「クレヨンしんちゃん爆睡ユメミーワールド大突撃」のネタバレあらすじと結末の感想

クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃の紹介:2016年公開の日本映画。テレビアニメ『クレヨンしんちゃん』の劇場作第24弾。劇団ひとりが『映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』の高橋渉とともに脚本を担当し、謎の転校生の出現を機に悪夢へと変わった夢の世界を元に戻そうとする姿がつづられる。

予告動画

クレヨンしんちゃん爆睡ユメミーワールド大突撃の主な出演者

野原しんのすけ(矢島晶子)、野原みさえ(ならはしみき)、野原ひろし(藤原啓治)、野原ひまわり(こおろぎさとみ)、シロ&風間トオル(真柴摩利)、桜田ネネ(林玉緒)、佐藤マサオ(一龍斎貞友)、ボーちゃん(佐藤智恵)、貫庭玉サキ(川田妙子)、園長先生(森田順平)、よしながみどり(七緒はるひ)、まつざか梅(富沢美智恵)、風間トオルのママ(玉川砂記子)、大原ななこ(伊藤静)、川口(中村大樹)、ヨシリン(阪口大助)、ミッチー(大本眞基子)、チーター(大塚智子)、ひとし(永澤菜教)、てるのぶ(瀧本富士子)、大和田獏(大和田獏)、山田(ゆきのさつき)、紛剃社長(黒田崇矢)、作業員(後藤光祐)、ヲタ(小川一樹、矢嶋友和)、老人(中村精道)、園児(福井美樹、佐藤奏美、後藤友香里)、城咲仁(城咲仁)、とにかく明るい安村(とにかく明るい安村)、貫庭玉サユリ(吉瀬美智子)、貫庭玉夢彦(安田顕)

クレヨンしんちゃん爆睡ユメミーワールド大突撃のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①幼い頃に母を失ったことで悪夢を見る娘・サキのために父・夢彦がみんなの夢を吸う装置を発明。吸われた人たちは悪夢を見るようになる。春日部市にサキが転校した頃から大人たちは悪夢にうなされる。 ②事情を知ったしんのすけは、サキの悪夢をバクに食べさせようと奔走。みさえの協力もあり、誤解はとけた。サキは悪夢とうまくつきあっていくと決める。

【起】- クレヨンしんちゃん爆睡ユメミーワールド大突撃のあらすじ1

野原しんのすけは、埼玉県春日部市に住む5歳のやんちゃな男の子です。父はひろし、母はみさえと言います。「しんのすけ」「しんちゃん」と呼ばれます。
しんのすけはスクールバスのあるふたば幼稚園に通い、同級生の風間トオルくんや桜田ネネちゃん、佐藤マサオくんやボーちゃんと仲良くしています。風間くん、マサオくん、ネネちゃん、ボーちゃんとしんのすけの5人は「かすかべ防衛隊」を結成していました。
ふたば幼稚園の園長はヤクザに似ています。しんのすけはよしなが先生のクラスのひまわり組です。よしなが先生は、ばら組のまつざか先生となにかと張りあっています。
しんのすけには愛犬・シロがいます。また妹・ひまわりも生まれました…。

…得意先の粉剃(ふんぞり)社長を怒らせてしまい、土下座して詫びている双葉商事の川口のところへ、同僚のスーパーCEOマン・ひろしが助けに現れました。ひろしは銀座のホステスの名刺を手裏剣代わりにして川口をヘリで連れ去りますが、そこへ超巨大な魚が現れて、ひろしと川口らを呑みこみます。これはひろしの夢です。
みさえの方はというと、カリスマホストの城咲仁(しろさき じん)に迫られ、追いかけられていました。そこへ同じく超巨大な魚が現れて、みさえらを呑みこみます。みさえの夢です。
ひまわりは夢で巨大になっており、シロは夢で馬のように脚が長くなっていましたが、巨大な魚に呑み込まれてしまいました。しんのすけは夢であこがれのななこお姉さんに耳かきしてもらっていましたが、途中から世界が真っ暗になり、足元に玉が現れます。
見ると夢の世界ではあちこちに玉の上に乗った人物がいました。赤と青の2色の髪の毛にシルクハットをかぶった男性・貫庭玉夢彦(ぬばたま ゆめひこ)がユメミーワールドを見上げていました…。

