「クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ歌うケツだけ爆弾」のネタバレあらすじと結末の感想

アニメ映画

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!の紹介:2007年公開の日本映画。テレビアニメ『クレヨンしんちゃん』の劇場作第15弾。初めてシロがメインとなる作品で、構図も野原一家&かすかべ防衛隊VSひなげし歌劇団VS UNTIという三つ巴の戦いになっている。

クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ歌うケツだけ爆弾の主な出演者

野原しんのすけ(矢島晶子)、野原みさえ(ならはしみき)、野原ひろし(藤原啓治)、野原ひまわり(こおろぎさとみ)、シロ&風間トオル(真柴摩利)、桜田ネネ(林玉緒)、佐藤マサオ(一龍斎貞友)、ボーちゃん(佐藤智恵)、お駒夫人(戸田恵子)、金波(来宮良子)、銀波(此島愛子)、うらら(ゆかな)、くらら(折井あゆみ)、さらら(大島麻衣)、空港の歌劇団員・たんぽぽ(今井優)、飛行場アナウンス(嶋村カオル)、おねいさんA(樹元オリエ)、おねいさんB(若菜よう子)、海の家のおねいさん(瀬那歩美)、カルーケッツCMナレーション(倉田雅世)、UNTI隊員ゴリラ(松山鷹志)、UNTI隊員カバ(西村朋紘)、隊員(江川央生、長嶝高士、後藤史彦、大西健晴、福崎正之、山中真尋、高城元気、幸田昌明、河野裕)、新人女性隊員(浦野一美)、先輩女性隊員(野呂佳代)、ケツだけ艦長&アクション仮面(玄田哲章)、桜ミミ子(小桜エツ子)、時雨院時常(京本政樹、速水奨)

クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ歌うケツだけ爆弾のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①宇宙の彼方にいるケツだけ星人の爆弾が手違いで地球の沖縄に落下、シロの尻にくっつく。宇宙監視センター・UNTIは爆発物と察知し地球外にロケットで飛ばす計画を立てる。また『ひなげし歌劇団』のリーダー・お駒夫人は爆弾を使って世界征服をたくらむ。 ②UNTIのロケットに乗せられたシロをしんのすけが助けに行き、お駒夫人もロケットに乗り込む。ロケットは発射されるが爆弾は外れ上空で爆発。お駒夫人の衣装がパラシュート代わりになりしんのすけらは助かる。

【起】- クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ歌うケツだけ爆弾のあらすじ1

野原しんのすけは、埼玉県春日部市に住む5歳のやんちゃな男の子です。父はひろし、母はみさえと言います。「しんのすけ」「しんちゃん」と呼ばれます。
しんのすけはスクールバスのあるふたば幼稚園に通い、同級生の風間トオルくんや桜田ネネちゃん、佐藤マサオくんやボーちゃんと仲良くしています。
ふたば幼稚園の園長はヤクザに似ています。しんのすけはよしなが先生のクラスです。よしなが先生はまつざか先生となにかと張りあっています。
しんのすけには愛犬・シロがいます。また妹・ひまわりも生まれました…。

…地球から遠く離れた銀河系よりも外の宇宙に、「ケツだけ星人」がいました。彼らの宇宙船に巨大隕石が近づきます。
避けられないと知ったケツだけ星人は、小さな円盤の形をした紫色の特殊な爆弾を放出し、隕石にとりつけました。装着が完了します。
爆弾はカルーケッツの曲に反応して爆発し、隕石を粉々にすることに成功しました。ケツだけ星人は喜びのダンスを踊ります。
ところが爆弾の1つが隕石から離れ、爆発のはずみで不発のまま飛んでいき、はるか遠くの地球の沖縄に落ちました…。

野原家は、ひろしの勤続15年のご褒美に、沖縄旅行をプレゼントしてもらっていました。シロも旅行に来ており、野原家は沖縄でのバカンスを楽しみます。
沖縄の海には、例のケツだけ星人の紫色の、特殊爆弾が落ちていました。
岩場に打ち寄せられた爆弾を見つけたシロが、おねいさんをナンパしているしんのすけを制止し、連れていきました。しんのすけは当然それが爆弾であることを知らず、おもちゃにして遊び始めます。
爆弾を投げて遊んでいると、それがしんのすけに当たりそうになったのでシロがかばうと、爆弾がシロのお尻にくっついてしまいました。ちょうど、おしめのような形になってしまいます。
その頃、日本の富士山のふもとに本部を構える、国際宇宙監視センター、通称UNTI(ウンツィ)の長官・時雨院時常(しぐれいん ときつね)は、宇宙から謎の物体が落下したのを察知して、衛星カメラで確認していました。
落下物は単なる隕石などの類ではなく、爆発物だと知ったUNTIはその回収に動こうとしますが、監視カメラがシロのお尻に爆弾がはまっている映像をとらえ、あぜんとします。
UNTIは早速カメラでとらえた映像で、野原家のことを調査しました。それとともに、爆弾を地球圏外へ射出する計画も立てます。

