「ドラえもんのび太とブリキの迷宮ラビリンス」のネタバレあらすじと結末の感想

ドラえもん のび太とブリキの迷宮の紹介:1993年公開の日本アニメーション映画。映画ドラえもんシリーズ第14弾。ブリキで出来ているブリキン島を舞台に、のび太やドラえもんたちの活躍を描くアニメ。

ドラえもんのび太とブリキの迷宮ラビリンスの主な出演者

ドラえもん(大山のぶ代)、のび太(小原乃梨子)、しずか(野村道子)、ジャイアン(たてかべ和也)、スネ夫(肝付兼太)、のび太のママ(千々松幸子)、のび太のパパ(中庸助)、先生(田中亮一)、ミニドラ(佐久間レイ)、サピオ・ガリオン(皆口裕子)、ブリキン(大木民夫)、タップ(鈴木みえ)、ピエロ(堀内賢雄)、ナポギストラー一世(守山周一郎)、ネジリン将軍(加藤治)、隊長(緒方賢一)

ドラえもんのび太とブリキの迷宮ラビリンスのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①のび太のパパが夢に見たと思ったブリキンホテルは本物だった。のび太とドラえもんは遊びに行くが、ドラえもんが攻撃されてショート、のび太はドラえもんとはぐれる。 ②少年サピオから機械に乗っ取られた人間の星チャモチャ星のことを聞いたのび太、ジャイアン、スネ夫、しずかちゃんは、協力することに。ドラえもんを助けて悪の黒幕ナポギストラー一世を倒した。

【起】- ドラえもんのび太とブリキの迷宮ラビリンスのあらすじ1

ドラえもんは22世紀の未来からやってきたネコ型ロボットです。
大人になったのび太が、社会に出た後にも数多くの不運に見舞われて、その子孫にまで迷惑をかけていました。
それを迷惑に思ったのび太の孫の孫のセワシが、元凶をなんとかしようと考えて、ドラえもんをのび太のところへ派遣したのです。
ドラえもんは、のび太の部屋の机にあるタイムマシンで時代を移動してきました。ふだんはのび太の部屋の押し入れで寝起きしています。
青い色の2等身で、どら焼きが大好物のドラえもんは、のび太の家族にも受け入れられています。
お腹には四次元ポケットがあり、そこから多種多様の「ひみつ道具」を出して、のび太に降りかかる災難に対応します。
のび太は東京都に住む、小学4年生(後に5年生になる)のメガネをかけた男の子です。
勉強もスポーツも駄目で、何をさせても失敗ばかりの少年ですが、ドラえもんのひみつ道具にすぐ頼ろうとします。
それでも時々、勇気がある行動を取ることもあります。
のび太には、同級生のジャイアン、スネ夫、しずかちゃんなどの友だちがいます…。

…夜。放送終了後のテレビが砂嵐を流していますが、そこへ突然、ブリキンホテルの宣伝が流れます。スキーと海水浴が同時に楽しめるとのことでした。
ほろ酔い気分でテレビを見ながら寝入っていたのび太のパパは、酔っ払ったまま、旅行へ行くと答えます。

もうすぐ春休みです。
しずかちゃんとジャイアンはハワイへ、スネ夫はスイスでスキーを楽しむと聞いたのび太は、自分の家だけがどこへも行けないというのがくやしいので、「ゆっくりする」とごまかしました。
そんな時パパがブリキンホテルを予約したと朝食の席で発言し、のび太は喜んでしずかちゃんたちに電話して知らせます。
ところがパパがよく考えてみて「夢だったかも」と言い出したので、のび太はがっくりしました。
ジャイアンやスネ夫から、うそつき呼ばわりされて、のび太は家出したいと思います。
ところが帰ってくると、自宅の入り口にトランクが届いていました。
のび太はそれを、ドラえもんのものだと思いました。部屋へ持ってあがって開けてみると、どこでもドアに似た形状の門が出てきます。
ドラえもんが自分のものではないと否定しますが、その「どこでも門」みたいなところへ入ってみました。すると、砂浜と海が広がっています。
誰も乗っていないブリキの車が迎えにきました。乗って行くと、そこにはブリキンホテルがありました。パパの見た夢は、現実だったのです。

