「クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶオラと宇宙のプリンセス」のネタバレあらすじと結末の感想

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセスの紹介:2012年公開の日本映画。テレビアニメ『クレヨンしんちゃん』の劇場作第20弾。20作目となる本作では、とうとうしんのすけが宇宙まで飛び出したスケールの大きな物語が展開する。

クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶオラと宇宙のプリンセスの主な出演者

野原しんのすけ(矢島晶子)、野原みさえ(ならはしみき)、野原ひろし(藤原啓治)、野原ひまわり(こおろぎさとみ)、シロ&風間トオル(真柴摩利)、桜田ネネ(林玉緒)、佐藤マサオ(一龍斎貞友)、ボーちゃん(佐藤智恵)、園長先生(納谷六朗)、よしながみどり(寺田はるひ 現:七緒はるひ)、まつざか梅(富沢美智恵)、上尾ますみ(三石琴乃)、ミッチー(大本眞基子)、ヨシリン(阪口大助)、桜田ネネのママ(萩森侚子)、野原銀之介(チョー)、まーきゅん(柴田秀勝)、マズマズ・イケーメン(三ツ矢雄二)、ボインダ・ド・ヨーデス(日高のり子)、キンキン・ケロンパー(川村万梨阿)、ゲッツ(辻親八)、ウラナスビン(岩田光央)、モックン(隅本吉成)、イツゴのおばさん(鈴木れい子)、イツゴのおじさん(木村雅史)、日本代表(星野充昭)、倉庫番(大西健晴)、護衛(後藤史彦)、配送人(梯篤司)、パティシエ(飯田利信)、ヒマ人(吉田小百合)、子供(瀧本富士子、樹元オリエ)、イケメンA(藤井隆)、イケメンB(田中直樹)、イケメンC(遠藤章造)、イケメンD(土田晃之)、ハトリシン(羽鳥慎一)、サンデー・ゴロネスキー(飯塚昭三)

クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶオラと宇宙のプリンセスのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①地球になごみの力・ヒママターが不足し、補うには地球の兄弟星・ヒマワリ星にひまわりを迎えることと聞かされた野原家は、ヒマワリ星に招待される。姫にされたひまわりは上機嫌だが、ひろしとみさえはひまわりと離れて不満。 ②ひろし、みさえ、しんのすけは地球に戻された。ひまわりを取り戻しにヒマワリ星に乗り込んだしんのすけは、ユルユルの賢者となってヒママターを大量放出し、解決させた。

【起】- クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶオラと宇宙のプリンセスのあらすじ1

野原しんのすけは、埼玉県春日部市に住む5歳のやんちゃな男の子です。父はひろし、母はみさえと言います。「しんのすけ」「しんちゃん」と呼ばれます。
しんのすけはスクールバスのあるふたば幼稚園に通い、同級生の風間トオルくんや桜田ネネちゃん、佐藤マサオくんやボーちゃんと仲良くしています。風間くん、マサオくん、ネネちゃん、ボーちゃんとしんのすけの5人は「かすかべ防衛隊」を結成していました。
ふたば幼稚園の園長はヤクザに似ています。しんのすけはよしなが先生のクラスのひまわり組です。よしなが先生は、ばら組のまつざか先生となにかと張りあっています。
しんのすけには愛犬・シロがいます。また妹・ひまわりも生まれました…。

…宇宙を見立てた惑星がつりさげられた巨大なドームで、ある人物が他の者に「我が星も地球もまずい。姫を我が星に招かねば…ヒマワリ姫を」と言います。
指令を受けた者たちは、早速手配をしました…。

