「ガーディアンズ 伝説の勇者たち」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

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映画「ガーディアンズ 伝説の勇者たち」の感想

ライターの感想

サンタクロースと、イースターバニー以外は、日本人にはあまり馴染みのない妖精たちが主人公でしたので、日本での劇場未公開は理解できる気がします。しかしそれを差し引いても、子供向けアニメ映画にしては大人でも胸にぐっとくるものがあります…特に、誰にもその存在を気づかれることなく数百年を生きてきた、ジャック・フロストの哀愁を帯びた表情と、初めてジェイミーに見つめられた時の興奮具合が切ないです。少年ですから、字幕版の方は、もうちょっと声の高めの声優さんが良かったのではないか…という感想は持ちますけれども。 ところで、妖精は、その存在を信じる者がいなければ消えてしまうという設定は、「ピーターパン」のティンカーベルのエピソードにも登場します。ピーターを救うため、フック船長の仕掛けた毒を飲み干し、死にかけたティンカーベルは、読者が妖精の存在を信じ、それを拍手で伝えてくれれば生き返るというくだりです。 こうした、人間たち、特に子供たちに存在を信じてもらうことで妖精が命をつなぐという構図は、何を象徴しているのでしょう。それは単に勇気や希望の大切さというよりは、「実際に目で見えるもの以外にも、この世には存在し得るものがある」という、言語化しにくいこの世の理(ことわり)、概念的なものの存在を、幼く柔軟な心を持っている子供の内に受容することで、人間はその後の人生を生きやすくなるんだよ、という先人の知恵が込められているのではないか、という気がします。この世は割り切れないことの方が多いのです。全部小人さんのせいにすると丸く収まります。
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