「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想（1件）

画像引用元：YouTube / ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービートレーラー映像

（イルミネーションのロゴに、映画『ミニオンズ』のキャラクター・スチュアートがマリオカート風のカートを運転します）

氷河地帯にあるペンギン王国にある日、上空から溶岩がしたたり落ちてきました。巨大な飛行要塞が現れて、そこから溶岩が垂れているのです。要塞型の船は氷の国に攻め込んでくると、クッパ軍団のカメの兵士がぞくぞくと降りてきました。クッパの側近であるカメックが「控えよ、大魔王クッパ様のおなり」と言うと、カメ族の大魔王で支配者のクッパが出てきます。クッパは「門を開けろ、死にたいか」と脅しました。

すると王宮へ通じる門扉が開くと、ペンギンの王様と兵士たちが出てきました。兵士たちはいっせいにクッパ軍団に雪つぶてを投げる攻撃を行なうと、「いまのは序の口だ。降参するか。とっとと去れ」とクッパに言いました。しかし悲しいかな、ペンギンたちとクッパ軍団とでは体格差があり、後者が圧倒的に有利でした。クッパが炎を噴くと、氷の国の塔や城はあっという間に溶けてしまいます。

城が溶けたあとには、大きな「？」マークがついた木箱がありました。クッパがそれを殴ると、なかから光る星が現れます。それを見たクッパは喜んで高笑いすると「ついに見つけたわい。誰も吾輩を止められん」と満足そうに言います…。

（映画タイトル）

ひげをたくわえた双子の兄・マリオと弟・ルイージは、ブルックリンの配管工です。まだ実績はあまりないものの2人で独立して配管サービス『スーパーマリオブラザーズ』を立ち上げました。配管工事のお客さんを呼ぶために、今まで貯めたお金をすべてつぎ込んでテレビCMを作りました。ダイナーでその映像を見て喜んだ2人は、もはやCMではなく映画だと言います。

しかし同じ店にいた元上司のスパイクは、自分の職場からマリオたちが独立したのを快く思っておらず、バカにする発言をしました。特に弟のルイージは臆病で神経質で慎重な性格で、なにかと兄のマリオがフォローしているのです。ダメ呼ばわりされた2人ですが、そのとき早速電話が鳴りました。家の水道が水漏れしているとのことで、仕事の依頼が舞い込みました。2人は早速車に乗り込んで向かおうとします。

しかし車はエンジントラブルで動かないので、仕方なく2人は車をその場に置いて、工事中で障害物が多いブルックリンの路上を駆け抜けます。その際も、マリオはルイージのフォローをします。

修理に呼ばれた家は豪華なお屋敷で、当たりだとマリオは思います。家のご婦人に案内してもらったマリオは、洗面台の水漏れをすぐに直しました。しかしルイージがその家のペット、大型犬のフランシスの尻尾を踏んで怒らせてしまい、フランシスがとびかかってきます。2人は攻撃を避けて浴室に閉じ込めますが、騒動で水道管を損傷させてしまい、せっかく直した水漏れがひどくなってしまいました。お得意様を得ることに失敗します。

マリオたちが帰宅した家には、両親と叔父たちがいました。夕食に出たパスタを見て、マリオは苦手なキノコをよけます。父親から「勝手に独立した挙句、弟を巻き込んだ」と非難がましく言われて、マリオは食事をせず席を立って部屋にこもりました。兄の食事を持ってきたルイージが、マリオを慰めます。

次のページで起承転結の「承」を見る

次のページへ