映画:サカサマのパテマ

「サカサマのパテマ」のネタバレあらすじと結末

サカサマのパテマの紹介:2013年公開。「イヴの時間」「パトレイバーREBOOT」「アルモニ」などの監督として知られている吉浦康裕監督が原作・脚本・監督を務めた長編アニメーション作品である。吉浦が原作・脚本・監督を務めたのは「イヴの時間」に続き二作品目となる。第17回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞受賞。さらに、スコットランドラブアニメ映画祭2013では観客賞・審査員賞を受賞するなど、海外での評価も高い作品。

あらすじ動画

サカサマのパテマの主な出演者

パテマ(藤井ゆきよ)、エイジ(岡本信彦)、ポルタ(大畑伸太郎)、ジイ(ふくまつ進紗)、イザムラ(土師孝也)、ラゴス(加藤将之)、ジャク(安元洋貴)、カホ(内田真礼)

サカサマのパテマのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- サカサマのパテマのあらすじ1

サカサマのパテマのシーン1 地下世界で暮らす少女パテマは危険区域に忍び込んでいました。防塵マスクを着けやってきたパテマは、そこに浮かぶキラキラとしたもの見るのが好きでした。自分の部屋に戻ったパテマの元へジイとポルタがやってきます。ジイはパテマに、また危険区域に侵入したこを注意しますが、パテマは聞く耳を持ちません。ポルテは、あそこではサカサマでやってくるコウモリ人間が襲ってくるのだと言いますが、ジイはそれを吹き込んだポルテにも注意します。
パテマは一枚の写真を見ていました。昔良くしてもらっていたラゴスという男からもらった写真です。ラゴスはパテマの部屋に戻ってきてはすぐに外へでかけていきました。そしてあるとき、ラゴスは帰ってこなくなりました。パテマはラゴスのことを思い出しながら再びマスクを持ってあの場所に戻るため部屋を出ました。危険区域に再び戻ったパテマのもとへ、ポルテが言っていたコウモリ人間が襲ってきました。目が光っているマスクを被ったその人物はパテナとはサカサマでぶら下がった状態でパテマを追いかけてきます。その男から逃げきったパテマでしたが、足を踏み外して下へ落下してしまいました。

アイガという世界にくらす少年エイジは空を眺めていました。エイジの住むアイガではかつて、空に罪人が吸い込まれていったとして、空を忌み嫌う文化があり、そんな世界にエイジは嫌気がさしていました。いつもと同じように空を眺めていると、突然後ろから物音がしました。振り向くと、金網にサカサマで引っかかっている少女がいました。エイジは驚きながらもその少女に手を貸します。その少女はエイジの手を掴むと、そのまま足が空に向いた状態でサカサマにぶらさがりました。エイジとその少女はお互いに驚きながらも、エイジは近くの小屋にその少女を連れて行きました。その少女は冷静になり、自分とエイジがサカサマであることに気づき慌て始めます。

パテマは、その少年がコウモリ人間の仲間であると勘違いして慌てますが、その少年は落ち着くように言います。その少年はエイジと名乗りました。エイジはパテマを落ち着かせた後、話を聞きました。パテマは、自分の国にエイジと同じようにサカサマのコウモリ人間に追われ落下してここへやってきたことを説明しました。そしてお腹がすいていることを明かします。エイジは学校へ行かなくてはならない時間になったため、必ずここに戻ってくるということを約束して小屋を出ました。

【承】- サカサマのパテマのあらすじ2

サカサマのパテマのシーン2 アイガの治安警察にイザムラは、部下のジャクにサカサマ人が現れたとの報告を受けて調査をはじめました。

エイジの通う学校は空に対しての思いを捨てさせる教育を行っていました。全員が教師の顔をじっと見て話しを聞いていましたが、エイジは窓から空を眺めていました。そのことをエイジはいつも叱られていました。その日も教師に注意されて学校を終えました。エイジはパンを買って小屋に戻りました。小屋を開けるとパテマが待ちくたびれていました。エイジはパテマにパンを渡し、食べさせた後、パテマに空の星を見るように勧めます。下を見下ろすことになるパテマは怯えますが、いざ星を見るとその魅力に引き込まれました。パテマが感動していると、そこへ治安警察がやってきました。パテマはそれを見てコウモリ人間だと言い出しました。パテマの言うコウモリ人間が治安警察のことだと分かったエイジはパテマを連れて逃げ出します。追ってくる治安警察から逃げる二人。パテマはエイジにしがみついて逃げますが、治安警察が放った捕獲網にとらわれ、エイジは気を失い、パテマは捕らえられてしまいました。

エイジが気が付くと、学校にいました。エイジは治安警察に暴行を受け、サカサマ人を見たことは忘れろと言われました。エイジはパテマを守ることができなかった悔しさでいっぱいになりました。