…昼食後の野原家で、前の日の夜に食べなかったプリンを食べたいと、しんのすけが言います。
プリンを皿の上にプッチンして喜ぶしんのすけでしたが、それを見たひまわりが欲しがります。ひまわりは昨日食べてしまっているのですが、「少し分けてあげなさい」とみさえに言われたしんのすけは、少しだけ分けます。
ところが不満に思ったひまわりは、しんのすけがひとくち味わっている間に、残りをすべて食べてしまいました。しんのすけは仕返しに、ひまわりの卵ボウロを食べて、ひまわりが泣き出します。
ひまわりを泣かせたことで叱られたしんのすけは、日ごろから「お兄ちゃんなんだから」と言われていることに立腹し、「お兄ちゃんなんて今すぐやめてやる!」と言いました。
そこへ玄関に訪問者が現れます。一見宅配便業者のような格好をした、ゲッツとウラナスビンという人物です。ゲッツは後に分かるのですが、単身赴任で地球に来ている者で、ウラナスビンはヒマワリ星の大臣です。
ゲッツとウラナスビンは野原家に入り込むと、探していた人物がひまわりだと確認しました。名付け親がしんのすけだと知ると、サインを求めます。
しんのすけがサインをし終わると、ウラナスビンは野原家をパッキングしてUFOに乗せました。ちょうど風間くんたちがその現場を目撃します。
ひろし、みさえ、しんのすけ、ひまわり、シロは、宇宙船の中で事情を聞きました。
太陽系には、ちょうど地球と反対の位置に当たる場所に、兄弟星である惑星・ヒマワリ星があります。あるのですが、本当に正反対の位置にあるため、地球ではヒマワリ星の存在は知られていません。
太陽系にはヒママターという「惑星が生み出すなごみの力」が必要です。
ところがこのところ地球ではヒママターが不足しています。ヒママターが不足すると、人間たちはギスギスして、ゆとりがなくなります(「ヒマ」がなくなるという意味)。
ヒマワリ星からヒママターを出していますが、ちょうど正反対の場所に位置するために届くまでには時間がかかるのと、ヒマワリ星から出すヒママターだけでは地球は足りなくなります。
兄弟星である地球がすさんでしまうと、いずれヒマワリ星も同じ運命をたどるのです。

【承】- クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶオラと宇宙のプリンセスのあらすじ2

それらを解消するための方法は、「星のめぐりがヒマの刻(とき)にかすかべに生まれしひまわり姫をヒマワリ星にお迎えする」というものでした。
道中、説明を受けましたが、ひろしもみさえもすぐには納得しません。
ところがヒマワリ星に到着し、ヒマワリ宮殿に行くと、CGなどではなく本当のことだと理解していきます。
ヒマワリ星は地球と似ていますが地球よりももっと近代的でカラフルな星で、しかももう300年も犯罪が起きたことのない、平和な惑星でした。
ヒマワリ宮殿に行くと、サンデー・ゴロネスキー大臣が寝転がったまま出迎えます。食事は饅頭ばかりなのですが、その理由は謎のままです。
イケメン大臣のマズマズ、お運び大臣のモックン、おつまみ大臣のまーきゅん、おしゃべり大臣のキンキン、おねむり大臣のボインダと、うっかり大臣のウラナスビンを、野原家は紹介してもらいました。
大臣たちは早速ひまわりをもてなし始めます。ひまわりはドレスを着せられ、イケメンに囲まれてご機嫌です。
ヒマワリ星のバルコニーで住民に紹介されると、住民たちは大歓迎しました。お披露目のパレードも始まります。
ひまわりが上機嫌で喜ぶと、ヒマワリ星の地中から無数のシャボン玉のようなものが飛び出しました。そのシャボン玉のようなものこそが、ヒママターです。
名付け親のしんのすけも、少しちやほやされます。ひろしとみさえは普通の待遇でした。
ひまわりはイケメンとおねむり大臣ボインダに特別待遇を受け、スペシャルチャンネルでその様子を見ることができます。
この星の育児制度は地球よりも300年進んでいると言われ、最初は見守っていたひろしとみさえですが、わが子に会うのにチケットが必要と言われ、しかも一瞬しか見られません。
しかしひまわりが幸せそうにしているのと、これ以上ない待遇を受けているのを見たひろしとみさえは、文句も言えません。
ただし、ひまわりをこの星にずっと置いておかねばならないと聞いた2人は、ひまわりを奪還しようと考えますが、おつまみ大臣にゼリー状のもので退けられました。
宮殿のはるか外で球体(ゼリーの中に入って)で落ちたひろしとみさえに、収穫したイツゴ(いちご)を分けてくれた星の人は善良です。
ひろしとみさえは、ひまわりの将来のことを考えると、不安を覚えながら地球で育てるよりも、いっそのことこの平和な惑星で過ごさせた方が、むしろひまわりにとっては幸福なのではないかと考えるようになりました。
ひまわりがおやつタイムに不機嫌になった時、しんのすけがプリンを分けようと近づきます。ところが誤って顔にぶつけてしまい、ひまわりが泣き出しました。
それを機に、ひろし、みさえ、しんのすけは地球に戻されます。シロのみ、ひまわりのドレスの端っこにいるのを許されました。

