映画:ドラえもんのび太の南海大冒険

「ドラえもんのび太の南海大冒険」のネタバレあらすじと結末

ドラえもん のび太の南海大冒険の紹介:1998年公開の日本アニメーション映画。映画ドラえもんシリーズ第19弾。藤子・F・不二雄没後の第1作で、原作漫画は藤子・F・不二雄プロダクションが担当。スティーヴンソンの小説『宝島』に触発されて田から探しにあこがれたのび太が、宝島を探して海への冒険に出発する話。

ドラえもんのび太の南海大冒険の主な出演者

ドラえもん(大山のぶ代)、のび太(小原乃梨子)、しずか(野村道子)、ジャイアン(たてかべ和也)、スネ夫(肝付兼太)、のび太のママ(千々松幸子)、のび太のパパ(中庸助)、ジャック(マッハ文朱)、ベティ(早見優)、ルフィン(麻上洋子)、キャプテン・キッド(江守徹)、ゴンザレス(林家木久蔵 現・林家木久扇)、パンチョ(林家こぶ平 現・9代目林家正蔵)、キャプテン・コルト(阪脩)

ドラえもんのび太の南海大冒険のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①図書館で『宝島』の本を見つけたのび太は、宝探しをしたいと言い出す。折しも宝島発見のニュースが流れ、のび太たちは宝探しをすることに。途中嵐に巻き込まれた一同は17世紀にタイムスリップしてしまう。 ②宝島には22世紀の時間犯罪者・キャッシュが改造生物を作り、金儲けを企んでいた。のび太はピンクのイルカのルフィンとともに行動し、企みを阻止し、キャッシュはタイムパトロール隊に逮捕された。

【起】- ドラえもんのび太の南海大冒険のあらすじ1

ドラえもんは22世紀の未来からやってきたネコ型ロボットです。
大人になったのび太が、社会に出た後にも数多くの不運に見舞われて、その子孫にまで迷惑をかけていました。
それを迷惑に思ったのび太の孫の孫のセワシが、元凶をなんとかしようと考えて、ドラえもんをのび太のところへ派遣したのです。
ドラえもんは、のび太の部屋の机にあるタイムマシンで時代を移動してきました。ふだんはのび太の部屋の押し入れで寝起きしています。
青い色の2等身で、どら焼きが大好物のドラえもんは、のび太の家族にも受け入れられています。
お腹には四次元ポケットがあり、そこから多種多様の「ひみつ道具」を出して、のび太に降りかかる災難に対応します。
のび太は東京都に住む、小学4年生(後に5年生になる)のメガネをかけた男の子です。
勉強もスポーツも駄目で、何をさせても失敗ばかりの少年ですが、ドラえもんのひみつ道具にすぐ頼ろうとします。
それでも時々、勇気がある行動を取ることもあります。
のび太には、同級生のジャイアン、スネ夫、しずかちゃんなどの友だちがいます…。

…17世紀の海賊船の一行は、地図にある宝の場所を目指してジャングルを進んでいました。
滝の後ろにある入り口から入り、危険を冒しながらも奥へ進みます。
財宝が見つかりました。ところが宝の山を取りに行こうと水中に入ると、謎の巨大な龍が現れ、一同は波に飲み込まれます。
残ったのはジャックと呼ばれる少年だけでした。ジャックは父を目の前で失い、さらには目の前にある海賊船まで消えたことに驚きます…。

…なかよし児童図書館へ、のび太、ジャイアン、スネ夫、しずかちゃんは来ていました。みんなで夏休みのグループ研究をするつもりです。
海をテーマにした自由研究なので、みんなそれぞれ図書館の本で調べ始めますが、そんななか、のび太だけは『宝島』の物語に夢中になりました。「これがぼくの生きる道だ」と思い、本を持ってドラえもんのところへ戻ります。
ドラえもんは「それは本の中のお話」と一刀両断しますが、そこへなんと、テレビで宝島が発見されたというニュースが流れてきました。のび太はドラえもんを睨みます。
のび太の気が済むまで探せばいいと思ったドラえもんは「宝さがし地図」を渡しました。世界の地図を360枚に分けたもので、ペンタイプの針を刺すと、宝のあるところだった場合ピンポンと鳴るものです。
そうそううまくいくはずがないとドラえもんは思いますが、のび太は一発で宝のありかを探り当てました。カリブ海です。

どこでもドアで早速行こうとしたドラえもんに、のび太は「冒険気分を味わいたい」「しずかちゃんを誘いたい」と行って、待ったをかけました。
しずかちゃんを誘ったのび太は、敢えて冒険気分を味わうために目的地よりも手前に出て、宝船型モーターボートで出発します。
ムードが欲しいというのび太に、ドラえもんは「ほどほど嵐」を出しました。危険にならない程度に嵐が起こる…というものです。
船酔いしたのび太は、近くに海賊船を目撃しましたが、苦しいので一時退却しました。海賊船はドラえもんに「幻だろう」と一蹴されます。