翌日、埼玉県に戻るためにお土産を購入した野原家を、UNTIの隊員が監視していました。
UNTIの隊員は爆弾がついたシロを回収しようと思っているのですが、なんと野原家はシロを貨物ではなくて、機内に持ち込もうとします。本来は犬などの動物は、貨物扱いにしないとならないのですが、野原家はぬいぐるみだと主張するつもりです。

【承】- クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ歌うケツだけ爆弾のあらすじ2

時雨院の指示により、隊員は羽田空港まで監視を続けることになりました。
ところがその矢先、しんのすけに2人の女性が接触します。女性たちはしんのすけを誘惑し、うち片方の女性がしんのすけのリュックに入ったシロを持って立ち去ろうとしました。
女性たちは爆弾を手に入れて全世界を支配しようと企む、『ひなげし歌劇団』の一団です。
女性たちとUNTIの隊員たちの間でシロの奪い合いが始まりました。互いにシロをパスして運ぼうとしますが、最終的にシロはしんのすけのリュックに収まりました。
UNTIは、自分たち以外にも爆弾を狙う者がいることを知ります。
その頃『ひなげし歌劇団』の本部では、リーダーのお駒夫人がシロ捕獲失敗の知らせを聞き、側近の腕利きの三人衆・うらら&くらら&さららに出動を命じました。

羽田空港に戻り、車で家に帰ろうとする野原一家に、『ひなげし歌劇団』が近寄ります。
高速道路を運転するひろしの車の前に、三人衆がバイクをつけ、ひろしとしんのすけが三人衆のパンツ(注:フィギュアスケートの衣装のようにスカートの下から見えるパンツなので、下着のパンツではない)に鼻を伸ばしている間に、『ひなげし歌劇団』の大型トレーラーが車の右側につけました。
たくさんの団員を引き連れたお駒夫人は、トレーラーから歌と踊りを披露しながら現れ、金色のカンタムロボとシロを交換しないかとしんのすけに持ちかけます。
バイクとトレーラーが幅寄せしてくるので、ひろしは車を高速道路から下ろします。
野原家が自宅に帰りつくと、UNTIの時雨院と手下の2人が待ち受けており、事情を説明しました。ひろし、みさえ、しんのすけは、シロのお尻についたおしめのようなものが爆弾だと、初めて知らされます。
その爆弾はただの爆弾ではなく、一瞬にして地球を破壊する力を持っていると聞かされた野原家は半信半疑ですが、大の大人が大真面目な顔で、野原家の台所の机の上で、でシロのおしめの爆弾を外そうとしているのを見て、本当なのだと信じました。けっきょく外れませんでした。
作戦を変更した時雨院は、野原家にシロを譲れと交渉を始めます。
みさえには向こう5年分のおこめ券、ひろしには5年分のビール券、ひまわりにはイケメン韓流俳優の写真集5年分、しんのすけにはおもちゃ券5年分を渡し、シロと引き換えを交渉しました。みんな、誘惑に負けそうになります。
しかし譲ったあとのシロはどうなるのかとひろしが聞くと「ロケットで宇宙に飛ばす。シロはお星様になる」という答えが返ってきました。

【転】- クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ歌うケツだけ爆弾のあらすじ3

その時テレビからカルーケッツの曲が流れ、爆弾が反応します。紫色の突起部分が点滅を始め、UNTIの隊員たちはそれを見て一時退却します。
実は最初にシロのお尻にくっついた時、爆弾の起爆解除の曲を設定する場面がありました。しんのすけはその時「チンチンカイカイ」の曲を歌い、それが爆発停止の認証になっているのですが、しんのすけは全く知りません。
知らないながらもシロのおしめ爆弾が点滅したのを見たしんのすけが「チンチンカイカイ」と歌い、点滅が止まりました。
その間に野原家の周囲には、シロ捕獲部隊が出動して包囲していました。近所の人たちが見に来るほどです。
引き渡すとシロが死ぬと知ったしんのすけはUNTIの要求を拒否し、シロを連れて逃げだしました。騒ぎを知って野原家に駆け付けた「かすかべ防衛隊」の風間くん、マサオくん、ネネちゃん、ボーちゃんも逃亡の手助けをします。
逃げながら事情を聞いた4人が解決策を話しあっていると、そこへ『ひなげし歌劇団』が接触します。催眠効果で5人を言うなりにしようとしますが、シロが5人の頭を踏むと正気に戻りました。
UNTI部隊も現れ、『ひなげし歌劇団』とUNTI部隊、かすかべ防衛隊でシロの争奪戦が開始されます。シロはラグビーボールのようにパスされ、UNTIの隊員が白線を見てトライを決めました。事態におびえたUNTI部隊と『ひなげし歌劇団』が伏せている間に、かすかべ防衛隊がシロをゲットして逃げますが、風間くんとシロが網にかかり、風間くんは自分を犠牲にしてシロをしんのすけに渡します。
しんのすけとシロは逃避行を続けました。
ひたすら逃げて橋の下まで辿り着きますが、しんのすけの体力は限界です。シロは自分のためにしんのすけが疲れているのを見て、申し訳ない気持ちになります。
橋の下で疲れて眠ったしんのすけを見ながら、シロは楽しかったしんのすけとの思い出をかみしめつつ、UNTI部隊に自ら投降しました。
野原家もUNTI本部に招待されます。

