映画:シン・エヴァンゲリオン劇場版:||

「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(3件)

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【結】– シン・エヴァンゲリオン劇場版:||のあらすじ4

シン・エヴァンゲリオン劇場版:||のシーン4

画像引用元:YouTube / シン・エヴァンゲリオン劇場版:||トレーラー映像

その頃、NHG艦内では冬月とマリが対峙していた。かつて教え子と教授だった間柄、今は敵同士だ。かつてマリを愛し、ゲンドウも愛した女は冬月から「イスカリオテのマリア」と言われ微笑んだ。冬月からエヴァMarkシリーズを与えられ8号機は全てを取り込んだ。

そしてヴンダーに一時戻り、ゲンドウと試験初号機が待つウラ宇宙へとシンジを運んでいく。

「必ず迎えにいく、シンジくん」

「待ってる、マリさん」

と二人は言葉を交わし、シンジはかつてニアサーを共に起こしたアヤナミタイプが待つ初号機へと向かい、自ら操縦席に座ると覚醒。試験初号機の首を締め上げる、その時初号機と試験初号機が2体に分かれもつれるように現実と虚構の間、ゴルゴダプロジェクトへと落ちていった。そこで分身のような父と対峙しながら、舞台のようなセットでひたすらぶつかり合う。それは街で、学校で、ミサトの家で…。

「ぶつかり合うことが目的ではない」

と父に言われ、話し合いたいとシンジもカシウスの槍を降ろした。

仮面をつけた黒いリリスに2本の槍が刺さると赤い瞳をした最初の生き物、エヴァンゲリオンイマジナリーが無数に地球を覆い尽くした。白いイマジナリーが翼を広げると人類のコア化がはじまり、全てがひとつになりかけた時、シンジはゲンドウの胸の内に抱える深い願いと思いを知ることになる。

碇ゲンドウが生きる全ては、碇ユイだった。

幼い頃から人から愛されず孤独に知識だけを追い求めたゲンドウ、他人と関わり自分も他人も傷つけたくないと一人だけの世界で過ごしていた。ゲンドウはピアノの音を好み、S-DATで好きな音楽だけを聞いていた、それは外の社会と遮断され心地よいものだった。

だが通っていた大学でユイと出会い世界が一変する。ありのままのゲンドウを愛してくれたユイ。だが目の前でコア実験の失敗でこの世から消えたことをどうしても受け入れられず、自らシンジと離れユイともう一度巡り会う「人類補完計画」を推し進めることに邁進した。

だが人類補完計画を起こしてもユイは現れない、絶望するゲンドウ。幼いシンジが父親の知らなかった面を知り優しく声を掛けた。

ゲンドウはやっとシンジの存在に気づき、駅で捨てたシンジに駆け寄り抱きしめると「すまなかったな、シンジ」と言葉を掛けた。

その頃、WILLEでは残された初号機の脊椎を使った新たな槍を作ろうと動き出していた。ロンギヌスでもカシウスでもない、人類の気持ちがこもった一本だった。

シンジにそれを届けるべく、ミサトが一人ヴンダーに残る、子供たちを頼むと引導を託されたリツコ達クルーは脱出用ソケットに乗り去っていった。残されたのはミサトと槍を手渡すために寄り添う8号機

ゲンドウは見知らぬ新たな槍の誕生を悲しんだが、シンジの後ろにユイの面影をやっと見つけ、ゲンドウのATフィールドを抜けたシンジからS-DATを受け取ると納得したように去っていった。

イマジナリーの瞳に飛びついたヴンダー。ミサトは槍をマリに託すと

「ごめんね、お母さん、これしかできなかった」

と手元にシンジとリョウジ少年の写真を見ながら、ミサトはそう呟きヴンダーと爆発し共に散った。

マリはイマジナリーの瞳の中でシンジの手に運命を塗り替えられる「ガイウスの槍」を託す。

ゲンドウが消えたことで「物語」の円環の中心にいた人物が消えた。

彼が消えた後、残された世界の進行を引き継ぐとカヲルが現れた。

カヲルはかつて加持と共に「初めから居る存在」として幸せになりたいという願いのもと、碇シンジにシンパシーを感じた。

そして、生命の書に名前を書き連ねた。

カヲルはシンジに自らを重ね、シンジはカヲルに父を重ねた。

カヲルはシンジを幸せにすることで、自分も幸せになりたいと願う人間だった。初めの人間として、使徒として何度も月で目覚めながら何度もシンジと出会っていた。

時には司令として加持と言葉を交わした。

海と陸の間にいる渚、カヲルは人間と使徒のどちらの立場も分かる既有な存在だった。

シンジから「仲良くなりたいおまじない」と手を差し出され、涙を流しながら微笑み手を取るカヲル、そして彼は幸せに包まれ消えていった。

次は13号機に取り込まれたアスカだった、かつて「式波シリーズ」として仕組まれた子供の一人だった。過酷な訓練と嫉妬に混じった中傷に傷つきながらも、プライドを高く持ち自分を保っていた。しかし自分を認めてくれ頭を撫でてくれる存在をずっと欲していた。

アスカの胸の内にはいつも優しく寄り添ってくれる人影、それはケンスケだった。

遠い昔、いつか二人が並び横たわっていた砂浜で、シンジはアスカが好きだったと告げ、アスカも好意を受け入れた、その上で再び目覚めたらケンスケに想いをぶつけるように告げた。エントリープラグ内で目を覚ますアスカ。

最後はイマジナリーとしてのレイだった。

シンジがエヴァに乗らなくても良い世界を望むレイ。

すると全てのエヴァを消し、エヴァがなくても良い世界をつくる、だからレイも自分が生きたい未来を歩んでほしいとシンジに言われ満足げに頷くと消えていった。

地上を埋め尽くす首がない女性のイマジナリー達、シンジの手に残ったガイウスの槍を掴むと自分の胸を刺そうとする。しかしそれを止めたのは母、ユイだった。

ユイはこの時のためにコアになったことをシンジは知る、ユイはシンジを守るため、ユイを求めるゲンドウと共にいく決意をしていた。ゲンドウとユイは互いに抱きしめ合うように槍を胸に突き刺す、すると全てのエヴァが消えていく。

首のないイマジナリーも消え、空から落ちていく大勢のリリン達

すっかり浄化された地球で白い砂浜にひとり座るシンジ、するとマリが乗る8号機が海に落ちてきた。マリは同化したエヴァたちに別れを告げると制服姿でシンジに

「迎えにきたよ、シンジくん」

と微笑む。

最後のエヴァが消えた時、世界が変化し、かつて「仕組まれた子供」だった彼らも年を取ったまま、しかしエヴァが存在しない世界へと移った。

とある駅、向かい側ホームではどこか見たことがある男女達が電車を待っている。

ホームの椅子に座る男性の目が塞がれる、塞いだ声の主は大人に成長したマリだった。

男性は声変わりし、スーツ姿に身を包みすっかり成長したシンジ。

マリが手を差し伸べ「じゃ、行こう」と笑う。

シンジは立ち上がり笑顔で「行こう!」と手を取ると、二人は駅の階段を駆け上がっていった。

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