地球に戻ったひろしとみさえは、ひまわりを失ったことから落胆し、やる気を失って家でぼーっとしています。

【転】- クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶオラと宇宙のプリンセスのあらすじ3

しんのすけは幼稚園に行きますが、風間くんたちが心配げに近づきました。彼らはUFOを目撃しており、その後の野原家のことを心配していたのです。
しんのすけは幼稚園に行くと、サインした契約を反故(ほご)にするクーリングオフについて、まつざか先生に聞きました。1週間以内なら契約解除は有効と聞き、急いで帰宅します。
家ではひろしとみさえが、自宅で映るようになったヒマワリチャンネルをずっと見ていました。次にひまわりに会えるのは、30年後です。
自分たちからひまわりに会いに行く方法が見つからず、ひろしとみさえは途方に暮れました。
しんのすけは帰宅してクーリングオフについて説明しますが、「フリンゴフーフ(不倫ご夫婦)」と誤って覚えているので、ひろしとみさえは理解できません。
同じ頃、風間くんたちは野原家の役に立てないか、相談していました。
しんのすけから、ヒマワリ星の宇宙人は「耳がダルーンって垂れてた」と聞き、公園で見たゲッツのあとをつけます。
自宅を突き止めた4人は野原家に行き、そのことを話しました。
ひろし、みさえがその話に食いつき、風間くんたちはゲッツの家に案内します。
「ヒマワリ星へ連れていけ!」と詰め寄りましたが、そこでゲッツから思わぬ事情を聞かされました。ゲッツは単身赴任で地球へ来ており、ゲッツ自身もヒマワリ星には10年近く帰っていないのです。ゲッツは運ばれてきたヒマワリ星のヒママターを地球上のあちこちへ配送するのが任務の、いわば「地球担当」なのです。
30年後には地球と兄弟星のヒマワリ星の交流が再開されるらしいと、ゲッツは安心させるために言いますが、ひろしとみさえは30年も待っていられないのです。
その時しんのすけが、ゲッツの部屋の隅っこにある穴を見つけました。ゲッツが心配して制止します。
その穴はヒマワリ星と地球の間で荷物のやりとりをするための装置ですが、宇宙空間みたいなところを通るので、ゴキブリくらい生命力の強いものじゃないと、途中で心と体がばらばらになってしまうそうです。
しんのすけが穴に入ってしまいました。しんのすけは宇宙空間で「オラだれだっけ」と思いますが、徐々に自分のことと契約のことを思い出し、ヒマワリ星の配送センターに着きました。周囲は到着する荷物だらけです。
しんのすけはひまわりの名付け親で顔が知られていましたので、ブリブリ星人でごまかしてその場を通過しました。
配送センターにしんのすけが現れて逃げたことが、宮殿に報告されます。
モックンがまずしんのすけの前に立ちはだかり、すもうで勝負をしますが、しんのすけはカンチョウで勝ちました。
マズマズの列車に乗ったしんのすけは幻影を見せられますが、それに打ち勝ちます。列車は宮殿の壁に衝突し、しんのすけは宮殿内に入ります。
キンキンのインタビュー攻撃に遭いましたが、しんのすけは政治家の記者会見ばりにかわして逃げました。