朝のニュースで死傷者8人の玉つき事故があったことや、運行ストップのせいで空港に100人が足止めされていることなどが報道されている中、ひろしは埼玉県越谷市で起きた集団悪夢事件の新聞記事を読みました。
朝食の席で、ひろしが巨大な魚の夢を見た発言をしたことがきっかけで、野原家全員が魚に呑み込まれる夢を見たことが分かります。
しんのすけが幼稚園に行ってその話をすると、なんとみんなも同じ夢を見ていました。
マサオくんは新作マンガを描いてネネちゃんに見せますが、その四コマ漫画は犬が猫だったという他愛もない内容です。
しんのすけたちがいるひまわり組に、転入生がやってきました。貫庭玉(ぬばたま)サキという名の、紫色の長い髪の毛に黒いリボンをつけている可愛い女の子です。
可愛らしいのでマサオくんだけでなく、風間くんやボーちゃんまでもが惹かれますが、その外見に似合わず、サキは愛想のない少女でした。男子たちが夢中になるのを見て、ネネちゃんは不愉快になります。
しんのすけはおケツのワリバシ割りを披露しますが、サキはしんのすけを突き飛ばして立ち去りました。

【承】- クレヨンしんちゃん爆睡ユメミーワールド大突撃のあらすじ2

その頃、幼稚園の手続きをしにサキの父親・夢彦が園長先生と会っていました。夢彦は園長に、サキは友人ができないと断言します。

その日の夜、貫庭玉家から謎の光線が発射され、春日部市がドームのように覆われているのですが、深夜なのでみんな気づきません。
しんのすけたちはその夜も夢を見ました。野原家のみんなは足元に玉があります。
しんのすけ、ひまわり、シロの玉は大きくて安定性がありますが、ひろしとみさえの玉は足がやっと乗る程度で小さめです。大人の玉は小さいようです。
ひろしたちが夢か現実か混乱していると、しんのすけは風間くんたちと会います。みんなが夢か現実か確かめるために、マサオくんの顔をつねってみましたが、痛くありません。
夢なら…と、マサオくんは売れっ子マンガ家になってみました。夢の世界では実現します。
別の子たちもラーメンに囲まれたりケーキの山に埋もれたり、恐竜のいる世界に住んでみたりしていました。
見たい夢が見られると分かった風間くんは議員に立候補し、ネネちゃんはアイドルになる夢を見ました。ボーちゃんは石になる夢を見ます。シブイ夢です。
ひまわりは巨大化してひろしとみさえを両手に持ち、シロは馬のようになって草原を疾走します。しんのすけも昨日と同じように、ななこお姉さんを夢に登場させました。
それを見たひろしとみさえもチャレンジしますが、スケールが小さいです。城咲仁はビニール人形で、ヒーローのひろしも中途半端です。
みさえやひろしはクマのぬいぐるみにチェックされ、吐き出されました。外の世界は荒涼として、モノクロの世界です。横を巨大な魚が通りました。
ひろしはスーパーCEOを解雇され、みさえは城咲仁に借金300万円の取り立てに遭います。
園長は綱渡りで落ち、まつざか先生の美貌は衰えました。
大人の夢は、夢がありませんでした。
それをぬいぐるみの王国・ユメミーワールドで見ながら、夢彦が「大人の夢玉は小さくて駄目」「子どものはいい」と言います。さらに春日部市には子どもが大勢いるので、しばらくの間は大丈夫だと言いました。サキはおバカな子が多いけれども、街を気に入ったと答えます。
悪夢を見ている大人たちは、うなされて飛び起きました。これが集団悪夢シンドロームなのかと思います。
その通りでした。天才科学者である夢彦が春日部市の夢を操り、その夢を装置に吸いこんで、わが娘・サキが悪夢を見ないようにしていたのです。サキに悪夢を見せないようにするためのユメルギーの消費量が想定以上に大きいために、吸い取られた人は悪夢を見るようになるのです。
連日悪夢を見るようになった大人たちは、次第に憔悴していきます。
幼稚園でチーターたちがサキをいじめますが、それをしんのすけが助けます。
子どもたちも、夢を吸いつくされた子は悪夢を見るようになりました。
風間くんはマサオくんの夢を犬のぬいぐるみが吸っている現場を目撃します。その途端、マサオくんの夢は悪夢に変わり、締め切りに追われるマンガ家になってしまいました。マサオくんは悪夢にうなされて、弱ります。