地下世界ではジイとポルテが、パテマが落ちていったことに気づき慌てていました。ポルテは自らパテマを探しに地上へ行くことを決意しました。

パテマが捕らえられているであろうタワーを見て落ち込むエイジ。そこへ、地下からロープを伝って金髪の少年がやってきました。その少年は地下世界からやってきたポルテという少年で、パテマを探しに来たと言います。エイジはポルテにパテマが捕らえられ、あのタワーにいると思うことを明かします。ポルテは、エイジにつかまり、重力が逆のエイジにつかまるとふわふわと飛べることを見つけ、エイジと手を組めばパテマを助けることができるのではないかと思いつき、エイジを地下世界へ連れていくことにしました。

【転】- サカサマのパテマのあらすじ3

サカサマのパテマのシーン3 イザムラはパテナに、かつてこの世界で空に物を浮かす実験が行われ、その事故によって重力が逆になってしまった人々が空へ吸い込まれていったことを説明します。そして、その中の一部の人間が、逃げるために地下世界へ潜りこんだのだと言います。そこで生活する者は哀れであり、アイガに侵入してきたサカサマ人は死ぬべきであると宣言しました。パテマは怯えますが、どうすることもできず牢屋に閉じ込められたままでした。

エイジはジイから地下世界の説明を受け、ある穴を落ちていけばパテマが捕らえられているタワーにつながることに気づきました。エイジはポルテを連れてパテマの救出に向かうことを決意しました。

お互いの重力がサカサマなことを利用してゆっくりと穴を降りていきます。監視カメラに見つからないようにしつつタワーの最上階を目指します。ポルテは重力の関係で遠回りすることになりましたが、エイジはタワーの上をめざしてどんどんと登っていきます。そして、ついにパテマがいる部屋にたどり着きました。エイジにしがみつくパテマ。二人で脱出を試みますが、ここでイザムラやジャクに見つかってしまいます。そして、イザムラはエイジの父について話し始めました。エイジの父はかつてエイジと同じように空にあこがれており、空を飛ぶマシンを開発していました。ようやくマシンを開発し、いざ実験当日、原因不明の事故により父は落下し死亡。マシンだけが空へ登って行ったのでした。イザムラは父をマシンから落としたのは自分だと明かしました。そして、空を目指すのは哀れであると言い、ジャクに銃を渡しエイジを撃つようにいいました。それを陰からポルテが見つめていました。ジャクは発砲に躊躇します。そして意を決して引き金を引こうとした瞬間、パテマがエイジに飛びつかまり、足に重りがついていたパテナに引っ張られるように二人は空へ落ちていきました。

ポルテは地下世界に戻りジイにパテマとエイジが空へ落ちていったことを涙ながらに報告しました。

【結】- サカサマのパテマのあらすじ4

サカサマのパテマのシーン2 パテマとエイジは気づくと、空の街についていました。ここではエイジがサカサマになっており、人はいないようでした。あたりを見回していると、エイジに見覚えのある機械がありました。それは、エイジの父が乗っていた空を飛ぶマシンでした。二人はそのマシンに地下好きました。そこにはエイジの父のバッグが落ちていて、そこには手帳が入っていました。そこには、エイジの父がこのマシンを開発した理由が記されていました。エイジの父は、ある日地下世界からやってきたサカサマの男ラゴスと友人になり、そのラゴスが持っていた技術を利用して作られたのだと言います。パテマは、ラゴスとエイジの父が友人であったことに驚きました。そしてエイジとパテマは、このマシンを修理して地上へ帰ることを決意しました。

治安警察のジャクは、空を監視するカメラの映像をみていました。ジャクはエイジとパテマの関係をみて考えに揺らぎが生じていました。そんなジャクにイザムラは、二人が帰ってくることはあり得ないと言います。するとその時、そらから何かが降りてきました。外にでて確認すると、エイジとパテマがマシンに乗っておりてきました。イザムラは再び捕獲網を発射しますが、エイジはパテマを離さずに堪えました。そしてそのまま地下世界に降りていきました。戻ってきたエイジとパテマに驚くジイとポルテ。喜んでいると、そこへイザムラが降りてきました。イザムラに落とされるパテマ、エイジ、ポルテ。エイジはパテマを落とさないように必死にしがみつきますが、そんなエイジの右足をイザムラが撃ち抜きました。激痛に耐えるエイジ。そこへポルテがとびかかり、イザムラを下へ落としました。

三人とジイは上へ登っていきます。するとそこには絶景が広がっていました。そこでは一人サカサマのエイジは、パテマにしがみつき、その景色の中に飛び込んでいきました。

みんなの感想

ライターの感想

比較的短い本編ながら、しっかりと感動できる作品でした。複雑な話ではないので、子供にもおすすめです。

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