスします。
内なる平和を見つけると、気を操れるようになります。しかし自分で見つけないとならず、誰かに教わって会得するものではありません。
ポーは漠然とした課題に戸惑いました。
そんな折、音楽家の村に盗賊が出没したという知らせを受け、ポーとマスター・ファイブは村へ行きます。
盗賊たちは鐘などの金属類を奪っていました。マスター・ファイブとポーは盗賊たちと戦いますが、盗賊団のオオカミ・ウルフ隊長の腕のマークを見た時に、ポーの頭の中に何かの映像、昔の思い出のようなものがフラッシュバックします。
ポーは身体が動かなくなり、蹴られて盗賊団に金属製の楽器を奪われました。
気になったポーは、自分の過去のことを聞きにふもとに降り、ラーメン店を営むガチョウの父ミスター・ピンに会いにいきます。

【承】- カンフーパンダ2のあらすじ2

すっかり大人になったポーに、そろそろ話してもいいだろうと思った父ミスター・ピンは「お前は養子だ」と告白しました。ポーは配達された野菜箱の中に入っていたそうです。
ミスター・ピンは親が現れるのをしばらく待ちましたが、誰も現れないので、自分の息子として育てることにしたそうです。
自分は養子だと知ったポーですが、出生の秘密などは明らかになりませんでした。
その頃、遠くの山では白いクジャクのシェン大老が、復活の時を狙って準備を進めていました。シェン大老は手下に金属類を集めさせて、巨大な大砲を作っていたのです。
音楽家の村を襲ったのも、シェン大老の手下たちでした。大砲を作る材料にするためです。
シェン大老はゴンメン市を襲い、カンフー評議会が守るゴンメン市を手に入れました。指導者のマスター・サイは殺されます。
それを知ったシーフー老師は、ポーとマスター・ファイブに、シェン大老の武器を破壊して正義の裁きを下すよう命じました。旅の支度をした一同は、山を越えて雪山も越えて、崖ものぼり砂漠を歩き、川を渡ってシェン大老のいる遠い山に行きます。
旅の道中、ポーは夜に夢を見ました。両親が息子である自分を、食べ物(カブ)と交換する内容です。
ずっと育ててくれたガチョウのミスター・ピンが父親ではなかったこともショックで、ポーは修行に身が入りません。マスター・タイガーが訓練の相手になりますが、ポーは気もそぞろでした。マスター・タイガーは心配します。
やっとゴンメン市に到着したポーとマスター・ファイブは、すでに市がシェン大老の支配下にあると知ります。
それだけではなく、シェン大老は中国全土を支配するために、大砲を乗せた船を出して戦いに行く準備を着々と整えていました。
そこへ手下が戻ってきて、シェン大老に「パンダを見た」と言います。滅ぼした筈のパンダが生きていたと聞き、シェン大老は驚きました。
ゴンメン市でパンダは目立つので、ポーとマスター・ファイブは獅子舞に入って進みますが、シェン大老の手下に見つかり追われます。
逃亡の最中、捕らえられている伝説のマスターたち、マスター・ウシとマスター・ワニのところへ入りこみ、2頭の檻を開けるとシェン大老を倒すのを手伝ってくれと頼みました。
ところが2頭は恐れをなしてひきこもり、「カンフーは死んだ」と言って戦うのを拒否します。
ポーたちは再び手下に見つかり、街の中を逃走しましたがシェンの城に入りこんでしまい、捕まりました。手足を拘束されて連行されます。