【転】- クレヨンしんちゃん爆睡ユメミーワールド大突撃のあらすじ3

しんのすけたちのかすかべ防衛隊はなんとかしようと考え、人手が足りないということで誰かメンバーに加えようと言いました。その候補に挙がったのは、サキです。
5人がサキ宅へ行くと、裏庭はひみつ基地のようになっていました。入り込んだしんのすけが喜びます。
そこへサキがやってきました。ネネちゃんはサキにかすかべ防衛隊に入ってくれと頼みます。
「私のこと、嫌いにならないって約束してくれる?」というサキの言葉にネネちゃんは約束をし、サキもかすかべ防衛隊に加わりました。サキ宅の庭をかすかべ防衛隊のひみつ基地にします。

幼稚園が休みになりました。春日部市の先生たちが疲れてしまい、幼稚園を開けないのです。ほかの大人たちも疲れていました。夢の世界で悪夢にうなされるので、疲れが取れないのです。
サキはしんのすけたちに、大事にしているバク(獏)のぬいぐるみを見せました。それは母・サユリからもらったぬいぐるみで、バクとは夢を食べる中国の伝説の動物のことです。
防衛隊に入れたものの、風間くんはサキを疑っていました。ほかのメンバーは夢で合流できるのに、サキは夢の中で合流しないからです。
疑いを指摘した風間くんはサキの家から出ている巨大アンテナを示して、家の中を見せてくれないかと言いますが、しんのすけは「かすかべ防衛隊のメンバーはそんなことをしない」と言い、ネネちゃんも同意したので話題はそのままになります。
サキはせっかく仲良くなったしんのすけたちに嫌われたくなくて、ヘルメットをつけずに寝ようとしました。父の夢彦がサキの部屋に来て、ヘルメットをつけるように言います。
風間くんは夢で夢彦とサキのいる場所に来て責めました。やはり夢彦とサキが夢を吸っていたのです。
夢彦は風間くんの夢を吸い取ろうとしますが、サキがかばいました。しかし裏切られたと思った風間くん、マサオくん、ネネちゃん、ボーちゃんはひみつ基地に現れなくなります。
そんな中で、しんのすけだけはひみつ基地に行きました。サキはしんのすけに、本音を洩らします。
父の夢彦が悪夢を見るサキのためにこの装置を作ってくれたこと、街を転々としてユメルギーを吸い取っていること、春日部市の子どもたちの夢を吸い取ったらすぐほかの街へ行くこと…サキの悩みを聞いたしんのすけは、なんとか力になりたいと考えます。
帰宅したしんのすけは、ひろしとみさえに説明しました。ひろしとみさえは、夢を食べるバクを見つけて、サキの悪夢を食べてもらえばよいと言います。
ところが夢彦に手を出すなと言われ、ひろしとみさえは怒りました。夢彦を夢の中でぶっ飛ばすために、子どもになって眠るつもりでした。わざわざ幼稚園児の扮装をして、なるべく子どもっぽい気持ちのまま床に就きます。
夢の世界でサキを迎えに、しんのすけとひまわり、シロがまず行きました。夢彦がしんのすけを阻止しようとしますが、巨大ひまわりと馬になったシロが活躍し、しんのすけがサキをさらいます。