【承】- ドラえもんのび太とブリキの迷宮ラビリンスのあらすじ2

ホテルを開けると、ブリキの人形の執事・ブリキンと、ピンク色のウサギ型ロボット・タップたちがいました。
今は無料サービス期間だと言われ、ホテルのどこを使ってもいいと言われます。ただし、地下室だけは入るなと言われました。
ドラえもんとのび太が海水浴から帰ると、食事が用意されています。食事は本物で、食べられます。
ブリキンたちは、ホテルはまだオープンしたばかりできちんと宣伝ができていないので、友だちもぜひ連れてきてくれと言いました。
食後、ゾウのブリキで移動したのび太とドラえもんは、今度はスキーで遊び始めます。
スキーのできないのび太のために道具を出したドラえもんは、ろくに説明もきかずに道具を使い始めたのび太を見て「道具ばっかりに頼ってると、22世紀に帰っちゃうからね」と言いました。しかしのび太は無視します。
調子に乗ってスピードを上げたのび太は、転倒しました。それを探しに行ったドラえもんは、飛行船に攻撃されて落下します。
ドラえもんはそのまま意識を失いました。
しかしそれを知らないのび太は、ドラえもんが先に帰ったのだと思います。
ホテルに戻るとブリキンたちがいませんでした。地下室に行って呼びかけると大迷宮の入り口だったため、怖くてのび太は逃げて門を飛び出し、トランクの蓋をします。

現実世界に戻ったのび太は、ドラえもんがいないので怒りました。しかしそれも少しの間で、すぐにさびしく思います。
意識を取り戻したドラえもんは、小人たちに運ばれていました。小さいおもちゃの戦車に電気ショックを施され、また気絶したドラえもんは、謎の相手に拷問を受けて、機能停止に追いやられます。
使えなくなったドラえもんは、そのまま海の底に捨てられました…。

ジャイアンやスネ夫にうそつき呼ばわりされたのび太は、それでもブリキンホテルの地下室がこわかったので、行きたくないと思い、だまっています。
しずかちゃんが、のび太の味方をしました。ジャイアンとスネ夫は、もし本当でなかったら逆立ちをして町内一周するかと言い、しずかちゃんがそれを受けます。
しずかちゃんに逆立ちはさせられないと思ったのび太は、本当である証拠にブリキンホテルへ案内しました。ブリキンホテルはやはり無人のままです。
見せるだけだとのび太が言ったのですが、ジャイアンとスネ夫は喜んで遊び始めます。海水浴を楽しんだ2人は、このままホテルに泊まろうと言い出しました。

【転】- ドラえもんのび太とブリキの迷宮ラビリンスのあらすじ3

その時、ブリキンホテルがリモコン飛行機に攻撃されます。
ジャイアンが追い払おうとして、ヤシの木をバットにし、石を打って撃退しました。
タケコプターで小さな飛行機を追ったのび太たちは、ドラえもんがさらわれたことを知ります。ジャイアンが、助けに行こうと言いました。
しかしその時、地鳴りが起こり始めます。見ると島全体が空に浮きあがっていました。
タップが現れて門を隠すと、のび太、ジャイアン、スネ夫、しずかちゃんを「4人の戦士たち」と呼び、助けてくれと頼みます。
奥から、人間の少年が出てくると、サピオ・ガリオンと名乗ります。そしてのび太たちに事情を説明し始めました。

サピオたちの住むチャモチャ星は、地球と同じで人間が生活していました。
サピオの父は科学者で、人間たちが暮らすために便利なロボットを発明しました。
やがて人間たちは便利な道具に頼るようになります。
分岐点となったのは、ロボットを作るロボット・ナポギストラー一世を作ったときでした。
ナポギストラー一世は、人間のために便利な道具を次々に作りますが、そこには狙いがありました。
便利な道具に頼った人間たちは動かなくなり、筋力が衰えていきます。今では移動するのにも専用の車を使わないとならないほどです。
そして…それこそがナポギストラー一世の狙いでした。人間を弱らせて滅ぼし、ロボットだけの世界を作るのが目的だったのです。
サピオの父は途中で気付きました。父と母は出かけていき、戻ってこなかったのです。どうやらナポギストラー一世の手下たちに、捕らえられているようです。

