「スノーベイビー」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

アニメ映画

スノーベイビーの紹介:2019年製作のアメリカ&中国合作映画。少年少女とイエティの交流と冒険を描く物語。英語原題は「Abominable(忌まわしい)」だが、イエティを意味するチベット語の「metohkangmi」の英語訳が「Abominable Snowman」である。本作は日本では劇場公開されず、ビデオスルーとして2020年6月3日に、NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンより、Blu-ray&DVDを発売し、デジタル配信も開始した。

あらすじ動画

スノーベイビーの主な出演者

クロエ・ベネット(種市桃子) – イー アルバート・ツァイ(永野由祐) – ペン テンジン・ノルゲイ・トレイナー(熊谷健太郎) – ジン エディー・イザード(原康義) – バーニッシュ サラ・ポールソン – ザラ博士 ツァイ・チン – ナイ・ナイ ミシェル・ワン – イーの母親 ルパート・グレッグソン=ウィリアムズ – エベレスト

スノーベイビーのネタバレあらすじ

【起】– スノーベイビーのあらすじ1

スノーベイビーのシーン1

画像引用元:YouTube / スノーベイビートレーラー映像

2019年6月、中国・上海。

白い毛むくじゃらの腕が、研究所のドアを開けます。動物学者の女性・ゼラ博士が研究室の椅子に座り、富豪の老人・バーニッシュにチケットが売り切れたと報告していました。世紀の大発見だと喜んでいます。

富豪のバーニッシュはかつて若い頃にヒマラヤに登山をした際に、イエティを見た経験がありました。周囲の者に話しても信じてもらえないこともあり、ゼラ博士にイエティ探しを依頼しました。ゼラ博士はバーニッシュの資金援助を得てイエティを見つけ、捕獲することに成功しました。研究施設に捕らえてバーニッシュに報告し、見世物にしようと考えていたのです。

振り返ってイエティが脱走しているのを見たゼラ博士は、非常ベルを押しました。館内にサイレンが響くと捕獲部隊が集まります。イエティはドアを壊して施設の外に出ますが、塀には電気が通してあります。逃げられないと不敵に笑うゼラ博士の前で、イエティは大きくジャンプすると塀を越えました。

そのまま上海の街をイエティは逃げ回ります。トラックとぶつかってケガをしたイエティは、足を引きずりつつ暗がりに逃げ込みました。街頭にある巨大スクリーンのエベレストの写真を見たイエティは、ビルの上にのぼって写真を見ます…。(エベレストの山が表示されて、映画タイトル)

イーは10代の少女です。父親と2人で暮らしていたのですが、その父が亡くなって現在は母と祖母ナイ・ナイと3人で暮らしています。イーは母と祖母とは距離を置いており、2人と話す時間を持たずに外出ばかりしていました。パグ犬の散歩をしたり子守をしたりして、バイト代を現金でもらっています。

イーは同じアパートに住む幼馴染のジン、その従兄弟のペンとも父親の死後距離を取っていました。ジンは10代後半の青年で、格好をつけるのが好きです。北京大学の医学部に進学したいと考えているのも、白衣の医者がモテるからというのが理由です。ペンはイーより年下で、バスケで遊ぶ仲間を探していました。

バイトから戻ってきたイーに、母と祖母は夕食をいっしょに食べようと誘います。しかしイーは断って、自分の部屋にすぐひっこみます。娘がよそよそしいのを母は寂しく思っており、寝顔をこっそり見に行きました。母が部屋を出たあと、寝た振りをしていたイーはこっそり寝床から起き出すと、窓から屋上へのぼります。

屋上にはイーが作った、秘密の部屋がありました。そこに移動したイーは、テントの壁に貼った中国の地図を見ます。イーは父親と、いつか中国横断の旅をしようと約束していました。父親は行きたい場所の絵葉書を集めており、イーはその旅の軍資金としてバイト代を貯金しています。

イーはテントからバイオリンを取り出すと、夜の屋上で弾き始めます。そこへヘリコプターがビルのすぐ近くをかすめて飛んで行ったので、イーは驚いてバイオリンを落としました。拾おうとすると大きな白い手があるので、イーは驚きます。その生き物はイエティですが、イーは知りません。

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