【承】- ドラえもんのび太の南海大冒険のあらすじ2

再びカリブ海に行ったのび太は、冒険気分が欲しいのでジャイアンとスネ夫を連れて海賊に見立てますが、機械の調子が悪くなりました。
近くにあった、地図にのっていない無人島へ行き、ドラえもんは船の修理をし、その間のび太、ジャイアン、スネ夫、しずかちゃんは泳いで遊びます。
のび太がおぼれそうになった時、手に持ったロープが海賊船のものと知って驚きますが、また船が消えました。のび太は幻を見たのだろうと言われます。
その夜は野営しました。翌日から宝探しすることにします。

翌日。
船に乗ったドラえもんたちは、伝説復元機でポセイドンなどのバーチャル映像を出して楽しんでいました。
しかしそこへ緑色の巨大な化け物が現れます。
船ごと飲みこまれそうになったドラえもんたちは、必死で逃げようとした時に17世紀にタイムスリップしました。本物の海賊船がそばに現れます。
船は壊れ、流されそうになるのび太をジャイアンが助けようとしますが、手が届かずにのび太は流されました。
ドラえもんたちも海に流され、海賊船の上で目を覚まします。
海賊船はもう1つの海賊船と戦っているようでした。あまりの迫力に、映画のロケかとみんな目をみはります。
しずかちゃんを助けた少女・ベティがピンチに陥り、ジャイアンがベティを助けました。
ドラえもんたちが乗った海賊船が勝利します。

落ち着いたところで話をしようとしますが、ドラえもんのポケットがありません。流されてしまったのです。
言葉は通じないし(ちなみに海賊たちは英語を話している)、困ったと頭を抱えていたところ、海賊の部下のひとりが、流されていたドラえもんのべんり道具を回収してきました。波間にただよっていたそうです。
その中にあったほんやくコンニャクを食べて、話が通じるようになりました。道具はほかに5~6つありますが、いずれもあまり役に立ちそうにありません。
のび太のことを聞きますが、海賊船のグループは見ていないと答えます。
その時、海賊船の船長キャプテン・キッドが、ドラえもんの持っている地図を見て驚きました。キャプテン・キッドの持つ宝の地図と、ドラえもんの地図が非常に似ているのです。
キャプテン・キッドたちの仲間も、姿を消していました。ベティの父と弟・ジャックを見失っているそうです。
目的の島を見つけた一行は、そこにのび太たちが漂着している可能性を考えました。上陸は夜が明けてからにします。
ジャイアンは早く行こうと急かしますが、島の周囲に岩礁が多く、あぶないから待てと言われます。

ドラえもんたちの予想どおり、のび太はその島に漂着していました。流されておぼれた時、ピンク色のイルカが助けてくれて、近くのその島まで運んでくれたのです。

【転】- ドラえもんのび太の南海大冒険のあらすじ3

目覚めたのび太は、島にいる少年と会いますが、言葉が通じません。
言葉は分からないながら、互いに「のび太」「ジャック」と名前を名乗り、会話は成立しないものの、うまくやっていけます。
ジャックにピンクのイルカが食べ物を運んできました。ジャックはピンクのイルカを「ルフィン」と呼びます。
ジャックは島にひとりで生活していました。くだものなどを集め、りっぱに自活していて、のび太は感心します。
島の中央においしそうな果実がありました。ジャックの制止より先にのび太が取ろうとして、罠にかかって奇妙な生き物に食べられそうになります。
罠からは逃れたものの、この島はどうなっているのだろうと、のび太は不思議に思いました。
夜、となりで寝ているジャックがうなされているのを見たのび太は、ジャックも自分と同じだと思い、しっかりせねばと決意します。

翌日。海賊船の一団とドラえもんたちは島へ上陸します。
自分たちが上陸したとのび太に知らせるために、ジャイアンとスネ夫はTシャツを船のそばに立てた棒につるしました。
ドラえもんの声が聞こえたように思ったのび太は、ジャックと浜辺に行きます。
そこで海賊船を見つけますが、のび太はみんなが海賊に捕まってしまったのだと勘違いしました。
ルフィンがやってきて、のび太とジャックを背中に乗せて、移動を開始します。島の内陸に続く川のような水路を、ルフィンは進みました。