話を聞いたのび太たちは、協力することにしました。
ジャイアンとスネ夫は街の様子を見に行くことにし、のび太としずかちゃんは、サピオと共に地下の通路を通ることにします。通路の先には、サピオの父が残した研究所があります。
サピオたちの乗ったブリキン島は、チャモチャ星の北極海に着陸しました。二手に分かれて行動します。

ジャイアンとスネ夫は潜水艦で移動しました。途中、見つかりそうになったので、海に潜ります。
ロボットに化けて街にもぐりこむと、人間はおらず、ロボットだらけでした。人間の食べ物を作る工場に入った2人は、食べ物にくっついていけば人間のいるところに行くと考え、荷物に潜りこみます。
犬に存在を知られたジャイアンとスネ夫は逃げ、プロペラ機に乗り込みました。ブリキン島に戻ろうとしますが、行きすぎて北極まで行ってしまいます。

【結】- ドラえもんのび太とブリキの迷宮ラビリンスのあらすじ4

遭難しそうな時、2人はサンタの住む家を見つけました。助けを求めます。

のび太としずかちゃんはサピオと一緒に地下通路を通りますが、ブリキン島の存在に気付いたナポギストラー一世が追っ手を寄越しました。追っ手はジャイアンとスネ夫に気付かないまま島へ到達し、外部から攻撃します。
地下通路を通っていたサピオたちは、砲撃による落盤に巻き込まれそうになりました。サピオは申し訳ないと思い、のび太としずかちゃんを元の世界に戻します。
のび太としずかちゃんは地球に戻りました。しかし、気が気ではありません。ジャイアンやスネ夫が戻っていないのも気になりました。
ドラえもんが恋しくて押し入れに入ったのび太は、ドラえもんの枕元にスペアポケットがあるのに気づきます。
急いでしずかちゃんを呼び、2人でドラえもんのポケットに入ろうとしました。ちょっと足を入れると水が出てきたので、ワープした先の環境に慣れるよう、テキオー灯で身体を慣らします。

のび太としずかちゃんが出た先は、チャモチャ星の海底でした。
ドラえもんを拾ったのび太は、ミニドラえもんをスモールライトでさらに小さくし、ドラえもんを修理させます。
ドラえもんは直り、のび太は喜びました。絶対安全救命いかだで移動し、サピオのところへ戻ります。
迷路探査ボールで隅から隅まで調べたドラえもんは、追跡を開始しました。そしてサピオのところへ行きます。
サピオとドラえもんが会ってあいさつをし、中央ホールへ行きました。
そこで、ロボットたちのコンピュータを破壊するコンピュータウイルスを手に入れます。それを親玉に植え付ければ、あとの者も一斉に感染するということでした。
島にサンタクロースが接近し、ジャイアンとスネ夫を連れてきてくれます。さらにブリキのおもちゃをプレゼントしてくれました。
ドラえもんはブリキのおもちゃをビッグライトで大きくし、戦いに使おうと言います。

ドラえもんたちはナポギストラー一世のところへ行き、口の中に入れました。
しばらくするとナポギストラー一世は『いとまき』の歌(♪い~と~まきまき、い~と~まきまき♪)を歌い、ショートします。
手下たちも次々に感染し、ショートしました。人間たちは助けられます。
助けられた人間たちは「すべておしまい」と言いますが、サピオの父・ガリオン侯爵が「人間が人間らしく生活する始まりですよ」と言います。
それを聞いたのび太も、これからはドラえもんの道具に頼らず生きる決意をしました。

みんなの感想

ライターの感想

今回は非常にメッセージ性の強い作品。
ただ面白いだけでなく「機械ばかりに頼っているとよくない」「人間も便利さを追求すると身体の筋力が衰えるばかり」など、非常によく判りやすいメッセージが投げかけられている。
しかも今回は、ドラえもんが序盤でダウンし、中盤は一切出てこないという異色の作品でもある。
そのぶん、のび太ががんばった。ジャイアンたちも。
シンプルだけど、訴えたいことがよく伝わってくる作品。

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