映画:ブラックジャック劇場版

「ブラックジャック劇場版」のネタバレあらすじと結末

ブラック・ジャック 劇場版の紹介:1996年に公開された日本のアニメ映画です。いわずと知れた「漫画の神様」手塚治虫先生原作の「ブラック・ジャック」の映画化作品です。OVAシリーズを踏まえた作品で、原作にはない映画だけのオリジナルストーリーとなります。また本作にはいくつかの特徴が見られます。たとえばサーモグラフィーによる演出の切り替えや欧米風のキャラクターデザイン、放映当時の最新の技術を盛り込んでいることなどです。

あらすじ動画

ブラックジャック劇場版の主な出演者

ブラック・ジャック(大塚明夫)、ピノコ(水谷優子)、ジョー・キャロル・ブレーン(涼風真世)、リサ・シーゲル(近藤玲子)、ブレーン会長(青森伸)

ブラックジャック劇場版のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- ブラックジャック劇場版のあらすじ1

ブラックジャック劇場版のシーン1 20世紀のアトランタオリンピックで、ありえない世界新記録が次々と誕生しました。常人をはるかに上回る能力を発揮する彼らは、超人類と呼ばれるようになります。

超人類はあらゆる分野で活躍し始めていました。奇妙なことに彼ら超人類は、突然才能が開花したのです。つまり昔から優れた能力を持っていたわけではありませんでした。

そんなある日のこと、ブラック・ジャックの元に電話がかかってきました。それはかつてブラック・ジャックが手術した少女、リサの病気が再発したという連絡だったのです。
ブラック・ジャックはリサの元に向かい、治療を開始します。しかし結局彼女は死んでしまいました。
ブラック・ジャックは申し訳ない気持ちになり、治療費は返すと遺族に約束します。
するとリサの父親が、娘が最後に描いた絵画を持っていって欲しいと頼みました。助手のピノコが勝手に絵画を受け取ります。

その後、リサの解剖で衝撃の事実が発覚しました。なんとリサの内臓は、90歳の老人とほぼ同じ状態だったのです。
この日を境に、ブラック・ジャックの留守電に「連絡をちょうだい」というメッセージが残されるようになりました。

アメリカ生まれの陸上選手ニコラスが、棒高跳びで7メートルという世界新記録を打ち立てました。会見を終えた直後、ニコラスは体調を崩し、病院に運び込まれます。

【承】- ブラックジャック劇場版のあらすじ2

ブラックジャック劇場版のシーン2 その頃、ブラック・ジャックはアメリカで手術を行っていました。その最中、謎の女性がやってきて、ブラック・ジャックの代わりに手術を終わらせます。
彼女はジョー・キャロル・ブレーンという人物で、ブラック・ジャックの留守電にメッセージを入れた張本人でした。
キャロルが勤めるセント・ジョエル研究センターには超人類が入院していました。彼らを助けるため、彼女はブラック・ジャックに協力を仰ぎに来たのです。
ブラック・ジャックは一度は断りますが、キャロルは諦めず、ピノコを誘拐しても良いのだと軽く脅しをかけます。
そのとき、ブラック・ジャックはあるエピソードを思い出しました。リサの絵画を渡された後、バイヤーがやってきたのです。
絵画バイヤーの目的はリサの絵画を買い取ることでした。実はリサは絵画の世界における超人類だったのです。
リサの死の真相を知るため、ブラック・ジャックはキャロルに協力することを決めます。

そうしてブラック・ジャックはキャロルに連れられ、セント・ジョエル研究センターに行きました。この研究センターには超人類たちが入院しており、そのうちの何人かはとっくに死んでいます。
ブラック・ジャックが研究センターに止まった日の夜、陸上選手の女子が錯乱し、壁にめがけてダッシュした結果、頭を強く打って死亡しました。