【転】- カンフーパンダ2のあらすじ3

身体が重いポーは途中から水牛におんぶしてもらって、塔のてっぺんに上がりました。シェン大老と予言おばばの前に引き立てられた一同ですが、途中で小さいマスター・カマキリが抜け出して、皆の拘束を解いていました。
シェン大老に立ち向かおうとしたポーですが、シェン大老の羽根のマークを見て、またもや何かの映像が頭の中にフラッシュバックし、身体が動かなくなります。
それでも大砲を皆で塔の下に落として壊しますが、シェン大老が隙を見て向かいの別の塔へ逃げ、そこにあった大砲と火の矢で攻撃を受けました。
塔は倒れ、ポーたちはそのどさくさまぎれに逃亡します。
ポーたちは伝説のマスターたちのところまで逃げましたが、マスター・タイガーが「なぜシェン大老を逃がしてしまったのか」とポーに詰問しました。ポーは「両親と別れた時にあのクジャクがいた。クジャクなら、両親のことを知っている」と答えます。
ポーは自分の出生の秘密を知りたいと思いますが、羽根のマークを見るたびにフリーズするポーを見て危険だと思ったマスター・タイガーは、ここに留まれと言いました。
マスター・ファイブだけで出かけて行きます。
シェン大老はいよいよ中国全土を支配すると言い、オオカミの手下たちを招集しました。
どうしても気になったポーは、シェン大老のところへ行き、自分の過去について聞きます。
それがポーの弱みだと気づいたシェン大老は、「両親はお前を愛していなかった。捨てたのだ」とポーに嘘を教えると、大砲を浴びせました。
ポーは川に落ちて流されますが、それを見つけた予言おばばに介抱されます。
予言おばばは過去を知っており、ポーに説明しました。
予言おばばがポーを介抱してくれた場所は、今は廃墟と化していますが、かつてはパンダが住む豊かな村でした。「白と黒の戦士」がいつかシェン大老を倒すと予言したために、シェン大老が村を襲い、火をつけたというのです。
「過去を受け入れろ」と言われたポーは、当時の記憶が蘇ってきました。その村はかつてはジャイアントパンダがたくさん住む村でしたが、ある日火事が起こり、パンダたちは皆殺しの目にあいます。
その時ポーの父が「息子を連れて逃げろ」と盾になり、母がポーを連れて逃げました。しかしオオカミの追っ手がかかり、逃げきれないと思った母はポーを途中で見かけた野菜箱に隠します。
これが真実でした。ポーは自分で過去を思い出します。
少なくともパンダの両親は、ポーを捨てたわけではありませんでした。むしろポーを守ろうとしていて野菜箱に入れたのだと、ポーは気づきます。

【結】- カンフーパンダ2のあらすじ4

旅の荷物に小さい頃からのおもちゃを見つけたポーは、育ての父ミスター・ピンに幸せに育てられたことも思い出します。
そして「始まりが幸せでなくても、後の人生を幸せにするのは自分次第。自分で人生を決めるんだ」と悟ります。
自らの内側に平和を見出したポーは、シーフー老師が出した次の課題をマスターしました。
その頃、マスター・ファイブはシェン大老に捕まって、いくさの船にくくりつけられていました。
シェン大老は大砲を積んだ船をこぎ出し、中国全土を支配しに行くつもりです。
行く手へポーが現れました。シェン大老は大砲でポーを攻撃するように言いますが、ポーがちょこまかと移動するので、大砲の狙いを定められません。
ポーはマスター・ファイブを助け、船が港を出る前に止めようとします。
そこへ、マスター・ウシとマスター・ワニも加勢に来ました。マスター・ウシとマスター・ワニは、シーフー老師に説得されてシェン大老と戦っていたのです。
砲撃手がやられて大砲が撃てなくなると、シェン大老は「味方がいても撃て」と命令し、無理やり撃たせました。自分の手下までも犠牲にするシェン大老に、ポーは怒ります。
ポーは自分に向けて撃たれた大砲の弾を、極めた「内なる平和」で受け流しました。あるものは肉球で水の中へ、あるものは返します。
返した弾はシェン大老の味方の船に当たり、「シュカボーン」と言いながらポーが弾を返すと、シェン大老の乗っていた船に当たりました。大砲が壊れます。
シェン大老にポーは「(過去に受けた)傷痕は治る、消えるんだ」と言って、シェン大老の行ないを改めさせようとしました。
それでもシェン大老は戦う道を選びます。船の支柱が倒れてきて、シェン大老はその下敷きになり死にました。祝福のように、船から花火が上がります。
こうしてシェン大老の中国全土を支配する企みは失敗に終わり、シェン大老は倒されました。
…後日。戻ったポーは野菜のカブを持って父ミスター・ピンのところを訪れます。そして「出生の秘密が分かった」と告げ、そのうえで自分はミスター・ピンの息子だと告げました。
ミスター・ピンは、養子だと告白したためにポーと縁が切れてしまうかもしれないと、不安に思っていました。ポーの言葉を聞いたミスター・ピンは、喜びました。
…その頃、遠く遠く、はるか遠くの山の絶壁のところに、ジャイアントパンダの群れが隠れて移り住んでいました。
ポーの本当の父親のパンダが、自分の息子が生きていると直感します…(『カンフー・パンダ3』に続く)。

みんなの感想

ライターの感想

すでに『カンフー・パンダ』の段階から、父がガチョウで息子がパンダ…おかしな取り合わせだと気づいてはいると思う(笑)。
今回あらためて、ポーの出生の秘密が明らかにされた。しかも意味深長なラスト。3への布石。
日本ではまだ劇場が未定だが、『カンフー・パンダ3』は作られており、どうやらその実父が3で出てくるらしい。
ストーリー性を帯びたこの作品、すごく気になる終わり方をしている。明らかに続編あるっていう前提の終わらせ方。
過去のポー出生秘密シーンは、描かれる劇画のタッチが変わる。それも見どころ。
あと、マスター・タイガーが今作品でポーを男性として意識し始めたので、これからの恋の行方も気になる。

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