翌日、富士山のふもとにあるUNTI本部では、ロケット発射の準備が着々と進められていました。
医務室で目覚めたしんのすけは、シロがロケットの中に入れられているのを知り、ひろしとみさえに怒ります。
「シロはオラの友達。シロも家族」という言葉に心を動かされたひろしとみさえは、シロを奪還しようと決意しました。「野原一家、ファイヤー!」です。
いっぽう『ひなげし歌劇団』もUNTIめざして落下傘部隊で本部へ侵入してきました。リーダーのお駒夫人としんのすけは、シロが入れられたロケットの部屋に入ります。

【結】- クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ歌うケツだけ爆弾のあらすじ4

ロケットの部屋の中では、お駒夫人としんのすけが繋がれたシロの奪い合いをして鬼ごっこをしますが、走るのに疲れたしんのすけがシロのおしめにもたれかかると、おしめの爆弾が膨らんで取れました。爆弾がシロのお尻から外れたのです。
さらにその爆弾はお駒夫人の顔に貼りついて、お駒夫人の化粧が取れました。お駒夫人のすっぴんは、かなりの高齢です。しかものちに、頭の髪の毛もカツラと分かります(はげているわけではないが、若づくりをしていたのは事実)。

時雨院は計画にのっとって行動することが大好きで、それを邪魔されるのを嫌う人間でした。
思い付きで行動する野原家を嫌い、作戦遂行を優先して「しんのすけやお駒夫人を乗せたまま」ロケットを発射することを決めます。
医者の変装をして部屋を抜け出したひろしは、持っていた包帯で時雨院のロケット発射装置の手帳を奪おうとしますが、長さが足りずに失敗しました。しかしこの時、ポケットに入っていた下剤が、時雨院のシャンパングラスに入ります。
ひろしとみさえ、ひまわりはロケット発射を阻止しようとしますが、ロケットは打ち上げられてしまいました。
計画の遂行に満足した時雨院は、下剤が入っていることを知らずシャンパンを飲みます。

その頃、シロはおしっこがしたくなっていました。繋がれていた紐を外して場所を探しますが、いいところが見つからずに扉のそばでおしっこをします。
そのおしっこで壊れた扉が開きました。
シロの尻から外れた爆弾は、その後お駒夫人のカツラにくっつきます。お駒夫人を心配したうららが携帯に電話をかけたところ、着信音がカルーケッツの曲だったため、爆弾が反応しました。
お駒夫人、しんのすけ、シロは開いた扉から降ります。
爆弾はロケットごと、上空で爆発しました。
お駒夫人は衣装のマントでパラシュートを作り、その上にしんのすけとシロが乗ります。
そのまましんのすけとシロは、うららの携帯を奪ってしんのすけに「受け止めるから下りて来い」と言うひろしのところへ降下しました。途中、シロとしんのすけは自撮りしますがブレブレです。
落ちて来たしんのすけとシロを、約束どおりひろしが受け止めました。背中のシャツが破れますが、しっかりと受け止めます。
お駒夫人も無事に降りましたが、すっぴんなので『ひなげし歌劇団』に認識されませんでした。
ひろしは時雨院をなぐり「計画通りにいかないのが人生なんだ」と言います。
殴られたはずみで時雨院は下剤でおもらししました。
野原家を見て感動したUNTI隊員たちが、家まで送ってくれました。

野原家に日常が戻ります。
シロの散歩を毎日するのは面倒だなと思いつつも、しんのすけはシロを連れて散歩に出かけました。
(エンドロール)咲いた桜を見るしんのすけとシロ。かすかべ防衛隊も来る。
ケツだけ星人がやってきて、しんのすけとケツダンスで意気投合。
帰り道、しんのすけとシロは帰って来たひろしたちと合流。

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みんなの感想

ライターの感想

若干、失速&迷走している感じがする作品。15年も続くとマンネリ化が否めないのか。
今回は三つ巴の戦いなわけだが、それが特に活かされるわけでもない。
ラストでケツだけ星人が謝罪がてら、しんのすけに会いに来るくらいなら、途中のどこかの時点で爆発物解除とかしてほしかった。
UNTIもロケット発射する経済力があるのならば、爆弾解体技術くらい持っていそうなものなのに。
というわけで、今回はやたら突っ込みどころが多い割に、ストーリー自体は安直というか「終盤に向けて無理に家族愛を押しこんできた」感があった。

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