【結】- クレヨンしんちゃん爆睡ユメミーワールド大突撃のあらすじ4

夢彦がしんのすけを強制排出して外の世界に出します。荒れた世界の方です。しんのすけにはサキがついているので、サキも外の世界へ出ました。
外の世界にはひろしとみさえがいました。夢彦が追ってきますが、しんのすけとサキは馬になったシロの背に乗って逃げて、夢彦には幼稚なひろしとみさえが立ち向かいます。
2人は夢彦が操縦する魚の操縦桿を握って邪魔をしました。
外の世界で無数の敵に追われるうち、ひまわりが泣き始めて巨大化が解除されます。風間くんの選挙カーで逃げます。
つづいてシロも疲れて馬化が解除されました。しんのすけはバクを見つけますが、大和田獏でした。
サキが悪夢にさらわれそうになるのをしんのすけが助けますが、その時、悪夢がただの灰色のかたまりではなく、母親っぽい亡霊のようなものだと気づきます。

朝。
悪夢の正体はサキの母親だったのだと、起きたかすかべ防衛隊のメンバーはみんな知りました。心配してサキ宅へ駆け付けます。
サキは夢彦に、「本当はお友達を作るのが夢だった。だからもうみんなを巻き込まないで」と言って倒れました。
夢彦はひろしたちに、このままだとサキの心がちぎれてしまうとつぶやきます。
実はサキの母・サユリも夢彦同様科学者で、夢彦と一緒に自宅兼研究所で研究をしていました。
ある時、研究所内にて爆発事故が起き、サユリはサキをかばって死にます。サキはそれを自分のせいだと思いこみ、それが元で悪夢にうなされるようになりました。母・サユリはサキを恨んでいると思っているのです。
しんのすけたちはひみつ基地でサキも含め、輪になって眠って一緒の夢に入りこもうとします。
またみさえも「サキに言いたいことがある。しんのすけの夢に入りこむ」と言って寝ました。
サキの夢では、しんのすけがバクのぬいぐるみになって悪夢を吸っていました。
ネネちゃんはカニになって悪夢をちょんぎり、風間くんは飛行機になって戦います。
マサオくんは「ペンは剣よりも強し」でペンで戦い、ボーちゃんは小惑星イトカワになりました。
それでもまだ悪夢は退治できません。
幼い頃のサキが登場し、現在のサキを責めます。そこへみさえが現れて「子どものピンチの時に駆け付ける。自分の子どもは守りたいのが母親なのだ」と告げて、サキにバクのぬいぐるみを渡しました。
みさえの姿がサユリに変わり、「ママはずっとあなたと一緒よ」と言います。母の愛がサキに伝わった瞬間でした。
幼い頃のサキが「私も消えるの?」と聞きますが、サキは夢の中にいていいと許します。悪夢はまだサキの中に残りますが、上手に付き合っていけそうだと、サキは思いました。
サキの悪夢の件は解決し、かすかべ防衛隊のかけ声は、サキが音頭を取りました。

後日。
夢彦とサキは、夢彦の仕事の関係で外国へ行きました。夢彦は大学で研究を教えています。
サキはしんのすけたちに手紙を書き送り、「また夢で逢えたらいいね」と綴っていました。ネネちゃんが読み上げますが、しんのすけは聞かずに眠っていました。
(エンドロール)サキをふくめての、みんなの夢。

みんなの感想

ライターの感想

今回、ひさびさの感動作。単に面白いだけでなく、きちんと感動シーンも入れてある。
途中からは、少し子どもには難しいかも。
特に最後の、幼い頃の自分を残すサキの選択は、一定程度の年齢の子じゃないと理解できないだろう。
ただうわずみだけすくって見ただけでもじゅうぶん楽しめるので、
「子ども時代に一度見て」「一定年齢になったときに再度見て、ああそういう意味だったんだ」と気づかせてくれる作品。

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