ブラック・ジャックは早速超人類の病気の原因を探し始めました。その結果、脳下垂体に原因があることを突き止めます。

【転】- ブラックジャック劇場版のあらすじ3

ブラックジャック劇場版のシーン3 ブラック・ジャックは超人類の1人、ニコラスの手術を行いたいと望みました。それを聞いたキャロルはゴーサインを出します。
実は彼女はブレーン製薬会社社長の娘で、セント・ジョエル研究センターのトップに君臨していたのです。
そうして手術を始めようとした矢先、武装集団が研究センターを選挙しました。彼らはMSJと呼ばれる戦う医師団です。その目的は人体実験等の排除にありました。
ブラック・ジャックはMSJのメンバーからとある真相を聞かされます。超人類がかかっている病気はモイラシンドロームというもので、ブレーン製薬会社の新薬エンドルフ・アーが原因でした。
この新薬エンドルフ・アーはエンドルフィンを過剰に分泌させ、人間の能力を高めるという効能を持っています。しかし病原菌が紛れ込んでおり、そのせいで超人類は病気を発祥していました。
すべての発端は砂漠地帯で行方不明になった男マイケルにあります。行方不明になってから2週間後に見つかったマイケルは、どういうわけか無配のレーサーに変貌を遂げていました。
調査の結果、砂漠地帯に生息する微生物がエンドルフィンを過剰分泌させていたことが分かります。それを元にブレーン製薬は新薬を開発し、患者たちに人体実験として投与していました。
その人体実験を主導していたのがキャロルだったのです。彼女の目的は超人類を救うことではなく、完全な新薬を開発することにありました。

一方のキャロルはMSJの魔の手から逃げ出していました。
事情を聞いたブラック・ジャックはニコラスの手術をします。しかしニコラスは超人的な力を失ったことに発狂し、ベッドに頭を打ち付けて死亡しました。

【結】- ブラックジャック劇場版のあらすじ4

ブラックジャック劇場版のシーン2 その後、ブラック・ジャックはキャロルと会い、話し合いをします。そこでブラック・ジャックは自分が手術したリサこそが、キャロルの最初の人体実験の被験者だと知りました。
キャロルはリサが自分の幼いころに似ていたと感じ、新薬を投与したのです。
非人道的なやり方に怒るブラック・ジャックでしたが、キャロルから「今飲んでいるワインにエンドルフ・アーの原液が混ぜてある」と言われ、驚愕します。
キャロルはピノコを人質に取り、ブラック・ジャックに向かって研究を続けろと脅します。

ピノコと自分の命を人質に取られたブラック・ジャックは、MSJの力を借りて、砂漠地帯に向かいました。
そこに新薬の工場もあったのです。ブラック・ジャックは病原菌の正体が、フルジウムの花粉だと突き止めました。
ピノコと共に工場に潜伏していたキャロルの症状が悪化します。ブラック・ジャックはキャロルを治療しますが、彼女はもう先が長くないことを悟っていました。

すると突然キャロルが撃たれました。モイラシンドロームの件がマスコミに漏れたため、ブレーン会長が証拠を隠滅するため、刺客を使ってキャロルを消そうとしたのです。
キャロルは過去を語り始めました。そもそもキャロルは選りすぐりの精子と卵子の人工授精から生まれた子供の1人で、その頭脳を認められ、ブレーン会長の養女に選ばれたのです。
苛酷な環境下で生きてきた彼女は次第に心を閉ざしていきました。「ずっと寒かった」と口にし、キャロルは息を引き取ります。
ブラック・ジャックもついに発症し、意識を失いました。

ブラック・ジャックはふと目が覚めます。彼は裁くの民に助けられたのです。砂漠の民はフルジウムの花粉の抗体を持っており、その秘薬を飲まされたからこそ、ブラック・ジャックは助かったのでした。
ついにモイラシンドロームの治療法を見つけたブラック・ジャックは抗体を持ち帰り、超人類たちに飲ませます。その結果、超人類は救われました。
すべてを終えたブラック・ジャックはピノコと共に日常へ戻っていきます。

みんなの感想

ライターの感想

キャロルのやっていたことは許されるものではありませんが、彼女の最期は物悲しく、どこか同情的になってしまいます。最初から最後まで悲しい話でした。

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