ドラえもんたちは上陸を果たしたものの、のび太が前日に見た不思議な生き物たちに襲われます。海賊船のメンバーはちりぢりになってしまいました。
ドラえもんたちはキャプテン・キッドたちと共に宝のありか近くまで行きますが、滝の裏にある入り口に入って進むうちに、ドラえもんは「なにかに似ている」と感じました。
22世紀で流行している、アドベンチャーゲームと同じだと思ったドラえもんは、この仕掛けを作った人物は未来からきた時間犯罪者だと言います。
しかしすでに遅く、宝の手前にある水流に流されたドラえもんたちは、捕まってしまいました。

同じ頃、ルフィンやのび太たちも捕まっていました。ルフィンは連れて行かれます。
地下でのび太とドラえもん、ジャックとベティは再会を果たしました。
半魚人のような人たちが、働かされています。
地下にある地底湖ではドラえもんの予想どおり、未来から来た時間犯罪者のミスター・キャッシュがいました。
キャッシュの目的は、改造生物を作ることです。島にいた不思議な生き物は、すべてキャッシュに協力する科学者、ドクター・クロンが作ったものでした。
ドラえもんたちが見た緑のオバケは海坊主、宝の手前にいた巨大な龍はリバイアサン、ほかにもたくさんの改造生物をすでに作っています。

【結】- ドラえもんのび太の南海大冒険のあらすじ4

22世紀の未来では動物を勝手に改造することは法律で禁じられていますが、17世紀ならばそういった法律がない…ということを悪用し、キャッシュは17世紀で改造生物を売りさばき、金儲けをしようとたくらんでいるのです。
お宝はダミーで、宝目当てで近づく人物を捕まえては、奴隷として働かせていました。
キャッシュはルフィンも改造し、翌日、いよいよ売り込みに行くつもりです。
ドラえもんたちは、なんとか阻止しようと考えます。

なぞの生き物にジャングルで会い、ちりぢりになった海賊船のメンバー・ゴンザレスとパンチョは、半魚人と会い、驚いて殴りました。それは半魚人ではなく、キャッシュに捕まった奴隷がそういうスーツを着ているだけでした。
ゴンザレスはスーツを着用し、みんなを助け出します。
のび太たちは、ルフィンを助ける組と、ジャックの父を助ける組に分かれて行動しました。
ルフィンは改造される一歩手前でしたが、のび太が助けます。
合流したドラえもんたちは、タイムパトロール隊を呼びたいと思いますが、バリアーが張られていて教えられません。
困ったと思っているうちにキャッシュに脱走がばれ、キャッシュは改造生物を差し向けました。

ジャイアンが桃太郎印のきびだんごだと思って改造生物のトラゾウに食べさせても、なつきません。よく見ると印が逆向きで、お尻印のきびだんごでした。
しかしトラゾウは下痢を起こしてトイレに立ち去り、結果的にはオーライでした。
さらにサイワニはジャイアンの歌に倒れます。
ドラえもんとキャッシュがリバイアサンに食べられました。あせるキャッシュに対し、機械のドラえもんは余裕です。機械なので消化されず、待っていればお腹から出られるからです。
あせったキャッシュの言葉に反応し、夢たしかめ器がリバイアサンの胃壁をつねりました。リバイアサンが痛みに身体をよじります。
それにヒントを得たドラえもんとキャッシュは、胃壁をくすぐりました。リバイアサンはドラえもんとキャッシュを吐き出します。

ルフィンを助けたのび太は、ルフィンがテレパシーでしゃべれることを知ります。
ルフィンはのび太に指示し、バリアーの解除方法を教えました。
地底湖の壁に穴があき、海水が流れ込みます。
ルフィンはイルカの仲間を呼んでおり、みんなそれに乗って海上へ脱出しました。
そこへタイムパトロール隊がやってきます。
キャッシュは逮捕されますが、ルフィンがタイムパトロール隊の一員だったと知り、のび太は驚きました。キャッシュの基地に入り込みたかったルフィンが、のび太とジャックの協力を得たお礼を言います。
改造生物も回収されましたが、リバイアサンだけ行方不明でした。伝説の生物として活動するかもしれないと言われます。
ジャックたちはお宝を手に入れました。
海賊船のメンバーと別れ、ドラえもんたちは現代に戻ります…。

みんなの感想

ライターの感想

改造生物が今回の目玉。ユニークな動物がたくさん出てきて、そこは面白かった。
…しかし。あとの部分はというと、ちょっとマンネリ気味。
宝島へ出発するまでのくだりや、冒険気分を味わいたいために船を出してのくだりなどは、ストーリーの進行はあまり面白くなかった。
2018年の映画は『ドラえもん のび太の宝島』と銘打っているが、どうやらオリジナルストーリーで、この作品のリメイクではなさそう。
児童小説『宝島』を題材にしたオリジナル作品といわれている。
冒険活劇みたいなものを期待したい。

映画の感想を投稿する

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

映画「ドラえもんのび太の南海大冒険」の商品はこちら