【結】- クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶオラと宇宙のプリンセスのあらすじ4

しんのすけより一歩遅れて、ひろしとみさえも穴に入りました。ひろしとみさえも宇宙空間を漂ううちにわけが分からなくなりますが、まずみさえが目的を思い出し、ひろしもひまわりの名付け親の儀式(紙飛行機を一番長く飛ばせた者の名前をつける)の時のことを思い出して、配送センターに到着します。
おつまみ大臣・まーきゅんのゼリー攻撃をかわした2人は逆に相手をゼリーに封じこめてしんのすけのあとを追いました。
その頃、しんのすけはボインダと会っています。
ボインダとの対決では「代わりに責任取ってオラが胸に抱かれる」と言いますが、横からひろしとみさえが合流し、みさえはボインダに「自分の家庭をまず作れ」と言いました。上から目線での発言です。
最後にウラナスビンが来ましたが、「僕から言うことはもう何もない」と言うと、通します。
奥の部屋はドーム状に開けた大きな空間で、太陽系を見立てた模型のようなものが吊られています。
ゴロネスキー大臣が、自分たちの家族のことばかり考えると、地球のバランスが崩れることを指摘しました。しんのすけはひまわりのいる場所を目指します。
ひろしとみさえは転がって来た地球の球体を止めるため、身動きが取れなくなりました。
ひまわりとシロの乗った球体(ヒマワリ星)が中央にある黄色い太陽のような場所に入るのを見たしんのすけは、自分も飛び降りて入ります。
そこは「太陽の間」と呼ばれる場所で、星の王だけが入れる場所だとゴロネスキーが言います。「妹を選ぶか地球を選ぶか」というゴロネスキーの問いに対し、しんのすけは「どっちも大事」と答え、ゴロネスキーはどんどん質問を重ねます。禅問答のようです。
しんのすけの答えを気に入ったゴロネスキーは、しんのすけに任せてみようと思い、手を引きました。
実はヒマワリ星の伝説には、ヒマワリ姫のことだけでなく「真にヒマの心を持つユルユルの賢者が戻りし時、姫と釣り合いバブルがはじけて、さあ大変。金色(こんじき)のお月様だね。宇宙にヒマワリ咲いたなら、ユルユル解放の末、太陽系はおヒマに包まれるであろう」という続きがあったのです。
しんのすけとひまわりはやじろべえのようなバランスの悪い2つのスプーンの端と端にいましたが、少しずつバランスを取って、中央で手を取り合います。
シロがまず落ち、続いてしんのすけとひまわりが回転しながら太陽のような空間から出てきました。
するとドームの中の惑星が動き、すべての惑星が一列に並びます。惑星直列です。
この現象は実際の太陽系でも起きていました。そしてヒマワリ星の空が黄色くなり、大量のヒママターが放出されます。ゴロネスキーは、しんのすけが「ユルユルの賢者」だったと知りました。
ゴロネスキーはひろしとみさえにユルユルの解放がもたらされたことを告げ、ひまわりがこの星にいなくてもよくなったと言います。万事めでたしです。
しんのすけが契約のことを言うと、ゴロネスキーは書類を破りました。サインの横にぶりぶりざえもんを描いていたしんのすけは、破られたことに不満でしたが、ゴロネスキーは笑っていつか埋め合わせをすると言います。
野原家をウラナスビンが宇宙船に乗せて、地球まで送りました。
船内でプリンを分けると、ひまわりがしんのすけに「にーにー(お兄ちゃん)」と言いました。しんのすけは興奮します。
(エンドロール)おのおのの星座。地球へ戻った野原家。

みんなの感想

ライターの感想

今回はしんのすけとひまわりの兄妹愛を中心に据えた作品内容。家族愛もセットで。
…なのだが、作品がとにかく長い! 子ども向けアニメで111分はひっぱりすぎではないか。
映像はカラフルで綺麗。特にヒマワリ星は平和でのどかでいい星なのだ…というのはよく判った。
しかしそこに比重を置きすぎて、終盤に向けて盛り上がるかというと、だれすぎてた感じがする。
むしろ中盤をカットして、映画の時間も100分前後におさめたほうがすっきりしてよかったのではないか。

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